忘れないと誓ったぼくがいた

忘れないと誓ったぼくがいた

572円 (税込)

2pt

大好きなのに、いつまでも一緒にいたいと思ったのに、ぼくの心を一瞬で奪った君は〈消えてしまった〉。君の存在を証明するのはたった数分のビデオテープだけ。それが無ければ、君の顔さえ思い出せない。世界中の人が忘れても、ぼくだけは忘れないと誓ったのに――。避けられない運命に向かって必死にもがくふたり。日本ファンタジーノベル大賞受賞作家による、切ない恋の物語。

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忘れないと誓ったぼくがいた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年05月03日

    映画を見て、原作も読んでみたいと思って購入しました。
    原作の方が描写が丁寧で、文章から情景がより浮かびますが、映画も決して悪くなかったです。
    演技という点ではいたらない部分もあったでしょうが、早見あかりさんのみずみずしい存在感は想像していた以上で、消えていくあずさの存在に大きなコントラストをつけたと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月13日

    終盤まで読んで切ない話だなーと思いながら読んでいたら、最後でいいきなり涙腺破壊。一言で言えば、やられました。
    基本的に恋愛もの好きじゃないんだけど、騙されて貸されて読んでみたら面白くて一気読み。
    消えていくファンタジーなんて今どきありきたりだと思ったのにな…
    妄想の中で展開される「あずさ」にいつの間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月27日

    久しぶりに読んだ恋愛小説はかなり麻薬的要素のあるものだった。この本は単なる高校生の恋の葛藤や青春を綴ったものではない。記憶という不確かな情報。それを忘れまいと試行錯誤し行動する主人公。
    忘れないと誓うことは誰にとっても特別なことではないだろう。しかし私たちは忘れないためにこれほど記憶と真摯に向き合う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月27日

    ・・・予想外。久々に号泣しながら読みました。

    泣ける、と言われる恋愛小説は世の中にたくさんあるけど、
    結局、そこに描かれた何かが、それぞれの胸の奥にあるものに共鳴して触れた時、人は心を揺さぶられるのでしょう。

    そしてこの作品には私の「それ」がありました。

    どうにもならなくて、どうにかしたくて、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    彼女が「消えていく」それも死ではなく、フェイドアウト。
    そして、人々の記憶からも消えている。
    僕は忘れない!と誓った。
    彼女がフェイドアウトしたときに僕の手元に残ったのは、忘れまいと必死綴ったノートとビデオ。

    現実にはないことだけれど、とにかく切なくて涙がでた。
    ハッピーエンドを期待したけれど、原...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年11月23日

    誰からも忘れられてしまう少女。その少女に恋しながらも脳から抜け落ちるように彼女に関する記憶が削除されていく。絶対に忘れないと抱きしめたはずなのにその瞬間に彼女はいない。次第に追い詰められていく彼は彼女が消えてしまう事を防ごうと足掻き苦しむのだが・・・。

    自分をいくら覚えて貰っても、次会った時にはす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月09日

    私にとって今まで読んだことのない話でした。現実ではあり得ないけど、ふわふわ、透明感のある作品でした。主人公やあずさの心の動き、切なさが印象的。主人公のラストの選択もとても好きです。

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    Posted by ブクログ 2012年09月22日

    タイトルに惹かれて読もうと思ったんですが、タイトル通り…せつない話です。

    高校最後の夏休みに出会った二人。
    出会った日に一目惚れをし、再会から恋が動き始める。


    …これだけなら普通の恋愛小説ですよね。

    普通じゃないこと、、


    彼女が<消えてしまう>運命にあること。


    <消える>...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年03月08日

    泣けた。
    僕なら、タカシと同じ状況にあったら、ノートを見ても信じられないと思う。
    昔書いてみた小説のノートかな?とか思う。
    それで、「我ながら上手いじゃん!」とか思う。
    でも、映像もあるんだよね。
    それは、どう説明つけるかな・・・。

    ところで、
    もし、消えていく人に子供を産ませたら、その子供はどう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    主人公の初恋の相手・織部あずさは何の脈絡もなく、突如として姿を消す特異体質とも言えるような性質を持っていた。彼女の意思に反して消えてしまい、周りの記憶からも存在自体が抹消されてしまう。あらゆる記憶媒体に残すなどして、なんとか彼女をこの世に留めようと運命に抗う。

    ———

    どうやら平山瑞穂という作家...続きを読む

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