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三十歳を前に、このままでいいのだろうか――。仕事に不満があるわけではないが、漫然と毎日を過ごす真帆。職場を見渡せば、“いい大人”なのに、自称・できる美人や勘違いモテ男、BL好きの人妻といった、言動が伴わない子どもな人ばかり。そんな彼らをやり玉に挙げて楽しむ同僚に、抵抗を感じながらも同調してしまう自分。真帆の胸の奥に生まれた小さな疑問はやがて……。
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Posted by ブクログ
精神年齢の成長が止まり、実年齢との乖離がひどくなっていくことを実感している自分だからこそ、痛い目で見られている登場人物たちをあまり痛く思えなかった 自分も噂されているのかも…と自意識過剰になってしまいそう 噂話のひどさと本人たちの自意識過剰加減がなんだかリアルに感じてしまった
女性のランチでの悪口大会の描写から始まる。社内のイタイ人達を吊し上げる彼女たちは本当に楽しそう。副題通りのまさに「黒いランチ」。 標的は 「仕事が出来る女を演出し、横文字を使いまくり、流行りを追求しつつ、美人オーラですべてをごまかす底の浅い意識高い系女性」 「いい年してすっぴん、幼い系を意識した言動...続きを読むでぐずぐずぶりっこを演出し、守ってあげたい系だと自認するパッとしない女性」 「さほど見た目も良くないのに、女の子と2人でカラオケに行ったり食事に行く事でモテていると勘違いしている男」 途中にランチでの黒い笑いの描写を挟みながらこの3人の会社での様子、プライベートでの様子が描かれる。大人になりきれずに、実体の無い場当たり的な居場所だけを求めてしまう彼ら3人は、第三者的にみれば滑稽で浮薄な人々なのだけれども、結構笑えない人もいるのではないかと思います。僕自身はあまりもてないので若い頃に2人でカラオケとか飲みに行ったりしたらそれだけで好きになっちゃったと思うし。 守って欲しい系の人もきっと沢山いるし、意識高い系のマクロビカフェとかに通いつめて「なんとか女子」なんてものに踊らされる人も沢山いるでしょうからね。 なかなか興味深く読みましたが、悪意のある人々が沢山出て来る本が苦手なので少し辛かった。どろどろ系が好きな人にはたまらないかも。
舞台はフツーの会社。 主人公達はフツーの大人達。 どこにでもありそうで、でもなさそうで。 ハッピーエンドでもバッドエンドでもなくて。 でもなんとなく後味は悪くて。 そんなお話。 自分が何をしても何もしなくても、常に自分を批判する人はいる。自分が自分だと思っている自分は、周りから見られてる自分とは違う...続きを読む姿。 だからなんだとか教訓めいたことになるんじゃなくて、ただそうなんだなあってしみじみと感じた本でした。
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平山瑞穂
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