講談社文庫の検索結果

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  • モスクワ特急

    モスクワ特急

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ウイーンからモスクワに向かう特急ショパン号のコンパートで、日本人画学生・笠原は奇怪なドイツ人と出会った。そしてポーランドからは大学教授の秋枝父娘が乗りこむ。いろんな思惑を抱き西側の人間が共産圏へ旅をするのだ。やがて秋枝の秘匿するマイクロフィルムをめぐり、事態は急変する! 世界の10都市を舞台にした会心のスパイ小説集。
  • 緑に匂う花

    緑に匂う花

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    初夏の日曜日、蕗子は自転車に乗って、兄の家を次々と訪問していく。父はとうに停年で、嘱託期間もあとわずか。その後の生活についても、相談しなければならない。しかも相談相手の兄夫婦は、不安定な生活だ。そんな折、蕗子の家に青年技師が下宿することになり、彼女は胸をはずませる。22歳、蕗子は適齢期であった……。微妙にゆれうごく乙女心を爽やかに描く明朗青春小説。
  • 日蝕の檻(上)

    日蝕の檻

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    東洋映画の若手プロデューサー・加瀬は、映画「日蝕の森」の製作に情熱を燃やしている。ところがその矢先、彼の眼前で主演女優の横井美奈がビルから墜死し、にわかに前途に暗雲が立ちこめた。しかも、何者かが加瀬を監視しているような気配も……。現在の事件からさかのぼり、戦後映画史の暗黒部を描く、野心的推理長篇。
  • 小説・江戸歌舞伎秘話

    小説・江戸歌舞伎秘話

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「車引」の場で梅王丸・松王丸・桜丸の3兄弟は、赤の襦袢を着る恒例になっているが、五代目団十郎はあるとき白襦袢を着用してアッといわせた。団十郎に新趣向を思いつかせるには、陰にどんな事情があったか(「座頭の襦袢」)はじめ、歌舞伎研究で高名な著者が、江戸歌舞伎に題材を得てミステリ趣向をこらした14編からなる異色連作小説。
  • 奥様多忙

    奥様多忙

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    いいなずけを嫌って家出して、東京の義兄の家に転がり込んだ現代娘・悠子さんの周辺に起こる、波瀾の数々。オフィス・ラブの誘惑に揺らぐサラリーマンたち、亭主の横暴に業を煮やした夫人たちの主婦連盟の結成など、いつに変わらぬサラリーマン家庭の悲喜劇を、見事に描く。恋あり涙ありの傑作ユーモア長編。
  • ピーター・パン

    ピーター・パン

    小説・文芸
    4.5
    1巻660円 (税込)
    星のきれいな夜、妖精の粉をふりかけられて、ウェンディと二人の弟は、ピーターを先頭に窓から飛びだしました。行く先は、夢と冒険の島・ネバーランドです。そこには、ご存じ海賊フックが待ちうけています……。だれでも愛さずにはいられない、永遠に大人にならない少年=ピーター・パンを描いた、イギリスの名作童話。高杉一郎の名訳でお届けします!
  • 転覆 ―海運・大型乗っ取り事件―

    転覆 ―海運・大型乗っ取り事件―

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ニクソン・ショックによる混乱と不安が、経済界を震撼させていたその年の秋、エースラインの株価が突然と火をふき、緊急役員会の席上、社長が心臓発作で急死した――三光汽船(当時河本敏夫社長)によるジャパンラインの株買占め事件の真相をモデルに、海運再編の密謀と、企業人たる男たちの凄まじい闘いを描いた、著者渾身の傑作長編
  • 従軍慰安婦

    従軍慰安婦

    旧軍関係者は、自分たちが従軍慰安婦なる兵隊性欲処理機関をともなって戦場へおもむいていたことを、戦中も戦後も秘密にしてきた。理由は、神聖なる天皇の軍隊の名誉にキズがつく、軍が国家予算で売春宿を経営していたことを一般国民に知られたくない、女性の大半は朝鮮半島から強制動員したがそのことを秘匿しておきたい、などであった。今なお議論され検証が続く日本軍の闇の真実をさぐる、歴史的で野心的なノンフィクション!
  • ハイカラ右京探偵全集
    値引きあり

    ハイカラ右京探偵全集

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    山高帽に針のような口髭、鹿革の手袋に細身の杖、フランス好みの洋服に身を包み、突如登場する怪紳士は、元国際スパイと噂も高い外務省嘱託で、探偵・右京慎策。変幻自在の行動と推理で、警視庁随一の腕利き吾来警部を相手に、時には挑発、時には助力、文明開化が惹き起こす難事件を次々に解く。単行本未収録2編を加えた〈ハイカラ右京シリーズ〉決定版!
  • お伽噺殺人事件

    お伽噺殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    たぬきに天誅! とは、不動産会社の社長邸放火犯が残した貼り紙。そして、仮住まいのテントに浴びせられた汚物……。それが、かちかち山をなぞる手口とわかったとき、事件は恐怖の「泥舟殺人」予告へと変貌した――。日本のお伽噺を現代の寓話におきかえ、残酷で華麗な、7つのトリックの宇宙を創世した、鬼才独創、話題の異色推理連作集。
  • アバターの島

    アバターの島

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    青春の光と影を鮮烈に描く、長編ロマン。ニューヨークでジャズ・ギタリストへの道を歩んでいた俊夫を見舞った不幸なアクシデント。水色の瞳と北欧系のシルバー・ブロンドの髪を持つ娘・モイラとの出会いと愛の日々。競走馬アバター号との関わりから始まった、一人の日本青年の失意と、再起の軌跡をたどる意欲作。
  • 満鉄特急あじあ物語

    満鉄特急あじあ物語

    ビジネス・実用
    -
    1巻660円 (税込)
    昭和9年11月1日午前9時、「あじあ」第一号列車が、大連駅から新京に向けて出発した。展望一等車、食堂車など6輌の豪華客車を牽引する、2C1流線形過熱テンダ機関車パシナ形。時速120キロ、動輪径2メートル。満鉄が世界に誇る超高速列車であった……。世界一の栄光の蒸気機関車の、誕生から最期まで、栄光と悲劇を描く。
  • 商戦

    商戦

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    東京大井、横浜本牧、そして神戸ポートアイランド。外貿港に建造進む巨大コンテナ埠頭を横目に、それにともなう荷役機器の利権独占をはかる、2つの商社の壮烈な肉弾戦と、友情さえも犠牲にする非情の論理と商魂で、コンテナ商戦を勝ち抜いた、エリート商社マンをモデルに、日本株式会社の先兵たちの栄光と転落を描いた、長篇企業情報小説。
  • 見事な娘

    見事な娘

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    お転婆で男勝りの桐子は、ミス丸の内と呼ばれるOLである。溌剌としているけれども、悩みがないわけではない。結婚後に家出をした兄、事業に失敗した父のことで、心は曇る。それでも不幸な恋愛で傷手を受けた同僚には、献身的な助力を惜しまない。青春の哀歓を見事に生きる、OLの典型を描いた傑作長篇。
  • メインバンク

    メインバンク

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    銀行による企業の安楽死は、許されるべきか? 倒産寸前の大手総合商社解体を断行するため、主力銀行は旧経営者をしりぞけ、出向役員を送りこんだ。会社が銀行管理から解体に追い込まれたら、あなたはどうする? 銀行側から描く地獄図! 巨大化した現代経済社会の中で苦悩するミドルの姿を中心に、「安宅産業を解体した住友銀行は果して悪だったか?」(あとがき)のテーマに迫る、企業情報小説の傑作。
  • 愛と人生

    愛と人生

    小説・文芸
    3.3
    1巻660円 (税込)
    「男はつらいよ」シリーズの子役だった「私」が27年の歳月を経て、当時の話を伊豆の温泉宿で「美保純」とする。「非常に面白い戦略」─中条省平氏、「ご褒美のような幸福感のラスト」─長野まゆみ氏「大衆的な紋切り型を文学的技法として使った懐かしい雰囲気」─沼野光義氏、など絶賛され山田洋次監督も共感した、独創的"寅さん小説"。表題作の他、「かまち」「泥棒」の3作を収録。野間文芸新人賞受賞作。
  • 風、凪んでまた吹いて

    風、凪んでまた吹いて

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    短気で頑固、ユニークな絵描きのおやじに振り回される、なんともおかしい江戸っ子一家の日常、戦争や映画仲間など、風に吹かれる人々の姿を巧まぬユーモアで活写する。おやじの凧、石坂先生と僕の偽青春、佐田啓二の帽子、可愛い恩人・高峰秀子さんのこと、34歳で演じた「青い山脈」……軽妙にして温か、エスプリに満ちた面白交遊エッセイ。思わず吹き出す60編が、ほのぼのと懐かしい世界へ誘う。
  • 卑劣な耳(上)

    卑劣な耳

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    電話のべルが再び鳴った。「新聞の投書を読んだよ。ずいぶん偉そうなことを言ってるじゃないか」と見知らぬ男は言った。私は投書なんかしていない! なのに投書欄には私の名前が……。いったい、誰の仕業なのか? 平凡な一人暮らしのOL冴子を襲う不気味な電話、その正体を追う。ミステリーの名匠が、実際にあった盗聴事件を基に描く、迫真の長編サスペンス!
  • 箱根高原殺人事件

    箱根高原殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    観光会社に勤務する大伴良雄は、婚約者の津田亜妃子と箱根高原へ旅行に出かけた。だが、何者かにより殺されてしまう。残された彼の日記から派手な女性関係を知り、亜妃子はショックを受ける。それにもめげず、日記の女性たちの行方を探り、事件の謎を追っていく。だが、彼女に魔の手が忍び寄る……。長編推理小説。
  • 波まくらいくたびぞ 悲劇の提督・南雲忠一中将

    波まくらいくたびぞ 悲劇の提督・南雲忠一中将

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    機動部隊司令官として南雲忠一が戦果を挙げた真珠湾攻撃でも、長官・山本五十六を高名にしたものの、南雲への評価は低かった。そして、近代海戦の始まりといわれるミッドウェーでは、南雲に敗戦の責めが負わされる。だが、ここでも英雄は、墜死した山本五十六であった。南雲に対する偏見を正すべく、真実凝視を意図した、著者の一大労作。
  • 匂う肌 佐野 洋 推理傑作選

    匂う肌 佐野 洋 推理傑作選

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    友人を羽田空港に見送っての帰りに会った、正体不明の女との一夜の奇妙な体験を、SF的手法で描いた表題作「匂う肌」ほか8編を収録。各編、緻密な構成と破綻を見せぬ鉄壁のプロットから成り、作者の周到な計算は、知的娯楽としての推理小説の味わいを満喫させる。佐野洋の多彩かつ華麗な創作活動を示す好短編群。
  • ファウスト殺人事件

    ファウスト殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    死体の傍にあったゲーテの詩は、犯人を告発するダイイング・メッセージなのか? タロット占いをしていた二階堂日美子は、彼女自身が死者になって驚く。身辺に何か不吉な犯罪を予感したとたん、今度は親友・門田京子が自宅密室で殺されたとの報せが……。ゲーテの詩「ファウスト」が事件の鍵をにぎる、本格長編ミステリー。タロット占いの名手、名探偵・日美子に推理が冴える!
  • 崩れる 佐野 洋 推理傑作選

    崩れる 佐野 洋 推理傑作選

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「読者にアッと言わせるために推理小説を書く」という著者のことばを裏切らない、傑作短編ミステリーの新たな一冊。こけおどしのおもちゃのモデル・ガンが火を吹いて、大の男が一人死ぬ。はたして偶発事故か否か――無罪を言い渡された女の心の襞のゆるみから、意外な真実が……! という表題作のほかに8編を収録。
  • 青い記憶

    青い記憶

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    刑事を息子に持つ未亡人が遭遇した、奇妙な事件の意外な結末(「通話記録」)。LSDを試した女が、不気味な絵を描き残して死んだ。錯綜する自他殺論議の末のどんでん返し(「赤い蝶・青い猫」)。日常的犯罪の謎を、透徹した現実観察者の目で鮮やかに解く、短編ミステリーの傑作11編。
  • 親しめぬ肌 佐野 洋 推理傑作選

    親しめぬ肌 佐野 洋 推理傑作選

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    新婚旅行中の花嫁が「私は愛されない妻です」という遺書を残し、北海道・登別温泉の地獄谷へ身を投げた。新郎の女関係を匂わせた抗議の自殺なのか? 新郎はその事実を強く否定し、愛人に擬せられた女性も潔白を主張する。そして事件は意外な経過をたどり、巧妙に仕組まれた計画は功を奏したかに見えたが、意外な陥し穴が待っていた。表題作ほか10編収録の傑作群。
  • 巨人機が消えた

    巨人機が消えた

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    東洋国際航空の桐山琢磨機長は、箱根のホテルで静養中、何者かに襲われた。だが、瀕死の重傷を負った彼自身が、「…ジャンボが…消えた…」と謎の言葉を残し、姿を消してしまった。その後、副操縦士、フライト・エンジニアと関係者が次々に殺される。機長の娘と婚約者が事件の解明に動く! 航空ミステリーの代表作。
  • 戦国物語 信長と家康

    戦国物語 信長と家康

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    山本周五郎は、二人の天下人をいかに見つめていたのか? 多くの時代小説を書き残しながら、その作風から、決して戦国武将を正面から描くことをしなかった周五郎。本書に収録された八篇――「信長編」四篇と「家康編」の四篇――それぞれに仕えた家臣達の物語を通し、その背景立ちのぼる天下人の姿とは!?
  • 幻想短編集

    幻想短編集

    届けられなかった思いを載せた手紙が届く登天郵便局と、幽霊専門の案件を扱うたそがれ探偵社を舞台に、この世とあの世の間に漂う六つの謎を解く、シリーズ初の短編集。謎の向こうに見えてくるのは、切ない過去か、くすぶる怨念か。ちょっぴり怖くてのちほっこり。今を大切にしたくなる温かな物語。<文庫書下ろし>
  • 異類婚姻譚

    異類婚姻譚

    小説・文芸
    3.5
    1巻660円 (税込)
    子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作が第154回芥川賞受賞! 自由奔放な想像力で日常を異化する傑作短編集。
  • 山田長政の密書

    山田長政の密書

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    逃亡者として朱印船に乗り込み、日本からシャム(タイ)に渡った山田長政は、ソンタム王の信頼を得て、ついには貴族待遇の親衛隊長にまで昇りつめる。だが、シャムを交易基地にと狙う西欧列強国の謀略戦により、長政の運命も狂い始めた。そして、謎に包まれて死んでしまう! 快男児の生涯と謎に迫る、歴史推理長編。
  • 見知らぬ橋(上)

    見知らぬ橋

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    かつて信州の山中で会い、忘れ得ぬ人だった並河と流氷の網走での再会……。全生涯をかけて激しく燃えた京都の夜。妻子ある男との愛に生きる能面師・魚住名緒子が求めた永遠の慕情とは……。サンフランシスコ、アラスカへひろがる愛の行方に待ち受けているのものは……。恋人たちが最後にたどり着くメンデンホール氷河は愛の聖地なのだろうか。壮大なスケールで描く自然描写を織りこんだ本格長編ロマン。〈上下 全二巻〉
  • 黄金流砂

    黄金流砂

    小説・文芸
    3.5
    1巻660円 (税込)
    義経は、平泉で討たれたのではない。頼朝の追捕の手を逃れ、ひそかに北へと脱出していた……。高名な歴史学者が盛岡のホテルで殺され、事件の鍵は意外や、義経北行説にからむ謎の古文書に! 駆け出し記者・法願総一郎の行く手を、解読不能の古代和文字がはばむ。暗号推理の興奮も満喫させる、江戸川乱歩賞受賞作。名作ミステリー長編。
  • 目白三平随筆・愛しき遺髪よ

    目白三平随筆

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    妻の臨終に間に合わなかった私は、病室でひとり遺体に向かい、連れ添った36年の礼と詫びを言ううち、ふと遺髪を思いつく。頭髪? いや、夫婦ならもっと秘めやかで適切な部分がある。実行した結果、周囲の追及や批判をうけたが、これぞ大人の純愛物語なのだ! サラリーマン小説で一世を風靡した著者の、軽妙洒脱な成人むけ好エッセイ。
  • 星の上の殺人

    星の上の殺人

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ある星に、被害者・犯人・目撃者・警官・探偵・新聞記者と、役割の定まった男女たちがいた。被害者は犯人に襲われるのを覚悟し、犯人は襲う機会を狙っていた。ところが、犯人の知らぬうちに、被害者が死んでしまったので、大混乱! なぜ筋書が変ったのか? ショートショートに短中編と、推理作家としての多彩ぶりを示す傑作集。
  • チェンマイの首

    チェンマイの首

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    堂田将司は、米上院議員マッキャノン二世の主宰する秘密情報機関の日本拠点員である。東京・赤坂の路上で焼殺事件に遭遇した彼は、首なし死体の謎を追ってタイへ飛ぶ。灼熱のタイ王国を巻き込む、前代未聞の大陰謀とは? アジアの動乱と変革を鋭くえぐる、国際情報小説・第1弾。木枯し紋次郎から国際派俳優へ進み、今もテレビで活躍中の良識派知識人が描いた、本格ハードボイルド作品。
  • OVER DRIVE

    OVER DRIVE

    小説・文芸
    3.5
    1巻660円 (税込)
    生真面目で寡黙だが、確かな技術で信頼されているメカニックの兄・檜山篤洋と、世界ラリー選手権へのステップアップを目指している天才的ドライバーの弟・檜山直純。篤洋のアドバイスを無視して無謀で危険なレースをする直純はレースの度に篤洋と衝突を繰り返す。ある日、直純の新しいマネジメント担当として、遠藤ひかるがやってくる。彼女を待ち受けていたのは檜山兄弟の確執に秘められた過去、チーム全体を巻き込む試練だった。
  • 50回目のファーストキス

    50回目のファーストキス

    小説・文芸
    3.3
    1巻660円 (税込)
    天文学を志す弓削大輔は、ある朝カフェで美しい瑠依に心を奪われる。毎日カフェに通い気を引こうとするが、どうも瑠依の様子がおかしい。なぜなら瑠依は事故で脳に障害を抱え、眠ると前日の記憶をすべて忘れてしまうのだった――明日あなたを覚えていない相手を、愛せますか? 運命の恋を描いた大人のラブストーリー。
  • 妖怪変化殺人事件

    妖怪変化殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    傍若無人・神出鬼没のあの大貫警部が殺人犯を追って勇猛果敢、遊園地の〈怪奇の館〉に突入。不気味な闇に待ちうけるのは吸血鬼・ミイラ男にゴーゴン、そして狼男――。けれどもこんな怪物たちよりもっと恐ろしい生きものが、この世にはいたのである。表題作を含め四編収録の大人気・大貫警部シリーズ・第八弾。
  • もう一度、お父さんと呼んでくれ。

    もう一度、お父さんと呼んでくれ。

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    男手ひとつで、心を込めて娘を育ててきたはずだった。そこに突然届いた「お父さん検定」。合格しなければ親権を奪われる。差出人は亡き妻の母だ。健康か。家事はできるか。娘の気持ちをわかっているか。数々の審査項目に細野一郎は七転八倒。「そうだ、夏休みに旅行に行かないか?」「私、留学したいんだ」「今なんて言った?」期間は二ヵ月、娘に相応しい父への道のりは遠い。『ボク妻』著者が描く、一風変わった家族の物語。
  • 夢魔去りぬ

    夢魔去りぬ

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    三十余年ぶりに生育の町を訪れた"私"が、その地で見たものは、一瞬の夢幻だったのか――。昏い過去との再会と訣別を、格調高い筆致で描く鮮烈なる表題作ほか、北町貫多の同居女性に対する改悛の情とその後を語る「畜生の反省」など、無頼の私小説作家の名調子が冴える、六篇の短編集。(『痴者の食卓を改題』)私小説作家の新境地。苛烈なる"生"の小説集。
  • 風の色

    風の色

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    人はなぜ生き、そして愛するのか。流氷の北海道・知床と東京。そこで生きる二組の男女。二つの世界が交錯し、結ばれる愛の先には……。映画「猟奇的な彼女」のクァク監督と気鋭の小説家・出版プロデューサー鬼塚忠がタッグを組組み、人間の存在の本質を、ミステリータッチで描き出した最高のラブストーリー。2016年映画公開「風の色」原作小説。2018年1月、映画「風の色」日本公開決定!
  • 愛の夢とか

    愛の夢とか

    小説・文芸
    3.9
    1巻660円 (税込)
    あのとき、ふたりが世界のすべてになった――。ピアノの音に誘われて始まった女どうしの交流を描く表題作「愛の夢とか」。別れた恋人との約束の植物園に向かう「日曜日はどこへ」他、なにげない日常の中でささやかな光を放つ瞬間を美しい言葉で綴る。谷崎潤一郎賞受賞作。収録作:アイスクリーム熱/愛の夢とか/いちご畑が永遠につづいてゆくのだから/日曜日はどこへ/三月の毛糸/お花畑自身/十三月怪談
  • 隠された牙 森林保護官 樋口孝也の事件簿

    隠された牙 森林保護官 樋口孝也の事件簿

    小説・文芸
    4.5
    1巻660円 (税込)
    北海道森林事務局日高支所に勤務する二人の森林保護官。元自衛官で愛想はないが頼れる男・山崎とその部下・樋口孝也。二人は森林事務所に日々持ち込まれる事件と対峙する。林道計画の撤回を求め運動を続ける孤独な男、頻発するエゾシカと車の接触事故、サラブレットの怪死事件……。大自然のほとりに生きる人びとの姿を活写する、ネイチャー・アクション・ノヴェルの誕生。
  • こぼれ落ちて季節は

    こぼれ落ちて季節は

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    田舎から上京した愛は、大学のフリーペーパーサークルの先輩・新野に恋をしている。キスもしたしセックスもした。でも彼は愛を好きなのだろうか。一方、那美香も同級生の新野のことが気になっている。二人の思いがたどり着く先は……。アルバイト先の後輩・あさひに思いを寄せる長谷岡と彼に片思いをしている小埜。ろくでもない男との運命を占うあさひと彼女のことを疎んでいる妹のゆき。繊細に揺れ動く感情を描いた連作短編集。
  • 妻が椎茸だったころ

    妻が椎茸だったころ

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    亡き妻の残したレシピをもとに、椎茸と格闘する泰平は、料理教室に通うことにした。不在という存在をユーラモスに綴る表題作のほか、叔母の家に突如あらわれ、家族のように振る舞う男が語る「ハクビシンを飼う」など。日常の片隅に起こる「ちょっと怖くて、愛おしい」五つの偏愛短編集。<泉鏡花賞受賞作>
  • 新装版 寂庵説法

    新装版 寂庵説法

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    愛する人に愛されない、大切な人との別れがつらい、孤独や老いとどうつき合っていけばいい?―ー人生のさまざまな悩みや苦しみに寂聴さんがやさしく寄り添って答えてくれる"読む法話集"。愛、幸福、怒り、無常、命、死などについて、自身の人生を振り返りながら、仏教の教えとともにわかりやすく説く。読むだけで心がスッと軽くなり明日への元気が湧いてくる大ロングセラー。文字が大きく読みやすくなった新装版。
  • 君の夢 僕の思考 You will dream while I think

    君の夢 僕の思考 You will dream while I think

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    「孤独という自由を、人は恐れ、その価値を評価しないよう、真の意志の存在を忘れるよう、人は努力する」(『恋恋蓮歩の演習』より)。磨き抜かれた思考と、作品に込められた想いが凝縮した、著者自身によるフォトエッセィ。折にふれて取り出し、噛みしめたい言葉たち。『議論の余地しかない』へ続く第1集。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • マザー・テレサ あふれる愛

    マザー・テレサ あふれる愛

    「貧しい人にふれる時、わたしたちは、実際にキリストのお身体にふれているのです。」カルカッタのスラムの、貧しい人のなかのさらにもっとも貧しい人のためにつかえると誓願して36年――。ノーベル平和賞に輝く20世紀の聖女の素顔と活動を、密着取材による写真と文とで、あますところなく伝える。
  • ルドルフともだちひとりだち

    ルドルフともだちひとりだち

    小説・文芸
    5.0
    1巻660円 (税込)
    小さな黒ねこルドルフの成長を描く不朽の名作児童文学シリーズの第2巻。30年近くにわたって、累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。2016年8月には、超大型フル3DCGアニメーション映画としして公開も決定。その深い人生哲学とユーモアは、大人が読んでも十分に楽しめるものです。「なつかしい!」という人も、再読してみると新しい発見があるかもしれません。
  • 1973年のピンボール

    1973年のピンボール

    小説・文芸
    4.1
    1巻660円 (税込)
    「電灯のスイッチを切って扉を後ろ手に閉めるまでの長い時間、僕は後ろを振り向かなかった。一度も振り向かなかった」東京で友人と小さな翻訳事務所を経営する〈僕〉と、大学をやめ故郷の街で長い時間を過ごす〈鼠〉。二人は痛みを抱えながらも、それぞれの儀式で青春に別れを告げる。『風の歌を聴け』から3年後、ひとつの季節の終焉と始まりの予感。「初期三部作」第二作。
  • そして彼が死んだ

    そして彼が死んだ

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    小川の自動車修理工場に大破したポルシェを持ち込んだのは、お喋りでどこか憎めない男、矢部だった。新車同然に直してやった。その腕が見込まれた。闇ルートに事故車を流すブローカーたちが執拗に絡んできた。脅迫じみた仕事を拒む小川。相棒となった矢部が巻き込まれた。逃げ場はない。小川も死地に赴く。
  • 人生ベストテン

    人生ベストテン

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    40歳を目前にして、人生のイベントベストテンを自虐的に並べてみれば、我が身には25年間、なにも起きてはいないのだ。年相応の達成感も充実感もない日々に愕然としながら、私は岸田有作に会いに行く。13歳の夏に恋をした相手に――どこにでもある出会いが生み出す、おかしくいとしいドラマ、全6篇。
  • 新装版 奇妙な昼さがり

    新装版 奇妙な昼さがり

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    微妙に心地よい脳をくすぐる32編 傑作ショートショート集!郁子が頼まれたアルバイトの内容は、別人になりすまして横浜元町へ行きワンピースを一着買い求め、さらに店で小物入れを忘れて帰ることだった……(「奇妙なアルバイト」より)。せわしないけどありきたりの日常を、いつしか得体のしれない影が蝕んでいく。
  • 四つ目屋繁盛記 美人と張形

    四つ目屋繁盛記 美人と張形

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    鼈甲の張形や秘薬などを扱って江戸で知らぬ者なしの四つ目屋は、奥の向きからも御用を給わる老舗。信用を大事に、誇りを持って商いに精を出す店は客を気遣って昼でも暗く、さまざまな思いを抱えた男女が暖簾をくぐる――。『女薫の旅』の著者が新たに放つ、人情味あふれる艶やか時代小説。〈文庫オリジナル〉
  • 最後のフライト ジャンボ機JA8162号機の場合

    最後のフライト ジャンボ機JA8162号機の場合

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    名パイロット、引退の日。37年間空を飛び続けてきた男は最後のフライトで、父に憧れ同じ職に就いた息子を副操縦士に指名。最初で最後の父子同乗フライトに臨む。無事に終わってさえくれればとの願い空しく、NYを離陸後、最悪のトラブルが発生し……。元航空機関士が自らの経験を元に描いた処女小説。
  • 春情蛸の足

    春情蛸の足

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    「熱、つつ、つ」。偶然たどりついた店で出会った、いとしのお好み焼き。初恋の相手に連れて行かれた理想のおでん。彼女の食べる姿に惚れたきつねうどんにたこやき。妻が味を再現できないすきやき。そして離婚相手と一緒に味わうてっちり……。読むと幸せになれる、食と恋の短編集。笑って恋して腹がすく。
  • 元末群像異史 紅嵐記(上)

    元末群像異史 紅嵐記

    小説・文芸
    -
    1~3巻660円 (税込)
    フビライ・ハーンの近衛兵を祖父にもつバヤン家のサカルは、騎馬にも狩りにも興味がない。料理人を志して出奔した彼は、荒くれ者だが人を惹きつける青年、張士誠(ちょうしせい)と出会う。その時代、皇帝を凌ぐ権力者バヤンは漢人を徹底的に弾圧し、危うい空気が世を覆っていた……。動乱期の元末を舞台に描く長編歴史小説。
  • へらへらぼっちゃん

    へらへらぼっちゃん

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    3年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのわたしだけ。ただただ、朝が来て蛭が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである――。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセイ集。
  • 警視庁捜査一課南平班

    警視庁捜査一課南平班

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    東京の夜の街中で、撲殺して顔を潰すという猟奇殺人が、たてつづけに発生した。死体の手には、白い鳩のバッジが……。それは3年前に箱根の山中で起きた殺人事件と酷似していた。地道な捜査で知られる警視庁捜査1課の南部平蔵班が、2つの事件をつなぐ糸を手繰った先に見出した、意外な犯人の姿とは
  • 森の家

    森の家

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    自由のない家族関係を嫌う美里は、一回り年上の恋人と彼の息子が住む家に転がりこむ。お互いに深く干渉しない気ままな生活を楽しむ美里だったが、突然の恋人の失踪でそれは破られた。崩壊寸前の疑似家族は恢復するのか? 血の繋がりを憎むのに、それを諦めきれない三人。「家族という概念は放浪の旅に似ている。人はまるで終わりのない旅のように、いつまでも本当に安らげる自分の居場所を探していく」――千早茜
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

    腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」――。女優になるために上京していた姉・澄伽(すみか)が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。その日から澄伽による、妹・清深(きよみ)への復讐が始まる。高校時代、妹から受けた屈辱を晴らすために……。小説と演劇、2つの世界で活躍する著者が放つ、魂を震わす物語。
  • 最果てアーケード

    最果てアーケード

    小説・文芸
    4.2
    1巻660円 (税込)
    使用済みの絵葉書、義眼、徽章、発条、玩具の楽器、人形専用の帽子、ドアノブ、化石……。「一体こんなもの、誰が買うの?」という品を扱う店ばかりが集まっている、世界で一番小さなアーケード。それを必要としているのが、たとえたった一人だとしても、その一人がたどり着くまで辛抱強く待ち続ける――。
  • 宿命(上) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京

    ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京

    小説・文芸
    4.1
    1~3巻660~817円 (税込)
    かつて学生運動に身を投じた有川三奈は、病院を多数擁する医療法人会長として辣腕を振るう日々。有川家長男で大蔵官僚の崇に、有力代議士・白井眞一郎の娘との縁談が持ち上がる。革命の志を捨て権力中枢への野心を抱く三奈と、政治家を目指す崇にとって、それは願ってもない閨閥をもたらすはずだった……。(講談社文庫)
  • 花芯

    花芯

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。親の決めた許婚(いいなずけ)と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司。そして……。平凡な若妻が男性遍歴を重ね完璧な娼婦になっていく姿を描き、発表当初「子宮作家」のレッテルを貼られ文壇的沈黙を余儀なくされた表題作他、瀬戸内晴美時代の幻の傑作5編を収録。
  • 峠うどん物語 上

    峠うどん物語

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻660円 (税込)
    中学二年生の淑子は、市営斎場の真ん前に建つ祖父母の店の手伝いをつづけていた。ある日、父親の中学時代の同級生が急死、クラスで一番うるさい男子も暴走族の親戚が事故で亡くなり、通夜が行われることになった。やりきれない気持ちで暖簾をくぐる人たちがそっと伝えてくれる、あたたかくて大切なこと。
  • 高瀬川

    高瀬川

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小説家と女性誌編集者が過ごす、京都の一夜を繊細な心理主義的方法で描き、現代の「性」を見つめる「高瀬川」。亡くした実母の面影を慕う少年と不倫を続ける女性の人生が並列して進行し、やがて1つに交錯する「氷塊」。記憶と現実の世界の間(あわい)をたゆたう「清水」など、斬新で、美しい技法を駆使した短編4作。
  • カナスピカ

    カナスピカ

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    少女は“地上に落ちてきた星”に恋をした――。そのとき中学生の加奈は空を見上げていた。はるか上空から落下した球体は目の前でみるみる少年に姿を変えた。異星人の地球観測衛星、それって!? 少年をかくまった加奈は、当然のごとくあやしい連中に追われる身に! ライトノベル界の雄が描くピュアな青春小説! (講談社文庫)
  • フィルム

    フィルム

    小説・文芸
    3.5
    1巻660円 (税込)
    30年間も音信のなかったあの人の訃報は縁もゆかりもないはずの山梨・勝沼の老人ホームから届いた。顔も知らない父親の残したわずかな遺品のなかから見つけた1本のフィルムには、何が写っているのか? 我々の暮らす街の片隅で仕事をし恋をする人々の切なさや喜びをこまやかに描いた、初めての短編小説集。(講談社文庫)
  • 人間小唄

    人間小唄

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    小角が書き送った短歌を自分の文章に無断で引用した作家・糺田両奴。国民の無意識に影響を及ぼして駄目にする奴の文学を根底から破壊する! こちらの世界に拉致してきた糺田に課した難題は、「一、短歌を作る。二、ラーメンと餃子の店を開店し人気店にする。三、暗殺」。それは魂のテロルの始まりだった。(講談社文庫)
  • 長い失恋

    長い失恋

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    突然、ホテルのスイートルームに泊まることになった25歳の由加里。一人で過ごすには広すぎるけれど……(「広すぎた夜」)。75歳の笑子(しょうこ)が再会を願う相手とは(「横濱ブギ」)。妻子ある藤堂が密かに抱き続ける、むくわれない想い(「長い失恋」)。名だたるホテルを舞台に、欲望と哀切が交錯する10のラブストーリー。(講談社文庫)
  • ガラスの密室

    ガラスの密室

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    憧憬の女神、七条由香の無惨な死体を発見した北前真司は、無実の罪を押し付けられてしまう。真犯人はどこかで笑っている。天井の覗き穴に不審を抱いた棟居刑事と、兄の無実を信じる友美の執念の追跡! だが疑惑の男は、衆人環視のレストランで服毒死を遂げる……! 二転三転の冤罪事件、驚愕の真相とは!?(講談社文庫)
  • 新・天狼星ヴァンパイア(上)

    新・天狼星ヴァンパイア

    小説・文芸
    4.7
    1~2巻660~691円 (税込)
    誘拐された少女3人の死体は、血が抜かれた上に、残酷な仕掛けがなされていた。ミュージカルのオーディジョンを受けた日、竜崎晶はN.Y.の吸血殺人鬼の事件を知らされる。ついにヴァンパイアが東京上陸か?迎え討つ名探偵・伊集院大介。最大の敵、殺人鬼・刀根一太郎と魔人・シリウスが復活したのか!?(講談社文庫)
  • 高山本線殺人事件

    高山本線殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    刑事の父が事故死した。謎の美女と一緒に。警視庁捜査一課・十津川班の西本刑事の父親が、下呂・高山間で交通事故死した。同乗していた見知らぬ女性と一緒に。現場の状況に疑念を抱いた西本は、死の真相を求めて独自に動き出す。さらに高山の朝市で東京のOLが刺され「特急ひだ」車内でも……。難航する捜査の中、十津川警部は事件の謎に迫れるか? (講談社文庫)
  • ぼくが探偵だった夏

    ぼくが探偵だった夏

    小説・文芸
    3.4
    1巻660円 (税込)
    浅見家では毎年、夏を軽井沢の別荘で過ごしていた。浅見家の次男、小五の光彦は、“山の友達”の峰男、夏休み前までは口も利けなかった本島衣理と三人で、女の人が行方不明になったという妖精の森に出かける。緑の館の庭で、昼間堀った大きな穴に、夜、お棺のような箱を埋めようとする怪しい三人組を光彦は目撃する。光彦の不審を本気で聞いてくれたのは、二十歳の地元の刑事竹村岩男だった。浅見光彦、記念すべき最初の事件!(講談社文庫)
  • 夏ほたる 見届け人秋月伊織事件帖

    夏ほたる 見届け人秋月伊織事件帖

    小説・文芸
    3.4
    1巻660円 (税込)
    「蛍の舞う頃にはまた戻る」と言い残して去った男を尋ねて上京した、箱根の宿の女主人おみねだが、運悪く持ち金を掏られてしまう。現場に居合わせた見届け人秋月伊織は、途方に暮れるおみねの探索を助け、紙問屋の倅と名乗った男の行方を追う。しかし語られた身の上は偽りであった。文庫書下ろし第六弾! (講談社文庫)
  • 秘剣こいわらい

    秘剣こいわらい

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻660円 (税込)
    事故で両親を亡くし、自身も脳に障害を抱えることになった美少女・和邇メグル。危険が迫るとプラダのリュックから短い棒を抜き敵をぶち倒す、秘剣「こいわらい」なる業をもった女剣士だ。そんなメグルが始めたバイトは電器屋社長の用心棒だったが!? 飛び切りユニークでセンス抜群なチャンバラ現代劇、ついに開演!! (講談社文庫)
  • 柳生大作戦(上)

    柳生大作戦

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻660~712円 (税込)
    石田三成の正体は、朝鮮の古代国家・百済(ペクチェ)の流れを汲む、近江百済党の首領であった。百済再興を謀(はか)り、魔人と化した三成。これを阻まんと、剣客・柳生石舟斎ら大和柳生一族が立ち上がる。唐王朝、古代朝鮮、大和朝廷の動乱から関ヶ原の戦いまで、千年の死闘を大胆な歴史解釈と奇抜な着想で描いた伝奇大作! (講談社文庫)
  • 山形新幹線「つばさ」殺人事件

    山形新幹線「つばさ」殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    山形新幹線「つばさ」で東北ヘ向かった若い女性が次々と蒸発した。囮として、単身「つばさ」に乗り込んだ北条早苗刑事に近づく謎の男・平沼。しかし、平沼は仙山線の踏切で列車と衝突して死亡。運転していた車からは若い女性の右足が見つかった。県警が平沼犯人説に傾くなか、十津川警部は独自の推理を展開する! (講談社文庫)
  • 上方与力江戸暦

    上方与力江戸暦

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    大坂から来た豪快侍の痛快捕物! 北町奉行所に大坂から赴任した内与力、淀川新十郎。もっさりした風貌と陽気な語り口だが、捕物は型破りで豪腕。贋金の探索の果て、対峙したのは上方以来の因縁の相手だった。書下ろし時代小説、新シリーズ開始。(講談社文庫)
  • 夕子ちゃんの近道

    夕子ちゃんの近道

    小説・文芸
    3.9
    1巻660円 (税込)
    風呂の攪拌(かくはん)棒を人にあげたがる女、鋸(のこぎり)を上手に使う娘、北の湖を下の名前で呼ぶフランス人、そして空気の抜けるような相槌をうつ主人公……。自覚のない(少しだけの)変人たちがうろうろと、しかし優しく動き、語りあう不思議なユートピア。柔らかな題名とは裏腹の実験作でもある、第1回大江健三郎賞受賞作。(講談社文庫)
  • 被取締役新入社員

    被取締役新入社員

    小説・文芸
    4.1
    1巻660円 (税込)
    ダメ男・鈴木信男はたまたま試験を受けた一流広告会社になぜか採用される。彼に与えられた使命は、他の社員の軽蔑を一身に浴び、社内ストレスの“はけ口”となること。表向きは新入社員、実は役員待遇の「被取締役(とりしまられやく)」。信男は天性のダメ人間ぶりを発揮し、「ひとりいじめられっこ政策」は成功を収めたかに見えたのが……。森山未來主演でドラマ化! 1403作品の頂点に選ばれた、ドラマ原作大賞受賞作。
  • 営業零課接待班

    営業零課接待班

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等(まじまひとし)は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!? 涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。(講談社文庫)
  • アイビー・ハウス

    アイビー・ハウス

    小説・文芸
    3.3
    1巻660円 (税込)
    夕食会を開く週末、傷ついた小鳥を看病した嵐の夜、日々の何気ない会話。共同購入した蔦のからまる赤いレンガの一軒家は、ともに子どものいない若い二組の夫婦にとって幸せの象徴のはずだった。だが、名も知らぬ若い女の訪問がいつのまにか潜んでいた四人の微妙な変化を浮かび上がらせていく。「群像」掲載時に話題となった作品をいきなり&いち早く文庫化。(講談社文庫)
  • 「ワタクシハ」

    「ワタクシハ」

    小説・文芸
    3.3
    1巻660円 (税込)
    高校生でメジャーデビューを果たしたものの、バンド解散後は売れないギタリストとして燻っていた太郎。大学三年の秋、慌しく動き出す周囲の言動に違和感を覚えながらとりあえず始めたシューカツだったが……。「元有名人」枠などどこにもないというキビしい現実の中、太郎は内定獲得に向けて走り出していく。(講談社文庫)
  • 山姫抄

    山姫抄

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    逃げたいのに、逃げればいいのに、逃げない女。山に消えた女たちの「山姫伝説」が残る奥深い田舎町で、女は一風変わった男とともに暮らし始めた。男の秘密と凶暴性が徐々に顕わになっていく。『誰もが知っていても決して言いはしない』『一族の秘密はこうして守られる』現代になお残る、閉鎖社会の無言の不気味さ。男の妻も、母親も、謎の失踪をとげていた――。逃げるしかない。生き延びたいならば。(講談社文庫)
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

    ニサッタ、ニサッタ

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻660円 (税込)
    転職した会社が倒産してしまった片貝耕平は、人材派遣会社に登録したがどの仕事も長続きせず、担当者と喧嘩して辞めてしまう。アパートの更新もできなくなり、一発逆転を夢見てギャンブルにのめりこんで消費者金融の「回収担当」に追われる身となった耕平は、ようやく住み込みの新聞配達の仕事を見つける。
  • 好き好き大好き超愛してる。

    好き好き大好き超愛してる。

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。「恋愛」と「小説」をめぐる恋愛小説。2009大学読書人大賞受賞。(講談社文庫)
  • ホトガラ彦馬 写真探偵開化帳

    ホトガラ彦馬 写真探偵開化帳

    小説・文芸
    3.5
    1巻660円 (税込)
    維新後の混乱を極める東京市で、女装した浪士が惨殺される。警視庁大警視川路良利は、捜査の切り札として日本初のカメラマン上野彦馬を長崎から招聘する。彦馬が撮った現場写真は、新政府内の闇をも暴く重大な布石となるのか!? 写真技術で鮮やかに謎を解き明かす、明治版科学捜査官を描く待望の新シリーズ<文庫書下ろし>。(講談社文庫)
  • 鬼手 世田谷駐在刑事・小林健

    鬼手 世田谷駐在刑事・小林健

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    日本有数の高級住宅地にある学園前駐在所を守るのは、山手西警察署の小林健(たけし)だ。彼が全国に名を馳せる暴力団捜査のエキスパート“鬼コバ”であることは、まだあまり知られていない――持ち前の機動力と情報力で、芸能人やIT長者と暴力団の繋がりを摘発した小林が遂に挑んだのは、未解決の「一家殺人事件」だった。
  • 塗仏の宴 宴の支度(1)【電子百鬼夜行】

    塗仏の宴 宴の支度【電子百鬼夜行】

    小説・文芸
    4.1
    1~3巻660~691円 (税込)
    「知りたいですか」。郷土史家・堂島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

    狂骨の夢【電子百鬼夜行】

    小説・文芸
    4.2
    1~3巻660~691円 (税込)
    湘南の保養地、逗子で遊民・伊佐間は朱美と名乗る女と出会う。彼女は幻想小説界の大御所・宇多川崇の妻だった。しかも奇怪なことにこれまでに何回も夫を手にかけたという。あまりに妖しい告白を聞かされた元精神科医の降旗と牧師・白丘は激しく惑乱する。百鬼夜行シリーズ第3作。
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

    魍魎の匣【電子百鬼夜行】

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻660~743円 (税込)
    日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ。「加菜子を――死なせはしません」。被害者の姉はきっぱりと言った。その言葉が刑事・木場修太郎を異形の研究所へと導く。中央線武蔵小金井駅で発生した美少女転落事故と連続バラバラ殺人事件に接点はあるのか? 研究所長の美馬坂とは何者か? 深まる謎をよそに加菜子は衆人環視のなか忽然と姿を消した! 百鬼夜行シリーズ第2作。
  • 知恵伊豆と呼ばれた男 老中松平信綱の生涯

    知恵伊豆と呼ばれた男 老中松平信綱の生涯

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    徳川三代、秀忠、家光、家綱に仕え、抜群の危機管理能力で徳川長期政権の礎を築いた男、松平伊豆守信綱。天草・島原の乱、明暦の大火、由井正雪の乱など戦国の気風の残る徳川黎明期は平穏にはほど遠く、文治政治への大転換期だった。野火止用水開削にも名を残す“知恵伊豆”と呼ばれた名政治家の謎を解き明かす。
  • 骸骨ビルの庭(上)

    骸骨ビルの庭

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻660円 (税込)
    大阪・十三に戦前からある通称「骸骨ビル」。戦後の混乱期に住み着いて、オーナーの阿部轍正と茂木泰造に育てられた孤児たちを立ち退かせるために三人目の担当者として送り込まれた八木沢省三郎は、一筋縄ではいかなそうに見える彼らの話に耳を傾けるうちに、困難だったであろう日々を思い描くようになる。
  • 豆腐屋の四季 ある青春の記録
    値引きあり

    豆腐屋の四季 ある青春の記録

    小説・文芸
    5.0
    1巻660円 (税込)
    泥のごとできそこないし豆腐投げ怒れる夜のまだ明けざらん――零細な家業の豆腐屋を継ぎ、病弱な身体を酷使する労働の日々、青春と呼ぶにはあまりに惨めな生活の中から噴き上げるように歌は生れた。そして稚ない恋の成就……60年代の青春の燦きを刻して世代を超えて読み継がれた感動のベスト・セラー!
  • 赤穂義士

    赤穂義士

    小説・文芸
    5.0
    1巻660円 (税込)
    「士の守るはただ義の一字」――ふるい残された鉄石の赤穂義士四十七人の、情を尽し、理を尽し、完璧を期して主君仇討に賭けた「武士道」とは……華やかな元禄快挙の陰に埋もれた大石内蔵助の苦悩と機略の才を数々の史料に拾いながら、武士気質から形式美へと移り変る「士」の核心に深く鋭く迫った卓見「忠臣蔵」。
  • 殺しの掟

    殺しの掟

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    江戸の暗黒街。昼間は実直な職人や清貧の剣客が、夜闇の中では金ずくで人を殺める殺し屋に変貌する。法の裁きの及ばぬ悪を闇から闇へ葬る裏稼業の男たちの非情さと日常に立ち戻った瞬間ふと見せる人間味を、練達の筆致で描く著者十八番の暗黒小説集。人気シリーズ“仕掛人・梅安”の原型をなす傑作9編を収録。
  • 小樽発15時23分の死者

    小樽発15時23分の死者

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    小樽在住の美人画家が、札幌のホテルで殺された。捜査の進展につれ、画家の過去に複雑な人間関係が浮かぶ。犯人の目星はついたのだが、惨劇の時刻に絶対のアリバイ!さらに犯行に使われた凶器もその時北海道になかった。強固この上ない厚い壁に名探偵浦上伸介が必死に挑む、旅情&アリバイ崩しの秀作。
  • MORNING GIRL

    MORNING GIRL

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    「このところ眠れなくて」スペースアイランド“飛翔”で暮らすスティーヴ・レイン〈23歳。男性〉は、人体コンディショナーの許に相談に行った。しかし、睡眠時間の減少は、地球に住む人類全体にも広がっていた。人はなぜ眠るのか? どうして、睡眠時間が減っているのか? 壮大な謎が、いま、解き明かされる!
  • 昔日より

    昔日より

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    想い人を追って伊勢へ行きたい、という町娘の恋を手助けする、家康の元寵妾と配下の老忍を描いた「黄鷹」。裏切られた思いの息子に、一世一代の晴れ姿を見せる父親が眩しい「新天地」。たった一度、過ちを犯した武家の妻女の心の内が狂おしい「女犯」。江戸を舞台に、読後感が清冽なオブジェを象る傑作短編集。

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