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捨てるって、気持ちいい!
『三千円の使いかた』の著者による、
部屋が片づく、心が軽くなる、"デトックス小説"!
【内容紹介】
不倫の果てに刃傷沙汰を起こして謹慎中のりり子叔母さんと、就活に失敗してアルバイトをする私。
一族の厄介者の二人は、叔母さんのおんぼろアパートの部屋にあふれるブランドのバッグから靴や銀食器、
着物までをせっせとネットオークションにかけていく――。
【担当編集より】
今、私の部屋は奇跡的にきれいです。
部屋に「いらないもの」が溢れている。
「片づけなきゃ」と分かっているのに、動き出せない――。
本作はまさに、そんな私のための物語でした。
読めば、明日がきっとより素敵なものに変わる。
優しく、軽やかに背中を押してくれる一冊です!(編集T)
Posted by ブクログ 2023年03月08日
①おばも姪も不器用な生き方だけど、どちらの気持ちも程よくわかる。少し寄り道する人生も悪くないな〜と思えた話だった。
②同性として結婚のために訳のわからない不安に押し寄せられる感じがよくわかる。そして、秘密を抱えてそれを打ち明けると全てを失ってしまうんではないかと恐れる気持ちもよくわかる。言ってしまえ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月27日
身内だったら嫌だがどこか憎めない叔母さんと、しっかりしてそうでしっかりしていない姪がネットフリマに挑戦するお話。
短い話なのでサクサク読めた。
多くは語られてないが、お母さんと叔母さんの間の確執とか感じられてそれがまた良かった。
甘やかされて育って、大した労働の苦労もせずにお金持ち捕まえて専業主婦...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月26日
二篇の中編小説に分かれている。
一つ目の話は心情的に理解できた。好きなように生きて来た叔母のリリ子は自身にも重なる部分がある。姪の瑞希の言葉は娘によく言われる言葉でもある。ふとした臨時収入をぱあっと使おうとすると、生活費にとっておいてって言われてしまう。
私はブランド品は持っていないが、人生に必要な...続きを読む
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