古本食堂

古本食堂

814円 (税込)

4pt

鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。珊瑚が、そのお店とビルを相続することになり、単身上京した。一方、珊瑚の親戚で国文科の学生・美希喜は、生前滋郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに……。カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。

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古本食堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月18日

     店主が急逝した古本屋に、その後継者として妹が上京する。一方で店主の親族であった国文学を学ぶ大学院生の女性もアルバイトという形で古本屋に集まる。そこに様々な客が訪れ悩みや不安を打ち明ける。
     古本屋という舞台を中心において様々な人間模様が描かれるが、それらをつなぐのが古本と神保町界隈のレストランや喫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月16日

    古書と食。本好きの欲望を満たす神田神保町。ここから題名に繋がっているのか。嗚呼、昼間からランチョンでビール飲みたい。この本に出てきた本も読みたくなる。作者は当初絶版本を中心に取り上げていたという。古書店に足が向くはずだ。我が街には古書店がない。近くの商店街にある唯一の本屋もこの4月末に閉じてしまう。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    本&美味しそうな食べ物という私の大好きな組み合わせと、嫌な登場人物が出てこないのとで、とても楽しくスイスイ読めた。
    「人生に必要な小説や本って、向こうからやってくるのかもしれませんね」
    というセリフがとても良かった。

    原田ひ香さんの本は3冊目だけど、最初の2冊があまり私には合わず、この本を手に取る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    夫と一緒に本屋さんに行くと、装丁と裏表紙を見て、わたしが好きそうな本をよく勧めてくれます。古本食堂もそのうちの一冊でした。
    原田ひ香さんの作品は初めましてでしたが、面白くて一気に読み進めました。慈郎さんのファンになりました。
    続編も出るようなので楽しみです。

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    あっという間に読み終えた。
    読み終わった後にほっと温かな、なんだか幸せな気持ちになっているような、こういう優しい作品好きだな。
    初めての原田ひ香さんの作品読んだけど、他にも読んでみたくなった。

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    Posted by ブクログ 2024年03月15日

    いい意味で感情が波打つことなく、だからと言って退屈なわけでもなく、個人的に好きな作品。古本屋の話の合間に出てくる食べ物たちがこの本の全体のバランスをとってる感じ。

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    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    神保町で繰り広げられる人間模様を覗く作品。
    それぞれの苦悩をどう消化していくか、「本」を通じて向き合っていく。わたしも本を通じて救われたいと思う日もあるし、人生が豊かになっている1人である。これからも本を通じて色々な街を旅して、その街を人々の生活を覗いてみたい。

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    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    神保町で古書店をやっていた兄の滋郎が急逝し、帯広に住む妹の珊瑚がそのお店を継ぐことに。
    そして親戚で日本文学を勉強している美希喜も珊瑚のお手伝いする。
    滋郎、珊瑚、美希喜のそれぞれの人生をグルメ、古本、日本文学、純粋な恋愛⁉︎を交えて話が進んでいく。
    本好きが読んだら、ここに出てくる本を読んでみたく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    神保町へ散歩しに行きたくなる一冊。

    亡くなった慈郎さんの古書店を引き継ぐために北海道から東京へ来た妹•珊瑚さんと、国文科の院生である姪•美希喜ちゃんとが交互に語り手となる本です。

    古書も神保町も詳しくはないですが実在する本やお店が出てくるので楽しいです。巡ってみたくなります。

    古本食堂といって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月07日

    一話一話がほっこりとする物語でした☺️
    古書店が今後どうなるか、美希喜の進路が今後どうなるか気になっていたけれど、どちらも良い方向に終わって満足でした。

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