アイビー・ハウス

アイビー・ハウス

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

夕食会を開く週末、傷ついた小鳥を看病した嵐の夜、日々の何気ない会話。共同購入した蔦のからまる赤いレンガの一軒家は、ともに子どものいない若い二組の夫婦にとって幸せの象徴のはずだった。だが、名も知らぬ若い女の訪問がいつのまにか潜んでいた四人の微妙な変化を浮かび上がらせていく。「群像」掲載時に話題となった作品をいきなり&いち早く文庫化。(講談社文庫)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    アイビー・ハウス
  • タイトルID
    :
    205295
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年04月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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アイビー・ハウス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2組の夫婦が2世帯住宅での共同生活。若い時ならまだしも、歳を重ねるごとに、生活環境は変化して、少しずつ価値観が定まっていくので、ずっと続けることは難しいよね。

    給料は少ないが仕事はほどほどにこなし、節約しながら生きていく。この価値観は理解できるが、30代から死ぬまでずっと禅寺の世捨て人のような生活を続けることはできるだろうか。年1回は旅行に行ったり、たまには外食したりしたいのではないのだろうか。

    結局、謎の女は謎のままで終わったが、この事件がきっかけとなり、抱えていたモヤモヤが露呈していく。もしかしたら、それぞれ夫婦のみだったら、大声で本音をぶつけ合い喧嘩していたかもしれないが、別の夫婦の手前、本音を言えず5年が過ぎてしまったのだと思う。

    アイビーハウス…。一樹は自分の価値観を家だけでなく、蔦で妻の未世子や隆夫婦を縛りつけてしまったんだね。物悲しさが残るエンディングだった。

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    二世帯住宅を購入し暮らし始めた、二組の子供のいない若い夫婦。若い女の訪問から、四人の微妙な変化が浮き彫りに…

    0
    2013年08月15日

    Posted by ブクログ

    深みのある物語だった
    人と人
    家族、友達
    考え方や 捉え方
    思いやりの形
    気持ちの変化

    ひとつひとつが 染みた

    難しいよね
    何でも言えるのが良いわけでも
    おもんぱかって 考えすぎても
    タイミングによっては
    難しい
    タイミング…より もっと違う
    距離感…
    他者との
    心のすり合わせ…

    つもり積もる 小さな棘が
    優しい言葉の中にも
    見え隠れする
    気づいてるけど
    気づきたくない
    見たくない
    優しさが 愛情が 根底にあるから
    苦しんだんだろう
    そのもがきが…

    哀しみだけに思えるけれど
    きっと これは再生の物語。
    なんだと 思う


    人生にとって なにが一番に大切なのか
    その言葉が
    頭に残った



    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    わずかな違和感から不穏さがジワジワと増していく…。人を思いやるってなんだろう?結局みんな自分視点からしか考えられないよね。と思いましたマル

    0
    2023年11月05日

    Posted by ブクログ

     いつもこの作家さんの本を読み始める時に、はらはらする。あらすじを見ても、自分の好みではない題材を取り扱っているように見えるから。
     アイビーハウスと呼ばれる家で暮らす2組の夫婦の物語と言うと簡単なのだけれども、4人のパワーバランスと言うか、絶妙なかみ合わなさはそれだけで面白い。
     1場で出来る舞台になりそう。それはソレで見てみたい。

    0
    2015年09月03日

    Posted by ブクログ

    理想の生活をしていたはずの人たちが、少しのきっかけで崩れていく。平穏とはかくも儚いもので、夫婦であろうと相手を本当に理解しきるなんてことは不可能なのだろう。そのことを理解させようとしてくる、一見ネコちゃんかと思ったら中身は子連れの母グマだったような小説。

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    結婚生活の長短に関わらずパートナーの考えや本性は掴みきれない。
    その上、いくら仲のいい友達夫婦とはいえ、同居となればなかなか難しいですよね。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    二組の夫婦が一つの家で共同生活をする
    住居費を折半すれば、そこまでお金を稼ぐことなく暮らせるという考えで生活する4人

    生活していくうちにそれぞれの考え方の違いで歪みができていって、、共同生活は崩壊するのか

    ダブル不倫という話かと思ったが違った
    一緒に暮らすというのは大変だな

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    大学の同級生とその妻のカップル2組が、二世帯住宅を買いシェアハウスをするというお話。
    自分らしい生き方をする為に、経済(仕事)に捉われず好きな事、夫婦や友達と過ごす時間を大切にするという主旨。
    順調にスタートしたその暮らしは、5年を過ぎた頃から歪みが出てくる。

    エコノミックアニマルと言われた昭和の日本を肯定する隆と、失われた20年、経済は停滞し成長が無くなった現在を肯定する一樹。
    隆より年上で子どもを産めない,産まないコンプレックス、その事に引け目を感じ夫の浮気を疑る薫、喫茶店でウェイトレスをやる事にやりがいを感じ、いつも冷静で達観しているが、実は保守的で子どもを産むことや一樹の仕事の安定を求めている未世子。

    お互いの打算の上にうまく行っていた生活は、隆の行動から破綻に向かって行く。

    アイビーハウスという蔦の絡まる家に憧れて暮らし始めたが、実は蔦は酸を出していて家をダメにしていく。

    自分達の暮らしと重ね合わせこれからの来し方を考えさせる良品です。、

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    激務に疲れてセミリタイア的な生活を送る男性、その妻と友達とその妻。ちゃんと作ったご飯を美味しく食べる生活。忙しい現代を生きる等身大の姿を食べ物を交えながらリアルに描いた作品。

    0
    2024年07月08日

アイビー・ハウス の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    アイビー・ハウス
  • タイトルID
    :
    205295
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年04月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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