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Posted by ブクログ
2組の夫婦が2世帯住宅での共同生活。若い時ならまだしも、歳を重ねるごとに、生活環境は変化して、少しずつ価値観が定まっていくので、ずっと続けることは難しいよね。
給料は少ないが仕事はほどほどにこなし、節約しながら生きていく。この価値観は理解できるが、30代から死ぬまでずっと禅寺の世捨て人のような生活を続けることはできるだろうか。年1回は旅行に行ったり、たまには外食したりしたいのではないのだろうか。
結局、謎の女は謎のままで終わったが、この事件がきっかけとなり、抱えていたモヤモヤが露呈していく。もしかしたら、それぞれ夫婦のみだったら、大声で本音をぶつけ合い喧嘩していたかもしれないが、別の夫婦の手前、本音を言えず5年が過ぎてしまったのだと思う。
アイビーハウス…。一樹は自分の価値観を家だけでなく、蔦で妻の未世子や隆夫婦を縛りつけてしまったんだね。物悲しさが残るエンディングだった。
Posted by ブクログ
深みのある物語だった
人と人
家族、友達
考え方や 捉え方
思いやりの形
気持ちの変化
ひとつひとつが 染みた
難しいよね
何でも言えるのが良いわけでも
おもんぱかって 考えすぎても
タイミングによっては
難しい
タイミング…より もっと違う
距離感…
他者との
心のすり合わせ…
つもり積もる 小さな棘が
優しい言葉の中にも
見え隠れする
気づいてるけど
気づきたくない
見たくない
優しさが 愛情が 根底にあるから
苦しんだんだろう
そのもがきが…
哀しみだけに思えるけれど
きっと これは再生の物語。
なんだと 思う
人生にとって なにが一番に大切なのか
その言葉が
頭に残った
Posted by ブクログ
大学の同級生とその妻のカップル2組が、二世帯住宅を買いシェアハウスをするというお話。
自分らしい生き方をする為に、経済(仕事)に捉われず好きな事、夫婦や友達と過ごす時間を大切にするという主旨。
順調にスタートしたその暮らしは、5年を過ぎた頃から歪みが出てくる。
エコノミックアニマルと言われた昭和の日本を肯定する隆と、失われた20年、経済は停滞し成長が無くなった現在を肯定する一樹。
隆より年上で子どもを産めない,産まないコンプレックス、その事に引け目を感じ夫の浮気を疑る薫、喫茶店でウェイトレスをやる事にやりがいを感じ、いつも冷静で達観しているが、実は保守的で子どもを産むことや一樹の仕事の安定を求めている未世子。
お互いの打算の上にうまく行っていた生活は、隆の行動から破綻に向かって行く。
アイビーハウスという蔦の絡まる家に憧れて暮らし始めたが、実は蔦は酸を出していて家をダメにしていく。
自分達の暮らしと重ね合わせこれからの来し方を考えさせる良品です。、
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