その復讐、お預かりします

その復讐、お預かりします

814円 (税込)

4pt

愛した男に騙され仕事を失った美菜代は、凄腕の復讐屋がいるという噂を聞きつけ、その男、成海慶介の事務所を訪ねる。しかし提示された依頼料は高額で、とても払えない。追い返されても諦めきれない美菜代は成海のもとで働かせて欲しいと頼み込み、押しかけ秘書となるが――。どうしようもない人生の不条理に直面する人々の悲喜交々を描いた、ユーモアと優しさ溢れる復讐劇が新装版となって登場! 解説:奥田亜希子

※本作品は2018年7月に小社より刊行した文庫『復讐屋成海慶介の事件簿』を改題した新装版です。

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その復讐、お預かりします のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わって、タイトルを見て、なるほど、だから「お預かりします」なんだ、と気づいた。「こちらで代行する」とも「任せてください」とも言っていない。あくまで「お預かりします」なのだ。
    本人が望む形の復讐ではなく、ほんのちょっとの行動だけで、本人たちを満足させ、読者も満足させるようなトリック。スッキリ読め

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    原田ひ香さん、本の発売頻度が短いので
    追いつくのが大変ですが、どれを買っても
    まずハズレなし!なので安心して読み進る事が
    出来て今回は{復讐}だなんて物騒だなと
    思いつつもまさか原田さんに限って。
    裏切らないですねー

    後書きでもありますが、原田さん。
    ホントに小説の名手 って言葉がピッタリで
    短編

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    復讐=スカッとする、痛快、というイメージで読むと少し期待を外れてしまうかもしれない小説。でも個人的にはとっても面白かった。私自身、美菜代と似たような境遇だったときには同じような復讐を考えた。本気で実行しようと思っていたし、しなくてよかったというのはだいぶ時間が経ってから思うこと。実際に復讐屋というも

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    セレブ相手に仕事する凄腕の復讐屋・鳴海慶介は、「復讐するは我にあり」と言って、依頼を引き受け100万円を受け取ったにもかかわらず仕事をしない。神様が復讐するから人間は復讐しなくてよいという意味だそうだ。
    ふられて仕事も失った美菜代は、鳴海に復讐を依頼するがお金が足りず、引き受けてもらえないとなると、

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    復讐についてわかるようでわからない。でもわかったと思える。不思議な感覚です。次か次へと広げられる展開が面白いです

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    インスタで知って読んでみた。
    結構読みやすくて面白かった。

    もし実写化したら成海は誰が演じればしっくりくるかな?と考えた。
    岡田将生とか?

    文庫化するにあたって改題されたようだけど、私は元の単行本、「復讐屋成海慶介の事件簿」を読みました。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    復讐という言葉は強くて怖いイメージだが、この本の復讐屋は実際には手荒な手段を行わず平和な解決だと感じた。
    人にはそれぞれ思いがらありその思いがすれ違い恨みを与えてしまう事がある。見方や立場を変えれば見えてくるものがある。
    依頼人の復讐を幸せになる方法へと変えてしまう手法に私自身が明るい気分となった。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    原田さんの描く復讐屋とは…とワクワクしながら読みました。
    復讐相手をこらしめるのではなく、復讐したいと思っている人の心を溶かしてくれる、そんなお話でした。
    みんなが不幸になる展開じゃなくてよかった。

    復讐したいと思っている時って幸せではないと思うし、でも本人にとってはそう思うほどの出来事ではあった

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    復讐屋って穏やかじゃないなーと思いながら読みはじめると、さすがは原田ひ香さん、なるほどなるほどと引き込まれました。
    美菜代と成瀬の絡みが5つのエピソードに乗せられて面白かったです。

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    いい意味で裏切ってくれました。
    読み始めは、
    復讐屋だから裏稼業の話なのかな?
    なぜお金持ちを顧客としている中で良い評判になるのかな?
    と疑問に思いながら読み進めていくと、『あ〜なるほどな!』となりました。
    最初の話を最後にしっかりと回収していたのもうまい。

    自分を見つめ直し、違った角度で物事をと

    0
    2025年02月11日

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