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Posted by ブクログ
大宮の、あるローカルホテルの1階には、
長期滞在の老人ばかりが「住んでいる」のです。
当然宿泊料金は払っているので、貧しい訳では
ありません。
そんなホテルの清掃員として働く若い女性の
主人公は、人に知られたくない過去があり、
それ故に「働いてお金を稼ぐ」とは、どういう
ことか理解できていないのです。
ある時主人公は、ホテル住人の一人である
不動産運用で財を成したと思しき老女に
「お金の稼ぎ方」の伝授をお願いすることに
なります。
果たして主人公は、お金を稼ぎ幸せになること
ができるのか。
著者がテーマとしている「老後の幸せ」に焦点を
当てた、誰もが通る道ではありますが、
今は見て見ぬふりしてしまう内容に迫る一冊です。
Posted by ブクログ
お金の勉強になる物語でした。無知って怖いし、知っていくことって大切だよねということを教えられた気がします。何気なく買ってるものも、毎日買ったら結構な出費になってるとか、不動産のこととか勉強になる。
物語も面白くて、天使に感情移入してくる。お母さん、最低だわ。子供たちは操り人形じゃないんですよ!って怒りさえわいてくる。テレビの出演も子供を作るのも全部自分たちのため。大人になってもお金を奪いにくる。最低です!!!そんな母親に反逆するところはスッキリした。
そして光子は賢くて、かっこいい女性でした。死に際までもがかっこいい。
途中まで、夢中になってよんでたけど、最後の結末は、賛否両論ありそう。私は、なんだかもやもやしてしまったなー。おまけのその後の物語もなんだかもやもや。結局、高橋はなんだったんだ。ただのむかつく女なのか、詐欺しようとしてるのか。そこだけが残念でした。でもお金の勉強になるし、物語が面白い!
Posted by ブクログ
節と節の間に区切り記号があってほしいなと思ってしまったのは、私が伊坂作品が好きだからなのだろうか。最初の方は特に脳の切り替えが難しかった
天使のメタ視点みたいなのはとても好きだし、ストーリーも割と好きでした!
やっぱり過去ってどんだけ振り払っても染み付いて消えないものなんだなーって
薄々そんな気はしてたんだけどこの本を読んでなんか先が思いやられました
にしても、最後の最後になんでこんな特大の疑問を残したんだ....?解説読んだところ単行本の結末の方が好きかも。
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やっぱり、やめる気なんだな、そういう覚悟をした人間は強いな、と思った(p.75)
たぶん、それらの菓子は彼女のたった一つの贅沢なんだろう、と予想できた(p.89)
天使は身を起こした。こうして、電灯をつける手間さえ惜しんで、時間を先延ばしにしていたら、本当に何かを失ってしまうかもしれない(p.116)
成り上がった。
頑張った、努力した、うまくやった、資産を築いた・・・・・・そんな普通の言葉でなくて、その下品な言葉を使うことで、逆に心が満たされた。(p.344)
語彙集
おもねる(阿る)・・・こびる
店屋物(てんやもの)・・・出前
海千山千・・・世間の経験を多く積み、物事の裏表を知り抜いていて悪賢いこと
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