三人屋

三人屋

小説・文芸
613円 (税込)

3pt

朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナック――朝・昼・晩で業態がガラリと変わるその店は、通称「三人屋」。やって来るのは、三女にひと目惚れしたサラリーマン、出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主、女泣かせのスーパー店長など、ひと癖ある常連客たち。三姉妹が作るごはんを口にすれば、胃袋だけじゃなく、心もたっぷり満腹に!? 心とお腹にじんわりしみる、美味しい[人情×ごはん]エンタメ!「高いビルの屋上から、道行く人をじっと眺めているような小説である。大所高所から見下ろしているという意味ではない。ちっぽけな人間たちが、時に迷ったり立ち止まったりしながらも、それぞれの目的地を目指して懸命に歩いている姿を目にした時の、あの切ないような尊いような心持ちを思い出させてくれるのだ。」――北大路公子氏「解説」より

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

三人屋 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    近くにあったら毎日通いたいと思いました。全てが美味しそう、そして3人と、ラプンツェル商店街の方達も魅力的で引き込まれました。

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    三人姉妹がそれぞれ同じ場所で別の店を開く。
    姉妹だからこそできるのか。でも一人一人に違う生き方や考え、人生がある。だけど最後三人は姉妹だなって思わせられる。最後は気になって読み通した。

    0
    2025年11月25日

    購入済み

    物語にひきこまれていく

    読んでいるうちにどんどん小説の世界に引き込まれていく内容でした

    0
    2022年10月18日

    Posted by ブクログ

    原田ひ香の『三人屋』は、仲の悪い三姉妹が亡き両親の喫茶店を引き継ぎ、朝・昼・夜で異なる店を営む物語である。
    最初は「そんなことが本当にできるのか」と疑問に思ったが、モーニングのトーストや珈琲、昼のうどん、夜の素朴な料理など、丁寧に作られる料理の描写が印象的で、実際に訪れてみたい気持ちになった。
    また、ぎこちない姉妹関係にも共感した。私も兄と弟がいるが、何でも話せるわけではなく、踏み込みすぎない距離感がある。
    この作品を通して、家族は仲が良いだけでなく、それぞれの距離を保ちながら関係を続けていくものだと感じた。

    0
    2026年07月13日

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    原田ひ香さんは「三千円の使い方」などでお金の生々しい話が得意な印象。面白かったのでこちらも読んでみた。
    トーストもおうどんもお米も、描写が巧みでとても美味しそう。グルメも得意なのね、この方。
    三人、と言いつつ長女にスポットが当たりすぎのような気もするが、面白かった。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    ラプンツェル商店街にある「ル・ジュール」。見た目は喫茶店。
    朝はモーニング。食パンがおいしい。
    昼はランチとして讃岐うどん。
    夜はスナックに。

    知らない人からしたら、訳がわからんお店なんだろうが、商店街の昔馴染みの客たちは、このお店の事情を知っている。
    朝は大学院生の三女、朝日。昼は結婚して2人の保育園児を育てる次女、まひる。そして夜のスナックは長女の夜月。
    ちまたでは、「三人屋」と読んでいる。

    各章は、その店に訪れるお客や商店街の馴染みなど男たちがその三人屋の女たちとの関わりながら自分の人生を振り替えるのだが、必ず三人屋の誰かの影響を受けていたり、逆に影響を与えていたり、三人屋のお店の歴史や商店街が時代とともに変化してきた様子も分かる。

    だから、読みごたえがある。

    ただの、商店街の食べ物屋さんで起こるお客さんとの出来事、とかではない。
    あと、原田ひ香さんの小説に登場するの男性って、もう全員アカンやん!って思ってしまう。アカン人たちであることは商店街の人たちはみんな知ってる。もちろん三人屋の女たちも。でも、アカン部分もいっぱいあるのをまるごと受け入れてる。まさに人情。昭和の風景、と思ってしまう。(今も残ってるかもしれないが)

    いや~、しかし、長女の夜月さん、なかなかすごい人生歩んでるな。ドロドロさも感じさせる。これがメインできたら、たぶん私は読めないと思うけど、次女のまひるさんのことは応援したい!!

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    朝昼晩でまったく違うお店にかわるお店、通称「三人屋」。
    出てくるごはんがどれも美味しそうで、お腹が空いてくる笑
    是非モーニングをいただきたい!


    お父さんのレコードの件は
    3姉妹、仲が良くないのかもしれないけど、せっかく同じお店にいるんだし、家族のことなんだからちょっとは相談とかしたらいいんじゃないかな、と正直思った。
    完全に怪しすぎる話だったし……

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    「美味しいご飯もの」を求めて手に取ったけど、いい意味で予想を裏切られた。
    青山美智子さんや山口恵以子さんのような、ふわっとした温かさや「全員救済」みたいな展開を期待すると、最初はちょっと戸惑うかもしれない。正直、読んでいてモヤっとしたり、人間のドロっとした部分が見えたりもする。
    でも、私はそこがすごく刺さった。
    「みんなハッピー、めでたしめでたし」な物語より、こっちの方が断然リアル。実際、人生ってよく分からないまま続いていくものだし。その「割り切れなさ」も含めて、最近読んだ中ではかなりお気に入りの一冊になった。

    0
    2026年03月25日

    Posted by ブクログ

    パンのモーニングを出す朝日、ランチタイムのうどんまひる、夜のスナック夜月、
    3人で三人屋
    夜月のトラブルにより少しづつ心は離れ、でもまた夜月によって距離も縮まる。これが家族だよな。
    原田ひ香さん私的に当たりはずれがあるけどこれは好きだった。

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    姉妹三人それぞれが朝昼晩と違う飲食店を開いているお話

    ラプンツェル商店街にある喫茶店の「ル・ジュール」
    「ル・ジュール」とは、フランス語で「一日」の意味
    朝は三女の朝日が美味しいコヒーと焼き立てパンのモーニング
    昼は次女のまひるが讃岐うどん
    夜は長女の夜月がスナックで、締めに炊きたてのご飯を出す
    三人はわだかまりがあるようで……

    喫茶店は両親が営んでいたもので、両親が亡くなたものの、店を売りたくないとの想い
    父は昔、地方のオーケストラのメンバーでフルートを吹いていた
    一度だけオケのレコードが発売されたという
    父の思い出のため、そのレコードを探す長女と次女

    タイトルの意味としては、姉妹たちの知らないところで商店街の人達は「三人屋」と読んでいることから

    なんだかんだ言って、三人ともファザコン気味
    次女長女は明らかにそうだし、三女もそこはかとなく感じる


    サラリーマンの森野君(26歳)
    職場でうざ絡みしてくる年上の女性とちょっとした関係を持っている
    でも、そのオチも含めてそんなもんだよと思う

    鶏肉屋と肉屋の確執
    まぁ、消費者目線で、質よりも安さの方が大事な事もあるしねぇ
    とは言え、不義理は不義理ですね

    それにしても、大輔ぇ
    何で三姉妹のそれぞれと駆け落ちした事があるって事になってるんだよ
    夜月とはまぁ理解できるけど
    まひるは何で乾坤前に会いに行った?
    朝日も何でそんな事を?
    三姉妹が理解できない……
    そして、振られる前提でプロポーズし続ける大輔も理解出来ない……

    何より、夜月が一番理解できない
    典型的なダメンズウォーカーなのだろうけど、何とも言えない魅力があるのでしょうねぇ
    恐ろしい女……
    まぁ、私には理解できないけど

    全体的な印象として、映像化しやすそう
    特にドラマと相性が良さそうだけど、してないのね

    ---------------
    朝は三女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、夜は長女のスナック――
    可笑しくて、ホロリとしみる、商店街の人情ドラマ

    お年寄りの多いラプンツェル商店街で、「ル・ジュール」が再開店した。
    時間帯によって出すものが変わるその店は、街の人に「三人屋」と
    呼ばれているが、店を営む三姉妹は、そのことを知らない。
    近所に住むサラリーマンは三女にひと目ぼれ、
    常連の鶏肉店店主は出戻りの幼なじみにプロポーズ、
    スーパーのイケメン店長の新しい恋人はキャバ嬢で!?
    ひとくせも、ふたくせもある常連客たちが、今日も飽かずにやって来る……。
    心も胃袋もつかむ、おいしい人情エンターテインメント!

    ■「三人屋」の一日
    ●6:00~11:00は、三女・朝日の喫茶店。
    メニューは、コーヒーと焼きたてパンのセットで390円。
    パンは、そのままもトーストも、バターもジャムも、
    塗るものもお好みで、おかわり自由。

    ●11:30~14:00は、次女・まひるの讃岐うどん屋。
    香川の有名店から空輸で取り寄せた麺を食べさせる本格派。
    かけもぶっかけも390円で、数種の天ぷらを置く。
    細かく刻まれた芽ネギ、旬のすだちと、薬味にもこだわる。

    ●19:00~26:00は、長女・夜月のスナック。
    豆腐一丁、おからどんぶり一杯、
    分厚いふろふき大根など、大胆な突き出しが魅力。
    ボトルを入れて飲んで、〆に炊きたてのご飯を食べて2、3千円と良心的。
    ---------------

    0
    2025年12月24日

三人屋 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

実業之日本社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

原田ひ香 のこれもおすすめ

最後の晩餐

小説・文芸

最後の晩餐

その復讐、お預かりします

小説・文芸

その復讐、お預かりします

古本食堂

小説・文芸

古本食堂

母親ウエスタン

小説・文芸

母親ウエスタン

値引きあり
老人ホテル

小説・文芸

老人ホテル

値引きあり
DRY

小説・文芸

DRY

値引きあり
彼女たちが眠る家

小説・文芸

彼女たちが眠る家

値引きあり
彼女の家計簿

小説・文芸

彼女の家計簿

値引きあり

同じジャンルの本を探す