一橋桐子(76)の犯罪日記

一橋桐子(76)の犯罪日記

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

老親の面倒を見てきた桐子は、気づけば結婚せず、76歳になっていた。両親をおくり、年金と清掃のパートで細々と暮らしているが貯金はない。このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。絶望していたある日、テレビを見ていたら、高齢受刑者が刑務所で介護されている姿が目に飛び込んできた。これだ! 光明を見出した桐子は「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める。(解説:永江朗)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    一橋桐子(76)の犯罪日記
  • タイトルID
    :
    1194232
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年08月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • ドラマ化

    「一橋桐子の犯罪日記」

    2022年10月8日~ NHK総合
    出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹

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一橋桐子(76)の犯罪日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    同居していた友人が亡くなり親族とも疎遠、薄給年金暮らし。人生「積み」状態から一発逆転の刑務所暮らしを目指します。なんじゃそりゃ、というあらすじですが、桐子さんの人の良さ、真面目さが面白いです。この量刑ではすぐ刑務所から追い出されてしまう、でもなるべく他人に迷惑をかけたくない、老人女性の体力でもできる犯罪は…と真剣に考えています。犯罪者予備軍とは思えないかわいさです。
    とはいえこの物語には様々な社会問題が絡んでいたり、数十年後の自分に降りかかってくるかもしれない未来の話でもあります。
    持ち家賃貸問題、家族関係や相続…そもそも犯罪は起訴されなくても信用を失うこと。どうか桐子さんは報われてほしいの一心で読み進めました。
    自分の周りの人たちを大切にすること、信用は積み上げるものだということ、自分が亡くなった時に親族が持ち物を片付ける羽目になること…。いろいろ考えることがありました。それだけのテーマをどんよりしないで読めるので、ためになる本でした。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    まだまだ人生を諦めずに、というメッセージと、「人と関わる」ということは自分が相手に求めなくても、相手が自分を求める、気にする、声をかけたくなる、という繋がりは続くものだな、と感じた。

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    audibulにて。おもしろかった!
    原田ひ香さんの作品はどれも読みやすい(聴きやすい)のにしっかり面白いので、気軽に楽しめます。

    一橋桐子は素直なところが危なっかしくて心配になるけど、身近にいてくれたら安心感をくれる人なんだろうな。

    0
    2026年04月03日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    刑務所に入りたい そんな視点から生まれる物の見方、桐子の性格の良さがいいバランスになっていて全くマイナスな部分がない。
    Audibleで聴いたが、Audibleだからこそよかった作品なのかもしれない。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    友人のトモと共同生活をしていた一橋桐子76歳。トモに先立たれてしまい、生きる甲斐がなくなってしまった。将来にも不安しかない。パートの清掃員もいつまで続くかわからない。いっそ刑務所に入った方がいいのでは?と犯罪を試みる。偽札、闇金、詐欺、誘拐など試すが、ほぼ成功しない。やや成功しても、事情聴取で結局不起訴になってしまう。ただそのために職を解雇され、賃貸の保証会社にも降りられてしまう始末。そんななか、殺人の依頼が舞い込む。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    76歳のおばあさんが刑務所に入るために犯罪を模索するという視点が面白く、ユーモラス。でありながらも、現代の高齢者が抱える不安や悩みが描かれていて老後の生活を考えさせられる内容だった。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    タイトルからして、極悪人が主人公?でも、76歳のおばあさん?

    同居していた友人が亡くなり、独りぼっちになってしまった桐子。
    先行きの暮らしに不安を感じていたところ、刑務所に入ったら楽になれるのでは?と思い、いろんな罪を犯してみようと考え、実際に実行してみる。
    ところが、うまくいかず、状況はますます悪くなるばかり…。
    でも、ちょっとした桐子の気配りや思いやりが高じて、光が見え始める。

    老後の不安を感じている人にも、優しい物語。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    原田ひ香さんの小説は、サラッと読めて、それでいて心に残るから好き。
    私は桐子さんとは年齢も立場も違うので、すべてに共感できるわけではありません。
    でも、この作品のように世代を越えて誰かがそっと手を差し伸べてくれるような関係性がもっと広がっていけばいいのにな、と心から思いました。
    日本の老後問題は身につまされるけれど、桐子に手を差し伸べてくれる人たちがいてよかった。深刻なテーマを扱いながらも、重たくなりすぎずに読める作品でした。

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    結婚もせず一人で年老いた両親の面倒を見てきた桐子は、気がつけば76歳。
    年金と清掃のパートで何とか暮らしているが貯金もなく、ひとりぼっち。
    夫に先立たれた親友と一緒に住むことになったが、その親友も3年後にあっけなく亡くなってしまった。
    桐子は将来に不安を抱え、刑務所に入れば楽になるのではないかと考えてしまう。

    できるだけ人に迷惑をかけず、一番重い罪は何だろうかと本気で考えている桐子だが、おっとりとしていて人当たりもよく、とても犯罪を犯すような人には見えない。
    俳句の会に参加したり、清掃の仕事先で誰とも気さくに会話をしたり、孤独といっても何だかんだで人と関わりをもって生きている。
    犯罪を犯して刑務所に入ろうという物騒なテーマだけれど、桐子をとりまく人たちが面白おかしく書かれていて、とても楽しく読めました。
    老後は不安だらけだけど、人とのつながりが少しでもあれば何とかなるのではないかと温かい気持ちになれるお話でした。
    原田ひ香さんの作品をもっと色々読んでみたいなと思います。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    孤独とか貧困とか悩みがあっても、優しさを持って人と関わる主人公は全然孤独なんかじゃない。周囲の助けを引き寄せる力がある。
    桐子さんは最強だと思う!
    こんな愛されおばあちゃんになりたい。

    0
    2026年07月04日

一橋桐子(76)の犯罪日記 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    一橋桐子(76)の犯罪日記
  • タイトルID
    :
    1194232
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年08月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • ドラマ化

    「一橋桐子の犯罪日記」

    2022年10月8日~ NHK総合
    出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹

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