小野寺史宜の作品一覧
「小野寺史宜」の「ひと」「タッグ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
『ひと』『まち』そしてこの『いえ』。このシリーズは荒川のそばに住む人達の物語。
今回もどこかにこんな人達がいるように思えた。それくらい親近感がわいた。そして温かい気持ちで読み終えられた。
読みはじめはテンポがいい会話から始まるので、まさかこんな展開になるとは思わなかった。
妹が交通事故で足を引きずるようになった原因の彼氏は自分の親友だったことで、兄の傑(すぐる)は、自分の気持ちの置き所を探す。取り返しのつかない出来事からの家族関係や友人や仕事に対する気持ちの変化を読むことができた。
そして作品のなかで、『ひと』『まち』の懐かしさも味わえた。シリーズが増えるたびにつながりも増えていくのが、心地よかった。
『うたう』『したう』とこれから続く作品で、小野寺さんがえがく人たちとまた出会えるのが楽しみ。
〈目次〉
三月 雨
四月 空
五月 花
六月 鳥
七月 風
八月 月
九月 川
十月 家
Posted by ブクログ
小野寺史宜さんの作品がとても好きなので今までは文庫本を全部集めるつもりで買っていましたが今回は単行本を初購入しました!
まず第一に思ったのが株式会社こだまの社長さんの人柄に惹かれました!
野球チームがあったり社長と二人で飲みに行ったり犬の散歩をしたりとこんなアットホームな会社って結構貴重で中々ないのではと思いました。
柴犬の小鉄目線のお話は犬って実際に人間の言葉を少しは聞き取れたりするのかな?とか飼い主達の事をこんな風に思っているのかなと犬の気持ちになって読めました(笑)
ペットを飼った人には分かると思うのですが小鉄編の最後は悲しかったです…
株式会社こだまに入社した社員の人達もそれぞれ悩みを抱えつつも最後は温かい気持ちになって読み終える事ができる一冊だなと思いました。
数年後に文庫本が発売したらまた買ってもう一度読みたいです!
Posted by ブクログ
育った狭い村・見知った人々から守られた村の生活から、見知らぬ土地東京で様々な経験をさせるべく、孫の背中を押した祖父。
じいちゃん、あなたは寡黙に一生懸命に瞬一君を育ててこられました。
一般的に人間関係が希薄と言われる東京で、瞬一君が周りの人と関わり合えただけではなく、困難に、しかも他人の困難に誠実に寄り添い一緒に乗り越えてきたことは、じいちゃん、あなたが語らずとも教えてこられたことの表れです。
『育てたように子は育つ ー相田みつをー』
じいちゃん、瞬一君は心優しくて、優しさのとなりに強さも持った青年になりました。
じいちゃんの教えのとおり、人を守れる人間になっていますよ。