小野寺史宜の作品一覧
「小野寺史宜」の「夫妻集」「タクジョ! あしたのみち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小野寺史宜」の「夫妻集」「タクジョ! あしたのみち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
天使や悪魔が人の死の周辺にいて、ちょっとその運命を調整したり、霊となりふわふわ移動できる元人間が、自分の死後の様子をみに行く短編集。
死という重いテーマをサラッと軽妙に描き、切なくなったり、ホッコリしたりする。
自分の死をアッサリ受け入れたり、無駄死にしないように調整するなんて、受け入れがたいけど、読んでいくうちにその世界観もあるように思えてきた
霊として、ほよん、と漂って残された人たちを見に行くなんて事もありそうな気がしてくるから不思議
すべての話がバラバラのようで、実は繋がっている物語
「ひと」とは全く違う作風で、どちらも好きな作家
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった作品。いざ読んでみたらとても好きな雰囲気だった。
小野寺さんの作品は好きでよく読むけれど、女性が主人公というのは初めてだった。失礼ながら、おじさん作家が描く若い女子ってなんか変な人になっちゃうこと多いよなぁという偏見があったので、あまり期待はしていなかった。
がしかし、とても良かった。主人公の夏子はとても普通の子で、ちょっと変わってる所も含めて、自分の友人にいそうなくらいリアルな女性に感じた。本作の言葉を借りるなら、意外も意外、超意外。
彼氏ができたことを同期女子に報告するLINEの内容とか、強面の先輩にオドオドしながらも「こわいです、ちょっと」と正直に言っちゃうところと
Posted by ブクログ
自動車学校の教官、益子豊士45歳。四葉市に住んでいる。彼女あり、遠距離。元妻あり、娘が一人。元妻のところにいる。子供を身籠った。
益子豊士はごちゃごちゃ神経質に繰り返しなんかを小言みたいに考える人である。仕事は無難にこなすけど、そんななので娘のことに良い判断が効かない。最初はなんでしゃしゃり出てくるのかと怒られたし、一緒に散歩すれば怒らせるし、わりとうまくいかないのだけれど、娘と話ができるだけで嬉しいし、無視とかされなければそれだけで良いと思えるような父ではある。
娘が子供を産むまでの彼の生活を淡々と綴った手記。うざったい父なのに読後感がいいのが不思議。