ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
嫌なことがあったなら、良いことだってきっとある。 見知らぬ人との予期せぬ「つながり」が、あたたかな奇跡を紡ぎ出す! 本屋大賞第二位『ひと』の小野寺史宜が紡ぐ、傑作群像劇。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
古本屋さんで見つけた時に迷わず購入。 小野寺史宜さんも今となっては外せない作家さんです。 この作品に出てくる人は本当に 未熟で人間臭さがあって好きです。 「このままではダメだな」そう自覚した人から変わっていく。 変化していく中で縁が繋がっていく。 新しく繋がる縁もあれば、より強くなる縁。 私の周り...続きを読むでも実際にありそうな話だなぁと思いました。
いつも同じような感想になっちゃうけど… それぞれの話の人がどこかで繋がってて、そこが良い。 小野寺さんのお話を読むと、真面目にきちっと生きる、のを窮屈にやるんじゃなくて、 ずるしないで、過去の自分にも未来の自分にも恥じないように今を生きたいなと思うのです。
ジャケットとタイトルが綺麗だったので惹かれて購入しました! 付属の縁結びのしおりも綺麗です。 4つの章に分かれていてそのタイトルがそれぞれ霧・塵・針・縁となっていてそれぞれの章の最後の一文にその漢字を使った気持ちが比喩的に表現されていたのでその部分が特に印象に残りました。 4人の視点で物語が書かれて...続きを読むいて途中まで(塵の序盤位)はどんな展開で話が進むのか分かりにくかったのですが読み進んでいくと徐々にその4人には直接的か間接的な繋がりがある事が分かってきて他に登場する人物達も含めた関係性を理解した時はこういう繋がりがあったのかとすっきりした気持ちになりました。 最終的に人との縁が良い方向に向かったのでもやもやした気持ちが無くなり晴れた気持ちで読み終える事ができる一冊です。
小野寺史宜さんを読むのは2作目。 『ひと』に引き続き、こちらもすごく良かったです。 少年サッカーのコーチをしていた室屋は、保護者の間で嫌な噂が立ったおかげで、仕事を理由にサッカーのコーチを辞めてしまいます。(ー霧KIRIー) 話は、ー塵TIRIー ー針HARIー ー縁HERIー と続いていくので...続きを読むすが、これらすべてが見事に繋がっていました。 連作短編のようですが、話の流れがよく、長編のようにも思えます。 縁(えん)という文字を円にも置き換えられるような人との繋がり方は、その人間関係をまるで上から眺めているような感じがしました。 室屋が勤めているリペアショップには様々なお客が訪れます。 嫌な思いをしても、巡り巡ってそれぞれの人たちにもまた良いことが起こります。 予期せぬ縁が人の心を救います。 終わり方が本当に素敵で、読み終わって、心が晴れやかになりました。
人と人が関わるとさまざまな感情が生まれる 愛情はもちろん、嫉妬、妬み、蔑み、憎しみ… 誰かの一言で傷ついたり、傷つけたり 日常のなかのそんな様子が自分の事のように リアルに感じる つい魔がさして、いけないとわかっていても そっちに走ってしまうこともある でも、そんな時でも 引き止めてくれるのは、誰か...続きを読むの一言だったりするんだよね いいお話だったと思う
5章からなる短編集。サッカーのコーチを引き受けた独身男性が主人公の話から始まる。知らず知らずのうちにある子供の母親が好きになってしまい、父兄の間で噂になりクビになる。彼の勤める店に来てクレームをつけた女性がいる。この女性が次の物語の主人公。 その女性はわがままで、彼氏が愛想尽かし振られてしまう。腹が...続きを読む立って、むかしパパ活していた中年男性に連絡をする。この男性が次の話の主人公… というように章ごとに関わりあった人たちへと主役が移っていくのが、お芝居のようでなかなか面白かった。人生ってどこに焦点をあわせて見るかで全く異なるものだ。 一人一人の人生はすべてパラレルに動き、時々重なったり、ニアミスしたり…それを客観的に知ってしまうことがあれば、妙にドラマチックだったりするのだろうなあ。 『縁(ゆかり)』というタイトルが読んだ後にジワっと沁みてきます。
短編集。 これまでに読んだ「ひと」「まち」の主人公とは違い、情けなさやトゲや引け目を持った登場人物が多い。 「針」の主人公なんかはまさに関わりたくないタイプ。 ちょっと面食らった部分もあるけれど、リズムのある文体と軽妙なユーモアを感じる。 登場人物の視点が変わると同じセリフでも背景が分かってくる部...続きを読む分、こちらのとらえ方も変わってくる。 すごく当たり前だけど、 「人って色々あるよね」と思わされる。 最後の「終」の短い文章で、これまでつながってきた縁が、登場人物を前向きにしてくれるような、そんな読後感を覚えた。 それはもちろん、読んでいるこちらの気持ちも前向きにしてくれるものだと思う。 「ついてないな」「うまくいかないな」そんなことを思うときに読んでみるとお勧めかもしれません。
4話別々の話なんですが、 登場人物がみんな どこかで繋がっていて。 モヤモヤしたり、 イラッとする場面もありますが 読みやすかったです。 みんなハッピーエンドかな? 最後、真波の 「歳のサバ」って??
色々な人たちの関わりが描かれている。 本音と建前じゃあないけど、人ってこう考えるよねっていうのが結構リアルだと思った。 短編になっていて読みやすく、それぞれ物語の中で関わっているのも、面白かった。
筧ハイツ。住人の室屋さんから始まる短編集 タイトルの通り、人ってひょんなところで繋がっていたりする。こういう縁があってもいいな。最後はみんなが踏みとどまって安堵。 2番目の話「塵」で気になったのは、 もしかしたら自分も気がつかないところで迷惑とか掛けているかも。それなのに相手の迷惑には厳しい目で...続きを読む見ているかも。 気をつけよう。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
縁
新刊情報をお知らせします。
小野寺史宜
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
うたう
あなたが僕の父
いえ
家族のシナリオ
片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ
片見里荒川コネクション
奇跡集
君に光射す
「小野寺史宜」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲縁 ページトップヘ