縁

748円 (税込)

3pt

嫌なことがあったなら、良いことだってきっとある。

見知らぬ人との予期せぬ「つながり」が、あたたかな奇跡を紡ぎ出す!
本屋大賞第二位『ひと』の小野寺史宜が紡ぐ、傑作群像劇。

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縁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    古本屋さんで見つけた時に迷わず購入。
    小野寺史宜さんも今となっては外せない作家さんです。

    この作品に出てくる人は本当に
    未熟で人間臭さがあって好きです。
    「このままではダメだな」そう自覚した人から変わっていく。
    変化していく中で縁が繋がっていく。
    新しく繋がる縁もあれば、より強くなる縁。
    私の周り

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    いつも同じような感想になっちゃうけど…


    それぞれの話の人がどこかで繋がってて、そこが良い。
    小野寺さんのお話を読むと、真面目にきちっと生きる、のを窮屈にやるんじゃなくて、
    ずるしないで、過去の自分にも未来の自分にも恥じないように今を生きたいなと思うのです。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    ジャケットとタイトルが綺麗だったので惹かれて購入しました!
    付属の縁結びのしおりも綺麗です。
    4つの章に分かれていてそのタイトルがそれぞれ霧・塵・針・縁となっていてそれぞれの章の最後の一文にその漢字を使った気持ちが比喩的に表現されていたのでその部分が特に印象に残りました。
    4人の視点で物語が書かれて

    0
    2022年07月20日

    Posted by ブクログ

    小野寺史宜さんを読むのは2作目。
    『ひと』に引き続き、こちらもすごく良かったです。

    少年サッカーのコーチをしていた室屋は、保護者の間で嫌な噂が立ったおかげで、仕事を理由にサッカーのコーチを辞めてしまいます。(ー霧KIRIー)

    話は、ー塵TIRIー ー針HARIー ー縁HERIー と続いていくので

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    人と人が関わるとさまざまな感情が生まれる
    愛情はもちろん、嫉妬、妬み、蔑み、憎しみ…
    誰かの一言で傷ついたり、傷つけたり
    日常のなかのそんな様子が自分の事のように
    リアルに感じる
    つい魔がさして、いけないとわかっていても
    そっちに走ってしまうこともある
    でも、そんな時でも
    引き止めてくれるのは、誰か

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    5章からなる短編集。サッカーのコーチを引き受けた独身男性が主人公の話から始まる。知らず知らずのうちにある子供の母親が好きになってしまい、父兄の間で噂になりクビになる。彼の勤める店に来てクレームをつけた女性がいる。この女性が次の物語の主人公。
    その女性はわがままで、彼氏が愛想尽かし振られてしまう。腹が

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    これまでに読んだ「ひと」「まち」の主人公とは違い、情けなさやトゲや引け目を持った登場人物が多い。
    「針」の主人公なんかはまさに関わりたくないタイプ。

    ちょっと面食らった部分もあるけれど、リズムのある文体と軽妙なユーモアを感じる。
    登場人物の視点が変わると同じセリフでも背景が分かってくる部

    0
    2023年04月18日

    Posted by ブクログ

    4話別々の話なんですが、
    登場人物がみんな
    どこかで繋がっていて。

    モヤモヤしたり、
    イラッとする場面もありますが
    読みやすかったです。
    みんなハッピーエンドかな?

    最後、真波の
    「歳のサバ」って??

    0
    2022年12月25日

    Posted by ブクログ

    色々な人たちの関わりが描かれている。
    本音と建前じゃあないけど、人ってこう考えるよねっていうのが結構リアルだと思った。
    短編になっていて読みやすく、それぞれ物語の中で関わっているのも、面白かった。

    0
    2022年10月04日

    Posted by ブクログ

    筧ハイツ。住人の室屋さんから始まる短編集
    タイトルの通り、人ってひょんなところで繋がっていたりする。こういう縁があってもいいな。最後はみんなが踏みとどまって安堵。


    2番目の話「塵」で気になったのは、
    もしかしたら自分も気がつかないところで迷惑とか掛けているかも。それなのに相手の迷惑には厳しい目で

    0
    2022年10月04日

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