あなたが僕の父

あなたが僕の父

1,870円 (税込)

9pt

富生が故郷の館山を離れ上京してから20年以上が経った。母が亡くなってからほとんど帰省することがなくなった実家には、78歳の父が一人で暮らしている。その父の様子が最近おかしい。久しぶりに実家を訪ねた富生が目の当たりにしたのは、父の「老い」だった。不安に駆られた富生は父との同居を決めるが、東京には付き合って8年になる恋人がいて……。

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あなたが僕の父 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    親がどんどん弱っていく姿を見るのは悲しい事。
    それでも、毎日を淡々と大切に過ごす富生。
    私は、この本好きだと思った。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    作者と同じ年。もしかしたら、親も似た年。父の車がへこんでたって、うちの父も同じことがあったので。どうすれば?って。自分も親も老いていく。どう向き合うか。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    2日で読み終えた。面白かったからスイスイ読めた。
    いつもの小野寺さん節。会話劇というか、本当に小野寺さん独特の文章。それに最近飽きてきていたのだが、この小説は面白かった。前向きだけじゃなくて、お父さんとのわだかまりとか、自分の恋の色々とかあって。ただ過去のエピソードを間に章立てして挟むほど、過去のエ

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    まずこの表紙を見てください
    ちょっと切ない(ノ_<)

    父・敏男78歳 息子・富生40歳
    母が亡くなって舘山で一人で住む父がちょっとおかしい…ほんのちょっとの違和感。
    母がいなくなった実家には足が遠のく。

    この親子の距離感が何ともリアルです。
    特別好きでもない
    かといって嫌いと言うわけでもない

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    現代と20年ほど前を行ったり来たりしながら物語は進んでていく。自分の親はいつまでも元気でいてくれるような錯覚に陥りがち。親に対する気持ちは、若い頃と変わらないのに、「あれ?」と老いに気付いた時の切なさ。同じ気持ちになったことあるわ…と、共感する場面がたくさんあった。
    故郷に残した親が心配だからといっ

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    本の雑誌社の炎の営業マン、杉江由次さんが
    Xでおすすめしていたので
    久しぶりの小野寺史宜さん、手に取り読んでみた。

    杉江さんの感想を読んでみると
    「ここのところ正直あまりハマる作品がなかった」とある。
    そうなんです。同じ思いです。
    今作は一気読みだった。

    母を介護(介助)する娘、もしくは確執のよ

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    父と息子の物語
    書き下ろし。

    現在 一月 四十歳
    二十五年前 十五歳
    現在 二月 四十歳
    十八年前 二十二歳
    現在 三月 四十歳

    那須野富生40歳は、一人暮らしで高齢の父を心配し、地元館山で暮らすことに。
    恋人に相談しなかったことから関係が崩れ始めたが、父78歳との共同生活は、これまで関わりを避

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    小野寺さんの小説らしい温かくて素朴で優しいお話だった。
    びっくりするような展開はないけれど、誰もが経験してもおかしくないような日常、周囲との会話などが心に沁みる。
    読み進めるうちになぜか自分の経験したことのような気持ちになり、嬉しかったり悲しかったりするのも小野寺ワールドなのだろうか。
    安定、安心で

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    小野寺さんの本は、うどんのようにスルスル読めて肩が凝らない(主人公は、お父さんの茹でるうどんが好き。表紙)。どこにでもあるような日常が描かれて、大事件も起こらない。残念だったのは、8年も付き合った彼女と結婚しなかったこと。良かったのは、お父さんの浮気の真相が明かされたこと。

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    東京に住んで20年以上が経つ富生には、故郷の館山に一人で暮らす父がいる。
    母が亡くなってから6年経つあいだ、ほとんど帰らずにいたが電話で話す父の様子がおかしく感じて久しぶりに帰る。
    バンパーがへこんだ車を見たり、雑然とする部屋や弱くなった父を目の当たりにし、8年付き合った彼女がいたが、ひとりで父と同

    0
    2025年09月23日

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