小野寺史宜のレビュー一覧
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天使、悪魔、透明人間、天からの使い、霊。死後の人間の表現はいろいろあるけれど、死後の人間の行動のお話。
今まで読んだ小野寺史宜さんの作品とは少し違う感じがした。事情があるからこその運命なのか、運命のための後付けの事情なのか死ぬ瞬間の闇だった。
現実で事故死、事件死が運命と言われるのは違う気がするけれど、こうやって文字で、小説として表されるとなんとも言えない感覚。あとちょっと遅かったら、あと少し脇にズレていたら、とかありがちだけど悪魔に調節されてたり見逃されてたりあるいは予定外の行動だったりするのかなと。
お気に入りはレイトショーのケイト・ショウ。中津巧と繋がるところと英道とケイトの2人の会話の -
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一口に編集者と言っても、いろんな編集者がいる。児童書、ビジネス書、雑誌…分野によっても、全然違う。
そんな中、「小説」の編集者と作家は、こんな感じでチームを組むのね、と分かって面白かった。新人賞も獲って、その後も刊行を重ねていても、ボツはくらうし、毎日書くことを「当たり前の習慣」に落とし込んで、プロとしての矜持を持って書き続けていても、作家自身の感覚としては「2勝8敗な感じ」という所も、妙にリアルでよかったな。
この主人公の作家が小野寺さん自身だとして、ファンの読者としては、これからも淡々と書き続けてほしい。結局、続けた人だけが、道を伸ばしていけるのだもの。走り続けてほしい。小野寺さんの本の新 -
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前作は主人公の夏子メインの作品でしたが今作は夏子と同じタクシー会社の登場人物達の視点の物語だったので魅力的な登場人物達の心境や生い立ち等を知る事が出来て良かったです。
この本の一番の推しポイントはタクシーの中での運転手さんとお客さんとの会話がとても現実味があってテンポも良いのでスラスラ読めちゃう所だと思います!
何よりお客さんがホストや大食いYouTuber、車内で喧嘩するカップル等と個性的な人達が多いので会話の内容が面白いです(笑)
タクシー業界の事は詳しくないですが前作のタクジョ!と今作を読んで少しタクシーの仕事内容や働き方を知る事ができたのでタクシー業界の仕事に興味を持ちました。
そして -
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はじめは、頭の中の一人語りを全て言語化しているような文章がちょっと疲れる感じがして、最後まで読むのに時間かかりそうだなと思ったのですが、みなさんの感想がいいのだしと頑張って読み進めたところ、あと半分になったところくらいからは一気読みでした。
ご近所さんたちとの出会いと別れ。何も起きたり進んだりしてないようで、気づかないくらいにちょっとずつ進んでいる感じかな。それが途中からなんだかとても心地よかったです。
現実にこんなにご近所がみんな気さくに話しかける人ばっかりってことはなかなかないと思うのですが、そこは幹太くんの人柄ということでしょうか。戸田さんに最初に言いたくてモヤモヤしていたことを、最後つ -
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「東京モノレール好き」にはたまらないお話。
私は飛行機を見るのが大好きで(乗るのは苦手)、よく羽田空港に行きます。
その「好き」のうち、3分の1くらいは、「モノレールに乗るのが好きだから」かもしれない。
読む前は、どこまでモノレールのことが出てくるんだろう、と思っていたのだけど、モノレール度80%くらい濃い感じがずーっと続いて、嬉しくて、「もう、なに〜?最高っ!」という変なつぶやきが何度も出てしまった。
毎日たくさんの方が、運転、保守点検、改札業務、接客などに関わってくださって、東京モノレールは今日も無事に動いてくれている。(そこから想像するに、東京メトロやJR、タクシー、公共の乗り物も、みな