町に出来た子ども食堂のお話。
そこで、バイトする人、利用する子どもや大人、手伝う人の目線で、お話しが紡がれていきます。
色々な家庭の事情を抱えて、月に2度、夕飯を食べにここに集う人々。
・午後四時半 おつかれさま木戸凪穂
大学3年生のこの子の章で、ちょっとわかると言いますか…私も若い頃、こんな感じ
...続きを読むだったのかなとと思いました。
就活のためにボランティアする。同じ大学生の鈴彦と、目的の違いに、驚く…自分を卑下する…なんでしょうね。
年を重ねると、それぞれの人の事情を理解できて、思いに寄り添ってしまうと言うか…感情移入します。そこが、この本の魅力です。
そして、最後の最後で、涙しました。
なぜかは、読んでみて下さい。
一人暮らしの私の母が、子ども食堂の手伝いをしています。82歳でヨタヨタしているので、手伝いになっているかは疑問ですが…。そこは、月に一度です。もっと大人数ですし、近所の方から募金ももらって運営しているみたいです。募金して下さった方に、母は、子ども食堂のお弁当を届けに行くみたい。コロナ禍で、お弁当にしたみたいで、今は、どうかはわかりません。
子どもよりも、近所の年寄りが来る!と、母がぼやいていたりも…。
地域の人から集えるプラットフォームとして、大切な場所なのかもしれません。