小野寺史宜のレビュー一覧

  • まち
    故郷から出てきて東京の川沿いの町に住むようになる。
    何か目的があった訳ではないが、バイトや同じアパートの住人との触れ合いから、自分はどう生きていくかを探る。
    周りの人々との関りも温かい。
    小野寺さんの以前の作と同じ町での出来事に「まち」を身近に感じ、懐かしい人たちに再開した気分になった。
  • タクジョ!
    読んでいる間、ずーっと癒してくれる傑作。他作品とリンクしてる著者のファンならおなじみのサービスも健在。
  • ひと
    ラストシーンのあまりのシンプルさに驚いたけど、すごく良いと思った。
    タイトル通り、人を描いた物語。
    読み進めるうちに、主人公 聖輔の未来を応援したくなった。あとすごくコロッケを食べたくなった(笑)
  • まち
    日常を描くタイプの小説が1番すき。

    小野寺さんの作品は
    ひとりひとりの、ひとつひとつの
    いろんな名前を大切にしていて
    それがすごくいいなって思う。
  • まち
    穏やかに描かれている日常の中に、すーっと入ってきて心に残る言葉がいくつもあった。

    膵臓がんになり余命宣告を受けるが、瞬一には心配かけないように何も言わず、ふらっと東京に来たおじいちゃん。

    アパートの人に挨拶に周り、大事な言葉をいくつも瞬一に残した。

    「瞬一は頼る側じゃなく、頼られる側でいろ。お...続きを読む
  • 縁

    縁っていうのは本当に不思議なもので。
    関係ないように見える事柄が
    行動に影響を与えることもある。

    こんなすてきな縁だったらいいよね。

    小野寺さんの「ひと」を読んだのは
    読みたいと思うような感想を
    誰かが書いていたから。
    それが気に入ったからこの本にたどり着いた。
    これも何かの縁。かもしれない。
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町
    ほっこりしたい時には最高です。
    いい人たちが織りなす、心温まるお話でした。
    特別なことはしていないけれど、気持ちが落ち着きます。
    初恋の人はそんなに特別かなとは思うが、人それぞれということで。
    主人公のように些細なことにも気がつける人になりたいです。
  • ひと
    これは、好き。

    さらっと力のある言葉だらけなのも
    馴染みのある地名が出てくるところも
    人の説明が丁寧なところも
    出てくる女性がみんなかわいいのも
    すばらしい。

    終わり方も本当によかった。
  • まち
    平凡な日常だけど、確実に一歩ずつ前に進んでいる。一生懸命生きていれば、いい出会い、いい道が拓ける、拓いていけるのだとかんじさせてくれる一冊。
  • まち
    「ひと」の雰囲気がなんか好きで、忘れられなくて、「まち」も読んでみたくて購入しました。やっぱり良かった。好きだった。何も考えずにすーっと読める。日記を読んでるみたいで。"ほら、ここに良い事書いてあるでしょ?"みたいな押し付けがましくなくて、さり気なく そっと言葉を置いている感じ。それがなんか好き。
    ...続きを読む
  • ひと
    登場人物の優しさに心洗われます。
    「やっぱり人間同士ってこうじゃなきゃいけ
     ないよな」と思わせる人たちが織りなす
    ドラマは素晴らしいです。

    両親を亡くしても一人生きていく若者と
    それを見守る人たちの気遣いを一つの物語
    として読める小説は素晴らしいです。

    本屋大賞2019年2位であった本だけある...続きを読む
  • ナオタの星
     何度も失敗しても、それでも真っ直ぐに。
     かたくなで無いところが、素直に受け止められる。
     出てくる人が、みんな良い人でもいいじゃない。
  • まち
    またまたいろんな作品の筧ハイツの人やコロッケやさんが登場。

    体の大きな江藤くん。
    群馬から東京に来て、引越しバイトをしながら火事のトラウマと戦い、人と触れ合い、群馬のじいちゃんを想い、成長していく。
    内容はそれぞれだけど、いつも淡々としたキャラが出てきて、穏やかに読める感じが好き。

    大雨のとき荒...続きを読む
  • ひと
    2020/7/30
    いやこれはめちゃめちゃ良かった。
    「ひと」
    まさに人やわ。人とのふれあいって財産やわ。
    もちろん嫌な人もいる。でもいい人もいる。大事な人もいる。
    なんか世界は美しいなと思った。
    ファンファーレが鳴り響いた気がした。
    私の渇望するものがそこにある気がした。
    誰かを思いやることはそれ...続きを読む
  • ひと
    赤の横断歩道をなにも気にせず渡ってしまう彼が嫌、というようなところ、すごくわかるなと思った。
    好き嫌いってそういうものだし、それでいい。
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町
    シリーズ第5巻。郵便局の配達員、日々起こる小さな出来事、心の受け止め方次第で結果は大きく変わるはずなのに、主人公の温かくて穏やで流されない芯のある人間が故に積み重なって奇蹟と感じるのではないだろうか。いや、これを奇蹟と捉えられる心こそが大切なのだろう。小さな幸せや感謝すべきことは見逃しがちで忘れやす...続きを読む
  • ライフ
    ① この本を選んだ理由
    ドラマチックな展開とか、考えさせる展開とか、そんなのではなく、淡々した物語に浸りたかったので。

    ②あらすじ 
    アルバイトをしながら一人暮らしを続けてきた主人公の井川幹太が、様々な出会いを通じて自らのスタートに向かっていく。

    ③心に残ったこと
    スタートの切り方というセリフが...続きを読む
  • 夜の側に立つ
    10代で出会った自分よりイケてる、スターな仲間たち。バンド活動。隣人との秘密。臆病で手に入れられなかった恋人。
    20代、それぞれの道。
    30代、友の死。もしかしたら願っていたかもしれない。
    40代、本心、本当に手に入れたいもの、手放してはならないもの、罪悪感からの解放。

    すれ違いが切なくて、たぶん...続きを読む
  • ひと
    会話が多い。文少なめ。サクッと読めた。
    二十歳の主人公が強い。芯がある。この人だから良い人に出会えてると思う。
    最後のページ、一言。良かった。
  • 縁

    縁。直接縁がなくても、実は自分も誰か影響を受けてるかもしれないし、与えてるのかもしれない。
    よいことばかりではなく。
    「塵」の令太と真波のくだりは、すごく令太に共感できたけど、真波は反省することはなく、田村さんも諭すことはなく、人はそれぞれ道徳感やら正義感やら違うんだな、と思った。
    最後は縁が回り回...続きを読む