小野寺史宜のレビュー一覧

  • ぼくは刑事です

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    この何というか体温が35℃くらいなのではないこと思う小野寺史宜作品。刑事でもか!!
    いやいや淡々と進みます。刑事としての事件、起こりません。と思っていたら、最後にですか!
    守る人がいて強くなるのであれば律くん最強のはずです。

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    2026年03月01日
  • 奇跡集

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    電車の中で7人の登場人物がそれぞれ悩みや事情を抱えていて各々の行動が後に奇跡を生むお話です。
    実際に電車の中で起こった事実談の様な内容です。
    電車の中で体調を崩してしまった女性に席を譲ってあげようとしたり、体調を崩した女性が駅のホームで休んでいる時に気にかけて飲み物をあげたり、痴漢冤罪で犯人に仕立て上げられそうになっていて困っている男性にその人はやっていないという事を証言したりと実際にその場にいたら声を掛けるのに勇気が必要ですがもしその様な事があったら自分も実践して少しでも助けになれたらなと思いました。

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    2026年02月22日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    天使や悪魔が人の死の周辺にいて、ちょっとその運命を調整したり、霊となりふわふわ移動できる元人間が、自分の死後の様子をみに行く短編集。
    死という重いテーマをサラッと軽妙に描き、切なくなったり、ホッコリしたりする。
    自分の死をアッサリ受け入れたり、無駄死にしないように調整するなんて、受け入れがたいけど、読んでいくうちにその世界観もあるように思えてきた
    霊として、ほよん、と漂って残された人たちを見に行くなんて事もありそうな気がしてくるから不思議
    すべての話がバラバラのようで、実は繋がっている物語
    「ひと」とは全く違う作風で、どちらも好きな作家

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    2026年02月18日
  • タクジョ! みんなのみち

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    夏子の周りの人達、それぞれの人生の分岐点
    みんな、自分の判断、考えで進んでいく姿が清清しい✨航空会社から転職した姫野なんて、普通ないでしょと思うのに、迷いがなくて凄い‼️
    前作から繋がっているものの、前作を読んでいなくてもこれだけで楽しめます

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    2026年02月09日
  • タクジョ!

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    ずっと読みたかった作品。いざ読んでみたらとても好きな雰囲気だった。

    小野寺さんの作品は好きでよく読むけれど、女性が主人公というのは初めてだった。失礼ながら、おじさん作家が描く若い女子ってなんか変な人になっちゃうこと多いよなぁという偏見があったので、あまり期待はしていなかった。
    がしかし、とても良かった。主人公の夏子はとても普通の子で、ちょっと変わってる所も含めて、自分の友人にいそうなくらいリアルな女性に感じた。本作の言葉を借りるなら、意外も意外、超意外。

    彼氏ができたことを同期女子に報告するLINEの内容とか、強面の先輩にオドオドしながらも「こわいです、ちょっと」と正直に言っちゃうところと

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    2026年02月01日
  • 本日も教官なり

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    自動車学校の教官、益子豊士45歳。四葉市に住んでいる。彼女あり、遠距離。元妻あり、娘が一人。元妻のところにいる。子供を身籠った。

    益子豊士はごちゃごちゃ神経質に繰り返しなんかを小言みたいに考える人である。仕事は無難にこなすけど、そんななので娘のことに良い判断が効かない。最初はなんでしゃしゃり出てくるのかと怒られたし、一緒に散歩すれば怒らせるし、わりとうまくいかないのだけれど、娘と話ができるだけで嬉しいし、無視とかされなければそれだけで良いと思えるような父ではある。

    娘が子供を産むまでの彼の生活を淡々と綴った手記。うざったい父なのに読後感がいいのが不思議。

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    2026年01月25日
  • タクジョ! あしたのみち

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    29歳の高間さんの、周りのみんなのお話。
    今回は、ドライバーさんとお客さんの関わり。お互い名前を伝えたり、名刺を交換したり。
    小野寺さんは、人を描くのがとっても上手!
    楽しく、あっという間に読めました。

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    2026年01月16日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    横尾成吾、50歳、職業作家。新人賞をもらったり、小説が映画化されたりはしたが、その後は鳴かず飛ばすの状態だ。ただ書くことにはストイック、早朝4時に起きて書くことを自らに課している。食生活だってストイック、おかずはいつも納豆、キムチに1パック30円の豆腐だ。最近豆腐のパックが開けにくいのでメーカーのコールセンターに電話するが強く言えず、安くて美味い豆腐を提供してもらえることにお礼を言っちゃったりするなんとも気の良いヤツだ。
    そんな頑張ってる男に陽が当たらないはずがなく、編集者の菜種くんと二人三脚で成長していく物語り。作家の苦労や編集者の仕事が良くわかる、全ての本好きに読んで欲しい本だ。

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    2026年01月16日
  • 日比野豆腐店

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    久々の小野寺先生。相変わらずのんびりで日常すぎて好きすぎる。途中で日比野福(猫)の話があるのがおもろすぎる。豆腐が食べたくなって、猫を撫でたくなる本でした。

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    2026年01月15日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    銀座に住むにはまだ早い…
    ならば…
    23区ではどうなのよ?!

    と本当に23区丸々
    物件探して、実際に行って、生活できるか
    をエッセイにした物語。

    ぜひ都民(23区)の方は自分の区がどこなのか探してほしい。

    ちなみに最後は軽い小説付き!

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    2026年01月06日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    相変わらずいいわ〜
    小野寺さんのこの感じ

    「刑事」を意識して、読み始めた人には
    物足りないんだろうけど
    私は小野寺さんの小説を
    読みまくってるから
    刑事なのに、刑事な話じゃない
    このノリが、すごく好きやった

    刑事の話なのに、メインが恋愛!
    なのに、ちゃんといたるところに
    「正義」が散りばめられてる

    律、絶対めっちゃ性格いい奴やん
    まんまとはまった

    普段あまり悲しいことが起きない
    小野寺さんの話に
    悲しいことが起きたのは
    びっくりした

    そして最後の展開
    普通なら、こういう展開には
    いやいや子供育てるって大変やで?
    無理やろと否定的に考えちゃうけど
    律くんなら、どうにかするんやろなぁ

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    2025年12月27日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    読み始めてすぐ、「星新一感がすごい」と感じてしまいました。
    10編の中で好きなのは『今宵守宮くんと』『カフェ霜鳥』『ほよん』です。
    ほんわかするものあり、ブラックなものあり、そして最後の総まとめありでとても楽しめました。
    昔大ハマりした大好きな星新一と最近ハマっている小野寺さんが重なって、わたし的には感無量でした。

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    2025年12月18日
  • タクジョ!

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    大好きな小野寺さんの作品。
    『タクジョ みんなのみち』を本屋さんでみかけて読んでみたくなりました。

    大学を卒業してタクシードライバーになった夏子さんを中心にしたお話でしたけど、至る所で『小野寺さんだ』って感じる優しくて爽快で温かい作品でした。
    小野寺さんの作品は文章が短くてほんと読みやすい。
    読むのも理解するのも遅い僕にはほんとに優しい作品なんです。
    お話も素敵でした。
    ありがとうございました!

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    2025年12月18日
  • タクジョ! あしたのみち

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    高間夏子さんの話は別格として、刀根さんと道上さんの話がずーんと来た。「じーんとした」、に似て非なる「ずーんと来た」。
    夏子は29歳で何か始めたい、始めなきゃと思っている。でも、最後には今できることに目を向けている。

    今は、ただただ前に進む。とにかく経験を積む。

    私も、29歳はかなり前のことだけど、
    今はミドルエイジクライシスな年代で、やっぱりいろいろある。
    次のステップへ。
    私はとにかく経験を積むの時期を継続しつつ、経験してきたことを整理し、自分の引き出しを、取り出しやすいものにしたいなぁと思う今日この頃です。(来年の抱負)

    ちなみに、1、2巻を文庫で読んでたけど、3巻目は単行本で購入。

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    2025年12月11日
  • あなたが僕の父

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    今回は、千葉、実家のある館山と東京。
    高齢の父の様子を心配し、館山に移り住む主人公。
    父とは不仲だったが、母に先立たれ、一人暮らしをする父親。
    会話もしなかった時期、親子でもお互いを知らずに過ごした時間を取り戻していくかのよう。

    自分の親ともこんな風に向き合いたいな、と思った。

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    2025年12月05日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    事件を追わない刑事の話って初めてかも。
    すごくよかった。
    普通の人、という印象を受けるけど仕事にきちんと責任感を持っていて素敵だった。
    ほのぼのした日常が続くのかと思いきや、かなり辛いことが起きてしまい悲しくなった。
    でも彼ならこれから先もまっすぐに暮らしていくんだろうな〜という安心感がある。
    続編あったらいいな〜。

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    2025年12月04日
  • 奇跡集

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    たまたま同じ電車に乗っていた人たちの、奇跡がつながっていく。安定の小野寺さんの優しさあふれる文体で、最後の章は、かすかに切ない。

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    2025年12月04日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    はじめの章から、着想が面白くて引き込まれる。ラストの一つ前の章から、ラストに、ここまでのいろいろの前提が見えてくる。途中、他の小野寺さんの作品にも出てくる園田さんが出てきて、もしかしたら、あの時の怪我も…などと考えてしまう。小野寺史宜さんの作品、やっぱり好きだ。

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    2025年12月04日
  • ひと

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    いいひとや嫌なひと、合うひとや合わないひと、他人でも良くしてくれる人もいれば、たとえ親戚であっても搾取するようなひともいて、ひとの多面性と多様性に包まれました。
    そんないろんなひとが関わってくる日常を丁寧に生きようと思わせてくれる、とても人情味あふれる作品であり、無性に揚げたて熱々の美味しいコロッケが食べたくなった作品でした。

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    2025年11月27日
  • あなたが僕の父

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    親がどんどん弱っていく姿を見るのは悲しい事。
    それでも、毎日を淡々と大切に過ごす富生。
    私は、この本好きだと思った。

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    2025年11月20日