小野寺史宜のレビュー一覧

  • ひと
    2019年本屋大賞第2位の小説「ひと」

    主人公は、悲劇を味わった20歳の大学生柏木聖輔。先のことが見えなくなった彼にあらゆる縁が訪れる。心に沁みる作品とはこの本のことを言うのだろう。

    主人公聖輔はこれ以上ない悲劇を味わってはいるが、ストーリー自体は日常のことがメインに進みます。その中で出会う数々...続きを読む
  • ひと
    目次が〝1人の秋〟、〝1人の冬〟、〝1人の春〟と続くのだが最後の章は〝夏〟の単語のみであること、ラストのセリフの終わり方。なんとも言葉にできない良さがある。人と人との繋がりの大切さをもう一度教えてくれた、じんわりと心の奥が暖かくなる話だった。
  • ひと
    波乱含みの終わり方。だけどこれでいい。
    聖輔くん、いろいろなことに弱気になりすぎ。
    これでいい。これからだよ、ずっとそばに居てあげる!と叫びたいけどそちらの世界は本の中。

    心が熱くなって熱い涙がでてきた。でもシンと澄んできた。
  • ひと
    青春小説。両親が早世し、学費が払えず退学する主人公。そこで出会う総菜屋さんで働くことになる。さまざまな人に出会い、裏切られ、救われる。主人公の健気さが切ない。この健気さが今の世を生きるのに大切なものなのだろう。読後感はすばらしい。
  • ひと
    本屋大賞の候補作ということで読みました。
    私には、大賞の”そしてバトンは渡された”よりも
    心に少しささった感じです。(かすった感じ?)
    現代の優しくて、ドライに見えるけど、懸命に生きている
    男の子というのがいとおしく描かれていると思いました。
  • ひと
    *************
    熱々のコロッケ食べたい
    *************

    些細なひとの行動に温かさや冷たさを感じる1冊でした

    世の中にはいろんな人がいて、優しい人もいれば冷たい人もいる
    頼れる人もいれば頼りたくない人もいる
    人間味があって個人的にどストライクでした

    青葉の言葉にも共感する...続きを読む
  • ひと
    とんでもない喪失を味わう主人公、聖輔。父親も母親もなくし、大学も中退を余儀なくされ、持っているお金もほとんどないのに、この人はいったいどうしてこんなに強く、そして他人に優しくいられるのでしょう。20歳にしては酷すぎる経験をしているというのに、彼は人生を投げやりにすることなく、自分の生きる道を必死で模...続きを読む
  • ひと
    良かった、素直に良かった。とても温かい気持ちになれる小説。主人公も芯のしっかりした素晴らしい青年だった。もう少し早く、学生時代に読んでおきたかった。
  • ひと
    2019年本屋大賞第2位ということで読む。
    両親を相次いで亡くし、大学もバンド活動も断念せざるをえない主人公の、不幸だけれども支えてくれる人々がいて、自分なりに貢献も模索する生き方。
    砂町銀座は馴染みのある土地でもあり、懐かしく読んだ。
    先のことも考えつつ、いまも全てを諦めるのではなく、できることに...続きを読む
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町
    相変わらず秋宏くんの人柄の良さに惹かれる。
    所作や人への思い遣りがこんなにできてる人は今なかなかいない。
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙
    みつばの郵便屋さんシリーズ 第2弾

    ・シバザキミゾレ
    ・そのあとが大事
    ・サイン
    ・先生が待つ手紙

    新人・早坂くんの指導をしながら配達業務をこなす秋宏。

    不登校になっている中学生・みぞれとの交流や、誤配をしてしまったあとの対応、移動してきたベテラン諸君との確執、先生が待つ訳ありの手...続きを読む
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中
    みつばの郵便屋さんシリーズ 第3弾

    ・二代目も配達中
    ・濡れない雨はない
    ・塔の上のおばあちゃん
    ・あけました愛してます

    新しく転属されてきた秋宏と同い年の美郷と谷さんとのバトル。

    アルバイト学生の指導に右往左往したり、タワーマンションのおばあちゃんとのふれあい。

    立ち止まった...続きを読む
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園
    みつばの郵便屋さんシリーズ 第4弾
    文庫書下ろし

    ・かもめが呼んだもの
    ・テスト
    ・お金は大切に
    ・幸せの公園

    「本日も教官なり」の益子先生の登場や、前作に出てきた人やその後など。

    勧善懲悪ではない人間の良さがじんわりくる。

    なんかまとめに入っているように感じられたが、まだま...続きを読む
  • ひりつく夜の音
    クラリネット奏者の下田保幸46歳。所属していたディキシーランドジャズのバンド解散後クラリネット講師として細々と生計を立てている。
    ある夜警察からトラブルを起こした佐久間音矢という青年の引き取り人として呼び出し電話を受けた。
    保幸は、その名の響きに昔の記憶を呼び起こされたのだった。

    自分が大事にする...続きを読む
  • 近いはずの人
    友達と行くと言っていた旅先の不慮の交通事故で妻が死んだ。
    しかし事故にあったタクシーには妻しか乗っていなかった。
    夫俊英の手元には、ロックのかかった妻のスマホが残されている。スマホには妻の秘密が隠されているのか。

    妻の死、ロックのかかったスマホ、ロック解除、妻の秘密。
    読みたいと思わされる気になる...続きを読む
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中
    小野寺史宜 著「二代目も配達中」、みつばの郵便屋さんシリーズ№3、2015.11発行。テンポがよくて、ほどよい甘さのラブストーリー、いいですね(^-^) 続編、待ってます!
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙
    小野寺史宜 著「みつばの郵便屋さん№2 先生が待つ手紙」2015.2発行です。誠心・溌剌なラブストーリーだと思います(^-^) 気に入っています!
  • みつばの郵便屋さん
    小野寺史宜(ふみのり)さん、初読み作家さんです。「みつばの郵便屋さん」、2014.8発行です。蜜葉市みつばの郵便屋さんをしている平本秋宏25歳の物語。真面目で爽やかな青年が配達先の住人や地域の人たちとふれあっていくところがメインでしょうか・・・。気持ちの良い読後感です。連作短編8話、続編に続きます!
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中
    切手が元々好きだったところに郵便屋さんのことがよく分かるようになったら完全に郵便ファンになりました。
    秋宏くんの生真面目な性格素敵です。
    周りの人達も皆よくて、世界観お気に入りです。
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙
    宅配業者より郵便のほうが地元感があるのはなぜだろう。配達の人の顔ってあまり見ないし覚えないけど、さすがに芸能人に激似だったら覚えるかな。今回は恋愛話は落ち着いて、お客さんや同僚のトラブル話など。読後感の良さは安定してる。