小野寺史宜のレビュー一覧
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子ども食堂の1日を色んな人の視点で綴っていく。
子ども食堂がはじまったきっかけから訪れる人、食堂で働いている人。様々な理由が最後に温かく繋がるストーリー。
人は変われる、変わる。些細な気づきで。
「動くもんだ、自分が動きさえすれば」Posted by ブクログ -
75歳、22歳年の差の人生観の対比、普通もっと重々しく感じるテーマのだが軽くコミカルに描かれ面白い。
自分自身の歳がちょうど二人の中間くらいになるのだが、やっぱり継男さん側に感情が入る。まだ終活には早いとは思いつつももう後半戦だからだろうか。
75歳いかにも達観した感があるが、これからも先は長いと前...続きを読むPosted by ブクログ -
登場人物の頭の中に浮かんだ単語や短い言葉を羅列しているような特徴的な文章だなと思ったら、著者が小野寺さんで納得した。
他作品も読んだことがあるが、この方のお話しは人情味に溢れていて、読み終えると暖かい気持ちになる。
たまたま、最近こども食堂について耳にすることが多かったので、運営する側の工夫や...続きを読むPosted by ブクログ -
こども食堂が舞台と言うことで選んだ本。
よかった。。
いろいろな人が絡み合う。
まず行動を起こすことで、物事が動いていく。
そして最後。
そうくるのか。。
前向きに生きることを教えてくれる、良い本だった。
こども食堂だからもっと暗い話も多いかと思っていたけれど、読後感もよくって良い小説でした。Posted by ブクログ -
道上剛造さん、いい味出している。秀一のキャラ。彼を主人公に一本書いてほしいくらいに今回読んで一番震えた章だ。ハルマとユラのおバカな掛け合いも笑ったし。Posted by ブクログ