小野寺史宜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャケットとタイトルが綺麗だったので惹かれて購入しました!
付属の縁結びのしおりも綺麗です。
4つの章に分かれていてそのタイトルがそれぞれ霧・塵・針・縁となっていてそれぞれの章の最後の一文にその漢字を使った気持ちが比喩的に表現されていたのでその部分が特に印象に残りました。
4人の視点で物語が書かれていて途中まで(塵の序盤位)はどんな展開で話が進むのか分かりにくかったのですが読み進んでいくと徐々にその4人には直接的か間接的な繋がりがある事が分かってきて他に登場する人物達も含めた関係性を理解した時はこういう繋がりがあったのかとすっきりした気持ちになりました。
最終的に人との縁が良い方向に向かったの -
Posted by ブクログ
ネタバレ4人の登場人物が意外なところで関わっている。しかもその4人たち自身は自覚しておらず読者だけにしかその見えない鎖が分からない、というのがおもしろく、久しぶりに前の章の○○さんがでてきたら、あっ○○さん‼︎とまるで知人のように思わず心の中でつぶやいてしまった。
4人全員、ちょっと人生でうまくいかなかった部分があって人生の勝ち組みたいな人たちではないけれど、さまざまな場面での人との出会いがそれを上書きするように物語の結末はハッピーエンドで終わる。
少し苦手な人でも、その人と出会ったのには必ず何かの縁があるんだ!と思いながらいろいろな縁を大事にして過ごしていたら、ちょっとでも気が晴れるようなこともある -
Posted by ブクログ
著者の本は3冊目。
やっぱり小野寺史宜氏の小説、いいな、好きだな。
主人公の瞬一は、純粋で真っすぐな心を持った青年。
少しものたりないキャラなのでは・・とも思いながら読み進めましたが、現実にこういう青年っていると思ったし、いて欲しいと思った。
日常の中の静かなドラマが描かれています。
「繋がる」と「ツルム」・・は違う。
「助け合う」と「依存」・・を混同しちゃいけない。
「独り」と「孤独」・・はイコールではない。
「繋がる」も「助け合う」も「独り」も、前提として「自立心」「芯」がしっかりしている必要があるんだなぁ・・・と、そういうようなことを感じました。
自分が独りだなぁ・・と感じている方