あらすじ
新しく「みつば郵便局」に配属されてきた女性配達員は気が強く、周囲をハラハラさせてばかり。そこに失敗続きの学生アルバイトが加わって……。新メンバーのフォローにまわる主人公・秋宏だが、きょうもマイペースで街の人々との温かなドラマをくりひろげていく。タワーマンション最上階に暮らすおばあちゃん、他人の郵便受けから手紙を取りだそうとする会社員などが登場。郵便屋さんが運ぶ小さな奇蹟の物語、好評シリーズ第3弾!
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今回は女性の配達員登場でした。三郷さんのさっぱりした所がいいですね。
アルバイトと荻野くんの秋宏の対応もさすがでした。
このシリーズはほっこりでとても好きです。
今回も秋宏に癒されました。
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今回もほっこり
何にでも 前向きにきちんと向き合う郵便屋さん この生き方真似できないなぁ~と思いつつ あこがれる 悪いと思ったらすぐにあやまる 正す…すごいですね
荻野くん戻ってきてくれて よかったです。
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相変わらずほのぼの物語。
主人公の穏やかな控えめな秋宏と地元の人たちとの交流が、「そんな事あるかなぁ?」という疑問を抱くことさえ罪悪感を感じるほど、善意に満ちていて癒される。
この本の配達員さんたちは、お届け先のお客さんと共に休憩時間を過ごしているけど、私は未だ、配達員さんが公園や配達先で休憩している所を見た事がない。配達途中で休憩してるのかな?
雨の中、雪の中、夏の炎天下、厳しい中配達されてるのだから、秋宏たちみたいにちゃんと休憩してほしいな。そしてそれを見つけてみたい。
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今日もみつば郵便局はほんわかしていていい感じ。新しく入ってきた美郷は気が強くて、谷さんと合うのか冷や冷やしたが、まさかチョコレートの渡した相手が彼だったなんて!?二代目というのは美郷のことだったんだ。納得。
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第3弾
今回もほっこりさせてもらいました♡
最初は苦手だった谷さんにも、徐々に愛着が湧いてきました(*´꒳`*)
美郷が選んだ相手には…まさか過ぎてびっくりでした!!
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郵便配達で回る世界だけで豊かに物語を紡ぐ、じんわりと、ゆるゆると流れる作品。売れてる芸能人の弟という以外に特に奇抜な設定もなく、読者を日常生活の何気ない出来事に引きずり込む。
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みつばの郵便屋さんシリーズ 第3弾
・二代目も配達中
・濡れない雨はない
・塔の上のおばあちゃん
・あけました愛してます
新しく転属されてきた秋宏と同い年の美郷と谷さんとのバトル。
アルバイト学生の指導に右往左往したり、タワーマンションのおばあちゃんとのふれあい。
立ち止まったりしつつも、皆少しずつ進展していて、じんわり、ホッコリする。
やっぱり小野寺さんの描く人間関係の距離感が好き。
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小野寺史宜 著「二代目も配達中」、みつばの郵便屋さんシリーズ№3、2015.11発行。テンポがよくて、ほどよい甘さのラブストーリー、いいですね(^-^) 続編、待ってます!
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切手が元々好きだったところに郵便屋さんのことがよく分かるようになったら完全に郵便ファンになりました。
秋宏くんの生真面目な性格素敵です。
周りの人達も皆よくて、世界観お気に入りです。
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安定の、ほのぼのストーリー。
秋宏が実家に住むようになったり、春行と百波(福江ちゃん)がお付き合いを公表したりと少しずつ環境は変わるけど、配達の仕事に誇りを持ちながら淡々と語られるこのシリーズを読むと癒されます…
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3冊目、今回も感動した。アルバイトの荻野君の話も、女性配達員の筒井さんの話も良かった。中でも「塔の上のおばあちゃん」にはポロッときた。主人公はいい意味での「人たらし」だと思う。
最近郵便屋さんのバイクの音に反応してしまう。
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主人公の秋宏と同い年の女性配達員美郷が配属されて来て、一緒に配達することに。この女性がしっかりしていて気持ちが良い。お客からのクレームもしっかり対応する。大学生のアルバイトを秋宏が見つけて来て、しっかり指導したものの脱落。嫌なアルバイトかと思ったが美郷がフォローしてくれた。
それと今回は恋愛が多め。兄、自分の恋愛の進行とともに美郷にも意外な相手が現れる。
読んでいて心が温まるシリーズ。
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みつばの郵便屋さん3作目。今回は新しく配属された女性配達員や大学生のパイトなど
の新たな登場人物、そして高層マンションに住む高齢女性との関わりなど盛りだくさんの内容でした。相変わらず真摯に人と向き合うみつばの郵便屋さんに癒される。
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郵便屋さんを通して様々な登場人物が出てきて、
その人との関わりを通して考えさせられること、
また郵便局の同僚にも新たな登場人物が出て来ている中、
アキヒロの成長を感じつつ、心温まる話であることは変わりなく感じている。
それにしても谷さんと郷美さんが付き合うことになるとは驚き!
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さらりと読めるこのシリーズ、
3作目のこちらは、とっても良かった。
大学二年生で、楽しそうな仕事につきたいという荻野くん。配達のバイトを始めるが…
まぁ今どきの学生さんと言った感じ。
そして、タワマン最上階に住むおばあちゃんの鎌田めいさん。ポストに入らないカレンダーを届けに行こうとすると「本当に郵便屋さん?」「わたしをだまそうとしてない?」と、警戒中。
荻野くんも、鎌田さんも、息子や親と重ねてイメージしてしまって、かなり感情移入した。
シリーズの中で、今のところ一番好きかも。
今後も、のんびりと読み進めていきたいと思います
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郵便屋さんのお話。
相手は気づくかどうかわからないけど、小さな思いやりの大切さに気づかされる。
郵便屋さんの心意気が素敵♪
何気に谷さんが気になる。。
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終始(良い意味で)何も起こらなさ具合が良い。
登場する関係者がジワジワと増えていくが、過去の登場人物も含め親切にさりげなく思い出させてくれる。
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2020/11/23
郵便屋さんシリーズ。
平和だなぁ。ホッとするなぁ。
秋宏の誠実な姿勢が気持ちいいよね。
カレンダーのおばあちゃんの話が特に印象深い。
息子さんのように騙されないように身構えてるタイプだもんな。
なんや色々カチコチ。
この小説でちょっとほぐれたかしら。
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疲れた時にはこんな本がありがたいです。
心が癒されます。
強力な新人登場の回です。
これからますます面白くなりそうな予感です。
次作が楽しみです。
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シリーズ3作目。
今作では郵便局に新人さんが続々と入ってきた。
それぞれの仕事ぶりに個性があって面白いなと思った。
「塔の上のおばあちゃん」のメイおばあちゃんが可愛くて好きだったなぁ。今作もほっこり。
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10月-19。3.0点。
みつばの郵便屋さん第三弾。同期の女性配達員が異動してくる。父親も配達員だった、男勝りな性格の彼女。
短期バイトも入り、いつもの日常。
何気ない言葉の使い方が上手い。次作も期待。
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シリーズ第3弾。あっという間に読めてしまう、それがいい、そんなシリーズです。
新キャラクター、女性配達員筒井さんは、さっぱりしていて線引きがきちんとできる人。相手のミスに対しても、自分のミスに対しても、なあなあにすることはありません。うーん、かっこいい。
もう一人の新キャラクター、荻野くん。
仕事って、働くって、なんだろう、と彼を通して改めて考えました。
仕事を楽しむということは、やるべきことをきちんとやったうえで、楽しみを見出すということだ、と先述の筒井さんが教えてくれました。
彼がもう一度戻って来てくれてよかった。もちろん、小説だから、というのはありますが、小説ぐらい夢を見させてほしいものです。
気になる点が二点。
一点め。
ここは、読点では?という箇所が句点になっていることがしばしばありました。いやいや、句点で合っています!と言われればそれまでですが…。「、」が「。」になるだけで、かなり読みづらかったです。「、」と「。」のもつ力ってすごいんだな、なんてことを考えてしまいました。
二点め。
裏表紙に書かれているあらすじがしっくりきません。
「〜筒井美郷は、気が強く、周囲をハラハラさせてばかり。フォローにまわる主人公・秋宏は、彼女が親子二代の配達員と知り、興味を抱き始めるが──。」
周囲をハラハラ?
フォローにまわる?
親子二代のことに興味を抱く?
そんな描写があったでしょうか。
特に、二代目の話については、この巻のサブタイトルにもなっていますが、そこまで強いエピソードだとは思いませんでした。
たしか、前回も同じようなことを思ったはず。このあらすじを読んで本を手に取った人は、話が違う、と思う気がします。
Posted by ブクログ
読んでいて何が清々しいかというと、
主人公のさらっとしたポジティブ感と現実感。好きです。
仕事に対しても人に対しても、
ポジティブにさらっとしてる。羨ましいな。
誰かに、これからも郵便をよろしくお願いします、って
最後に言うの好き。
Posted by ブクログ
シリーズ第三作。
今回は女性配達員と、大学生のアルバイト配達員が新メンバーとして加わる。
女性配達員の美郷は気が強く物怖じしない。集配先の会社からクレームがあっても聞いている秋宏がハラハラするほどはっきりと応対する。
一方のアルバイト荻野は覚えがよく慎重に仕事に取り組むが、割り切りが早い。
郵便ハガキだとわずか60円ほどで全国配達してくれる。封書でも普通郵便なら数百円。
雨による多少の滲みや仕分け中のちょっとした破れ折れなどは許容範囲だろう。
だがそのハガキや手紙にどんな思いが込められているのか、出す人受けとる人にとってどれほど大切なものかは分からない。
あまりに一つ一つを丁寧に慎重に扱っていたら配達は終わらない。でもそういう思いが込められているものかも知れないという気持ちで扱ってくれる配達員さんには敬意を表したい。
タワーマンションに住むおばあちゃんとの話は今時だなと思う。
お茶やお菓子を勧められたら基本的に断らない秋宏だが距離感は難しい。踏み込んで良いのか通りすぎるべきか。
その時の一瞬の判断が人を救うこともあれば、トラブルに巻き込まれる場合もある。
失敗したら次からしないように気を付ければ良い。それでまた失敗したら謝れば良い。
美郷の言葉は非常にシンプルだが、プライドや感情や人間関係が邪魔をして難しい。
みつばの郵便配達員たちはみんなキャラクターが違う。考え方、価値観、思考回路が違うからそれぞれ助け合って補い合って、色々なアプローチや考え方に気付かされて良いのかも知れない。
一度ドロップアウトしても、それで拒絶というのではないのも良い。これも色々な配達員がいるからだ。
それにしても、両親が離婚して実家に一人で暮らすことになっても、弟が人気俳優でも、その彼女がこれまた人気芸能人でも変わらない秋宏は凄い。芯がしっかりしているということだろう。