あらすじ
みつば郵便局に配属された新人のお目付け役になった秋宏は、誤配を謝りにいったり、クセのある先輩に嫌味をいわれたりしつつも、今日も季節の風をうけてバイクを走らせている。そんなある日、配達先のマンションで不思議な女の子と出会う。彼女は秋宏を待つようになって……。不登校の少女とのやりとりが温かい「シバザキミゾレ」、転校した教え子との約束を描いた「先生が待つ手紙」など4話を収録。小さな奇蹟の物語、第2弾!
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Posted by ブクログ
この作品のやさしい世界観が大好きです。
ゆるく読み続けられる感じ。
他にも他人や課題との距離感がすごく好きです。
私も仕事でこの距離感を意識できるのが理想だなぁと
思いながら読みました。
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今回もほっこり〜
なんか…待ってるだけじゃなく(めんどくさいとか、恥ずかしいとか、嫌われたくないとかね)
自分から動かないと変わらない日常もありなんだなぁーと おもいました。
毎回思うけど 郵便屋さんって大変な仕事ですね (あっ…大変じゃない仕事はないのか…)
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シリーズ第2巻。
秋宏の人柄に今回もとても癒されるお話でした⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
不登校少女とのやりとりでは普段は敬語な秋宏がみぞれちゃんの押しに負けて敬語抜きで話しているのがほっこりしたり、踏み込んでいいのかその一線を分かっている感じの対応がよかった(n´ω`n)
また、たまきや春行、百波を交えての団欒とした場面も温かく、兄弟間での仲の良さやそれぞれ少しずつ先に進んでいく関係が少し寂しい傷痕を残しながらもむず痒くなります(´•̥̥̥ω•̥̥̥`)♡
キレ散らかしてきた相手や谷さんとの付き合いも相手を知ったり、〝その後〟の大切さが身に沁みました⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
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相変わらず癒される。
秋宏の優しさが郵便屋さんの感じ?と合わさってほのぼのとしていていい。
ウチの担当の郵便配達の方も秋宏みたいな事を考えながら配達してくれているのかな。…な訳ないか。
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このシリーズよい。
素敵な若者がゆったりと、自然に、大事に生きているのがよい。
「丁寧な生活」とは違うのがまたよい。
コンビニで買ったお菓子とお惣菜で飲み会してるとか。
振れすぎてないのがよい。
こんなふうな生活に憧れる。
深夜の30分ぐらいのドラマで見てみたい。
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みつばの郵便屋さんシリーズは読みやすいので大好き!
郵便屋さんの日常を描いていて、実際にもありそうな話だし、想像しやすい。
秋宏の人柄も好きだし、みんなに好かれてるのもわかるなぁって感じ。
このシリーズは、全部読むつもり。
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第2弾
今作も秋宏の人柄にほっこりさせてもらいながら、一気読みしてしまいました❁⃘*.゚
第3弾も既に購入しているので、早速読み進めたいと思います(*´꒳`*)
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郵便屋さんは今、この話当時とは随分変わったなとシミジミ。土曜日の配達がなくなって投函から到着までプラス1日増えた。働き方改革なのか郵便事業を縮小したいからなのか。
秋宏は結構休憩してるイメージだけど普段休んでいる郵便屋さんって見たことないな。
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シリーズ1よりもこちらの方が面白かった。登場人物が場慣れしてきてより活動的になったような?
春行と百波の関係、秋宏とたまきの恋、セトッチとミカのお付き合い、どれもうまくいってほしい!
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今回もほのぼのしてて楽しかったです。
クレーマーや不登校、学校の先生、いろいろな問題を聞き役に徹している秋宏がとてもいいですね。こんな配達員いたらいいのに。
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4つの連作短編。郵便屋さんの平本秋宏が配達先の住人達との心暖まる交流を描いたもの。悪い人が出てこないので安心して読める。
どの登場人物も郵便屋さんと接することで、心の悩みを解決させて行く。最初の章では不登校となった女子中学生。連日、郵便屋を待って話して行くことで学校に復帰して行く。次の章では他の人が配達して大クレームとなり、クレーマーに転じた相手が最後は改心する。嫌われ者の先輩が出戻りで異動して来て、先輩とぶつかるものの結果として先輩の良い点を見つけて懐に飛び込んでゆく。小学校の先生との交流も、懐かしさを呼び起こす。
もう一つの軸は、有名俳優である兄と同じく有名女優との交際と郵便屋さんの交流。これに弟である郵便屋さんと配達先の女性との交際と兄達を交えての四人での交流(友達同士含めて3組)。みんな淡々と進んで行くのが不思議。
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みつばの郵便屋さん、シリーズ2作目。前回に引き続き優しくて癒されるお話ばかりでした。主人公もそしてその周りにいる人たちも温かくて純粋なので安心して読み進められます。そしてつくづく郵便屋さんって大変だな〜と町の郵便屋さんを労う気持ちが自然と湧いてくる。
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みつばの郵便屋さん、第二弾。
みつば局の郵便屋さんのお話。私もみつば1区の人々と知り合いになったような気になってくる。
第一弾でカレシと別れた片岡泉さんに新しくカレシができたり、今井さんのところに娘と孫が引っ越してきたり、セトッチに彼女ができたり。
本当にどこかの町の日常を切り取ったような、それでいて心が温まる物語。まだまだ続きがあるようなので、楽しみに読んでみたい。
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今回も読んでいて心温まる内容の小説であった。
同じ職場の谷さんとの人間関係について、
谷さんの言動や行いといった側面だけで判断すると嫌な印象しか残らない人だが、
生い立ちを聞いてしまうと致し方無く納得できる部分もある。
人は人の数だけ人生がある。各々育ってきた環境も異なる。
周りとの人間関係においても、見た目や言動そのものだけで判断せず、その言葉を発した本質や根本を理解していく必要があると感じた。
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何年か越しの第2弾が読めて嬉しい。
安心感。文章も登場人物も展開も。ハラハラワクワクして先が読みたくなるという本もあるけれど、この本は安心感があるからこそ先が読みたくなる。
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何も特別なことはない。ほんわかしていて、読みやすい。
こんな郵便屋さん、いる?イケメンで、いい人で。出会いたいな(笑)
来ないでほしい手紙、か、、先生たちにもいろいろな思いがあるんだな。
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優れたお仕事系小説であり、「何も起こらない系」小説(?)の良作でもある。
舞台やキャラクターの多くが作品の垣根を超えて登場していて、つながりを探していくのが面白いかも。
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2020/8/24
一日で読めてしまった。
まあそれは、おもしろいからでもあるんだけど。
平和な時間がゆったり流れる中、ついに嫌な人登場かと。
谷さん。
同姓のいい人が知り合いにいたからそこもちょっと引っかかってみたり。
パワハラ気質の谷さん。
ダメなんや、苦手なんや、こういう意味なく攻撃的な人。怖気が走るんや。いや、意味はあるのか。周りが敵に思える環境で育ってきたという。
でもそんなんこっちには関係ないやん。
そうやってツンケンするから悪循環やねん。知らんがな。
ってシャットアウトする。私なら。
でも秋宏は上手に敵じゃないアピールをするんよ。
なんて偉い。魂のレベルが高い。
結果、谷さんもそこまで悪い人じゃないやん。って終われる。
あ待って、もう一人おったな、嫌な人。
元カノの子や。
そっちは打算的で自己中心的なタイプや。
どうなるのかなぁ、彼女。どうかなるのかな?
続き楽しみ。
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みつばの郵便屋さんシリーズ 2作目。
郵便屋さんは大変だなぁと今回も思いました。
新人君も入って、苦情対応にやはり人間性が出ますね。
中心メンバーの新たな展開もあり、続きが気になります。
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先生が待つ手紙ってなんだろうと読み進めて行ったけれど、予想とは異なり、複雑な思いをしました。
のほほんとした安定感が心地よいです。
個人的にはシバザキミゾレちゃんが好きになりました。
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シリーズ2作目。
今作もほのぼの。穏やかに物語が進んでいくので、リラックスして読めた。
登場人物がどんどん増えていき、みつばの町にも詳しくなってきた気分。
それにしても、秋宏は配達中によくお茶を飲んで休憩している気がする。町の人とこんなに触れ合っているのも不思議な感じ。
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シリーズ2作目。
前作から間が空いてしまったが、のんびりと楽しめた。
郵便屋さんのお仕事を、改めて考えたり感謝したりできる。
心が疲れた時に読むのにぴったりで、この先もゆっくり読んでいきたいと思う。
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土曜日に配達があった時代の郵便局ですね。民営化はしてる様だけど。
土曜日配達なくなって、消印から配達まで四日とかかかる様になっちゃって、郵便はやり取りを楽しむ物だから早く着く事に意義は求めないけど昔はよかった、と思ってしまう今日この頃。大変な思いをして正確に配達下さっている郵便局員さんに改めて感謝。アイスも読み物も差し入れしなくてすみません。
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10月-18。3.0点。
みつばの郵便屋さん第二弾。
今回も、配達しながらの出来事を描写、連作。
癒やされる日常。不登校の中学生との触れあいなど。
新人も入り、指導役にもなる。
次作も期待。
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安心して読める、日常系の話です。
「そのあとが大事」は、分かるー!と思って読みました。若いうちは、謝ることは負けを宣言することのような気がしていました。しかし、社会人生活も長くなり、謝ることの大切さが分かってきました。何をどう謝るのか。自分個人としてではなく、一会社の者として、ある部分に関して謝る。秋宏くんが何度も言うように、気を付けていてもミスや間違いはあるのだから。大事なのは、その後ですね。
嬉しかったのは、宮島大地くんが出てきたこと。中学生時代ですが。そこでようやく、「あ!みつば!」と気づきました。もしかしたら、「ホケツ!」の方に郵便屋さんが出ていたかもしれません。好きな話だったから、そちらをもう一度読んでみようかと思いました。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目から読んでしまった私なので、
うっすらと物語のストーリーがわかってしまうけど、
それでも、登場人物全員に嫌味がなく、
特に主人公がさらっとしてるから、
分かってても楽しく読める。
シリーズを重ねて行くごとに、こっちも段々愛着がわく。
Posted by ブクログ
シリーズ第二作。
郵便配達員・平本秋宏の日常を描く。
新人が入ってきて、新しい配達員もやって来る。
配達のトラブルも色々ある。個人間のやり取りなら「そんなことしていない!」と強く言えるが、会社の看板を背負っている以上は下手なことは言えない。しかも今の時代、ちょっとした行き違いがとんでもない大問題になったりするし。
こういうお仕事は理不尽に叱られることもあるだろう。辛いけれど反省はして、聞き流すべきところは聞き流すしかない。
それでもこのシリーズはちゃんと後で救いがあるから良い。
理不尽に当たり散らす人だからと言って、それがその人のすべてだと思ってはいけない。なんにでも噛み付く付き合いづらい同僚がいても、それがその人の全てというわけではない。
そのことを教えてくれる話だった。
秋宏の相変わらず丁寧な対応に感心する。それが答えかどうかは分からないが、気持ちはきちんと伝わっていた。
芸能人の兄を持ちながら、兄とやはり芸能人である彼女が時折自分の部屋にやって来ながらも華やかな世界に毒されない秋宏が良い。
しかしやっぱり兄の彼女と二人きりというのはハラハラする。いくら秋宏が信用出来る男でも、彼女からしたら不安だろう。態度では表さなくとも内心はどうだろうか。
逆に彼女は堂々と元カレに秋宏の存在を知らせた。元カレにとっては引導を渡されることにもなったが、そのことで未練を断ち切ることができた。
折に触れて続きも読んでいきたい。