小野寺史宜のレビュー一覧

  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    秋宏の人との距離感が好きです
    あと4作目となるのですが、読んでいてスクーターに
    乗りたくなりました
    郵便局員さんが乗るようなカブもいい
    やりたいことが増えました

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    2025年01月19日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    安定の、ほのぼのストーリー。
    秋宏が実家に住むようになったり、春行と百波(福江ちゃん)がお付き合いを公表したりと少しずつ環境は変わるけど、配達の仕事に誇りを持ちながら淡々と語られるこのシリーズを読むと癒されます…

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    2025年01月14日
  • モノ

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    小野寺史宣さんって、お仕事小説の名手だったんだ。
    帯見てへぇ。って思ったけど、
    確かに、郵便屋さん、タクシー運転手etc
    小野寺さんの小説に出てくる人達は皆、
    生活をしているって感じがする。

    いろんな小説のいろんな登場人物が集結して、
    それもそれで楽しかった。

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    2025年01月13日
  • モノ

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    東京モノレールで働く人たちの短編集。
    小野寺さんは「ひと」を描くのが上手い。
    それぞれにドラマがある。
    東京モノレールの仕事を細かく描写されていて、丁寧に取材したんだなとあとがきでも分かった。
    その分、仕事の説明が多いのが気になったが、東京モノレールというとっつきにくいものだったからそれは仕方ないか。
    いろいろな仕事があるんだなぁ、いろいろな生き方があるんだなぁと毎回思わせてくれる。

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    2025年01月13日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    50歳目前にして長編小説をボツにされた作家の横尾成吾と、新しく編集担当になった30歳の井草菜種。
    これは3月から4月までの1年間の出来事を、2人の視点から交互に描かれた物語です。
    横尾と菜種は作家と編集者という立場で接点はあるものの、そこにはそれぞれの生活と、たどってきた別の道のりがあって、決して順風満帆な人生とは言えないまでも、お互い敵を作らないいい人で、とても好感が持てます。
    停滞気味だった2人の生活にもしだいに加速がかかり、最後に明かされた仕掛けには驚いてしまいました。
    ふだん気にしていなかった本製作の裏側の世界を垣間見ることができて、読書がまた楽しくなりそうです。

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    2025年01月13日
  • みつばの泉ちゃん

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     片岡泉。天真爛漫で裏表がない。自己評価は高くないけれど、他人から押しつけられるのもイヤ。そんなマイペースな泉と、泉との交流で不思議と元気をもらった人たちの成長を描くヒューマンドラマ。

     『みつばの郵便屋さん』シリーズスピンオフ作品。
              ◇
     東京都あきる野市。東秋留駅近くの住宅街にアカシヤはある。樹木のアカシヤではなくて「明石家」。うちの名字が明石なのでアカシヤという店名になった。
     この田舎町のアカシヤという小さなコンビニが私のアルバイト先だ。つまり私は実家の商売を手伝っていることになる。
     時給は 700円。安いけど仕方ない。駅の向こう側にスーパーがあるため、お客さん

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    2025年01月13日
  • ひと

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    人との繋がりを感じることができる優しい小説。

    題名通り、人に焦点を当てた作品でとても爽やかな気分になれる小説でした。
    主人公の「聖輔」の過去の出来事が辛いです。
    それでも周りの助けや自分自身が諦めないことを教えてくれました。

    些細な行動が人を助けると思うと一つ一つの行動を大切にしたくなりました。

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    2025年01月12日
  • ひと

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    ネタバレ

    両親を亡くした主人公が惣菜屋との出会いを通じて前を向いて成長していく一冊
    分厚さの割に会話が多く、テンポよく読めた

    金がない中でも人に優しく、自分の大切なものまで手放せる主人公のお人好しさ(無自覚)には驚いたが最後に納得。物ではなく「ひと」を大切にしていたのか

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    2025年01月12日
  • 町なか番外地

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    同じ場所に住む人たち、いろんな思いや状況の中、生活している。
    軽快な文章と奥深いテーマのバランスが絶妙で、読後感が爽快。普段見過ごしてしまいがちな日常の一コマが、視点を変えることでどれほど面白く、また考えさせられた。
    最後にそれぞれが、微妙に影響を及ぼしていたことが分かるとなんかホッとした気分になった。

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    2025年01月09日
  • まち

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    淡々と流れて行く東京暮らしのなかで、人の温かさをほんのり感じる小説です。
    みんな普通の人なのでドラマチックな事は起きませんが、これで良いと思う。

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    2025年01月04日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    岩井圭也さんの新刊(文庫)と同日に発刊されていた本作。
    一緒に購入しました。
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    さっと読めて、
    あっと驚く10の物語
    天使と悪魔が演出する”運命の舞台裏”
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    タイトル通り、悪魔と天使が登場する悲劇と喜劇。
    一話一話が短く読みやすいです。
    ひとつの人生が終わる瞬間を垣間見る、
    恐怖ではなくて、ユーモラスで。
    どこかお洒落というか粋というか。
    でもかなしい。
    大切な人を失うこと、
    そばにいれなくなることはかなしい。

    伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を思い出しました。

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    2024年12月31日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    シリーズ1よりもこちらの方が面白かった。登場人物が場慣れしてきてより活動的になったような?
    春行と百波の関係、秋宏とたまきの恋、セトッチとミカのお付き合い、どれもうまくいってほしい!

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    2024年12月23日
  • みつばの郵便屋さん

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    小野寺史宜さんらしい、ほんわか、でもちょっとしょっぱい部分もあるストーリー。
    秋宏と春行の兄弟関係の描き方が素敵。

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    2024年12月23日
  • 今夜

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    かなり暗い話が続きましたが、最後は登場人物それぞれの夜明けが描かれていて、少し希望が見える終わり方で良かったです。「タクジョ」の登場人物も出てたのかな?ボクサーの彼と警察官を辞めた彼のその後も見てみたいです!

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    2024年12月20日
  • みつばの郵便屋さん

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    ミステリーを立て続けに読んでいたので
    こころが安らぎました
    郵便屋さんへの見る目が少しだけ変わりました
    効率的な配達、雪の中の配達
    小説の中には誤送への対応の仕方も書いてあったりして。
    感心しながら読みました

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    2024年12月19日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    今回もほのぼのしてて楽しかったです。
    クレーマーや不登校、学校の先生、いろいろな問題を聞き役に徹している秋宏がとてもいいですね。こんな配達員いたらいいのに。

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    2024年12月19日
  • 夫妻集

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    相変わらず読みやすい文章でした。それぞれの夫妻の話でしたが、それぞれ上手く繋がっていて、いわゆる連作になっています。自分も結婚10年を越えて、子どものことや妻のこと、いろいろ思うことがあったので、どの話もけっこう刺さりました。実際、夫婦の数だけそれぞれの物語があるんだろうなあと思います。佐原夫妻のような形で結婚30年目を迎えることができたら最高ですね!

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    2024年12月15日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    3冊目、今回も感動した。アルバイトの荻野君の話も、女性配達員の筒井さんの話も良かった。中でも「塔の上のおばあちゃん」にはポロッときた。主人公はいい意味での「人たらし」だと思う。

    最近郵便屋さんのバイクの音に反応してしまう。

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    2024年12月14日
  • うたう

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    かつて同じバンドメンバーだった若者のその後の人生が描かれていました。それぞれ音楽とは一旦区切りをつけながらも、やっぱり日常から完全に音楽を排除できない様子がリアルでした。個人的には、トモの妻のオカリナさんがとても素敵な女性だなと思いました。

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    2024年12月13日
  • 君に光射す

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    コロナ禍という時代背景があるからこそ、主人公たちの感じ方、生き方があるんだなとこの物語を読んで気づかされます。あの3年はなんだったんだろう、とつくづく思う。

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    2024年12月12日