小野寺史宜のレビュー一覧

  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    ついに終わってしまい残念です。
    続編があることを期待します。
    特に美郷さんのドレスの件がどうなったか気になります。

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    2023年09月15日
  • ひりつく夜の音(新潮文庫)

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    ゆったりしたジャズを聴いているみたいにストーリーもゆったりと進む。節約の食生活がこと細かに語られ、やけにリアル。一方、演奏している時に気持ちが昇り詰めていく描写もリアル。どちらも一人の人の中にあるリアルで共感できました。
    全体の雰囲気が心地よく、居心地のいいライブハウス(行ったことないけど)で、たゆたっている感覚で読みました。

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    2023年09月14日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    短編集
    容赦ない運命と温もりが同居する物語
    前半は素敵な話 書き下ろしの後半3作は前半を使った辻褄合わせで駄作

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    2023年09月13日
  • みつばの郵便屋さん

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    みつば地区を回る郵便配達員平本秋宏
    日々丁寧に実直に仕事を全うしている
    その中で起こったささいなトラブル
    例えば誤配、見つけてしまった落とし物、脅迫状など
    それらに真摯に向き合う正直さと優しさにホッとする

    ちなみに秋宏には顔がそっくりで人気タレントである年子の兄がいる
    芸能人の弟だというのに性格はとっても地味で実直な秋宏
    そんなところも好感度が高い

    シリーズ化しているようなので次も読んでみようと思う

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    2023年09月03日
  • 太郎とさくら

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    異父姉弟を軸に、姉の実父との共同生活、ちょっと訳あり家族のほんわかハートフルな物語、さすが小野寺さん。と暖かな気持ちで寝入った翌日から考えこんでいる。

    「昭和の標準家庭」から外れた人達に、小野寺さんの視点はいつも優しい。と思う。離婚、再婚、母子家庭、未婚の母。令和の現代じゃ珍しくもないのに、どうかすると可哀想、苦労してそう、みたいなネガティブなレッテルを貼ってしまいそうな自分に、「あなたと彼らの何が違うっていうの?」と押し付けがましくなく、ほらね、と示してくれるのが小野寺さんだと思って安心して読んでた。けど、自分は清水のおばあちゃんだ、と気がついてしまった。分け隔てないつもりで、なのにぽろっ

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    2023年08月31日
  • 君に光射す

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    この人の作品のは1番底にこうあって欲しい、という人間愛が感じられる。いわゆる日の当たりにくい仕事や人間平等に描こうとする姿勢がギスギスした世にあってちょっとホッとします。人が良いだけでは生きていけないのも確かだけレド。

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    2023年08月30日
  • ひと

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    2019年本屋さん大賞ノミネート&2位
    出だしがとてもいいです。 惣菜屋の揚げ物の美味しそうな匂いが伝わる描写。「どうせなら 熱々を食いな」と、熱々のメンチを差し出す優しい 惣菜屋さん。それを受け取る 主人公、 聖輔。そこで人と人が結びついていきます。そして大きな出会いとなっていきます。

    でもその直後に読者は聖輔が大きな悲しみを抱えていたことを知り、そこから目が離せなくなります。

    聖輔はとてもいい人 。人がいい。人を気遣い 、自分を抑えている。大きな 悲しみがあったにもかかわらず 、人を信じる。それだけに危うい。その危うさが心配になりページを進ませます。

    各章のタイトルが「一人の

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    2023年08月22日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    ネタバレ

    今回も読んでいて心温まる内容の小説であった。

    同じ職場の谷さんとの人間関係について、
    谷さんの言動や行いといった側面だけで判断すると嫌な印象しか残らない人だが、
    生い立ちを聞いてしまうと致し方無く納得できる部分もある。
    人は人の数だけ人生がある。各々育ってきた環境も異なる。
    周りとの人間関係においても、見た目や言動そのものだけで判断せず、その言葉を発した本質や根本を理解していく必要があると感じた。

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    2023年08月19日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    さらりと読めるこのシリーズ、
    3作目のこちらは、とっても良かった。

    大学二年生で、楽しそうな仕事につきたいという荻野くん。配達のバイトを始めるが…
    まぁ今どきの学生さんと言った感じ。

    そして、タワマン最上階に住むおばあちゃんの鎌田めいさん。ポストに入らないカレンダーを届けに行こうとすると「本当に郵便屋さん?」「わたしをだまそうとしてない?」と、警戒中。

    荻野くんも、鎌田さんも、息子や親と重ねてイメージしてしまって、かなり感情移入した。

    シリーズの中で、今のところ一番好きかも。
    今後も、のんびりと読み進めていきたいと思います

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    2023年08月16日
  • その愛の程度

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    ネタバレ

    再婚相手の娘
    バツイチの女性

    色んな人から逃げられちゃう可哀想な主人公の話。
    ではないかな。笑

    真剣に相手と向き合わなくても良いときもある。
    そんなゆるっとした愛がほどよいときもある。
    でもちゃんと決断して行動しないといけないときもある。

    どんな愛の程度がベストかなんて分かんないんだよねぇ。
    色んな人生あるなぁって読んでてすごい面白かった。

    いい相手みつかるといいなー

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    2023年08月13日
  • 君に光射す

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    主人公の圭斗の育ってきた環境が大きいんだろうけど、もっと上手くできただろうになんで?とイライラする場面もあったけど、こんな人が近くにいたら信頼もできる人で、上司なら最高だな。
    ひとやまちの主人公と同じように、人間として大事にしなきゃいけないことがじんわり伝わってくる良い作品。

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    2023年08月11日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    SUUMO連載エッセイ単行本化。
    物件検索で23区の町巡り。

    前日譚 ノー銀座、ノーライフ
    はじめに

    第一回 千代田区 神田にたゆたう神保町
    第二回 江戸川区 川を感じて住む小岩
    第三回 杉並区 静かに元気な西荻窪
    第四回 北区 あれこれ不思議な浮間舟渡
    第五回 大田区 端でもにぎわう蒲田
    第六回 台東区 浅草も香る田原町
    第七回 豊島区 隣駅の魅力に満ちた要町
    第八回 葛飾区 まどろみ落ちつくお花茶屋
    第九回 品川区 町に紛れる大森海岸
    第十回 荒川区 都電が愛しい東尾久三丁目
    第十一回 中野区 ジャズもそよぐよ中野新橋
    第十二回 港区 彩り溢れる三田
    第十三回 板橋区 台に住もうよとき

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    2023年08月08日
  • 君に光射す

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    教師を辞め警備員となった主人公を淡々と描く。特に大きな事件が起こる訳ではないが、静かで柔らかい文体で沁みる作品

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    2023年08月05日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    あたたかくてゆるい、小野寺さんの散策日記。でもただの散策ではなく、住みたくさせる日記。23区をすべて回り、そして「住みたくさせる」のは本当に難題だったと思うけど、読んでみたら見事に全てに住みたくなった。お金を出せばいくらでも住みたくさせることはできると思うけど、5万円という予算で、そしてあえてニッチな町を選んでいるところ(予算ゆえ選ばざるを得ない)のもいい。

    p.84 町歩きとコーヒーは、やはり切り離せない。もうって何でしょうね。人生におけるコーヒー、というかカフェの良い。とりあえず立ち止まり、コーヒーを飲む30分。その間には人は自信を微調整するのかもしれません。あちこちを閉めたり、緩めた

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    2023年07月31日
  • それ自体が奇跡

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    ネタバレ

    何か見返りがある訳ではないのに仕事の傍らサッカーを本気でやる貢と、子育てをしていきたいと考えていた綾とのすれ違いや仲直りが垣間見えた。夫婦の絆を感じられた。

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    2023年07月19日
  • 片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ

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    ☆4

    「片見里荒川コネクション」を先に読んだのですが、そこに登場した徳弥と一時の過去が気になり過ぎたので…本作も読んで見ることにしました!(先にこちらを読んでから「片見里荒川コネクション」を読めば良かったとちょっと後悔…)

    小野寺さんの作品には珍しく悪人も登場しますが、徳弥と一時のコンビのお陰で、読後はほっこり温かい気持ちになれました❁⃘*.゚

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    2023年07月18日
  • タクジョ!

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    ネタバレ

    ■読んだ動機
    この作者さんの他の本を読んで大変良かったので、別の評判本を手に取ってみようと。

    ■あらすじ
    大学を卒業して、タクシー運転手となった主人公「高間 夏子」。
    「なんでタクシーだ」
    「えーと、女性のお客さんが安心してタクシーに乗れるようになったらいいなと思って。それならわたしがドライバーになろうと」
    「偉いな」
    「いえ、偉くはないです。駕籠抜けもされてますし」

    ■感想
    女性のタクシードライバーは約3%。
    女性がタクシーにを使うとき、家の前まで寄ってもらわず、手前でおろしてもらう。なんか家を知られるのが怖いから。

    女性のドライバーと知って、駕籠抜け(無賃乗車)を働こうと考える人もい

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    2023年07月17日
  • ライフ

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    ネタバレ

    ■読んだ動機
    この作者さんの他の本を読んで大変良かったので、別の評判良い本を手に取ってみた。

    ■あらすじ
    主人公、井川 幹太が住む筧ハイツ102号室。
    新卒で入った会社は合わずに2年で辞めて。次の会社も半年で辞めた。今はコンビニでバイトしている。
    上の階202号室のドタドタがうるさいと思うが、文句が言えない。
    そうこうしていると、上の回の住人、戸田さんと出会う。
    戸田さんは性格は悪くないが、ややガサツな人。
    そんな戸田家との交流や、同級生との出会いの中での日々が描かれている。

    ■感想
    今まで「ひと」「まち」「いえ」のシリーズを読んできましたが、この作品でも江戸川区、筧ハイツ、あの河川敷が出

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    2023年07月15日
  • ライフ

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    大企業や官公庁で平日休みの仕事をする人が「普通」で幸せ、考えがちなのを、小野寺さんの本を読むと、それだけじゃないんだよなー、その人次第で、幸せ感じられるんだよなー。と思う。
    そんな私はカレンダー通りではないお休みのお仕事。
    時々、かわいそうに思われることがあって、そのことがすごく嫌だけど、いちいち反応しない人になろうと思う。
    きっとどこかで自信がないからそうなるんだよなー。

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    2023年07月11日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    そろそろマンネリ化してたのでちょうどよいところで完結という感じ。ほのぼのしているので、いつでも読める作品だけど、何度も読み返すかどうかは…どうだろう?

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    2023年07月08日