小野寺史宜のレビュー一覧

  • 奇跡集

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    ネタバレ

    たまたま同じ電車に乗り合わせた7人が体験する奇跡の話。

    奇跡の種類や度合いはひとそれぞれだが、「たまたまあの電車に乗ったから」「たまたま遅延したから」「たまたま痴漢冤罪の場面に遭遇したから」などのように、本当に偶然が重なったことで良い出来事が起こったと感じるのは、ポジティブな思考だと思った。ぜひその考え方を持っていたい。

    生活の中で人を見る時、それぞれの人のストーリーに思いを馳せることはあまりないが、今度はちょっと想像してみようかなと思った。

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    2026年03月22日
  • ひと

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    こんなにはなりたくない人。こういうふうに生きたいと思える人。出会いたいと思える人。
    色々な登場人物がいるが、全体的に(例外もいるけど)暖かくいい人たち。
    欠点がたくさんあっても人は1つのなにか?温かいもの?誠実なもの?愛情深いもの?そんなものがあったら素敵な人になれるのかも。
    主人公はそんな良さをしっかり見つけて、自分の幸せに繋げていける素敵な人だ。
    とても温かい気持ちになれる作品でした。
    初の作家さんでしたが、次もまた読んでみたい!

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    2026年03月22日
  • 夫妻集

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    同じ出版社に勤めている4組の夫婦の話、オムニバスですすんでいく。そこまで深い関わりではなかったが、ちょっと接点があるのが楽しかった。
    娘が連れてきた男がチャラそうな感じで困るお父さんの話だったり、突拍子もなく会社を辞めたいと言い出して植木職人を目指すお父さんの話だっり、なんかテーマがキャッチーでしたね。
    続きが気になると思いながら、楽しく読めました。

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    2026年03月20日
  • みつばの郵便屋さん 階下の君は

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    シリーズ6作目。今回も秋宏に癒されました。彼女のたまきさんの家の階下に住んでいる横尾さんは実は作家さんで、たまきさんのお気に入りの作家さんだった。今回もおもしろかったです。

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    2026年03月19日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    淡々と、まさに淡々と進む物語。
    で、結婚前の調査のところでなるほどそういう展開ですか、となる。
    初めて前のめりになって読む感じ。
    そして澄音の事故死で意表をつかれる。

    横断歩道のAくんBくんのところ、よかったな。
    2人の子を見ながら海音ちゃんを引き取ることを考えてたんだろうなとあとから思った。
    不倫してた同期との会話にも主人公の魅力がいい感じに溢れでる。

    こんな刑事さんがいたら最強でしょう、自分の弱さを知っていて訓練された体を持ち、天性の性格の良さを持ちながら、さりげなく相手を守る。

    名前もいいよ、律。

    小野寺史宣の小説って朝ドラみたいだな。悪人が出てこない。

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    2026年03月14日
  • 夫妻集

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    小野寺さんお気に入りです。タイトル”夫妻集”なんですね。確かにどの夫婦も1つも同じ境遇・考え方・役割と違うっていますものね。時間をかけて解決していく夫婦、お互いを見て見ぬふりして同じ時間を歩まないようにしている夫婦。それぞれ考え方も歩み方も違っていても夫婦。軽いタッチで取り上げてあり読みやすかった。

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    2026年03月12日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    シリーズ4作目。今回は新しい局長が登場。決して偉そうにせず、とても頼りになる人で、是非私の上司になってもらいたい。内容の方は、小さい事件はあるものの、今回も穏やかに解決する。
    読みやすいので、時間を忘れて読んでしまいます。

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    2026年03月09日
  • 日比野豆腐店

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    やはり小野寺。
     哲学的というか、心理学的というか気持ちが良いな。
     豆腐屋さんという設定。散歩。家族の誰かの不在。

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    2026年03月07日
  • 夫妻集

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    今、三冊同時進行の読書(笑)歩くときのAudible、実家に帰ると読む積ん読本。
    ついこないだ買ってしまったこの本。
    おまけに昨日からはWBC観ながら(笑)推しの投手は出てないもののやっぱり、ドキドキする(笑)
    どっちかにせいや、と言われながら読んでる私

    こんな感じだけど、小野寺さんはやっはひいい。

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    2026年03月09日
  • いえ

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    感想
    何気ない会話、普通の人生の中にも様々な起伏がある。

    少しバランスが崩れただけでも人間関係は難しくなる。

    人との関係を考えさせられる一冊。


    あらすじ
    三上傑は自分のことを凡人だと思っている。三歳違いの妹の若緒がいる。若緒は親友の城山大河と付き合っており、大河が運転する車で事故に合い、左足を引き摺るようになってしまった。若緒はその後、大河と別れた。

    傑はスーパーで働いている。彼女の美令とも若緒のことを聞いてから会っていない。若緒のことが原因で両親に喧嘩が増える。傑の仕事でも上手くいかないことが増える。

    その後、母親が実家へ帰省し、帰ってこない。若緒は就活で内定を決める。内定祝いで若緒は家族に、大河を恨んでないと伝える。それを聞いて、傑も自分の気持ちに素直になろうと決め、心のままに行動することで周囲との関係が改善していく。最後は話していなかった大河との関係も受け入れることで改善する。

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    2026年03月05日
  • 夫妻集

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    久々に小野寺本を。ほぼ全作読んでますが私にとっては癒しです(笑)。単行本でも読んだけど、いい具合に内容を忘れていて楽しく読みました。夫婦の機微が唯一無二の小野寺節で展開していき、何気ないけどクスッとさせられる会話の妙が本当にいいんですよね。偉大なるマンネリとも言えますがやはり定期的に小野寺本を摂取していきたい。

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    2026年03月04日
  • まち

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    「ひと」の連作。親を亡くし一人暮らしを始めるという設定は似ているが、話が続いているわけではない。途中で懐かしい店が出てくるところがあり、少し嬉しかった。
    体を動かして真面目に働いている暮らしている瞬一が主人公。必要以上に人に関わらず、ただ祖父の教えを心に、誠実に生きている。まちに馴染むにつれ、少しずつ知り合いや近所の人とのつながりも増えていく。育ててくれた祖父の強さや優しさが、瞬一を優しくたくましくしている。「頼る側でなく頼られる側でいろ」という祖父の言葉は瞬一の人生の柱となることだろう。「ひと」も良かったが、さらに良かった。

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    2026年03月04日
  • とにもかくにもごはん

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    ネタバレ

    「ありがとうはね、言ったもん勝ちなんですよ」
    そんなことをサラッと言える波子が手がける子ども食堂に私も行ってみたいなぁ〜!!

    波子は亡き夫の一言がきっかけで、子ども食堂を開く。それは夜の公園で1人食事をとる近所のアパートに住む少年エイシンくんと「ご飯を一緒に囲めばよかったなぁ」といった、たわいもないものだった。紆余曲折しながらも、子ども食堂に働く人も訪れる人も、それぞれが自分と向き合って、前向いていく話に心が温かくなった。

    特に好きな話は、カフェの大家の黒沼と波子の息子航大が和解するシーンが好き。かつて航大は黒沼の家の窓に他意なく、石入りの雪の塊を投げて、その場から逃げ出してしまう。そこからわだかまりを抱えた2人が食事を共にしながら、航大が真っ直ぐ黒沼に謝罪するシーンに感動した!!そして2人が子ども食堂で一緒に働くことを決心するシーンに、心を打たれた。
    もうひとつの好きな話は、波子が最後にエイシンくんに再会するシーン。彼は高校生になり、皆から生徒会や文化祭実行委員に推薦されるほどの、立派な少年になっていた…そんなエイシンを出迎える波子の気持ちを思うと、すごく報われた思いがした。

    こんなにも真っ直ぐで、こんなにも心にすーっと入ってくる小説を書く人に関して、小野寺先生の右に出るものはいないと思う!!
    また小野寺ワールドに会いに行きたい

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    2026年03月03日
  • ひと

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    高校生の時に父を、大学に入ってから母を突然亡くした聖輔は、大学を中退する。深い悲しみの中でふと出会った商店街の惣菜屋でバイトすることになる。辛く嫌な思いもするが、聖輔の周りのほとんどの人は優しい。聖輔が芯を持って誠実に生きているから。温かい気持ちにさせてくれる。聖輔が、この後幸せになるといいなと思う。

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    2026年03月02日
  • タクジョ!

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    面白かった。
    タクシーの仕事の話のなかに、小野寺さんらしく、
    魅力的な登場人物を散りばめてストーリーが
    流れていく感じで。まちから2冊目ですが、
    同じような空気感でよかったです。

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    2026年03月02日
  • あなたが僕の父

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    ネタバレ

    やっぱり小野寺史宜さん好きだな〜〜
    こののんびり、ほんわかした感じ
    心が温かくなる♡♡♡
    特によく知っている館山が舞台で、
    海が爽やかな風を運んでくる

    嫌いだったお父さんと段々距離が近づいて、色々な話しが出来る様になって行く
    梓美さんの件は残念だったけど

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    2026年03月02日
  • ひと

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    ネタバレ

    鳥取から上京して

    大学に行ったけれども

    やめてしまう

    やめざるを得ない

    書きかけていたのが、

    運命の話

    決めることって案外少なくて、

    勝手に実は決まっていたということの方が多いのではないか、ということ

    選択しているようで、

    選べる選択肢は一つだったりして

    実はほとんどのことは、選択決断の前にすでに決まっている、ような気がしたり

    何が運命を形作って要るかとか、人生を決めていくのかを考えると、

    それは本当に日々の倫理観だったり、物事への向き合い方、みたいな部分なのかもしれない、とか。

    信号無視について触れられていたところは

    ちょっとぎくっとしつつも、

    当たり前のことをできるひとってすごいなーと思ったり、

    少し釘を刺された感もしつつ、

    その都度少し考えるようになったり。

    親戚にお金をせびられるというか脅迫じみたことになっていたけれど、

    私だったら完全に人間不信になるような、

    大学の友人の入り浸りも含めて、

    それでもアルバイトとしてお惣菜屋さんで働き始めて、

    店主からは後継を打診されるまでも信頼関係を築き、

    その後はそこに留まるふうではなさそうだけれども、

    その時々で隣にいる人を大事にしていくこと、

    そんな姿を感じる作品だった。

    コロッケとメンチカツ、

    そして

    そして鳥取、焼き鳥、ニトリ、と

    ひと、という作品ではあるけれど、とり、もたくさん混ざり込んでいた。

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    2026年03月01日
  • 夫妻集

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    一つの出版社に勤める四組の夫婦の物語。それぞれのら出来事に、そりゃーそう思うよなーと初めは思うのですがそこから変わっていく答えに良い小説だなーと思えます。どの夫婦にも共感できるところがありますよ

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    2026年02月28日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    シリーズ第二作。伝説の配達員の谷さん登場。かなりのぶっきらぼうだが、打ち解けてきて安心。学生の不登校の話も出てきて、色々と考えてしまった。相変わらず面白い。

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    2026年02月28日
  • とにもかくにもごはん

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    子どもも大人も色んなことがあるけどまずはご飯。子ども食堂って支援の意味合いが強く見えるけどフラットに付き合う主催者の人柄の伝え方とか繊細な部分あってほっこりした

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    2026年02月23日