とにもかくにもごはん

とにもかくにもごはん

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

わかるよ、みんないろいろあるけどさ――。
ほら、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず!

子ども食堂を舞台に、市井の人々の生きづらさと希望を描く、読んで「美味しい」老若男女群像劇の傑作。


営業時間は午後5時から8時まで。
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
お客さまは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。

子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい!
うまくて泣ける、心温まる絶品群像劇!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    とにもかくにもごはん
  • タイトルID
    :
    1417354
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    13MB

閲覧環境

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とにもかくにもごはん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    みんな何かしら抱えて生きていて、まさに人には人の地獄があるというもの。
    自分自身の置かれた環境や境遇を認めたくない自分も時には表れる。
    この本に出てくる登場人物たちも、大人子ども関係なく、誰かに打ち明けるのがちょっと勇気がいるような、悲しかったり、つらかったり、ネガティブになりそうな、いろんなバックグラウンドや境遇や感情を持っているけど、『子ども食堂』という場所、そこで過ごす時間、出会う人を通して、自分自身の過去を受け入れて、認め、『生きる意味』
    を見出しているような気がした。

    彼ら彼女らのほんの一部の人生に想像力を巡らせて、自分だけじゃないんだというちょっとした安堵感を得るとともに、だからこそ、それを言い訳にして立ち止まっていてはいけないよと、背中をそっと押されたような気もする。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    子ども食堂を開くきっかけが、なんとも言えないエピソード。波子さんの行動力すごい。様々な事情を抱えた子どもが集まる子ども食堂。ほんとに困っている子どもたちや大人の救いになればいいな。登場人物の人柄がどれもやさしくて、心地よい。作者の小野寺史宜さんの作品、もっと読みたくなった。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    夫、隆大さんに先立たれた波子さんは「クロード子ども食堂」の主宰者だ。隆大さんが亡くなる直前に話していた意思を、持ち前のガッツで実現してしまう波子さん、素敵な女性であり素敵な航大君の母親だ。登場人物みんながそれぞれ何やら厄介ごとを抱えているが、波子さんにかかればスッキリしちゃう。たくさんの人に読んで欲しいお話し。

    0
    2025年07月30日

    Posted by ブクログ

    初めての小野寺史宜さん。

    そもそも子ども食堂なんて、自分が小学生だったころからあったのか…記憶にないのだからなかった(と思う)。
    そんな気持ちもありつつ、子ども食堂に興味があり手にしてみました。

    波子が亡くなった夫・隆大が公園で出会ったパンが夕食の男の子がきっかけで立ち上げた『クロード子ども食堂』。
    波子や食べに来る子どもたちや親など、さまざまな事情や思いを抱える人間模様が描かれてる。

    どんな事情があっても、どんな出来事があっても、ご飯のパワーで元気になれる、ご飯ってまさに生きるためのエネルギー。
    それは子どもたちだけじゃない、大人だって同じ(大人も食べにいけるんだって、この小説で知りました)なんですよね。
    料理を作る立場として…みんなの『親』としての気持ち。美味しいご飯を食べて元気になってもらおうって、波子の気持ちもとても共感。相手の心に寄り添えるような思いがとても温かかったです。

    少しでも手を差し伸べる場所…『クロードこども食堂』のようなコミュニティが増えていって欲しいですね。

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    子供視点、母親視点、親子関係、夫婦関係、家族関係、全てにおいてグッときた( •̥ ˍ •̥ )
    私の心に留めておきたい言葉がたくさん詰まった一冊。時々読み返そう°˖✧◝

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さんの本。
    子ども食堂の1日をそこに関わる色んな人の目線で描いたオムニバス形式の作品。
    読み終えた時には、心がほっこりする作品。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    人に作ってもらった温かいご飯の味は、きっとあなたの心に優しさを思い出させる。疲れた時に読むと効く。お粥の様な、香り高いお茶を飲む様な、そんな気分にさせてくれる作品でした。


    夫の事故死をきっかけに、近所にある閉店された喫茶店、「クロード」を改装し「クロード子ども食堂」を開いた松井波子、月2回、17時から20時までの3時間の営業。未成年は無料、大人は300円。メニューは毎度変わる定食とデザートのみ。
    様々な事情や過去をもった老若男女が今夜も食堂にやってくる。

    派手な事件や怒涛の展開はありませんが、誰しもが経験する別れ、後悔、寂しさ、不安。それに美味しいご飯を持って寄り添い、考えるきっかけをくれる。
    色んな事情や課題は人生尽きないけれど、とにもかくにも、ごはんは食べよう。と波子さんの人たらしっぷりが心に沁みる一冊でした。

    名作漫画、鋼の錬金術師に、やらない善よりやる偽善ってセリフがあるんですが、偽善でもなんでも行動を起こして人を助ければ無駄にはならない。きっと思いは繋がる。と改めて思える。人情味溢れる本著、お腹が空いてる時に読むのは危険です。笑

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    亡くなった夫との思い出がきっかけで松井波子が開いた「クロード子ども食堂」は、ごく普通の住宅地にあって、月二回のペースでメニューは一種類。

    この物語は主催者の波子さんをとりまく人たちのそれぞれのおもいが詰まった群像劇です。
    大学生ボランティアスタッフも、母子家庭の男の子も、両親が離婚してしまった女の子も、ホステスとして働くシングルマザーも、近所に住むお年寄りも、みんな何かしらの事情を抱えているけれど、ひとつひとつのお話がとても奥が深くて温かい気持ちになれます。

    波子さんの、お客さんやスタッフさんへの気配りや心遣いが行き届いていて素晴らしいです。
    子ども食堂の存在は知っていたけれど、それを実行に移すという強い気持ちに頭が下がります。

    この「クロード子ども食堂」は始まってまだ5回目。
    このとある一日の物語が波子さんにとって、こんなにも深くてとても意味のある物語になるなんて。
    やっぱり小野寺さんの描く物語はいいですね。じんわりと心に染みてきます。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    夫の突然の事故死をきっかけに波子がはじめたこども食堂。そのこども食堂をとりまく人たちのお話し。



    こどもに関わる仕事をしたいなとずっとぼんやりと考えているけれど、実行にうつせていない。そんな自分にとって、主人公の波子の行動力は眩しかった。
    何もしないよりはいい。やることで悪くはならない。

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    読み始めは(あー小説の形でこども食堂の事を紹介して理解してもらおうという目的の啓蒙?的なお話かな)という印象でしたが、読み進むとそんな野暮な感じではなく、逆にこども食堂を通していろんな人の人生や社会の現状を教えてくれるようなお話でした。
    終わり方が、ベタかもだけどすごくスマートでほっこりあったかくなる終わり方でした。

    0
    2026年04月18日

とにもかくにもごはん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    とにもかくにもごはん
  • タイトルID
    :
    1417354
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    13MB

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  • 【閲覧できる環境】
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