【感想・ネタバレ】とにもかくにもごはんのレビュー

あらすじ

わかるよ、みんないろいろあるけどさ――。
ほら、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず!

子ども食堂を舞台に、市井の人々の生きづらさと希望を描く、読んで「美味しい」老若男女群像劇の傑作。


営業時間は午後5時から8時まで。
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
お客さまは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。

子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい!
うまくて泣ける、心温まる絶品群像劇!

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Posted by ブクログ

みんな何かしら抱えて生きていて、まさに人には人の地獄があるというもの。
自分自身の置かれた環境や境遇を認めたくない自分も時には表れる。
この本に出てくる登場人物たちも、大人子ども関係なく、誰かに打ち明けるのがちょっと勇気がいるような、悲しかったり、つらかったり、ネガティブになりそうな、いろんなバックグラウンドや境遇や感情を持っているけど、『子ども食堂』という場所、そこで過ごす時間、出会う人を通して、自分自身の過去を受け入れて、認め、『生きる意味』
を見出しているような気がした。

彼ら彼女らのほんの一部の人生に想像力を巡らせて、自分だけじゃないんだというちょっとした安堵感を得るとともに、だからこそ、それを言い訳にして立ち止まっていてはいけないよと、背中をそっと押されたような気もする。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

子ども食堂を開くきっかけが、なんとも言えないエピソード。波子さんの行動力すごい。様々な事情を抱えた子どもが集まる子ども食堂。ほんとに困っている子どもたちや大人の救いになればいいな。登場人物の人柄がどれもやさしくて、心地よい。作者の小野寺史宜さんの作品、もっと読みたくなった。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

夫、隆大さんに先立たれた波子さんは「クロード子ども食堂」の主宰者だ。隆大さんが亡くなる直前に話していた意思を、持ち前のガッツで実現してしまう波子さん、素敵な女性であり素敵な航大君の母親だ。登場人物みんながそれぞれ何やら厄介ごとを抱えているが、波子さんにかかればスッキリしちゃう。たくさんの人に読んで欲しいお話し。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

初めての小野寺史宜さん。

そもそも子ども食堂なんて、自分が小学生だったころからあったのか…記憶にないのだからなかった(と思う)。
そんな気持ちもありつつ、子ども食堂に興味があり手にしてみました。

波子が亡くなった夫・隆大が公園で出会ったパンが夕食の男の子がきっかけで立ち上げた『クロード子ども食堂』。
波子や食べに来る子どもたちや親など、さまざまな事情や思いを抱える人間模様が描かれてる。

どんな事情があっても、どんな出来事があっても、ご飯のパワーで元気になれる、ご飯ってまさに生きるためのエネルギー。
それは子どもたちだけじゃない、大人だって同じ(大人も食べにいけるんだって、この小説で知りました)なんですよね。
料理を作る立場として…みんなの『親』としての気持ち。美味しいご飯を食べて元気になってもらおうって、波子の気持ちもとても共感。相手の心に寄り添えるような思いがとても温かかったです。

少しでも手を差し伸べる場所…『クロードこども食堂』のようなコミュニティが増えていって欲しいですね。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

子供視点、母親視点、親子関係、夫婦関係、家族関係、全てにおいてグッときた( •̥ ˍ •̥ )
私の心に留めておきたい言葉がたくさん詰まった一冊。時々読み返そう°˖✧◝

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2025年05月16日

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初読み作家さんの本。
子ども食堂の1日をそこに関わる色んな人の目線で描いたオムニバス形式の作品。
読み終えた時には、心がほっこりする作品。

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2025年05月08日

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小野寺史宜さんの作品は、「タクジョ」以来2作品目。1文1文がスパっと短くて、私は割と好き。

月に2回、3時間だけ開かれる子ども食堂の、とある日の出来事が、関わる人たちの目線で時系列で描かれていく。
何か大きな事件が起こるわけではなく、何かはっきりした結論が出るわけでもないのだけれど、ジワジワと心に沁みたり、共感したり、考えさせられたり、自分も何か動きたくなったり、心地よい重さのある読後感だった。
最後の終わり方も良かった。

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2025年02月03日

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人に作ってもらった温かいご飯の味は、きっとあなたの心に優しさを思い出させる。疲れた時に読むと効く。お粥の様な、香り高いお茶を飲む様な、そんな気分にさせてくれる作品でした。


夫の事故死をきっかけに、近所にある閉店された喫茶店、「クロード」を改装し「クロード子ども食堂」を開いた松井波子、月2回、17時から20時までの3時間の営業。未成年は無料、大人は300円。メニューは毎度変わる定食とデザートのみ。
様々な事情や過去をもった老若男女が今夜も食堂にやってくる。

派手な事件や怒涛の展開はありませんが、誰しもが経験する別れ、後悔、寂しさ、不安。それに美味しいご飯を持って寄り添い、考えるきっかけをくれる。
色んな事情や課題は人生尽きないけれど、とにもかくにも、ごはんは食べよう。と波子さんの人たらしっぷりが心に沁みる一冊でした。

名作漫画、鋼の錬金術師に、やらない善よりやる偽善ってセリフがあるんですが、偽善でもなんでも行動を起こして人を助ければ無駄にはならない。きっと思いは繋がる。と改めて思える。人情味溢れる本著、お腹が空いてる時に読むのは危険です。笑

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2026年05月15日

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亡くなった夫との思い出がきっかけで松井波子が開いた「クロード子ども食堂」は、ごく普通の住宅地にあって、月二回のペースでメニューは一種類。

この物語は主催者の波子さんをとりまく人たちのそれぞれのおもいが詰まった群像劇です。
大学生ボランティアスタッフも、母子家庭の男の子も、両親が離婚してしまった女の子も、ホステスとして働くシングルマザーも、近所に住むお年寄りも、みんな何かしらの事情を抱えているけれど、ひとつひとつのお話がとても奥が深くて温かい気持ちになれます。

波子さんの、お客さんやスタッフさんへの気配りや心遣いが行き届いていて素晴らしいです。
子ども食堂の存在は知っていたけれど、それを実行に移すという強い気持ちに頭が下がります。

この「クロード子ども食堂」は始まってまだ5回目。
このとある一日の物語が波子さんにとって、こんなにも深くてとても意味のある物語になるなんて。
やっぱり小野寺さんの描く物語はいいですね。じんわりと心に染みてきます。

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2026年05月06日

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夫の突然の事故死をきっかけに波子がはじめたこども食堂。そのこども食堂をとりまく人たちのお話し。



こどもに関わる仕事をしたいなとずっとぼんやりと考えているけれど、実行にうつせていない。そんな自分にとって、主人公の波子の行動力は眩しかった。
何もしないよりはいい。やることで悪くはならない。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

読み始めは(あー小説の形でこども食堂の事を紹介して理解してもらおうという目的の啓蒙?的なお話かな)という印象でしたが、読み進むとそんな野暮な感じではなく、逆にこども食堂を通していろんな人の人生や社会の現状を教えてくれるようなお話でした。
終わり方が、ベタかもだけどすごくスマートでほっこりあったかくなる終わり方でした。

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2026年04月18日

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ネタバレ

「ありがとうはね、言ったもん勝ちなんですよ」
そんなことをサラッと言える波子が手がける子ども食堂に私も行ってみたいなぁ〜!!

波子は亡き夫の一言がきっかけで、子ども食堂を開く。それは夜の公園で1人食事をとる近所のアパートに住む少年エイシンくんと「ご飯を一緒に囲めばよかったなぁ」といった、たわいもないものだった。紆余曲折しながらも、子ども食堂に働く人も訪れる人も、それぞれが自分と向き合って、前向いていく話に心が温かくなった。

特に好きな話は、カフェの大家の黒沼と波子の息子航大が和解するシーンが好き。かつて航大は黒沼の家の窓に他意なく、石入りの雪の塊を投げて、その場から逃げ出してしまう。そこからわだかまりを抱えた2人が食事を共にしながら、航大が真っ直ぐ黒沼に謝罪するシーンに感動した!!そして2人が子ども食堂で一緒に働くことを決心するシーンに、心を打たれた。
もうひとつの好きな話は、波子が最後にエイシンくんに再会するシーン。彼は高校生になり、皆から生徒会や文化祭実行委員に推薦されるほどの、立派な少年になっていた…そんなエイシンを出迎える波子の気持ちを思うと、すごく報われた思いがした。

こんなにも真っ直ぐで、こんなにも心にすーっと入ってくる小説を書く人に関して、小野寺先生の右に出るものはいないと思う!!
また小野寺ワールドに会いに行きたい

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

子どもも大人も色んなことがあるけどまずはご飯。子ども食堂って支援の意味合いが強く見えるけどフラットに付き合う主催者の人柄の伝え方とか繊細な部分あってほっこりした

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2026年02月23日

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子ども食堂の開店から閉店までの1日を様々な人の視点から物語が進んでいきます。
登場人物はそれぞれ何か抱えていて、それを綺麗事なしで話してくれます。
前向きになれる一文が多いです。

親の仲が悪かったり、離婚したりすると、子どもはこんな事考えているのか、と他人事ではないなと思いながら読ませてもらいました。

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2025年12月28日

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すごく温かくなるお話。
それぞれに家族の形や様々な思いがあって生きてきて、今ここで同じ豆腐ハンバーグを食べている。
この近すぎず遠すぎず、見守ってくれている場所があることがすごく安心できるんだと思う。大人も子どももみんなにとっての温かな場所。

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2025年11月08日

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子ども食堂で働く、訪れる人たちの一日のゆるいつながり。小野寺らしさ満載だが、青山美智子作品のような。 最後はグッときた。

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2025年11月01日

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とにもかくにもごはん、人はたべることで、前に進める。色んな悩みがあるけれど、ここでの交流でまた、違う原動力になる、心温まるストーリー。

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2025年10月10日

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暖かいごはんが食べられる。家族でも友人でもない人との繋がりってきっとあるだけで助かることがあると思う。立ち入りすぎず、でもちゃんと覚えてもらえる。最後に、話が全て繋がって本当によかった。いままでのことが報われた気がする。

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2025年09月24日

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こども食堂を舞台にして紡がれるそれぞれの物語…色々な背景が隠されていてそれは子供だけでなく関わるスタッフにも有りましたね

一冊の中で一日が経過し、その時間軸の中で様々な物語が語られるのが新鮮でした

最後の伏線回収もお見事でした

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2025年07月20日

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自分が子ども食堂に関心があることも手伝って、面白く、興味深く読んだ。ものすごく大きな出来事があるわけじゃないけど、それぞれのちょっとした生活のモヤモヤが子ども食堂を通じて少しだけ和らいでいく様子はとてもほっこりした。

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2025年05月29日

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 亡くなった旦那さんの言葉がきっかけで始めた「クロード子ども食堂」
 様々な事情を抱えた子どもやその親が訪れてくる。
 登場人物それぞれが語り手となって、それぞれの思いが描かかれている。
温かくて心がほんわかした。

「ありがとうは言ったモン勝ち」の言葉は素敵だなと思った。

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2025年05月28日

Posted by ブクログ

ほっこり。なんだか、心が温かくなった。

とある町にオープンした「クロード子ども食堂」。
そこには、様々な事情をもった人達が集う憩いの場。それはお客だけではなく、働いている人たちも同じ。死に別れた旦那や離婚寸前までに関係が壊れかけた家族。でもほ悲壮感の中、この「クロード子ども食堂」にいると、少しづつ救われていく感じがする。氷が溶ける様に。

なんだか、映画「かもめ食堂」を観ているようなほんわかな雰囲気だった。
現在、夜中の1時半。5月なのに風が冷たく、車の音も少ない心地よい静けさ。こんなに幸せに気分はいつぶりだろう?たまには、こんな静かな夜の読書も悪くない、いや、環境も相まって最高な読書体験だった。

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2025年05月26日

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ネタバレ

よむーくとちいかわのコラボ栞が欲しくてたまたま購入した本でしたが、思った以上に良かったし、好きなお話しでした。
こども食堂を始めて、そこにボランティアで来てるスタッフさんや来てくれる子供や親の視点でのお話しを短編でつづったものでした。
最初はこども食堂が題材だし、いい話風にして終わるのかなぁと思っていましたが、ちゃんと個人個人の気持ちが書かれていて、しかも現実的というか共感する部分が多くて、ただこども食堂を開いて子どもの為にやってます、良いことしてます!みたいな単純な話しではなかったから良かったのかなぁと思います。特に主人公?の松井さんの考え方や話し方に凄く好感がもてたのも良かった要因かと。
特に最後のシーンはホロリと泣いてしまいました。
この作者さんの作品はこれが初読みでしたが、他の作品も読んでみたくなりました。
好きな言葉があったので…
「ありがとうはね、言った方の負けじゃないですよ。言ったもん勝ちですよ。」
「汚いところをきれいにするのが掃除。きれいなとこをまたきれいにする掃除じゃ意味がないの。それはただの自己満足」

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

亡き夫との思い出をきっかけに始めた「クロード子ども食堂」。
そこには子どもだけではなく、様々な事情を抱えた親たちも訪れ、ボランティアの大学生たちも、様々な事情を抱えている。
子ども食堂を通じて、大切なことが見えてきたように感じる。
近くにこんな子ども食堂があったらいいなと思った。

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2025年03月11日

Posted by ブクログ

いろいろな事情を抱えた人々が集う、子ども食堂の物語。

突然、交通事故で亡くなった夫との思い出をきっかけに子ども食堂を開く。試行錯誤しながらの運営が時系列に描かれていく。

近所の小学生や、ひとり親のホステス、娘と絶縁した老父など、一つ一つに物語がある。

最後は最高の終わり方で良かった。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

始まったばかりの子ども食堂を舞台にまわる群青劇。心がギスギスせず、ちょっと疲れ気味の時にさっと読めるよい話。
「お米をつくってくれた人のことを考えて、ごはん粒は残さず食べましょう、みたいなことを言われる。現実には、そこまで考えない。人は、顔も知らない他人のことまでは考えられない。もっと近いとこでいい。食器を洗う人のことを考えたら、ごはん粒は残せない。」
というところ、よかった。
欲を言えばもう少し登場人物の背景や気持ちを知りたかったなと思う。

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2024年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子ども食堂に訪れる、子ども、その親、オーナー、ボランティア、近所の人、ボランティアの家族、そして主催者の視点の短編集。みんな、それぞれに事情を抱えているけど、深刻になりすぎず、心情も深く描き過ぎずで、読みやすかった。
もっと、ごはんに焦点が当たるのかなと思ったけど、思っていたほどでもなくて、それよりも私が印象的だったのが、「名字」。子ども食堂を利用する子どもたちが、ひとり親家庭で、名字が変わった、という説明が何箇所も出てくる。シングルで子どもを育てる母親の話の中にも、自分も子ども時代、母親が何度も離婚して、そのたびに名字が変わったという話が出てくる。それも、〇〇から△△に変わって、そのあと…と具体的な名字まで出していてかなり印象的だった。
そのためか、登場人物はすべて、フルネームで設定されている。章ごとのタイトルも、その章の主人公のフルネーム、名前の漢字をどう書くのか聞くシーンも多い。夫婦別姓や、名前のもつ意味についての問題提起かもしれないと思いながら読んだ。
子ども食堂とは、ボランティアとは、名前とは…テーマが多いけど、全体的にさらりとしていて重くなく、ただほんわかした小説と読むこともできて、私は好きだった。物足りないと感じる人もいるような気がするので、☆3つ。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子ども食堂ってワードでほのぼの系ではないだろうなと身構えていましたが、そこまで大きな出来事がある訳でもなくだからと言って軽すぎる訳でもない、丁度いい重さの物語でした。それぞれ様々な事情があるけれど、全体的に最後はちょっとほっこりした気持ちになれました。
個人的に子ども食堂をするきっかけの子との再開シーンがあっさりし過ぎてるように感じて、え!?これで終わり!?続きは!!って思っちゃいました…

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

16時から20時までのたった4時間とそれぞれの回想によって、1日の営業の意味が浮かび上がってくるお話。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パートナーの死をきっかけに子供食堂を開く話。
さまざまな家庭事情を抱えてやってくる親子、運営の厳しさなど少し胸の痛い部分があったが、いい方向へ向かっていく終わり方でほっとした。

来る子がみんないい子で良かった。少し個性的なお母さんも気を許してくれて良かった。
最後のおじいさんの話は切なかった。孫でなく勘違いだったけど子供食堂を通じて活力が漲っていた。
そしてこの食堂を開いたもう一つのきっかけ、公園で一人ご飯を食べていた小学生の男の子が立派に育ち、食堂を利用していた子のお兄さんだったとは!
伏線も回収され、穏やかな余韻が残りました。

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2025年02月19日

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