【感想・ネタバレ】とにもかくにもごはんのレビュー

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Posted by ブクログ

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登場人物の頭の中に浮かんだ単語や短い言葉を羅列しているような特徴的な文章だなと思ったら、著者が小野寺さんで納得した。
 
他作品も読んだことがあるが、この方のお話しは人情味に溢れていて、読み終えると暖かい気持ちになる。

たまたま、最近こども食堂について耳にすることが多かったので、運営する側の工夫や苦労を知れて、頭が下がる思いに。

波子さんがこども食堂をやろうと思ったきっかけになるエピソードが印象深いので、最後の章はとても感慨深く、美しい幕引きだった。

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

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こども食堂を舞台に、1日の時間経過と共にこども食堂に関わる人々のこれまでの人生、日常を丁寧に描いている作品であった。

共通して言えることは、皆それぞれ後悔を抱えながらも、その後悔を晴らすかのように行動しているのと。

こどもの貧困問題という社会問題にもフォーカスを当てながら、様々な人がこども食堂を通して前向きに動いている点に共感を覚えた。

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

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夫の死をきっかけに子ども食堂を始めた波子さん。

子どもたち必要なのは「とにもかくにもごはん」

月に2回。子供は無料、大人は300円で出来立てのバランスの取れたごはんが食べられるだけでどれだけ救われるだろう。

連作短編でサクサク読めた。
その分情感が薄く若干淡泊。

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2024年03月05日

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