小野寺史宜のレビュー一覧

  • うたう

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    言葉のナイフで母を傷つけてしまったことを後悔
    その母が子宮がんで亡くなってしまう

    母を傷つけたことを、ずっと後悔しながら音楽を続け大学生でバンドを結成し解散するが
    社会人になって母が大好きだったコーラスを始める

    言葉のナイフは、一番怖い
    言われた方も行った方も傷つく

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    2024年10月04日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    死んだ時のお迎え系のお話は大好物でして、帯を読んで直ぐに手に取ってしまいました。
    心が温まるんだけど、結局は死なないと話にならないから。
    ちょっとだけしゅんとなる。(ネタばれになるから、あれだけど死なないことも稀にある訳で)
    死んで、誰かが助かる。
    人はどんなに悪に染まっていても、どんなに性格が悪くても、最期はヒーローになりたいのかな。
    死ぬことに意味を持たせたり、自分が死んで誰かが助かるという達成感?何かをやり遂げたという証?
    今はまだ理解できないけど、いつか理解できると良いな。

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    2024年10月02日
  • とにもかくにもごはん

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    始まったばかりの子ども食堂を舞台にまわる群青劇。心がギスギスせず、ちょっと疲れ気味の時にさっと読めるよい話。
    「お米をつくってくれた人のことを考えて、ごはん粒は残さず食べましょう、みたいなことを言われる。現実には、そこまで考えない。人は、顔も知らない他人のことまでは考えられない。もっと近いとこでいい。食器を洗う人のことを考えたら、ごはん粒は残せない。」
    というところ、よかった。
    欲を言えばもう少し登場人物の背景や気持ちを知りたかったなと思う。

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    2024年09月24日
  • タクジョ!

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    夏子のタクシードライバーになろうと決めたきっかけがかっこいい。いろんなお客さんがいるなかで女性だからと安心してもらえたり、すごいねと言われることは嬉しいこと、もっと自信を持ってほしい、反対にお金を払わず逃げようとするなど悪いお客には気をつけてほしいし絶対に負けないでほしい。応援したくなるお仕事小説。

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    2024年09月23日
  • モノ

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    『東京モノレールで働く人々の日常の一コマを描いた優しい連作短編』

    生活圏でない人にとっては、ただ羽田空港に行くための路線である東京モノレール。だが、当然そこには住んでいる人がいて、働く人がいて、それぞれの物語がある。そんなホッとする日常にスポットを当てた、肩の力を抜いて読める作品。

    東京モノレール沿線のローカルな描写が多いので、土地勘のある人ならもっと楽しめただろう。私は土地勘がないので、Googleマップで沿線を歩いてみたくなった。

    また普段は知り得ない鉄道会社の裏側が見えるところも良かった。運転士、駅員、整備士、総務といった従業員の誠実な勤務姿勢は読んでいて心地よい。綿密な取材をもと

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    2025年06月20日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    郵便配達員、平本秋宏のみつばの町での日常の物語。8冊目にして、完結。最終巻。
    ついにみつば局から異動となってしまって、私も寂しい気持ちになる。
    みつばの町の人たちを一緒になって見てきたつもりになっているから。
    たまきさんとついに結婚!仕事でみつば局を離れてしまうのに、どこに住むんだ?と思ったら、カーサみつばは仕事部屋として残すとは!!
    それなら今井さんともつながっていられる。good。
    小学校1年だった貴也くんの成長もいい。
    小野寺さんの独特の文章にもハマってしまいます。

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    2024年09月16日
  • 町なか番外地

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    江戸川近くのアパート、ベルジュ江戸川の住人達の話。どの人の話もあ〜わかる〜と共感できる。
    みんなに共通しているのは今の自分を見つめ直して前に進むというところ。変わるとかじゃなくて、受け入れて前に。なんだか勇気をもらえた。

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    2024年09月15日
  • うたう

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    ネタバレ

    バンド「カニザノビー」の4人の物語。

    何か劇的な展開がある訳ではないけれども、リアル。
    東京の駅名や路線、街の雰囲気が事細かに表現されていて、私は都内に住んだことがないから全くピンと来なかったけど、暮らしたことがある人はありありと情景が浮かんできてより物語を近く感じるんじゃないかな。
    話に出てきたビリーホリデイやマウンテンを流しながら読み進めていくのもとてもよかった。

    バンド解散後、それぞれの道を歩み出した訳だけれども、絹枝がお母さんの姿を追いかけそれと同じことをやるだけでなく、新しい挑戦に向かっていくラストはとても爽やかだった。

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    2024年09月08日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

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    シリーズ第5弾。5年以上前に読んでいたシリーズで、おそらく4まで読んでいたと記憶し、久々に。
    やはり良いお話。この主人公の秋宏くんがとても素敵!素敵な郵便屋さん(^^)

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    2024年09月04日
  • まち

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    実にシンプル、というか飾り毛のない話だけど、瞬一の「真っ直ぐさ」が実に清々しい、一冊。
    若いってなんか歯がゆいけど、それがいい。実直さをじいちゃんに教えてもらった、田舎から出てきた若者が過ごす東京での生活、面白い!

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    2024年08月31日
  • まち

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    やはり、面白い。前作の「ひと」が面白かったから期待して読んだけど、間違いなかった。
    真っ直ぐな主人公が気持ちいい。歩荷のおじいさんの暖かさが沁みる。

    両親を亡くし、尾瀬の荷運び・歩荷を営む祖父に育てられた江藤瞬一は、後を継ぎたいと相談した高三の春、意外にも「東京に出ろ」と諭された。よその世界を知れ。知って、人と交われ――。それから四年、瞬一は荒川沿いのアパートに暮らし、隣人と助け合い、バイト仲間と苦楽を共にしていた。そんなある日、祖父が突然東京にやってきて……。孤独な青年が強く優しく成長していく物語。

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    2024年08月30日
  • 近いはずの人

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    『ひと』『まち』が良かったので小野寺先生の作品を続けて読んでみた。
    淡々と進んでいく感じと先が気になる展開はさすが!
    おもしろかった(⁠^⁠^⁠)

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    2024年08月28日
  • 町なか番外地

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     江戸川のほど近くにある、4室だけの小さなアパート「ベルジュ江戸川」。
     そこに住む人々が直面する悩ましい出来事と、それに住人たちが向き合えるようになるまでを描く連作短編ヒューマンドラマ。
              ◇
     東京メトロ東西線。その電車から私が毎日見てしまうのが妙見島と呼ばれる、2本の川に挟まれた陸地の部分だ。2本の川と言ってもどちらも旧江戸川で、わりと大きな道路が橋代わりに渡されているとは言え、どう見ても孤島だった。そこを私は、通勤の行きも帰りもつい見てしまうのだ。

     島の目印はラブホの大きな屋上看板。別にラブホに興味があるわけではない。
     ただ、都会の陸地と切り離された立地を見る

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    2024年08月30日
  • うたう

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    なんか楽やねんなぁ。
    この人の書く文章、なんかええねんなぁ。
    どこがどうって言われると
    説明しにくいねんけど、
    それはつまり、好きなんやろな、と。

    なんでもないことを、なんか考えてる時の思考。
    それがとてもよくわかる感じ。
    いろんなことを逡巡し、迷い、惑う。
    でも、なんだかんだで、前向きにいける。
    それを少し、分けてもらう感覚。

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    2025年12月06日
  • うたう

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    登場人物みんながみんないい人ではないとは思うんだけど、全員に共感できる!

    カニザノビー

    そういう意味!なるほどよ。

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    2024年08月21日
  • うたう

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    1章の終わりにちょっと驚き。短編をつなぐ形なので絹枝は最後まででてこないのかなって思ってま
    した。が、その後の話もつながっていて、キャラクター同士の繋がりがおもしろかったです。夢やぶれた人が、希望を取り戻すところがいい。

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    2024年08月15日
  • 町なか番外地

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    番外地、どこにも所属しない場所。

    メッセージがあるようなないような、
    四つの物語。
    それが小野寺さんの小説。

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    2024年08月14日
  • 町なか番外地

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    私の好きな小野寺さんらしい優しさを沢山感じられて良かった。

    ポプラ社から出てる小野寺さんの作品は
    私にとってはハズレなし。

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    2024年08月13日
  • ライフ

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    何気ない日常。会社を辞めて、コンビニアルバイトのカンタ。大学から住んでいるアパートに今も住む。近所の人との触れ合いの中で一見何も変わらない生活の中で、色々刺激を受け、自分を見つめ直す。

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    2024年07月30日
  • みつばの泉ちゃん

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    しっかりと自分を持ってて、
    ちょっとめんどくさいけど嫌いになれない
    魅力的な主人公だった
    読んでいてちょっと笑えて
    読み終わった後も、前向きな気分に
    なれる小説でした
    続きを読んでみたいと思いました

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    2024年07月27日