小野寺史宜のレビュー一覧

  • 町なか番外地

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     江戸川のほど近くにある、4室だけの小さなアパート「ベルジュ江戸川」。
     そこに住む人々が直面する悩ましい出来事と、それに住人たちが向き合えるようになるまでを描く連作短編ヒューマンドラマ。
              ◇
     東京メトロ東西線。その電車から私が毎日見てしまうのが妙見島と呼ばれる、2本の川に挟まれた陸地の部分だ。2本の川と言ってもどちらも旧江戸川で、わりと大きな道路が橋代わりに渡されているとは言え、どう見ても孤島だった。そこを私は、通勤の行きも帰りもつい見てしまうのだ。

     島の目印はラブホの大きな屋上看板。別にラブホに興味があるわけではない。
     ただ、都会の陸地と切り離された立地を見る

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    2024年08月30日
  • うたう

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    なんか楽やねんなぁ。
    この人の書く文章、なんかええねんなぁ。
    どこがどうって言われると
    説明しにくいねんけど、
    それはつまり、好きなんやろな、と。

    なんでもないことを、なんか考えてる時の思考。
    それがとてもよくわかる感じ。
    いろんなことを逡巡し、迷い、惑う。
    でも、なんだかんだで、前向きにいける。
    それを少し、分けてもらう感覚。

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    2025年12月06日
  • うたう

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    登場人物みんながみんないい人ではないとは思うんだけど、全員に共感できる!

    カニザノビー

    そういう意味!なるほどよ。

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    2024年08月21日
  • うたう

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    1章の終わりにちょっと驚き。短編をつなぐ形なので絹枝は最後まででてこないのかなって思ってま
    した。が、その後の話もつながっていて、キャラクター同士の繋がりがおもしろかったです。夢やぶれた人が、希望を取り戻すところがいい。

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    2024年08月15日
  • 町なか番外地

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    番外地、どこにも所属しない場所。

    メッセージがあるようなないような、
    四つの物語。
    それが小野寺さんの小説。

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    2024年08月14日
  • 町なか番外地

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    私の好きな小野寺さんらしい優しさを沢山感じられて良かった。

    ポプラ社から出てる小野寺さんの作品は
    私にとってはハズレなし。

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    2024年08月13日
  • ライフ

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    何気ない日常。会社を辞めて、コンビニアルバイトのカンタ。大学から住んでいるアパートに今も住む。近所の人との触れ合いの中で一見何も変わらない生活の中で、色々刺激を受け、自分を見つめ直す。

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    2024年07月30日
  • みつばの泉ちゃん

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    しっかりと自分を持ってて、
    ちょっとめんどくさいけど嫌いになれない
    魅力的な主人公だった
    読んでいてちょっと笑えて
    読み終わった後も、前向きな気分に
    なれる小説でした
    続きを読んでみたいと思いました

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    2024年07月27日
  • みつばの郵便屋さん あなたを祝う人

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    7冊目ともなると、平本秋宏はみつば局8年目にもなり、本当に密葉市があって、みつば郵便局があって、みつばの街に私も知り合いがたくさんいるような気持ちになる。
    初登場の時の谷さんは、どんな人だっ!と思っていたのに、美郷さんとつきあいだし、人間もまるくなって、そして結婚…。おー、そうなったかー!とついついうれしくなる。
    過去の出来事の振り返りも、あー、そんなことがあったよねー、と私も当事者のつもりになってしまう。
    四葉の今井貴哉くんも小学校6年生。だって、もう7冊目だもんなー。

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    2024年07月18日
  • みつばの郵便屋さん 階下の君は

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    郵便配達員の日常を描く第6弾。みつば郵便局勤務7年目、30歳になった平本秋宏。
    小野寺さんの小説は、「ひと」「まち」のときも思ったけれど、どんな通りすがりっぽい、そのあと出てくることはないんだろうなって人でも、ちゃんと名前がある。何ならフルネームのことだってある。
    だから読み進めていくと、過去のエピソードがつづられたときに、あの人ね!となる。
    初登場で苦情を言って、そのあと彼氏と別れた片岡泉さん。お茶やアイスを一緒に飲んだり食べたりする場面が出てくると、元気だったのね!とうれしくなる。
    ある街の日常を見ているような、温かい気持ちになる。

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    2024年07月18日
  • 家族のシナリオ

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    高校生の青春物語かと思いきや、複雑な家族関係の中で悩みながらも成長していく主人公の姿が描かれている。

    親の離婚。しかも母親の再婚相手は実父の弟であり、お互い近くの団地に住んでいる。それだけでも子供達にとっては複雑なのに、ある日、母親は末期癌の恩人を看とる決断をする。
    母親の過去とその恩人との関係が気になり、赤の他人の死を見届けることになる子供達。そこで色んなことを学び成長していく。
    主人公で高校生の想哉がこの複雑な環境の中で、淡々と状況を受け入れる姿はかなり大人びているし、多感な時期の妹のれなの気持ちは十分理解できる。重い話のわりにさらっと読めるのは登場人物が優しく温かいからだろう。
    母親の

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    2024年07月09日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    今の時代、労働時間にもうるさい世の中だから、人との交流が、こんな形で育まれることはレアだと想像する。でも、こんな風に配達してくれていると思うと、有り難く感じる。
    安定のシリーズ展開がイイ。

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    2024年07月06日
  • みつばの泉ちゃん

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    可愛いだけじゃなくて、嫌な部分もしっかり書かれていて、でも魅力的なイズちゃん。
    今度は「門前仲町の泉子ちゃん」待ってます!

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    2024年07月06日
  • 本日も教官なり

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    教習所教官の益子豊士。久しぶりに会う離婚した妻と高校生の娘から娘の妊娠を告げられる。
    娘の妊娠、教習所の生徒達との出会いやエピソードを通して、ささやかな人間の暖かさ、人には何が大切なのか、人としての強さを感じられた一冊だった。

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    2024年07月02日
  • ホケツ!

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    サッカーと野球の違いがあるが、僕も高校3年最後の夏の大会は背番号13だった。
    それなので主人公に感情移入して読んだ。
    僕は3年生で唯一、ベンチに入れなかった時期があった。

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    2024年07月01日
  • タクジョ!

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    ネタバレ

    素敵なお仕事小説。
    東京観光もしてもらった感じ。
    地図を広げながら楽しめた、というよりはやはり、人物の描き方が深くてしみじみ。

    うっかり、二冊目から読み始まったけれど、それはそれで〜

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    2024年05月17日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    とうとう終わってしまった…
    今までの登場人物がそれぞれの道を歩み始め、まさに最終巻という感じだった。
    ラストは思い描いていた通りで、最後の最後まで温かな気持ちになった。

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    2024年05月15日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    無駄に想像しない。無駄に休まない。無駄に求めない。無駄に守らない。
    って。無駄ってなんだろう、人によって無駄の意義は違うねとか、思いつつ。
    仕事で疲れたあと、頭を休める感じで読み出したこの本。人によっては疲れてるんなら読まずに寝ればいいのにムダじゃね、とか思われそうだと笑ってしまった。
    私も実際、食っちゃ寝て読んでだし。無駄はない。
    なんか、優しいけど力をくれる物語。
    豆腐のシートの件では、あるあるだなとか。クレームの件でも。些細なことがいちいち面白かった。
    トーキンブルースも、月は夜もも早く読みたいんですけど。
    さて、雨が降る前に朝のウォーキングに、行ってこよう
    降らない雨はない

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    2024年05月12日
  • タクジョ!

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    タクシードライバーは人の命を乗せる責任は大きいが、人間関係で悩むことが少なそうだから気楽でいいし、女性ドライバーってなんかかっこいいなと思い、興味を持って読んだ。夏子の「女性のお客さんが安心してタクシーに乗れるようになったらいいな」という仕事に対する思いがすごく素敵だと思った。でもやはり事故や強盗、暴行など常に危険と隣り合わせで、特に女性にはハードルが高く、タクシー内部の構造などで防犯面の対策が必要だと思った。

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    2024年05月13日
  • 夜の側に立つ(新潮文庫)

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    時間軸が行ったり来たりするけれど、そこがすごくよい。
    今を生きてても、何十年前のことを昨日のことのようにうじうじモヤモヤすることあるもの。
    救いとか、ほつこり、はないけど、もういっちょ頑張ってみますかなって思ったり。

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    2024年05月10日