小野寺史宜のレビュー一覧
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さまざまな年齢の「泉ちゃん」と出会った人たちが語る泉ちゃんについての短編集。
泉ちゃん好きだった~♪
正直もっと読んでいたかったし、現実に泉ちゃんと友だち・同僚でもいいからなってみたい。
一緒にいると居心地がよくて楽しくて明るい気持ちになる。なぜか人を惹き付けてしまう。
こういう人いるよなぁ。
ハッキリものを言うところも、他愛ない会話すらも愉しげ。リラックス感がすごい!
こちら『みつばの郵便局』シリーズに登場の泉ちゃんに焦点をあてた作品。あいにく未読ですが、「絶対シリーズも読みたい!」って思いました。
近所のお姉さんから見た小学生の泉ちゃん。
部活の友だちから見た中学生の泉ちゃん。
ア -
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東京にある大手出版社の景談社に勤める4人の既婚者を中心に、夫婦という関係の機微を描いた連作短編集。
◇
その日の佐原滝郎は、朝から落ち着かなかった。ひとり娘の楓が彼氏を家に呼び、両親に紹介することになっていたからだ。妻の和香も落ち着かないのか少々はしゃぎ気味だ。
約束の時間は午後1時。30分前に特上にぎり寿司5人前も届き準備万端だ。
ところが1時になっても玄関のインターホンは鳴らない。5分過ぎ10分過ぎても同様だった。楓が一緒にいるはずだが連絡もない。心配し始めたところ15分遅れで2人が到着した。
「おじゃましま~す」というチャラい挨拶とともに姿を見せた彼氏 -
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今作も小野寺史宜さんの小説の主人公はいい人でした!
小学校教師を辞め、商業施設で警備員として働く石村。
困っている人を助けたいと思ってとった行動が元で教師を辞めることになり、人と関わることを避けて生活してきたが、勤務先で置き引きをしようとしている少女を見かけたことから、もう一度自分の心を見つめ直すことになる。
自分が正しいと思ったことも世間からは正しくないと思われることがある。思われるだけではなく糾弾されてしまえば自分の信念を貫き通すのは難しい。
でも、自分を偽って生きるのはもっと苦しい。
石村の周りに石村を理解してくれる人がいて良かった。それが一番の力になる気がする。
ラストはタイトル -
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大地は伯母と2人暮らし。
みつば高校の三年生で、サッカー部では補欠。
大地の母は、大地が中一の時にがんで亡くなっていて、母の姉である絹子伯母さんが大地を引き取って育ててくれている。
学校と家を往復するだけの日々。
伯母さんはキャリアウーマンのしっかり者で、いつだって大地の味方だし、決して強豪チームではないけれど、監督をはじめ、サッカー部の部員たちと女子マネージャーとのふれあいも、読んでいてとても好感が持てます。
物語が淡々と進んでいくのだけれど、不思議と続きが気になります。
高校三年生という貴重な時間の中で、部活も進路も淡い恋心も、大地の心の揺れが痛いほどわかります。
主人公の描き方がさり -
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1.感想
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小野寺さんのファンなんですが、みつばの郵便屋さんシリーズが高評価なので手にしました。
淡々と描かれる日常は、小野寺さんらしい作風に感じました。
とてもあたたかみのあるお話で、ちょっと息抜きにという気持ちで手にしたこの本は正解でした(^-^)
全8話の連作短編集の形で、その中には重たい話もあって、なかなかによかったです。
登場人物たちは各々で道を切り開いていこうと進んでいて、カッコいい登場人物が多かったです。
主人公のセリフ
「世の中に、ぼくのかなわない人は多い。」
ほんと、私も常に感じてます。
せっかくの人生、そんなと