小野寺史宜のレビュー一覧

  • タッグ

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    元プロレスラーの居酒屋の何もかもが良くて近くに住みたい気持ちがよくわかる。父、娘、息子そして亡くなった妻視点で紡がれる物語がほっこり温かい。

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    2025年03月13日
  • ライフ

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    今回も筧ハイツの住人。井川幹太。大学から9年も住んでいる。コンビニバイトの27歳。パンの営業として就職したが辞め、その次も辞め、コンビニ。結婚式の代理出席のバイトもたまにやっている。そのバイトで高校時代の同級生萩森澄穂と再会。たまに飲みに行く仲になる。幹太の悩みは上の部屋の住人がうるさいこと。生活音がうるさい。ワンルームなのに時々子どもが2人来る。でも気付いたら仲良くなっていた。
    語り口は淡々としている。余計な装飾はない文章。幹太視点で頭の中を晒している感じ。まさに日々の生活と心情を描いている。Lifeを描いているという感じ。出てくる人に悪い人がいない。小野寺さんの作品はいつも安定のよさがある。驚きとかハラハラはないけど、しっかり地に足つけていい人で生きていこうと思えるよさがある。

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    2025年03月12日
  • とにもかくにもごはん

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    亡き夫との思い出をきっかけに始めた「クロード子ども食堂」。
    そこには子どもだけではなく、様々な事情を抱えた親たちも訪れ、ボランティアの大学生たちも、様々な事情を抱えている。
    子ども食堂を通じて、大切なことが見えてきたように感じる。
    近くにこんな子ども食堂があったらいいなと思った。

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    2025年03月11日
  • とにもかくにもごはん

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    いろいろな事情を抱えた人々が集う、子ども食堂の物語。

    突然、交通事故で亡くなった夫との思い出をきっかけに子ども食堂を開く。試行錯誤しながらの運営が時系列に描かれていく。

    近所の小学生や、ひとり親のホステス、娘と絶縁した老父など、一つ一つに物語がある。

    最後は最高の終わり方で良かった。

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    2025年03月09日
  • モノ

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    ネタバレ

    「まち」とか「ひと」とかと同じようなタイトル
    「モノ」だから「物」かと思ったら
    モノレールの「モノ」

    モノレールなんかーい!と
    ツッコミ入れたくなった
    でも確かに表紙がモノレールの絵やんな

    東京モノレールで働く4人の話
    田舎者の私は、東京モノレールに縁がなく
    具体的には、脳内映像化出来ず残念
    東京が近くやったら今すぐにでも
    乗りに行くのになぁぁ

    あとがきにあるように
    東京モノレールでかなり取材したようで
    話の中に説明が多かったわ〜
    私の想像力では理解できにくいとこもあり
    ちょっと読むのが疲れるとこもあったかも

    でも相変わらずの良い人しか
    出てこない設定は、かなり良き!

    「タクジョ」の夏子さんも出てきて
    嬉しかった

    最後の「東京モノライフ」が良い
    小説読んでドラマ化したら?とよく思うけど、
    まさかの小説の中身がドラマ化なんてね〜

    『全てにおいていやな人間なんて
    そんなにいないと思う』ってのが
    まさに小野寺さんの小説に
    嫌な登場人物がいない理由なんかもなぁ

    橋の向こうの人から手を振られたら
    振ってしまうシーンとか
    すごくわかるし、ほっこりするよね

    おまけも良かった!

    結局、小野寺さんの本は毎回
    読んだ後、私も頑張ろうと思えるから
    ありがたいわ

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    2025年03月08日
  • いえ

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    『まち』から続いている人物、場所。
    かつて自分も住んでいたかのような懐かしさを憶えた 笑
    江藤くんとじぃちゃんの関係を思い出し、また涙してしまった
    やっぱり江藤くんは良い。
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    『前向き』についての語り
    ╍嫌なことがあっても前向きに╍
    いつか前向きになればいい
    それ前提でいればいいと思う
    しかし あっという間に誰かがやってきて「後ろ向き」のレッテルをぺたんと貼っていく
    「前向き義務違反」のキップを勝手に切っていく
    前向きでないことが罪であるかのように
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    賛同!!
    何かあれば少しの猶予も与えず「前向きに考えよ」って言う人苦手だ、嫌悪感すらおぼえる
    ゆっくり向き合わせてくれ!って思う


    物語自体は可もなく不可もなく
    お兄ちゃんの成長記録的な 笑
    でも 気付かされる文章は結構多かった




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    2025年03月03日
  • みつばの泉ちゃん

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    小野寺さんらしいほのぼの日常物語でした。泉に関係する人々の視点からストーリーが進んでいきます。その中でも、富おばあちゃんの存在が1番大きかったのかなと。あと、歌男の一言をしっかり受け止めた泉も偉いなと。やっぱり素直さが、人に愛されるためには必要だと思いました。

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    2025年03月01日
  • 近いはずの人

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    配偶者が突然の事故でいなくなる…残されたスマホ。あなたは中を見ますか?…

    物語の主人公は妻を事故(乗っていたタクシーが谷底に落ちた)で亡くした33歳の夫。妻のスマホの中をみようと暗証番号の4桁の数字を一つずつ調べている…やがてパスワードが判明し、妻がやり取りしていたメールには…見知らぬ誰かとの旅行の待ち合わせのことが。これは浮気なのか…だんだんと謎が解けてくる。事件だったのか?ミステリーの要素があるかと思いきや…

    タイトルの『近いはずの人』…配偶者は本来なら『近い人』だろう。それに『はず』がつくのは、本当なら一番近いのに何故か遠い存在にも思えるということかな。
    真実を知った夫のとった行動とは…なかなか深い内容でした。

    物語とは離れてしまうが、以前クレジットカードの利用やお支払いに関する苦情を承る仕事をしていた際に、ご夫婦それぞれから申し出を承ることが結構あった。
    例えば『カードの明細書は自宅に送らないで』『明細書にはなんて明記されるのか?買ったものがわからないようにできますか?』等々。

    夫婦といえども、すべての相手の情報を知っているわけではなく、むしろそのほうがいい場合も多い。
    私は100%相手のことを理解してます!というのは、別な人間である以上無理なことであり、綺麗事?なのかもしれない。
    夫婦の形はいろいろで、まさに『近いはずの人』なのかもしれないね。

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    2025年02月27日
  • タッグ

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    焼き鳥屋を営む元プロレスラーの家族小説。各章、父→娘→兄→母の目を通してそれぞれ「家族」としての成長を描いてます。「飛べ!衣麻」等、話に入り込めば目頭を刺激するセリフが所々に散りばめられてます。
    父の章の序盤、全日本プロレスの世界オープンタッグ選手権の最終戦、ザファンクスvsブッチャー&シークの一戦に触れてました。私が初めて心震わせた試合です。
    その一戦で主人公はプロレスラーになり、私はプロレスファンになりました。
    まさかの小野寺作品でその一戦を思い出させてもらえるとは思ってもみませんでした。

    今作は書き下ろしとありますが、いつの作品なのでしょうか?
    最近の小野寺作品は好きだった頃のクオリティが戻って来た様です。次回作も楽しみです。

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    2025年02月19日
  • モノ

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    小野寺さんの小説を読むたびに幸せを感じる。

    小野寺さんの作品は本は違えど、人間関係が繋がっていて、いい。今回は水村波衣さんの大学の先輩がタクシードライバーの高間夏子さんとわかり、にんまりした。全体を通して、シンプルなものの考えの人が多くて、読んでてすっきりとした気持ちとなった。ドラマ放送後の幸せになった展開なども読めて、嬉しかった。

    今回の「モノ」は
    「ひと」「まち」「いえ」「うたう」に続く、第五弾なのか?こういうシンプルなタイトルがとても好きだ。モノレールに乗って、羽田空港に行ってみたくなった!

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    2025年02月19日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    とうとう読み終わってしまった。淡々とした語り口。小野寺さんらしい読みやすさに読む手が止まらなかった。

    最後は想像していた流れだったはずが……。思わず笑ってしまった。

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    2025年02月12日
  • みつばの郵便屋さん 階下の君は

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    今回も秋宏に癒されました!
    このシリーズに出てくるみつばのみんな素敵な人達ばかりですね。

    小野寺さんの他の作品にも出てくる横尾成吾さんの本も読んでみたくなりました。

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    2025年02月01日
  • モノ

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    モノレール、一回も乗ったことないなあ。
    この本読んで、興味湧いた。
    今度、東京へ行ったら、
    モノレールに乗って空港に遊びに行ってこようかな。

    と思わせてくれる一冊ではある。

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    2025年02月01日
  • モノ

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    京浜東北線の浜松町駅を通ると目にする東京モノレール。
    身近なようだが利用する機会はあまりなく、ちょっと特異な存在だ。

    そんな東京モノレールで働く人や利用する人たちを小野寺さんらしい朴訥とした雰囲気で描き出している。
    淡々とした人々の日常に根付く東京モノレールの存在。
    当たり前だが当たり前ではない乱れぬダイヤとその影にある職員の努力。

    ちょっと沿線に住みたくなってしまうほど、ジワジワと魅力を伝えてくれる小説。

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    2025年01月28日
  • うたう

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    大学時代のバンドメンバーの話。

    「うたう」とあるが、焦点はやはり「ひと」。小野寺さんらしい軽い文調で主人公含めた元バンドメンバー4人の物語。
    それぞれ区切りをつけて、前に踏み出していくのがリアリティあって良い。直近で読んだ「モノ」にも共通するが、いろいろな「ひと」がいて、それぞれ自分の人生を歩んでいることを改めて伝えてくれて心が軽くなる。
    自分も前向きに生きたい。

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    2025年01月25日
  • ライフ

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    さらさらーっと流れていく物語。
    筧ハイツの住民の1年間の移り変わり。
    生活の変遷ってこんな感じなのかな

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    2025年01月19日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    秋宏の人との距離感が好きです
    あと4作目となるのですが、読んでいてスクーターに
    乗りたくなりました
    郵便局員さんが乗るようなカブもいい
    やりたいことが増えました

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    2025年01月19日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    安定の、ほのぼのストーリー。
    秋宏が実家に住むようになったり、春行と百波(福江ちゃん)がお付き合いを公表したりと少しずつ環境は変わるけど、配達の仕事に誇りを持ちながら淡々と語られるこのシリーズを読むと癒されます…

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    2025年01月14日
  • モノ

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    小野寺史宣さんって、お仕事小説の名手だったんだ。
    帯見てへぇ。って思ったけど、
    確かに、郵便屋さん、タクシー運転手etc
    小野寺さんの小説に出てくる人達は皆、
    生活をしているって感じがする。

    いろんな小説のいろんな登場人物が集結して、
    それもそれで楽しかった。

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    2025年01月13日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    50歳目前にして長編小説をボツにされた作家の横尾成吾と、新しく編集担当になった30歳の井草菜種。
    これは3月から4月までの1年間の出来事を、2人の視点から交互に描かれた物語です。
    横尾と菜種は作家と編集者という立場で接点はあるものの、そこにはそれぞれの生活と、たどってきた別の道のりがあって、決して順風満帆な人生とは言えないまでも、お互い敵を作らないいい人で、とても好感が持てます。
    停滞気味だった2人の生活にもしだいに加速がかかり、最後に明かされた仕掛けには驚いてしまいました。
    ふだん気にしていなかった本製作の裏側の世界を垣間見ることができて、読書がまた楽しくなりそうです。

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    2025年01月13日