ホケツ!

ホケツ!

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

サッカー部引退を間近に控えた高校三年生の宮島大地は一度も公式戦に出場したことがない。だが、母を亡くしてから同居している絹子伯母さんには「レギュラー」と嘘をついていた。最後の大会が終わったら進路を決めなければならない。悩む大地に十二年前に家を出た実父から突然、連絡があり……。家族、仲間、将来――迷いながら自分だけのポジションを探し出す物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    祥伝社文庫
  • タイトル
    :
    ホケツ!
  • タイトルID
    :
    20023525
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ホケツ! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現在近畿で行われている高校総体。
    見に行ったわけではないし、テレビで見たわけでもないんです。
    でも人生で1番熱い日、『暑い日』じゃなくて『熱い日』、『熱すぎる1日』を過ごした高校生がたくさんいたんだろうなって思いました。
    そして高校総体までいかなくて少し前の総体予選が『人生で1番熱い日』だった高校生はもっともっと多かったのかも。

    .....とまあそんな時期ということもあり、大好きな小野寺さんの作品『ホケツ』を読ませていただきました。
    郵便屋さんでおなじみのみつば市にあるみつば高校サッカー部、ホケツの大地くんを描いたお話。
    優しさに溢れた素敵すぎる作品でした!
    小野寺さん、最高^o^
    ありがとうございましたm(_ _)m

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    ずっとレギュラーの人はこの世にいない。どんなにすごい人でもそれぞれ悩みがあったり、立ち止まったりすることがあるとわかった。スポーツじゃなくてもポジションがある限りそのポジションを手に入れることが出来ない人がいることを知らないといけないと思った。家族という小さな輪から大きな集団それぞれにポジションというものは存在していると思う。その中で自分の役割を確立させていく必要があると思った。人のために動くのも、自分のために動くのも、その行動に優しさがあるといい方向に進むんじゃないかと思った。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    同作者の小説「いえ」で劇中作として少し出てきた作品。
    レギュラーではない、補欠のサッカー部員が主人公という点が気になって購入しました。

    物語は2か月半と短いものの、色々な出来事がぎゅっと濃縮されています。部員の一人一人にフォーカスしすぎず、あくまで主人公の視点で描かれた物語。
    そこから主人公の人となりが浮かび上がってきます。
    本人の自己評価の低さから頼りなげに見えた彼が、実は他の人ではできないことをやっていたということが見えてきます。

    ラスト、最後の試合のシーンではそれまでの日々が全て「よかった」と肯定できるような鮮やかな締めでした。
    単なる青春ものではない、人と人のつながりを描いた作品だと思います。

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    へただけどサッカーが好きというポジティブさと、
    母親を亡くし叔母のもとで暮らす高校生男子なりの気づかい(その気づかいは、叔母だけではなく、友人たちに対しても分け隔てなく向けられる)と、葛藤とが、切なくもあり、甘酸っぱくもあり。

    家族でも、一人ひとりが別々の人格をもった人間。
    分かってるようで分からない。
    当たり前だけど、日常では忘れがち、甘えがち。

    大地とおばさんのやりとりが、なんか泣ける。とにかく泣けた。

    終わり方には賛否ありそうだけど、大地の物語としては、私は良い終わり方だったなーと思った。
    きっと、のんびりとあたたかい未来がある。

    小野寺史宜さんの作品は、何か大きな事が起きるわけではないのだけど、すぐそこにありそうな日常なのだけど、いや、だからこそ、沁みる。

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    すごく爽やかでいい話だった。大地くんの人柄が好きだ。特別でっかい何かが起きるわけではないけど、それがいい。日常のひとつひとつが輝いていてかけがえのないものなんだなって思う。

    0
    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    普段読まないジャンルでしたがとてもおもしろかったです。ここ最近読んだ小説で一番よかった。
    高校生の強豪ではない普通のサッカー部を中心に進む部員たちのお話。
    公式戦に出られない選手、レギュラーの選手、レギュラーを奪われた選手、さまざまな人がいる中でそれぞれのポジションを探し出していく様子は自分の高校時代と被る部分もあり共感しながら読むことができました。
    できることなら中学や高校のときに出会いたかった1冊かもしれません。

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    母を亡くし、伯母と暮らす男子高校生の大地。サッカー部のレギュラーになれない秒な立場と、伯母と暮らす微妙な家庭環境を、男子高校生の揺れる心境を通して描く。小野寺史宜ならではの、不器用だけど真っ直ぐに生きる主人公がここにもいた。悩みながらも、おぼろげながらも自分の道を決めていく姿が清々しい。最後のフリーキックを蹴るシーンには涙が滲んだ。小野寺史宜の作品に外れなしだ。

    0
    2023年07月28日

    Posted by ブクログ

    やっぱすごく良かった。
    そんな語彙力の無い感想を言ってしまうくらい
    すごく良いストーリーだった。

    著者にしか書けない、「ひと」に通づる
    心の描写が本当に素晴らしい。

    解説の人も言ってたけど、
    私ももっと早くこの本に出会いたかったと
    読んでる最中に思ってここに書こうと思ってた。
    なのに、してやられた感じ笑

    あの頃の自分に、もっと全力でチャレンジを
    しろと言いたい。

    0
    2023年07月20日

    Posted by ブクログ

    自分がサッカー部員を経験しているのもあって
    共感することも多く、ラストはうるっときちゃいました。

    ホケツならではの悩み
    レギュラーならではの悩み
    ずっとレギュラーの人なんていないこと。

    ポジションは与えられるものではなく
    見つけるもの。見つかるもの。

    「サッカー」「部活」というより
    「人生あるある」として共感できました!

    感動を味わえる青春小説として楽しめるのはもちろん
    とっても前向きになれる作品です。

    小野寺史宣さんは「ひと」を最初に読みましたが
    登場人物に優しい人が多く
    本作品も人の温かさを感じられる作品でした。

    部活をやっていた頃。
    学生の頃。

    小野寺さんの小説に出会えてたら
    心もより成長できただろうなと思いました。

    0
    2022年11月11日

    Posted by ブクログ

    サッカー部に所属する高校生大地が主人公のお話。
    タイトルの通り、大地は部の補欠部員であり、コンプレックスを持っています。
    そうした境遇におかれているキャラクターを料理するのは、作者さんの得意とするところで、やはり安定して面白かったです。
    小野寺さんの作品は、物語の本筋でないところも、心に残ったりして、好きなんですよね。
    「いつでもー、ファオ!」のところとか笑
    いつでものところが良いんだよねってゆう一言もなんか心に残るし。
    ありのままの姿を肯定してくれる優しい作品です。

    以下、気に入った文章と所感。

    p92(叔母さんに父に会いたいかと聞かれた大地)「会うの、いやではないよ。会いたいわけじゃないけど、いやでもない」会いたいのか、会いたくないのか。本当の自分の気持ちなんてわからない。叔母さんがいいと思うようにしたい。叔母さんに嫌な思いをさせないようにしたい。強いて言うなら、僕の本当の気持ちはそれだ。そのことで、お前には自分でもんがないのか?と訊かれるなら、こう答えてもいい。それが自分なんですよ、と。
    →それが自分なんですよ。うん、良い(笑)
    世間って割と型にはめたがる人が多いので、大地みたいな人をわかろうとしない人、わからない人もいると思いますが、僕は大地みたいな人好きです。


    p300でも私がマネージャーをやってなかったら、たぶん、今も話してなかったよね。道で会っても、お互い、何となく目を逸らしたりするの。たまたまだとしてもさ、そのたまたまが大事なんだよ。だって、すごいと思わない?そのたまたまのせいで、大地が私のお母さんのために救急車を呼んでくれて、今ここでこうしてるんだよ。きっとさ、いろんなたまたまが重なって、たくさんのことがあちこちでつながっていくんだよ。そう考えると、たまたまだって、実はそんなにたまたまじゃないの。
    →なんかわかる。そういうたまたまってあるよなーって信じて生きていきたいなって思う。

    0
    2026年03月28日

ホケツ! の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    祥伝社文庫
  • タイトル
    :
    ホケツ!
  • タイトルID
    :
    20023525
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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