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Posted by ブクログ 2024年02月15日
普段読まないジャンルでしたがとてもおもしろかったです。ここ最近読んだ小説で一番よかった。
高校生の強豪ではない普通のサッカー部を中心に進む部員たちのお話。
公式戦に出られない選手、レギュラーの選手、レギュラーを奪われた選手、さまざまな人がいる中でそれぞれのポジションを探し出していく様子は自分の高校時...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月28日
母を亡くし、伯母と暮らす男子高校生の大地。サッカー部のレギュラーになれない秒な立場と、伯母と暮らす微妙な家庭環境を、男子高校生の揺れる心境を通して描く。小野寺史宜ならではの、不器用だけど真っ直ぐに生きる主人公がここにもいた。悩みながらも、おぼろげながらも自分の道を決めていく姿が清々しい。最後のフリー...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月20日
やっぱすごく良かった。
そんな語彙力の無い感想を言ってしまうくらい
すごく良いストーリーだった。
著者にしか書けない、「ひと」に通づる
心の描写が本当に素晴らしい。
解説の人も言ってたけど、
私ももっと早くこの本に出会いたかったと
読んでる最中に思ってここに書こうと思ってた。
なのに、してやられ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月11日
自分がサッカー部員を経験しているのもあって
共感することも多く、ラストはうるっときちゃいました。
ホケツならではの悩み
レギュラーならではの悩み
ずっとレギュラーの人なんていないこと。
ポジションは与えられるものではなく
見つけるもの。見つかるもの。
「サッカー」「部活」というより
「人生ある...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月06日
高3サッカー部補欠の不遇な少年・大地の物語。
・風薫る五月
・風潤む六月
・風熱き七月
両親の離婚、母との死別を乗り越え、伯母と暮らす高3の大地は、みつば高校サッカー部の補欠。
しかし、自覚のないチームの潤滑油として働くも、熱い血が流れ、自分でも知らないうちに物語を動かしてしまう。
同級生の...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月03日
小野寺さんの本の主人公はいつもあたたかい。表現が一番最適かはわからないが、実直で素直で、謙虚でまっすぐな言葉で話す。それがとても嬉しい。自分が人間関係で悩んでいる時、小野寺さんの小説を読むと、もしかしたらこんな人に出会えるかもしれない、まだ人との関係を諦めなくてもいいかもしれないと思わせてくれる。今...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月08日
大地は伯母と2人暮らし。
みつば高校の三年生で、サッカー部では補欠。
大地の母は、大地が中一の時にがんで亡くなっていて、母の姉である絹子伯母さんが大地を引き取って育ててくれている。
学校と家を往復するだけの日々。
伯母さんはキャリアウーマンのしっかり者で、いつだって大地の味方だし、決して強豪チーム...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月23日
サッカーの小説は名作が多い!いや、サッカーを愛する作家に素晴らしい人が多いのか?とにかく面白かったです。主人公は万年ベンチの補欠の選手。かといってレギュラーに対して劣等感を感じ、卑屈な高校生活を送っているということではなく、それぞれの選手や登場人物が、それぞれの立場から悩んだり喜んだりしています。5...続きを読む
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