小野寺史宜のレビュー一覧

  • 今夜

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    4人のそれぞれの夜。
    4人の物語は少しずつ重なって紡がれていく...

    読みやすくて、それぞれの話に前を向ける何かがあるのが良かったです。

    夜が少し好きになりそうです。

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    2025年10月15日
  • あなたが僕の父

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    こんなに優し息子がいるだろうか?
    8年も付き合っていた女性がいたのに父親の為に一緒に暮らす事を選択した
    自分の幸せも考えた上で父親との関わりについて考えても良かったのではないだろうか?
    あまりにも物わかりの良い父親思いの良い息子だ

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    2025年10月12日
  • あなたが僕の父

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    なかなか人生思い通りにはいかない。にしても、8年も付き合って、そんなアッサリ別れるか?しみじみとした父子物語だけど、自分なら主人公のような選択はしないかな。

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    2025年10月12日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    ネタバレ

    昔と大きく異なり、生と死が軽くなっている・・感じを強烈に受けた読後。
    明治大正昭和(むろん江戸期、それ以前も)生と死を分かつ三途の川があり、西方浄土に魂が。
    盆はその魂が戻ってきて・・それを迎える準備をすることで魂を安らがせる~なんてぶっとびそうなショートショート。

    伊坂さんのそれとはかなり温度差もあり異なっているので、まぁ、軽く読める分、1600円を高いとみるか安いとみるか・・だろう。

    作家が腕を振るえるのは「悪魔が鎌をふるう時」と思って、天使がその分インパクト弱い。

    筆者の「良い人だらけの、小春日和」的作品ですかを食った経験からすると、感想をかけるだけ、受けるものはあった。

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    2025年10月06日
  • ぼくは刑事です

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    ぼくは刑事で訓練はしているのだろうが、刃物を出されたら怖いだろうなー。最後の展開は、ほとんどの人がしない選択だと思う。

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    2025年10月06日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    どうでも良い登場人物にフルネームが気になる。
    ほっこりする人もいるかもだが、冗長な会話にもういいかなと思う。

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    2025年10月03日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    出た「みつば」と思い、読み進めていたら「みつば郵便局」まで。相変わらずの軽妙洒脱な会話に思わず吹き出す。確かに出前文化は風前の灯火か。

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    2025年09月30日
  • ぼくは刑事です

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    主人公の想いや気持ち回想が描かれていて、とても素敵な人なんだなっと思いました。
    私にはやや単調で途中で断念してしまいました。

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    2025年09月30日
  • あなたが僕の父

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    40歳の息子が、館山で一人暮らしをする父のもとに戻ることにする。
    仕事はテレワークで。
    父は認知が始まりつつあり、一人にはしておけないの思い。
    やがて恋人との別れがやってくる。
    父とは疎遠な関係だったのだけど、親は見捨てられないのかな、やはり。

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    2025年09月29日
  • あなたが僕の父

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    いつも楽しみにしている小野寺小説の最新作。
    正直、投げそうになる。
    最後まで読めば、それなりに良い作品だったのだけれど・・・
    そこに至るまでかなり飛ばし読み。

    ーー富生40歳、帰省すると父に認知症の気配が・・・
    (そういえば作中で「認知症」の語は使っていなかったかも)
    翌月には、テレワークに切り替え、東京を引き払って実家へ戻る。
    母亡き家で、父との二人暮らしが始まる。
    決して折り合いの良くなかった父だが・・・
    富生は父と初めて向き合うことになる。

    ・・・だから「あなたが僕の父」というタイトルになるわけ。
    小野寺小説らしく会話体がエンエン、続く。
    たぶん歴代でもトップクラスにエンエンと。

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    2025年09月28日
  • タクジョ!

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    新卒でタクシー会社に入社し女性ドライバーとなった、夏子、同期入社の友人や諸先輩方のアドバイスがあり、日々の業務をこなしていくストーリーが描かれている作品。
    シリアスな内容に期待したが、終始軽い感じの内容に少しではあるが評価が落ちた。
    女性ドライバー頑張れ!!

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    2025年09月28日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    生と死にまつわるお話を集めた短編集、というところでしょうか。天使や悪魔も出てきたり、全体はダークな話が多い中、ホロっとさせられる展開もあり楽しめました。
    ただ全体的にあっさりしていて物足りなさも感じてしまいました。

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    2025年09月26日
  • とにもかくにもごはん

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    ネタバレ

    子ども食堂ってワードでほのぼの系ではないだろうなと身構えていましたが、そこまで大きな出来事がある訳でもなくだからと言って軽すぎる訳でもない、丁度いい重さの物語でした。それぞれ様々な事情があるけれど、全体的に最後はちょっとほっこりした気持ちになれました。
    個人的に子ども食堂をするきっかけの子との再開シーンがあっさりし過ぎてるように感じて、え!?これで終わり!?続きは!!って思っちゃいました…

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    2025年09月26日
  • あなたが僕の父

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    ネタバレ

    2025/07/26予約 7
    富生は優しいと思ったが、テレワーク可能な仕事にしてもいきなり詰めた話もせず実家に戻るのがいい選択だったのかな。彼女の梓美にも事後報告。梓美の立場なら悲しいし、父親の立場なら、ありがたいとは思いつつ気持ちが負担になったりするかもしれない。
    淡々と生活を送り、これが良かったと思えるような展開になってるけど夢物語に感じられる。
    でもさすがの小野寺さんなので最後まで温かく優しい雰囲気のまま進む。読後感はいい。

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    2025年09月23日
  • 太郎とさくら

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    故郷の静岡で行われた姉さくらの結婚式に現れたのは、姉の実の父だった。それを知った弟の太郎は、追い払われたその男野口を追いかけて名刺を渡す。
    それから始まる太郎と野口との邂逅が描かれる。
    アルバイトで生計を立てている野口もだけど自分のアパートに同居させてあげたりして、太郎もなんとも言えない感じ。血のつながりは無いのに、どこか似通ったところがあるように思えた。
    考えるより先に行動してしまうところとか、深く考えずに思った事を口にしてしまうところとか。
    筆者らしい、人を丹念に描いた作品。

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    2025年09月21日
  • 今日も町の隅で

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    それぞれが、ささやかな、いや、本人にとっては大きな問題を抱えながら、同じ町の中で過ごしている。
    頭がフル回転して働いている昨今の私には軽くてよかった(笑)
    「君を待つ」がよかったかな。
    それぞれの選択がこれから先よい方向にいきますように。
    と、小野寺さんの本には、この街が出てくるんだけど、私も住んでる気分になる(笑)住みたいのかも。

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    2025年09月19日
  • 町なか番外地

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    ベルジュ江戸川に住む4人の、慎ましく前向きに歩いていこうと一歩踏み出す話。小野寺氏特有の何となく元気をもらえる読後。

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    2025年09月15日
  • みつばの泉ちゃん

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    泉ちゃんの人生の20年の切り取り。どこにでもいそうだけどいなさそうな、自分もこんな感じで人から見た自分と自分から見た自分が存在するんだよなぁと思った。

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    2025年09月14日
  • ぼくは刑事です

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    凄く気になるところで終わった。
    でも、多分小説の後の物語も大丈夫。

    小野寺さんの作品の登場人物は、いつも色々考えてて優しい。だから読むの大好きなんだけど、毎回思うのがいい人すぎるんだよなー。って事。友達にはなれるけど親友とか恋人にはなれそうもない感じ。
    熱をあんまり感じないのかも知れない。
    って毎回思うからこの感想も書いたかもな。

    今回の作品、いつもの作品よりもなんだかあっさりしてたなー、小野寺さんの文章が。

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    2025年09月12日
  • 町なか番外地

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    東京と千葉の境にある、駅徒歩二十分のアパート、ベルジュ江戸川の四室に住む人たちの日常。201号室の女は、マッチングアプリで二度彼氏が出来、二度、失敗する。夫婦仲がうまくいかず、中学生の娘にも疎まれている102号室の男は、会社でも嫌われていて遠方への異動を言い渡される。202号室の女は、学生時代の友人が五年前に自殺していたことを知り、101号室の男は、年度末で退職したものの、次に進めず夏の終わりを迎える。出くわしたら挨拶はするが、ほとんど顔も見ず行き過ぎるだけの関係。最後の話で一堂に会する。が、特に何も起こらない。

    ホームセンターだったり、飲食店だったり、食品メーカーだったり、ごくごく普通の会

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    2025年09月11日