小野寺史宜のレビュー一覧

  • 縁

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    短編集だけど、それぞれの主人公が繋がっていく物語。

    人って良い面も悪い面もあるけれど、考えかた次第で変わっていくものなんだろうな。価値観の違いは誰しもが持っているもの。

    それが予期せぬ縁で救われるという、なんともほっりと安堵させてくれる物語でした。

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    2024年06月06日
  • まち

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    「ひと」と変わらない、モブキャラに対してもフルネームで説明する文体が印象的。

    おじいちゃんがとても良かった。生まれた時にはいなかったおじいちゃんに対する私の憧れを具現化したようなおじいちゃん。

    東京で、進学でも就職するでもなくバイトで生活する主人公に最初、甘え?を感じたけれど、とにかく目的なくても東京に出ろと進めたおじいちゃんの真意、たくさんの人と交あわせるためなんじゃないかと思ったら泣けた

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    2024年05月22日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    無駄に想像しない。無駄に休まない。無駄に求めない。無駄に守らない。 書け、書け、書け、書け。ホームやぞ! 贈答品の海苔 ふくし復氏届 婚族関係終了届 「食っちゃ寝」は人間なら、いや動物なら皆がする営みだが、本書の横尾と菜種の場合は、それに「書く」、或いは「読む」が、日常の大きなファクターとして加わっている。

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    2024年05月24日
  • みつばの郵便屋さん あなたを祝う人

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    シリーズ7作目。
    今回は人の生死に関わる話が多かった。
    郵便配達も長くやっていると、そういうことに出くわす機会も増えそう。
    思い出の回想も増えてきて、次回はいよいよ最終巻。どんなラストかな。

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    2024年05月08日
  • タクジョ!

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    筆者は、街を巡るのが本当に好きなんだなぁと感じました。出てくるタクシー会社も実在するタクシー会社をモデルにしているし、小説と地図を照らし合わせて、夏子さんの運転するタクシーといっしょに街を巡るのも楽しみ方だと思う。ただ、たしか南初台ICは内回りしか入口がないので中央道方面には行けないと思います。

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    2024年05月05日
  • みつばの泉ちゃん

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    小学3年生から32歳までの泉ちゃんの成長(⁈)物語。
    それぞれの年代の泉ちゃんへの語り人物が違い、目線や感じ方がそれぞれでおもしろい。
    ラストは本人の語りでしっくりと終わった感じ。
    泉ちゃんみたいなタイプへは、好き嫌いがハッキリと分かれるだろう。
    でも、憎めないよねぇ。

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    2024年04月21日
  • うたう

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     大学時代、軽音サークルでバンド活動に情熱を傾けた4人。だが卒業後にメンバーを待っていたものは……。
     VGBD を務めたそれぞれのリスタートを描いた青春連作短編集。

     物語の視点人物は各章ごとに4人のメンバーが務める群像劇のスタイルだが、ヴォーカルの絹枝のみ第1章及び最終章の2章を受け持つ。
              ◇
     6人の女の人が扇形に並んで歌っているのを、私は壁際に置かれたパイプ椅子に座って見ている。
     ここは杉並区民センターの音楽室で、楽譜を手に歌の練習に励んでいる6人は区民合唱サークルのメンバーだ。
     サークル名は「コーロ・チェーロ」。練習日は月3回。水曜2回と日曜1回で2時間ずつ

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    2024年04月15日
  • みつばの郵便屋さん

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    小野寺さんの作品は、本当に何を読んでもホッとする。
    本作に登場する片岡泉ちゃんは、他作品「みつばの泉ちゃん 」を先に読んでいたので会えたのも嬉しいし、同じシーンを別視点から読めたのも面白かった。

    人気タレントの兄がいる郵便配達員の秋宏。
    兄とは違って目立たない地味な郵便局員としての日常が描かれているんですが、配達先での小さな出会いや変化、密かに楽しんでいるジンクスなどに和みました。
    町の住人とののんびりした交流がとてもいい。
    個人的に共感ポイントが沢山でした。

    ゆる~い気持ち、肩の力を抜いて読めて、リラックス出来るシリーズ。
    そして何気ない日常が味わい深いものになる。
    主人公・秋宏の朴訥と

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    2024年04月06日
  • 今日も町の隅で

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    この小説を読み終わった後、別の本のフレーズを思い出しました。

    ”「幸福は、状況の編集能力・解釈能力によって構成されるもの」と考えているの。”
    (by 愛は毒か 毒が愛か)

    まさにコレ、なのです!

    この小説に出てくるストーリーは、普通の人のほんのちょっとした日常生活なのです。
    (ほんのちょっととしたのは、普段の生活に毛が生えたくらいの出来事だからです)
    日記に書くか書かないか、判断に迷うくらいのレベルと言えば伝わりやすいかなぁ。
    が、しかし。
    読んでみると、どれもこれも特別感があるんですよね~。
    この特別感って何だろうと考えた時に、思い出したのが先のフレーズです。
    大したことのない日常も編

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    2024年04月03日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    個人的にはけっこう良かった。★4にするか迷った。何が良かったかというと、通りの名前、橋の名前などがちゃんと書かれていたこと。街の達人マップと見比べながら、行程を追った。イラストレーターに依頼してでも、各区ごとにかわいいマップが載っていたら更に良かったな。
    夜勤明けの時はいつも、銀座の中心で泰明小学校に通うランドセルを背負った子どもたちとすれ違います。
    この子たちは銀座のどこに住んでいてどんな暮らしをしているんだろっていつも思ってしまいます。

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    2024年03月25日
  • みつばの郵便屋さん あなたを祝う人

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    いつも通り安定した優しくて穏かな郵便屋さん。ただ登場人物の過去のエピソードをなぞる部分が多くて話としては面白みがなかったように思いました。

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    2024年03月14日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    安心して読める、優しい郵便屋さんシリーズです。
    嫌な人が、ほぼ登場しないので、
    心が疲れている時でも楽しく読めると思います。

    仕事への向き合い方など
    学生さんたちが、気軽に読んでくれたら
    きっと楽しく学べそう!

    シリーズは、まだまだありそうです。
    ゆるゆる読みたいと思います。

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    2024年02月26日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    短編集でさくっと読める。
    おれとわたし。
    天使と悪魔。
    「死」の現実は変わらなくても、マイナスを減らしてほしいと思う。
    がんばれ天使。

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    2024年02月24日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    シリーズ3作目。
    今作では郵便局に新人さんが続々と入ってきた。
    それぞれの仕事ぶりに個性があって面白いなと思った。
    「塔の上のおばあちゃん」のメイおばあちゃんが可愛くて好きだったなぁ。今作もほっこり。

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    2024年02月23日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    シリーズ2作目。
    今作もほのぼの。穏やかに物語が進んでいくので、リラックスして読めた。
    登場人物がどんどん増えていき、みつばの町にも詳しくなってきた気分。
    それにしても、秋宏は配達中によくお茶を飲んで休憩している気がする。町の人とこんなに触れ合っているのも不思議な感じ。

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    2024年02月22日
  • みつばの郵便屋さん

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    小野寺さんのシリーズもの、やっと読み始めることができた。
    秋宏の真面目な性格とみつばの町の空気感が相まって、穏やかで優しい物語。
    若いイケメンの郵便屋さん、実際にいたらもっと人気が出そうだなぁ。

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    2024年02月21日
  • 縁

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    登場人物に繋がりがある5話。
    人間らしい登場人物がいい。みんな良い面と悪い面を持ってるところがいい。
    何か心が晴れない時、自分でもうまく説明できない感情がある。それがふっと和らぐ瞬間が見えた物語でした。

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    2024年01月30日
  • 近いはずの人

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    小野寺史宜さんの作品が大好きで読んだが、
    どこか個人的には惜しかった
    単に自分が登場人物に好意を持てなかったからなのかもしれないが、スッキリはしなかった。
    それが狙いであれば流石。
    面白いことに変わりない。

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    2024年01月15日
  • 君に光射す

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    小野寺さんの小説は、実際にいるどこかの誰かの日常を切り取ったお話のよう。
    どんな小さな役、関わりが薄い人にもちゃんと名前があるからだろうか。
    ただ先生をやめた理由があまりピンとこなかった。ストーカー男のことでも、あんなに警察に相談することを拒否していたのに、最後すんなりと警察に相談に行く。なら初めからそうしておけば…と思ってしまった。
    そうなると、小説としては展開が違ってしまうんだが…。

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    2024年01月07日
  • みつばの泉ちゃん

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    年末年始 忙しく 読み終わる迄にいつもより時間がかかってしまった。でも 逆にそれが 泉ちゃんの成長の時間を感じる事が出来た気がします。

    最初にアイスを食べてた泉ちゃんと その後の泉ちゃんが 印象が変わった感じ。
    人には色んな側面があるし 付き合う人に寄って感じ方も違うかな
    只 泉ちゃんはいつも自分に正直。 
    泉ちゃん どんなお母さんになるのかな

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    2024年01月07日