小野寺史宜のレビュー一覧

  • まち

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    前作の「ひと」同様、登場人物に良い人が多く読んでいて心が温まる。今作だと徳三さんのキャラクターが好きだった。
    両親を失った青年という点では「ひと」と同じだか、柏木聖輔は人に助けてもらう印象が強かった一方で瞬一は人を助ける印象が強かったような気がする。
    第3作の「いえ」ではどうなるのかも楽しみだ。
    自分も名古屋に来て今は1人だが職場の人達にも恵まれてそれなりに楽しい生活を送れている。ただ、それとは別で隣人や同じアパートの人との繋がりがあったら楽しいのだろうなと思う。
    次に引っ越す家ではちゃんと挨拶に行こう。
    作中に前作で聖輔が働いていたおかずの田野倉が出てきたことも嬉しかった。

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    2025年10月21日
  • 今夜

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    4人のそれぞれの夜。
    4人の物語は少しずつ重なって紡がれていく...

    読みやすくて、それぞれの話に前を向ける何かがあるのが良かったです。

    夜が少し好きになりそうです。

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    2025年10月15日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    どうでも良い登場人物にフルネームが気になる。
    ほっこりする人もいるかもだが、冗長な会話にもういいかなと思う。

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    2025年10月03日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    出た「みつば」と思い、読み進めていたら「みつば郵便局」まで。相変わらずの軽妙洒脱な会話に思わず吹き出す。確かに出前文化は風前の灯火か。

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    2025年09月30日
  • タクジョ!

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    新卒でタクシー会社に入社し女性ドライバーとなった、夏子、同期入社の友人や諸先輩方のアドバイスがあり、日々の業務をこなしていくストーリーが描かれている作品。
    シリアスな内容に期待したが、終始軽い感じの内容に少しではあるが評価が落ちた。
    女性ドライバー頑張れ!!

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    2025年09月28日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    生と死にまつわるお話を集めた短編集、というところでしょうか。天使や悪魔も出てきたり、全体はダークな話が多い中、ホロっとさせられる展開もあり楽しめました。
    ただ全体的にあっさりしていて物足りなさも感じてしまいました。

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    2025年09月26日
  • とにもかくにもごはん

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    ネタバレ

    子ども食堂ってワードでほのぼの系ではないだろうなと身構えていましたが、そこまで大きな出来事がある訳でもなくだからと言って軽すぎる訳でもない、丁度いい重さの物語でした。それぞれ様々な事情があるけれど、全体的に最後はちょっとほっこりした気持ちになれました。
    個人的に子ども食堂をするきっかけの子との再開シーンがあっさりし過ぎてるように感じて、え!?これで終わり!?続きは!!って思っちゃいました…

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    2025年09月26日
  • 太郎とさくら

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    故郷の静岡で行われた姉さくらの結婚式に現れたのは、姉の実の父だった。それを知った弟の太郎は、追い払われたその男野口を追いかけて名刺を渡す。
    それから始まる太郎と野口との邂逅が描かれる。
    アルバイトで生計を立てている野口もだけど自分のアパートに同居させてあげたりして、太郎もなんとも言えない感じ。血のつながりは無いのに、どこか似通ったところがあるように思えた。
    考えるより先に行動してしまうところとか、深く考えずに思った事を口にしてしまうところとか。
    筆者らしい、人を丹念に描いた作品。

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    2025年09月21日
  • 今日も町の隅で

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    それぞれが、ささやかな、いや、本人にとっては大きな問題を抱えながら、同じ町の中で過ごしている。
    頭がフル回転して働いている昨今の私には軽くてよかった(笑)
    「君を待つ」がよかったかな。
    それぞれの選択がこれから先よい方向にいきますように。
    と、小野寺さんの本には、この街が出てくるんだけど、私も住んでる気分になる(笑)住みたいのかも。

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    2025年09月19日
  • 町なか番外地

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    ベルジュ江戸川に住む4人の、慎ましく前向きに歩いていこうと一歩踏み出す話。小野寺氏特有の何となく元気をもらえる読後。

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    2025年09月15日
  • みつばの泉ちゃん

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    泉ちゃんの人生の20年の切り取り。どこにでもいそうだけどいなさそうな、自分もこんな感じで人から見た自分と自分から見た自分が存在するんだよなぁと思った。

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    2025年09月14日
  • 町なか番外地

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    東京と千葉の境にある、駅徒歩二十分のアパート、ベルジュ江戸川の四室に住む人たちの日常。201号室の女は、マッチングアプリで二度彼氏が出来、二度、失敗する。夫婦仲がうまくいかず、中学生の娘にも疎まれている102号室の男は、会社でも嫌われていて遠方への異動を言い渡される。202号室の女は、学生時代の友人が五年前に自殺していたことを知り、101号室の男は、年度末で退職したものの、次に進めず夏の終わりを迎える。出くわしたら挨拶はするが、ほとんど顔も見ず行き過ぎるだけの関係。最後の話で一堂に会する。が、特に何も起こらない。

    ホームセンターだったり、飲食店だったり、食品メーカーだったり、ごくごく普通の会

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    2025年09月11日
  • その愛の程度

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    ネタバレ

    血の繋がりのない娘がいる守彦。
    川遊び中に娘と一緒に遊んでいた女の子が溺れてしまう。
    守彦は娘を助けに川に入るが、助けたのは娘ではない方の女の子。
    そこから娘との関係が悪くなり、家を出る羽目に
    そして結局離婚…しかも妻は他の男と結婚したいとまで言い出す
    どうしてそうなる???
    しかも、いい感じになりそうだと思っていた、シングルマザーも
    え?
    なんか、守彦かわいそうすぎ

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    2025年09月08日
  • ひと

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    ★★★☆☆2019年本屋大賞第2位 感じるものはあったけれど上手く言い表せない。ひとというタイトルそのものなのかな。平凡な中に平凡な不幸や平凡な幸せがあって、人それぞれに過去や家庭環境や経験があって、それによっていろいろなものの見方が違う。主人公柏木聖輔に他の小説にあるような派手な事件や不可思議なことは起こらないが、身内に起きた不幸やお金の問題、友達の現場を見てしまうなど。別世界の出来事ではない友人の昔話を聞いているような親近感があった。

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    2025年08月30日
  • うたう

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    大学生の時に組んだバンド「カニザノビー」。そのメンバー達のそれぞれの青春時代の物語。
    ヴォーカルの絹枝は母親を傷つけてしまったことをずっと引きずっている。
    ギターの伊勢はプロになりたくて、なれなかったことで躓いてしまった。
    ベースのトモは妻との暮らしの今後を改めて考える。
    ドラムの永田は音楽から離れて新しい生き方を目指す。
    「うたう」事から卒業したメンバーたちの人生がそれぞれの視点で描かれた、連作短編集。

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    2025年08月19日
  • 町なか番外地

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    どこにでもある日常を切り取って書かれた物語。でも、そんなことあるあると妙に納得してしまいます。
    ちょっとしたきっかけから展開していく内容も、読んでいて興味をひかれました。

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    2025年08月16日
  • タッグ

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    元プロレスラーが営む居酒屋さんの家族の話し。しそ巻き美味しそう!
    疲れていても、しんどくても、小野寺さんの本は安心安全。

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    2025年08月15日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    人の生と死に関わる天使と悪魔の物語。10編の短編から成る。短い中にもホロっとさせられたり、クスリとさせられたり、其々単独ではありながら何編かは繋がりがあったりするのも面白い。

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    2025年08月10日
  • 町なか番外地

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    同じアパートに住む四人の人間の心の動きを描いた作品。
    東京と千葉の境目にある町のアパートに住む四人(三人と一家族)。
    マッチングアプリでの出会いを求める女性、妻や娘とギクシャクしている中年男、かつての友人の死を知った女性、仕事を辞めたが新しい道に踏み出せずにいる若い男。それぞれの日常が川沿いの町と「ベルジュ江戸川」という名のアパートを舞台に動いている。
    四人とも何かに躓いていて、それでいて立ちあがろうともがくでもなく、淡々と過ごしている。
    じっくり読ませる一冊。

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    2025年08月09日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    面白かった!いつ死がくるかわからない。だからこそ、自分のしたいこともして、自分の大事な人も大切にして日々過ごそうとしみじみ思った。

    最初の章がちょっと読みにくかったかな。

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    2025年08月02日