小野寺史宜のレビュー一覧

  • とにもかくにもごはん

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    16時から20時までのたった4時間とそれぞれの回想によって、1日の営業の意味が浮かび上がってくるお話。

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    2025年05月04日
  • みつばの泉ちゃん

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    うわーみつば市ワールド広がってる!
    泉ちゃん、幸せな奥さん、お母さんになったんだね。
    本編、また読みたくなってきた。

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    2025年05月03日
  • 奇跡集

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    阪急電車(有川浩)みたいかなあと思いながら手に取った。出掛けて帰りの電車で読むように買ってしまう。
    連休なのに通勤電車(笑)まあ、私は飛び石だからまあいいけどさ。
    ときどき毎日同じ時間に同じところで会う人(知らない人)や、旅に出た時に隣に座った人の生きざまを妄想するするのが好きな私にとっては格好の本でした。
    2話目と4話目がよかったかな。1歩踏み込む勇気。
    すこしの奇跡だけど、温かい。
    ちょっとしたことで人生というか、その日1日が変わるのだ。
    人の繋がりが人生を変えていく。まさにそうだ。

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    2025年04月27日
  • 日比野豆腐店

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    あぁ、お豆腐屋さんのお豆腐やお揚げが食べたい。東京暮らしの時は近所の豆腐屋さんでよく買い物してたな、と思い出す。お揚げなんて、断然お豆腐屋さんの方が美味しい!

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    2025年04月27日
  • 君に光射す

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    小学校教師がある理由で仕事を辞めて警備員で働く
    読み進めるうちに教師を辞めた理由が分かるんだけど、そんなことで辞めるのか感があったのが残念
    でも、終わり方は前向きになり温かく良かった
    何回もちょっとくどいほどでてきたゲーム大好きお金貸してと言ってくる宮脇くんが最後出てきたのは良かった

    アンガーマネジメント=怒りを感じたときは6秒待ってその怒りを鎮める

    コロナ禍

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    2025年04月29日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    文字数少なめ、すぐ読める。大事件は起こらないけど、主人公が良い人なので、なんとなく平和に時間が過ぎていく感じ。登場人物の名前が、みんな難しい!

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    2025年04月26日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    小説というよりノンフィクションなのかと思わせる
    作家は書いて、編集者は読む
    編集者さんって 他人を動かす大変なお仕事

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    2025年04月24日
  • 日比野豆腐店

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    老舗豆腐店のお話。コロナで主を失った、母、嫁、長男。それぞれの目線で語る。加えて常連の両親が離婚し、母と2人になった常連の少年。と飼い猫の福。心温まるホームドラマ…ただ「振り返り」が多くて進行形の感じがしない。死別や離婚時の事をリアタイで読みたかった。

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    2025年04月21日
  • いえ

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    読みやすく1日で読み切った。主人公の僻みっぽいところやそこから自己嫌悪でがんじがらめに陥っていくところの閉塞感の表現がうまかった。「家族会議」を機に霧が開けたかのようにモヤモヤを乗り越えていく様子は気持ち良い。
    突っ張って負けていないふりするより潔く謝ったりひとつ殻を脱いで歩み寄る方がかっこ悪いようでとてもカッコいい。意外とそれができない。

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    2025年04月20日
  • レジデンス

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    なんだかゾワゾワする話だった
    自分勝手な悪意の連鎖 なんて言っていいのか わからないけど ずっとドキドキ ゾワゾワした
    マンション自体が 悪意にみちているようなきがしました

    (荒川沿いのアパートの方が好きです)

    途中で戸部栄純さんの名前ができて そこだけホッとした

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    2025年04月18日
  • その愛の程度

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    二つの母娘家族と、その旦那さんである豊永さんの気持ちの揺れ動きを描いている話。

    主人公である豊永さんは悪い人ではないし、卒はないのだが、何とも立ち回りが上手く行かない。

    他の読者さんが書かれているように、登場人物みんなが何か好きになれない。
    それでリアルな人間らしさが出てるという気もする。
    ただあまりにも報われない豊永さんが少し不憫だった。

    豊永さんと同じ35歳、色々な出来事と人に振り回されて生きている身としては、胸に詰まる話だった。


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    2025年04月13日
  • 縁

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    ネタバレ

    霧ーKIRIー
    室屋忠仁
    少年サッカーのコーチ。三十八歳。筧ハイツB一〇二号室に住む。大学を卒業して中堅の土木会社に入る。リペア会社に転職。リバーベットSCのコーチを引き受ける。二年弱で辞める。

    小牧美汐
    寛斗の母。

    小牧寛斗
    背番号37。

    永瀬充代
    律希の母

    永瀬律希
    チームのエース。

    立希
    律希の兄。

    間宮速雄
    測量士。社長の息子。

    戸谷収作
    測量士の年上のリーダー。

    桐畑誓士
    当時新人で間宮の仕事を押しつけられていた。

    間宮睦雄
    土木会社の社長。

    大津弦介

    中町逸平
    少年サッカーの監督。

    館林
    室屋の中学時代のコーチ。英語の先生。

    羽根開
    三十五歳。四年生コーチ

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    2025年04月07日
  • 日比野豆腐店

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    豆腐屋さん大変だろうな。
    日比野豆腐店のお豆腐食べてみたい。

    小野寺さんの作品は物語が終わっても、登場人物皆んなが物語の後も生活している気がするのがいい。
    他の小説に出てきたりもするし。
    (今回はタクジョのハンサムが少し登場)

    おばあちゃん、長生きして欲しい。
    福にも。

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    2025年04月06日
  • 夜の側に立つ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    野本了治
    壮介とボートに乗ったが助かった。
    高校三年のときにバンドを組んだ。
    母校の西高で教師となった。
    生徒の母親と付き合ってい事が発覚し、教師を退職。

    小出君香
    壮介の妻。
    吹奏楽部の花形奏者。サックス。アメリカに二年弱いて、帰国して短大を卒業。地銀に就職。

    辰巳壮介
    酔ってボートに乗り、事故で溺れて死んだ。
    校内屈指の実力派バンドのドラマー。元バスケ部のエース。人命救助した地下鉄の会社に入った。

    榊信明
    高三で了治と同じクラス。生徒会長。中学のときベースをやっていた。高校卒業後は大学に進学せず、実家のスーパーサカキヤを継いだ。

    萩原昌子
    生徒会の副会長。信明のカノジョ。昔ピアノを

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    2025年04月03日
  • モノ

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    ほんわかした作風の中に少し重いテーマがあって、ちょっとだけ前向きになっていく、というお話しが多かったのに、このオムニバス形式はちょっと消化不足かな。読みやすくほんのりしてると思うけど、共通のテーマが「前向き」だけというのは淋しいかな。テーマが違ってたらごめんなさい。

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    2025年04月01日
  • タッグ

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    最後の章、栄純と美鶴の出会い、惹かれ合う過程がよかった。
    感性、フィーリングの一致、食の好み、大事。

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    2025年03月29日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    小野寺さん本人の経験も混在しているのだろうか?と思ってしまう、作家と編集者の関係性。みつば市、ちょいちょいいつものキャラが登場するのも楽しめた。

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    2025年03月25日
  • 日比野豆腐店

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    東京の下町にある、日比野豆腐店。小さなその店を切り盛りするのは、先代の妻・初と、二代目の嫁・咲子。その息子・令哉に飼い猫の福、そしてお店を訪れる常連さんたち…様々に視点を入れ換えながら、下町に生きる人たちの姿を描いた家族の歴史の物語。
    時には悲しいことも起きるけれど、それでも残された人は前を向いて進んでいかなくてはならない。
    誰もが経験する日々の暮らしが丁寧に描いてあって、じんわりと心に響いてくる。
    お豆腐はわりと常に冷蔵庫にあるけれど、個人商店から買うことはもう無くなった。時にはスーパーで、ちょっと良いお豆腐を買うことはあるけれど。
    改めて、お豆腐をちゃんと味わいたいと思える一冊。

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    2025年03月21日
  • ミニシアターの六人

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    とある映画監督の追悼上映に集まった男女六人の人生を描く連作短編集。銀座のミニシアターが舞台なので、シネスイッチ銀座をイメージしながら読んでいたら、まさに著者の取材先だったのこと。映画のストーリーが登場人物たちの物語と並行しながら進行するため、作中映画『夜、街の隙間』を登場人物たちと同じ目線で味わえるのが良い試み。この作中映画の造り込みが絶妙で、実際に上映されるとしたら私は間違いなく観に行ってしまうだろう。但し、登場人物たちの物語が殆ど恋愛絡みで、人生ってそれだけじゃないのでは?と思わずにはいられなかった。

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    2025年03月18日
  • ライフ

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    はっきり言おう。
    この小説は、何も起こらない!
    本当に何も起こらないのよ。
    でもそれがいいのよ。
    唯一挙げるとすれば27歳コンビニのバイト店員ってことくらいかしら?
    なーんか、本当過去を引きずっているでもないし、夢に向かって真っしぐら!でもないし、彼女がいる訳でも恋をしている訳でもない。
    でもなーんか面白くって読んじゃった。

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    2025年03月16日