小野寺史宜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルの『モノ』とは『モノレール』であり『モノローグ』でもあり、モノクロでもモノラルの意味もあるそうだ。
羽田空港~浜松町間の単線だけを運行する「東京モノレール」。そこで働く社員達4名の日々を描いた小説。そしてその4名の日常がドラマ化されるのだ。(もちろんフィクションだが)
東京モノレールは羽田空港に行く時しか乗ることは無かったが、当然ながら途中の駅で働いている人もいれば、住んでいる人もいる。
最後に『おまけ』としての1ページがあり、『お〜!』っとなる。
東京モノレールで通勤している知人がいるが、読んでみたら新たな発見があるかもしれないから勧めてみようかな。
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Posted by ブクログ
「ふうふ」ではなく「ふさいしゅう」です。
主体者ではなく他者なのです。
様々な夫婦がいてそれがされぞれ素晴らしい関係だとでも言いましょうか、素敵なのです。
作者お得意の登場人物が循環します。
少しの関わりで繋がっていきます。
日常のほんの少しの変化、でも当事者にとっては大きな出来事が夫婦の中で起きます。
そしてなんとなく夫婦の間で解決していく。
そんな非日常が起きます。
小倉先生の断章がスパイスを加えます。
このオムニバスの中、小倉先生だけが独身なのにはちゃんとわけがあるのです。
独特の理屈っぽい言い回しの中に
相変わらず練り込まれたプロットを感じます。
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Posted by ブクログ
一番思ったことは、しっくりこない。
言葉が多すぎるのか、同じ言葉が何度も繰り返されることがすごく気になった。
両親が他界し、大学を中退し働く。「ただのバイト」みたいな表現とか、彼女とかベースとかに費やしている場合じゃない、みたいな表現とか終始でてきて成長もほとんどなく、しつこい。
郵便屋さんシリーズは好きだったはずなんだけど。
これが2位とは...と思ってしまう。
いい人間もでてくるけど印象が薄く、悪い人間の方が印象がそもそも強くなりやすいのもあるけど、なるのでいいな、と思う登場人物もいない。
剣が一番よくない。そこを読んでもらうためにも家に置いておいてもいいが...