小野寺史宜のレビュー一覧

  • 夫妻集

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    夫婦の形は色々。少しずつお互いの心地よい方向に軌道修正しながら出来上がっていく、と思いたい。人それぞれだから正解はないよね。感謝の気持ちを忘れないようにします。すぐ忘れて「私ばっかり!」って思っちゃうんだけどね。

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    2024年03月03日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    安心して読める、優しい郵便屋さんシリーズです。
    嫌な人が、ほぼ登場しないので、
    心が疲れている時でも楽しく読めると思います。

    仕事への向き合い方など
    学生さんたちが、気軽に読んでくれたら
    きっと楽しく学べそう!

    シリーズは、まだまだありそうです。
    ゆるゆる読みたいと思います。

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    2024年02月26日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    短編集でさくっと読める。
    おれとわたし。
    天使と悪魔。
    「死」の現実は変わらなくても、マイナスを減らしてほしいと思う。
    がんばれ天使。

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    2024年02月24日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    シリーズ3作目。
    今作では郵便局に新人さんが続々と入ってきた。
    それぞれの仕事ぶりに個性があって面白いなと思った。
    「塔の上のおばあちゃん」のメイおばあちゃんが可愛くて好きだったなぁ。今作もほっこり。

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    2024年02月23日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    シリーズ2作目。
    今作もほのぼの。穏やかに物語が進んでいくので、リラックスして読めた。
    登場人物がどんどん増えていき、みつばの町にも詳しくなってきた気分。
    それにしても、秋宏は配達中によくお茶を飲んで休憩している気がする。町の人とこんなに触れ合っているのも不思議な感じ。

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    2024年02月22日
  • みつばの郵便屋さん

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    小野寺さんのシリーズもの、やっと読み始めることができた。
    秋宏の真面目な性格とみつばの町の空気感が相まって、穏やかで優しい物語。
    若いイケメンの郵便屋さん、実際にいたらもっと人気が出そうだなぁ。

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    2024年02月21日
  • 夫妻集

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    ネタバレ

    さすがだなぁ。
    小野寺氏。
    やっぱり上手。
    個人的に印象に残ってるのは、人事部長であるお父さん。
    わたしでもそんな中途半端なやつきたら、は?って思うと思うなぁ。
    でも確かに、大人なんだから、反対とか意味ないよね。。
    あとは夫が沖縄で植木職人希望で離婚も衝撃的だった。
    でも、離婚、しなくてもいい気もした。
    円満離婚じゃなくて、円満別居で。
    心も離れたなら、離婚でもいいけど、別に家族として離れて暮らすだけで、だから離婚にしなくてもとりあえずいいんじゃないのかな??
    また後から考えれば。

    みんな答えを急ぎすぎてる気がした。
    まあ、この本の中で、解決しないとダメだから急足になるのは致し方なし。

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    2024年02月14日
  • 夫妻集

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    いろいろな夫婦がいて、そのなかでもそれぞれの人生がある。相手を思いやる気持ちを忘れないでおこうと思った作品でした。

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    2024年02月11日
  • 縁

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    登場人物に繋がりがある5話。
    人間らしい登場人物がいい。みんな良い面と悪い面を持ってるところがいい。
    何か心が晴れない時、自分でもうまく説明できない感情がある。それがふっと和らぐ瞬間が見えた物語でした。

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    2024年01月30日
  • 夫妻集

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    タイトル通り、色々な夫婦の物語集。
    最近流行りの、短編が少しづつ重なって、最後まとまるというパターン。
    娘が連れてきた彼氏が気に入らない父親、新婚なのに妻が転勤、円満だと思っていたら夫に離婚を切り出された妻などなど。泥沼にはならないので、さらりと読める。問題は起きても、こんな風にうまくまとまれば苦労はないだろうなという感じ。

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    2024年01月22日
  • 近いはずの人

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    小野寺史宜さんの作品が大好きで読んだが、
    どこか個人的には惜しかった
    単に自分が登場人物に好意を持てなかったからなのかもしれないが、スッキリはしなかった。
    それが狙いであれば流石。
    面白いことに変わりない。

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    2024年01月15日
  • 君に光射す

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    小野寺さんの小説は、実際にいるどこかの誰かの日常を切り取ったお話のよう。
    どんな小さな役、関わりが薄い人にもちゃんと名前があるからだろうか。
    ただ先生をやめた理由があまりピンとこなかった。ストーカー男のことでも、あんなに警察に相談することを拒否していたのに、最後すんなりと警察に相談に行く。なら初めからそうしておけば…と思ってしまった。
    そうなると、小説としては展開が違ってしまうんだが…。

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    2024年01月07日
  • みつばの泉ちゃん

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    年末年始 忙しく 読み終わる迄にいつもより時間がかかってしまった。でも 逆にそれが 泉ちゃんの成長の時間を感じる事が出来た気がします。

    最初にアイスを食べてた泉ちゃんと その後の泉ちゃんが 印象が変わった感じ。
    人には色んな側面があるし 付き合う人に寄って感じ方も違うかな
    只 泉ちゃんはいつも自分に正直。 
    泉ちゃん どんなお母さんになるのかな

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    2024年01月07日
  • 君に光射す

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    商業施設の警備員をしている圭斗。以前は小学校の教師をしていた。そこで保護者の相談に乗った事をきっかけに辞めてしまった。それからは人と関わらないような生き方をしてきた。だがそんなある日置き引きをしようとした女児を止めた事から新たな生き方を歩き出す。
    一人の青年が失望から立ち直り前進していく姿が描かれている。 
    物語は淡々と進んでいく。するすると読める一冊。

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    2023年12月30日
  • ライフ

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    シリーズ3作目?として読んだ。1作目と2作目は間隔空いたので登場人物の重なりとかは忘れていたが世界観は新鮮だった。ただ今回は前2作に比べてただ少し間延びした感じもあった。アゲインストな環境にも腐らずピュアに人を信じて何気ない日常を過ごす様子は心が洗われるが、少し時間を空けてから読むぐらいが丁度いいのかと思った。

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    2023年12月30日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    最初はちょっと読みにくいなぁと思い、読み切れるか心配したけど、編集者が菜種くんが出てきてからはグッと読みやすくなった。
    作品を書くのは作家でも、物語を作り上げでいくのは編集者と作家の二人三脚なんだなーと思ってと思った。

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    2023年12月27日
  • 君に光射す

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    困っている人がいたら助けになりたい。
    そうしなかったなら、きっと自己嫌悪に陥って、
    後悔する事になる。
    ここまではOK。
    けど、「たとえ自分が泥を被ることになっても」
    という但し書きがついた途端に、
    口ごもる。腰が引ける。逃げ腰になる。

    自分一人ならどうやってでも生きていけるし。
    なかなかそんな風には思いきれない。
    それは私の仕事ではありません。
    言い訳ばかり浮かんでくる。

    それをさらりとやってしまうところが眩しい。
    正に光が射している。
    犠牲、とも思わず、誰を恨むでもなく、
    これでいいとまっすぐ立っている若者が、
    眩しくて仕方ない。
    いや、そんな大層な小説ではないのかもしれないが。
    勇気

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    2023年12月18日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    ネタバレ

    感想
    自分が思うほど嫌われていない。でも成果は出しておいた方が良い。だから焦りは消えない。好きなことをしていても焦る。なんとかしなくては。

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    2023年12月14日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    将来、銀座に住みたいという小野寺さんが東京23区を歩くというエッセイ。
    家賃5万円ぐらいの物件を探し、住んでみたらどうだろうと辺りを歩いてみる。
    我が家のご近所が出てきて大いに盛り上がったりも。
    ぶらり街歩きは楽しそうだね。

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    2023年12月13日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    10編の短編集。
    とある事で死ぬ者と助かる者。
    人間を死なせるために他の人間を巻き込む悪魔。
    それを調整したりして防ぐ天使。
    人間の命をゲームみたいにしないでほしい…。
    他にも亡くなった人が会いに来たり、死んだ自分が会いに行ったりする話も。
    ボールのようで、ふわふわ動いてほよんと人にはじかれる霊の様子を想像したらとても可愛らしい。
    ラストの天使と悪魔の攻防戦。
    中津巧と大井潔武との命をかけた戦い。
    もちろん天使が勝ったはず!
    中津巧の決心は強いから。
    『わたし』の悪魔と『おれ』の天使。
    一人称がイメージと反対なのに最後に気づく。

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    2023年12月01日