小野寺史宜のレビュー一覧

  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    シリーズ2作目。
    今作もほのぼの。穏やかに物語が進んでいくので、リラックスして読めた。
    登場人物がどんどん増えていき、みつばの町にも詳しくなってきた気分。
    それにしても、秋宏は配達中によくお茶を飲んで休憩している気がする。町の人とこんなに触れ合っているのも不思議な感じ。

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    2024年02月22日
  • みつばの郵便屋さん

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    小野寺さんのシリーズもの、やっと読み始めることができた。
    秋宏の真面目な性格とみつばの町の空気感が相まって、穏やかで優しい物語。
    若いイケメンの郵便屋さん、実際にいたらもっと人気が出そうだなぁ。

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    2024年02月21日
  • 夫妻集

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    ネタバレ

    さすがだなぁ。
    小野寺氏。
    やっぱり上手。
    個人的に印象に残ってるのは、人事部長であるお父さん。
    わたしでもそんな中途半端なやつきたら、は?って思うと思うなぁ。
    でも確かに、大人なんだから、反対とか意味ないよね。。
    あとは夫が沖縄で植木職人希望で離婚も衝撃的だった。
    でも、離婚、しなくてもいい気もした。
    円満離婚じゃなくて、円満別居で。
    心も離れたなら、離婚でもいいけど、別に家族として離れて暮らすだけで、だから離婚にしなくてもとりあえずいいんじゃないのかな??
    また後から考えれば。

    みんな答えを急ぎすぎてる気がした。
    まあ、この本の中で、解決しないとダメだから急足になるのは致し方なし。

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    2024年02月14日
  • 夫妻集

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    いろいろな夫婦がいて、そのなかでもそれぞれの人生がある。相手を思いやる気持ちを忘れないでおこうと思った作品でした。

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    2024年02月11日
  • 縁

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    登場人物に繋がりがある5話。
    人間らしい登場人物がいい。みんな良い面と悪い面を持ってるところがいい。
    何か心が晴れない時、自分でもうまく説明できない感情がある。それがふっと和らぐ瞬間が見えた物語でした。

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    2024年01月30日
  • 近いはずの人

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    小野寺史宜さんの作品が大好きで読んだが、
    どこか個人的には惜しかった
    単に自分が登場人物に好意を持てなかったからなのかもしれないが、スッキリはしなかった。
    それが狙いであれば流石。
    面白いことに変わりない。

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    2024年01月15日
  • 君に光射す

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    小野寺さんの小説は、実際にいるどこかの誰かの日常を切り取ったお話のよう。
    どんな小さな役、関わりが薄い人にもちゃんと名前があるからだろうか。
    ただ先生をやめた理由があまりピンとこなかった。ストーカー男のことでも、あんなに警察に相談することを拒否していたのに、最後すんなりと警察に相談に行く。なら初めからそうしておけば…と思ってしまった。
    そうなると、小説としては展開が違ってしまうんだが…。

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    2024年01月07日
  • みつばの泉ちゃん

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    年末年始 忙しく 読み終わる迄にいつもより時間がかかってしまった。でも 逆にそれが 泉ちゃんの成長の時間を感じる事が出来た気がします。

    最初にアイスを食べてた泉ちゃんと その後の泉ちゃんが 印象が変わった感じ。
    人には色んな側面があるし 付き合う人に寄って感じ方も違うかな
    只 泉ちゃんはいつも自分に正直。 
    泉ちゃん どんなお母さんになるのかな

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    2024年01月07日
  • 君に光射す

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    商業施設の警備員をしている圭斗。以前は小学校の教師をしていた。そこで保護者の相談に乗った事をきっかけに辞めてしまった。それからは人と関わらないような生き方をしてきた。だがそんなある日置き引きをしようとした女児を止めた事から新たな生き方を歩き出す。
    一人の青年が失望から立ち直り前進していく姿が描かれている。 
    物語は淡々と進んでいく。するすると読める一冊。

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    2023年12月30日
  • ライフ

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    シリーズ3作目?として読んだ。1作目と2作目は間隔空いたので登場人物の重なりとかは忘れていたが世界観は新鮮だった。ただ今回は前2作に比べてただ少し間延びした感じもあった。アゲインストな環境にも腐らずピュアに人を信じて何気ない日常を過ごす様子は心が洗われるが、少し時間を空けてから読むぐらいが丁度いいのかと思った。

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    2023年12月30日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    最初はちょっと読みにくいなぁと思い、読み切れるか心配したけど、編集者が菜種くんが出てきてからはグッと読みやすくなった。
    作品を書くのは作家でも、物語を作り上げでいくのは編集者と作家の二人三脚なんだなーと思ってと思った。

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    2023年12月27日
  • 君に光射す

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    困っている人がいたら助けになりたい。
    そうしなかったなら、きっと自己嫌悪に陥って、
    後悔する事になる。
    ここまではOK。
    けど、「たとえ自分が泥を被ることになっても」
    という但し書きがついた途端に、
    口ごもる。腰が引ける。逃げ腰になる。

    自分一人ならどうやってでも生きていけるし。
    なかなかそんな風には思いきれない。
    それは私の仕事ではありません。
    言い訳ばかり浮かんでくる。

    それをさらりとやってしまうところが眩しい。
    正に光が射している。
    犠牲、とも思わず、誰を恨むでもなく、
    これでいいとまっすぐ立っている若者が、
    眩しくて仕方ない。
    いや、そんな大層な小説ではないのかもしれないが。
    勇気

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    2023年12月18日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    ネタバレ

    感想
    自分が思うほど嫌われていない。でも成果は出しておいた方が良い。だから焦りは消えない。好きなことをしていても焦る。なんとかしなくては。

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    2023年12月14日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    将来、銀座に住みたいという小野寺さんが東京23区を歩くというエッセイ。
    家賃5万円ぐらいの物件を探し、住んでみたらどうだろうと辺りを歩いてみる。
    我が家のご近所が出てきて大いに盛り上がったりも。
    ぶらり街歩きは楽しそうだね。

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    2023年12月13日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    10編の短編集。
    とある事で死ぬ者と助かる者。
    人間を死なせるために他の人間を巻き込む悪魔。
    それを調整したりして防ぐ天使。
    人間の命をゲームみたいにしないでほしい…。
    他にも亡くなった人が会いに来たり、死んだ自分が会いに行ったりする話も。
    ボールのようで、ふわふわ動いてほよんと人にはじかれる霊の様子を想像したらとても可愛らしい。
    ラストの天使と悪魔の攻防戦。
    中津巧と大井潔武との命をかけた戦い。
    もちろん天使が勝ったはず!
    中津巧の決心は強いから。
    『わたし』の悪魔と『おれ』の天使。
    一人称がイメージと反対なのに最後に気づく。

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    2023年12月01日
  • 君に光射す

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    人には光があり、陰がある。どちらも同じ人のなかにある。それは変えられない。
    人とはそういうものだ。出会うタイミングが大事。それですべてが決まってしまうこともある。
    大変な分楽しい、と言えるかもしれない。
    笑顔にうそがないのは本当にいい。
    どうやっても大変は大変。ならせめて、大変だけど楽しい、をずっと感じていたい。楽しいけど大変、よりは、大変だけど楽しい、のほうがいい。
    正解なんてないよ。結局、自分の言葉で言わないと何も伝わらないから。
    理解してくれたうえで無干渉。それが理想。
    どうしても自分の意図が伝わらないなんてことにもなる。そうなったときに一つ一つ片づけていくしかないでしょ。
    無理に続けよ

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    2023年12月02日
  • 本日も教官なり

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    小野寺さん8冊目。
    自動車の運転教習所教官の仕事小説かと思ったが、離婚して妻と一緒にいた高校生の娘の妊娠騒動がメイン。10年以上会えなかった娘に親バカが炸裂。元妻に同行を頼まれ、相手の親や高校に同行し、言わなくて良いこともつい言ってしまう。纏わりついたと勘違いして、娘の友達を捕まえたり、娘の妊娠させた相手を恫喝したりということも。
    それでいて教官としては交通法規を厳守し、生徒に誠実に対処する。ギャップがありすぎなような気がする。
    小説に多数出て来る古いロックの曲が、聴けば分かるかも知れないが、タイトルだけでは思い出せない。主人公の心象風景を強く表しているのだろうが、浮かばず残念。

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    2023年11月22日
  • 近いはずの人

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    妻を突然事故という形で失ってしまった男性の毎日が淡々と綴られてる。
    実感がわかず、平気な様で全然平気じゃない感じが、地味に切ない。


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    2023年11月21日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    映画館に入る前と
    映画館を出たあとでは
    何かが変わっている
    だから映画は好き
    (冒頭のことばより)

    人生には良いことも悪いこともあり、それを天使と悪魔の仕業と考えることもできます。
    本書は生と死にスポットライトをあてた10編の物語がみられる映画館、という設定です。
    装丁も凝っていて、扉がそれぞれレイトショーで映画を観ている風のイラストになっています。
    (ただ、p.147の扉は、観客の人がこちらを振り返るイラストになっており、一瞬、自分が見られているかも…とドキッとします)

    読み終えると真っ黒でノイジーなページが続き、まるでエンドロールのようでした。

    今回のおすすめ『おれ、降臨』

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    2023年11月12日
  • 近いはずの人

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    作者名で読んでいるが、今回の作品は主人公側に多分に問題が多く、内容も暗く辛い場面が続くが、淡々として書かれているので何とか読み終えられた。
    結婚して4年目なのに奥さんが交通事故で亡くなってしまう。毎晩、ビールを飲みながら残された携帯のパスワードを打つ毎日。どんどん酒量が増え、止瀉剤も飲むほどで仕事にも影響が出始める。
    解除された奥さんの携帯に残された不倫の形跡。
    奥さんの秘密が次々と明かされて行くが、その原因の一つに主人公の問題も。主人公の高校時代の恋愛観、奥さんが流産してから関係など。
    重い、重すぎる。多少の未来への明るさが仄みえて、何とか締めて貰った。

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    2023年11月06日