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Posted by ブクログ 2023年09月18日
タクシードライバーの女性が出てきて、もしや「タクジョ」の彼女かと思ったら、別の女性だった。仮に同じ月を見ても、皆に違った人生があるんだなとしみじみ思った。今の私は三連休の最後の晩にビールを飲みながら、のどかにこれを書いている。幸せだ…。
小野寺さんの小説は登場人物がかぶる時があって面白い。川のシリー...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月28日
やはり、小野寺史宜さん、面白い!!!
人間模様が細かく書いてあるんだけど、サクサクと読める具合が凄く良い。
小野寺さんの作品を読むと、色々な職業の事が知れるからすごく面白いし、今までと違う目線で考えたりすることが出来る。
それと、話が繋がっているので、『次、どうなるんだろ〜!!!』という、ワクワク感...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月04日
小野寺さんのこういう作風も嫌いではない。特別な主人公ではない岐路に立つ男女4人の迷いが夜の闇に現れる。試合に負けたボクサー、借金を背負った女性タクシードライバーに続き、仕事も夫婦関係もうまくいかない警察官と妻の高校国語教師ら。まるで彼らは私たちの日々の暮らしを代弁してくれているようだ。夜が来て、深夜...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月22日
「ひと」を読んで好きになって、立て続けに同作家の作品を読んでいる。「ひと」ほどの爽やかさはなくて、人の弱い部分が書かれている。邪悪さではない。誰にでもある弱さ。それが、また次の不幸を招く悪循環。どうしようもなくだるい感じ。このまま救われないんじゃないか、と少し不安になった。でも、希望があった。やっぱ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月25日
都会(東京)の片隅で暮らす普通の人々の不穏さを描く群像劇。
* * * * *
なかなか思い通りにはいかない人生。そんな人生を不器用かつ精一杯生きている人たち。
ただ時々、夜の闇に紛れるようにして、よくない方に足を踏み入れそうになることがあります。
それはある意味仕方ない。...続きを読む
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