小野寺史宜のレビュー一覧

  • うたう

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    うたう。
    最後の章で歌を口ずさむ場面がいいですね。
    バンドを組んで夢に向かって突き進む、という話ではなくて、それぞれが解散した後にどう生きていくか、悩みながら新しい道を模索していく物語。

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    2025年07月26日
  • 日比野豆腐店

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    東京の堀切二丁目にある日比野豆腐店。日々の豆腐とも読めるのが、親近感がわきました。こういうお店で売られているおとうふは、とてもおいしいんだろうな。(お値段は高いけれど。)木綿と絹の作り方の違いなど、ちょっとした知識も書かれていました。

    亡くした家族の思い出、コロナ禍での出来事、日々の豆腐店の様子などをそれぞれの家族が語りつつ、物語は進んでいきました。あいだにある、ねこの福の断章が、見守っているひとの様子を伝えてくれ、暖かい気持ちになれました。

    近くに日比野豆腐店のようなお店があれば、楽しみがひとつ増えそうな気がしました。家族がつないでいくものがあるのは、いいなと思いました。こんなふうに生き

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    2026年06月18日
  • 奇跡集

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    ネタバレ

    一緒の車両に乗り合わせた人達の色んな視点から見た話し。その後各々がどうなったか、と。なので、短編集だけど、全部繋がってる、みたいな感じですね。
    1番初めのお腹が痛くなる男の子の状況に共感して読み始めたけど、最終的な感想としては、奇跡というより、ラッキーに近いかなぁ、という印象かな?んー私はどちらかというと、ネガティブだからか、そんな「奇跡だぁ!」ってまで思えなかったとゆうか…ポジティブ変換できる人はそう感じるのかもしれない?

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    2025年07月20日
  • ひと

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    シンプルで読みやすかった。
    表現や文面が。
    短く。短く。って感じで。
    読み終わったあと、うん、「ひと」だな、って。
    「ひと」って本の名前がしっくりきた。

    設定は暗いけど、淡々としてた。
    今時の子の淡々として見える感じそのものだなーと思った。
    淡々と、でも少し温かくて、最後は前向きだった。
    でも2度目は読まないなーと思って星3。

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    2025年07月13日
  • モノ

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    タイトルの『モノ』とは『モノレール』であり『モノローグ』でもあり、モノクロでもモノラルの意味もあるそうだ。

    羽田空港~浜松町間の単線だけを運行する「東京モノレール」。そこで働く社員達4名の日々を描いた小説。そしてその4名の日常がドラマ化されるのだ。(もちろんフィクションだが)

    東京モノレールは羽田空港に行く時しか乗ることは無かったが、当然ながら途中の駅で働いている人もいれば、住んでいる人もいる。

    最後に『おまけ』としての1ページがあり、『お〜!』っとなる。

    東京モノレールで通勤している知人がいるが、読んでみたら新たな発見があるかもしれないから勧めてみようかな。

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    2025年07月11日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    今度のお話はお蕎麦屋さんが舞台。
    いつもの通り、何も事件は起こらずそこに住む人たちの日々。
    そこが良い。何も起こらないのが良い。だから読んじゃう。

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    2025年07月02日
  • みつばの泉ちゃん

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    穏やかな世界観がよかった。

    「泉ちゃん」と出会った人たちが、彼女の小学生時代から大人になるまでの各時期を語る短編。

    淡々と進む物語で少し物足りなさもあったけれど、登場人物たちの飾らなくて罪のない会話劇に癒された。

    息抜きしたい時によい一冊。
    ☆3.0

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    2025年06月30日
  • モノ

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    この作家さんらしい、温かい視点で描かれた東京モノレールに勤める四人の物語。
    そう言えば空港行くのにリムジンバスを利用することが増えて、モノレールしばらく乗ってないな、たまにはふらっと行ってみるかと思った。

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    2025年06月29日
  • 今日も町の隅で

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     10代から40代のそれぞれの登場人物が挫折を乗り越えて立ち上がっていく姿を描いた短編集。
     めちゃくちゃドラマチックという訳ではないが、淡々としている中にも情熱やひたむきさが素直に伝わってきた。
     「冬の女子部長」「君を待つ」での親子愛に心を打たれた。

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    2025年06月27日
  • モノ

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    たまに、展示会イベントでビッグサイトに
    行く際にのるモノレール、なんとも言えない  特別感があり、楽しいです
    そんなモノレールの社員さんに関する  
    仕事ぶりをイメージできて楽しかったです
    色々な駅も降りてみたいと思いました

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    2025年06月20日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    蕎麦屋の亭主(独身)、店のお客さんとの会話がほのぼのする、よくこんなに会話が続くものだと思う、立派な営業努力。その努力で自分に関わる人を少しだけ幸せにしている。

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    2025年06月18日
  • モノ

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    浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールを舞台に、するするストレスなく読める良い本。電車の整備って真夜中にやってくれているのだよね、大変なお仕事。この夏も息子の見送りで羽田だ!学校のプログラムでオーストラリア。でっかくなって帰ってこい!

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    2025年06月17日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    小野寺さんらしいと思う一冊。他の口コミに読んだ後おそばが食べたくなるとあったが、同感。
    小野寺さんの文章って特徴的で、良い意味で普通の人が喋っているというか、短い語りで物語が進む。
    すごく悪い人が出てこないのと、たくんさんの人が出てくる。人は多くて覚えきれなかったりする。
    和太くんとの絡みと、荒瀬おばあちゃんとの絡みが印象に残った。
    終わり方はあまり印象に残らなかった。

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    2025年06月14日
  • いえ

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    前半、ちょっと退屈だなぁ、テンポ悪いなぁと思って、脱絡しかけたけど。最後まで読めてよかった。傑が、いい子なの。完璧じゃなくて、時々、毒をはくけど、それが人間らしくていい。彼女も押し付けがましくない優しさがいい。煮詰まって、実家に帰って、普通に帰っきた母も、それを迎える父も良い。

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    2025年06月14日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    ニュータウンが抱える光と影、そしてそこに暮らす人々の人生が、リアルに、そして温かく描かれており、読み終えた後には、じんわりと心に温かいものが残りました。
    「ひと」「まち」シリーズに出てくる描写もあり、同じ世界線であるが故に、なぜそのシリーズにしなかったのかとちょっと思うところも。

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    2025年06月14日
  • いえ

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    2025.5.28
    主人公の妹と主人公の親友がつきあい、ドライブ中親友の運転の不注意で助手席に座っていた妹が怪我をして左足を引きずって歩くようになった。
    妹が心配な気持ちと親友への複雑な気持ちが混ざりつつ段々折り合いをつけて前向きになっていた。
    こんな大事に思ってくれるお兄ちゃんいいなあ。

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    2025年06月11日
  • ひと

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    一番思ったことは、しっくりこない。
    言葉が多すぎるのか、同じ言葉が何度も繰り返されることがすごく気になった。
    両親が他界し、大学を中退し働く。「ただのバイト」みたいな表現とか、彼女とかベースとかに費やしている場合じゃない、みたいな表現とか終始でてきて成長もほとんどなく、しつこい。
    郵便屋さんシリーズは好きだったはずなんだけど。
    これが2位とは...と思ってしまう。
    いい人間もでてくるけど印象が薄く、悪い人間の方が印象がそもそも強くなりやすいのもあるけど、なるのでいいな、と思う登場人物もいない。
    剣が一番よくない。そこを読んでもらうためにも家に置いておいてもいいが...

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    2025年06月09日
  • いえ

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    主人公は上手くいかないことが多い三上傑。前作からの絡みでおかずの田野倉やハイツも登場で嬉しい。人と人との間には言葉が必要だとしみじみ感じた。

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    2025年06月07日
  • ライフ

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    ネタバレ

    起承転結とかなく1人の男の人の話が続くお話だと思った。最初は代理出席として誰かの名前を名乗っていた主人公が、後に自分の名前で結婚式に出た。代理出席もしなくなって、自分を名乗る主人公の姿をみて「自分」というもとを持てるようになってきた気がした。段々近所の人との付き合いが増えていくけど最後にはほとんどの人が引っ越してしまって虚しさが残るけど、関わりを通して変わってきた考えとか人間性とか、そういうのを糧にしてここからまたライフ人生を頑張るんだろうなって思った。

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    2025年06月03日
  • モノ

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    東京モノレールで働く人たちに焦点を当てた小説。ドキュメント24Hを連想させ、読みながらちょっと親近感。
    羽田空港へのアクセスが多様になり、選択肢の一つになってからほぼ利用機会が無くなったけど、空港へ向かう時の旅立つ前の非日常感と電車とは違う車窓の特別感が好き。

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    2025年06月02日