小野寺史宜のレビュー一覧
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どうもね、主人公の三上傑が気に入らない。グジュグジュグジュグジュするばかり。行ったり来たりの主人公の思考を追い回すばかりの文体も面倒だし。その割に、前に進まない主人公の周りを取り巻く人々は良い人ばかりなのも不自然な感じで。
でもね、最後に上手くひっくり返す。パタパタパタパタ。でも無理矢理じゃないところが良い。主人公の感じ方や性格が変わるわけじゃない。対処行動について世知が着いただけ。でも、それはそれで救われる。
出版社の紹介には、『ひと』『まち』に続く新たな感動作、とある。『ひと』『まち』を読んだのが2019年。もう6年も前なのですっかり忘れているけれど、その頃書いた感想を読み直せば、田野倉の -
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ネタバレ東京モノレールで働く人々の日常を描いた連作短編集。
「ひと」「まち」と続けて読み、著者の文体にも慣れたうえで本作に入ったのだが、今回はその文体のクセがやや強く出ているように感じた。これまで読みやすさにつながっていた短い一文のリズムが、本作ではより前面に押し出されており、逆にしつこさとして気になってしまった。
また、以前から感じていたが、登場人物の名前の独特さも今作ではとくに目についた。ヒューマンドラマとしてごく普通の人を扱っているはずなのに、姓名ともに一般的ではない名前が多く、覚えにくさも相まって物語に集中しにくい場面があった。特に「○○歳の人がこんな名前?」と思うような字や響きの名前が多 -
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いい話だ〜。出前バイクはあんまり見たことないけど、幸せなシステムだな〜。待ってる人のところへ美味しいものを届けるの幸せだし。配達バイクの後ろ走ってたらいい匂いしてきそうだし。。ちゃんと箱に入ってるからあんまりしないのか??
プラ器じゃなくちゃんとした器で届くのも大事なポイント。おばあちゃんとか、お店に食べに行きにくい人もお家でおそば屋さんのおそば!って感じを食べれるの、うれしい。
今は近所付き合いが薄れてたり距離感が遠くなってきてる。しょうがないことだし、急に声かけても警戒させちゃうし、ご近所付き合いがストレスになってたところが今は楽になってる部分があるし。おそば屋さんがおばあちゃんの認知症 -
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お手本のような好青年が主人公だった「ひと」「まち」とは違い同じ好青年だが劣等感や卑屈さなど人間誰しもがもつマイナスの感情が繊細に描かれているので親近感が湧いた。
「人間、ものの感じ方は変えられない。~でも感じたあとの行動を変えることはできる。」という一文もあったように傑が最初に感じていたマイナスの思いからプラスの行動に変えていく様は立派だなと思った。傑が泉田さんや亮英に自分から謝って和解したように僕も自分から素直に謝ることの出来る人間でありたい。
「ひと」に登場するおかずの田野倉、「まち」の主人公である瞬一などやはり過去作品と繋がっているの要素がいくつかあったので嬉しかった。
瞬一が消防士試験