小野寺史宜のレビュー一覧

  • ホケツ!

    Posted by ブクログ

    補欠目線で部活生活を描いた本
    補欠に甘んじてしまう心だったり、またレギュラーからの一言を気にしたりと補欠ならではの心がたくさん書かれている
    最終学年で補欠が確定した時にレギュラーを諦めてその立場に甘んじるのか、レギュラーになるために更なる努力をするのか、または辞めるのか色んな選択肢の中でどれを選択するのか
    その決断の時の気持ちもそれぞれ書かれている

    0
    2020年05月25日
  • その愛の程度

    Posted by ブクログ

    35歳の守彦の結婚、離婚、仕事、恋愛。
    溺れた義娘を助けたつもりが別の子で、それまでうまく行ってたような家族が微妙にうまくいかなくなり、、
    そう落ち込まずに新たな別の人間関係も生まれ、
    淡々としてるんだけど、いろいろ考えてる守彦。
    特に結末とかないんだけど、こういう考える系の男性が主人公の本は好きだけど、現実の男性は小池くんみたいに少し単細胞がいいなぁ。

    0
    2020年05月12日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安心して読める、日常系の話です。

    「そのあとが大事」は、分かるー!と思って読みました。若いうちは、謝ることは負けを宣言することのような気がしていました。しかし、社会人生活も長くなり、謝ることの大切さが分かってきました。何をどう謝るのか。自分個人としてではなく、一会社の者として、ある部分に関して謝る。秋宏くんが何度も言うように、気を付けていてもミスや間違いはあるのだから。大事なのは、その後ですね。

    嬉しかったのは、宮島大地くんが出てきたこと。中学生時代ですが。そこでようやく、「あ!みつば!」と気づきました。もしかしたら、「ホケツ!」の方に郵便屋さんが出ていたかもしれません。好きな話だったから

    0
    2020年04月18日
  • ひりつく夜の音(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    仕事も少なく、細々と暮らしてる46歳独身のプロのジャズクラリネット奏者が主人公。 
    良い意味で“親父の哀愁“が溢れている文体で描かれている日常。その日常とは変わり、演奏している描写は生き生きと楽しそう。

    “朝食怪獣にまた今日もなってる“
    レストランでのバイキングを朝食海賊と呼ぶ例えは個人的にハマった

    作中で46歳が過去の栄光、時の流れを振り返る。時が経った自分に照らし合わせ考えると上手な歳の取り方は何だろうかと考えさせられる。

    0
    2020年04月01日
  • 太郎とさくら

    Posted by ブクログ

    直感というか、思いつきというか、その時の気持ちにストレートに行動してしまう太郎にやや不安を感じながら、姉目線で?読んでしまい、彼女とのやりとりも致し方ないよ、とほほ、となった。
    周りも良い人ばかりだからいいものの。
    まぁ、しっかり者の姉と、そんな弟の、少し訳ありなほのぼのストーリー。

    0
    2020年02月02日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

    Posted by ブクログ

    読んでいて何が清々しいかというと、
    主人公のさらっとしたポジティブ感と現実感。好きです。
    仕事に対しても人に対しても、
    ポジティブにさらっとしてる。羨ましいな。
    誰かに、これからも郵便をよろしくお願いします、って
    最後に言うの好き。

    0
    2020年01月15日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目から読んでしまった私なので、
    うっすらと物語のストーリーがわかってしまうけど、
    それでも、登場人物全員に嫌味がなく、
    特に主人公がさらっとしてるから、
    分かってても楽しく読める。
    シリーズを重ねて行くごとに、こっちも段々愛着がわく。

    0
    2020年01月14日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

    Posted by ブクログ

    シリーズ4弾。
    なのに1弾だと思って読んでしまった。。。(笑)
    でも、続きものだとは思わず、スッとすぐに読めた。

    0
    2020年01月12日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

    Posted by ブクログ

    シリーズ第三作。

    今回は女性配達員と、大学生のアルバイト配達員が新メンバーとして加わる。
    女性配達員の美郷は気が強く物怖じしない。集配先の会社からクレームがあっても聞いている秋宏がハラハラするほどはっきりと応対する。
    一方のアルバイト荻野は覚えがよく慎重に仕事に取り組むが、割り切りが早い。

    郵便ハガキだとわずか60円ほどで全国配達してくれる。封書でも普通郵便なら数百円。
    雨による多少の滲みや仕分け中のちょっとした破れ折れなどは許容範囲だろう。
    だがそのハガキや手紙にどんな思いが込められているのか、出す人受けとる人にとってどれほど大切なものかは分からない。
    あまりに一つ一つを丁寧に慎重に扱っ

    0
    2019年12月01日
  • その愛の程度

    Posted by ブクログ

    小野寺史宜といえば物静かな男性主人公の日常がちょっとだけ揺らぐ話です。当然今回もそうです。
    主人公の豊永守彦が妻の連れ子との関係悪化をきっかけに離婚、それでも周囲の人々と表面的に関係を持ち続けた結果、「すべては愛の程度だ」と解脱したような内容。
    著者の作品にしては登場人物に特殊な人物が多く登場する。
    効率厨で人生をRTA実施中の元妻の成恵、主人公にコナをかけつつ大事なところは浮気で別れた元夫を頼ってしまう結衣、どう考えてもビッチ認定の品田くるみなど、全体的に恋愛観・結婚観・家庭観がまともではないキャラクターがもりだくさんだ。登場人物で唯一まともなのは小池君くらだよぉ…

    0
    2019年11月12日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二作。
    郵便配達員・平本秋宏の日常を描く。

    新人が入ってきて、新しい配達員もやって来る。
    配達のトラブルも色々ある。個人間のやり取りなら「そんなことしていない!」と強く言えるが、会社の看板を背負っている以上は下手なことは言えない。しかも今の時代、ちょっとした行き違いがとんでもない大問題になったりするし。

    こういうお仕事は理不尽に叱られることもあるだろう。辛いけれど反省はして、聞き流すべきところは聞き流すしかない。
    それでもこのシリーズはちゃんと後で救いがあるから良い。

    理不尽に当たり散らす人だからと言って、それがその人のすべてだと思ってはいけない。なんにでも噛み付く付き合いづら

    0
    2019年11月09日
  • 太郎とさくら

    Posted by ブクログ

    ほのぼのとした感じで好きですね。
    たまにはいいかなという感じです。
    ただ、こんな感じの本ばかり読んでいる物足りなくなる気がします。
    自分だけかな

    0
    2019年09月22日
  • 人生は並盛で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気読み。面白かった。題名から想像できてしまうとおり、登場人物に、これといった特別感は無いけれど、日々の出来事に、それぞれの人生を一つの線上につなぎ合わせていく。良質な2時間ドラマを見た感じの読後感。ただ、ナツは生きていてほしかったなあ・・

    0
    2019年07月07日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

    Posted by ブクログ

    一巻同様作中の季節が上手く受け取れず、ずっと初夏のような印象だった。大学生アルバイトが雨で濡れた手紙の苦情に譲れず挫折するけれど、その後も描かれる。異動して来た美郷の、挫折に対しての、こうなったらこうすればいいじゃないの色々な繰り返しの台詞が肩の力が抜けるようで印象的。サラッとしていて爽やかだった。

    0
    2018年10月09日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

    Posted by ブクログ

    小野寺史宜さんの「幸せの公園」、みつばの郵便屋さんシリーズも№4まできました。2017.10発行。ややマンネリの兆しが見えてますので、この辺でギアチェンジをお願いしたいと思います(^-^)

    0
    2017年12月27日
  • リカバリー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    最愛の息子を交通事故で亡くしたプロサッカー選手の灰沢。一方、加害者の父が自ら命を絶った佳之也もプロサッカー選手としてデビューする。絶望から再生へ、二人の生きざまを爽やかに描く人生再スタートの物語。
    ストーリー設定は人の死が絡むので重いが、サッカーというスポーツが舞台なので暗い気持ちにはならない。二人の主人公が挫折を経験しながらも、自分が生きて行く道が明確なのがいい。読者に勇気を与える小説だ。

    0
    2017年12月25日
  • 太郎とさくら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2017/6/14
    太郎いい奴なのにもったいない。
    でも紗由ちゃんに太郎の考えてることはわからんものな。
    仕方ない。
    だいぶお人好しやしな。
    イラつくかもw
    みんな納まるとこに納まってスッキリした感じ。

    0
    2017年06月15日
  • 太郎とさくら

    Posted by ブクログ

    母の前夫の娘である、姉のさくらと、今の夫の息子である太郎とは、血のつながりは半分である。
    姉は結婚して苗字が変わった。
    義理の家族として、それでも和やかに暮らしてきた毎日だったが、一段落。
    そこから始まる物語。

    太郎、いろいろユルい。にぶい。
    来るもの拒まず。
    結果として彼の周りではいろいろつながる。
    意外なことに人を幸せにする才能があるのではないか。
    ただし、幸せになれる才能のある人に限り。

    お話もゆるゆる進むが、ほっとするユルさである。
    納まるところに納まり、帰りたい人は帰れる、小さな幸せだ。
    太郎が幸せになるところも見たかったです。
    人を幸せにするだけでは「幸福の王子」の燕になってし

    0
    2017年04月12日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    みつばの郵便屋さん2作目。
    変わらずきっちり真摯に配達する郵便屋さんと、みつばの町の人達。
    ほっこり系の話。谷さんも、もうちょっと器用になってほしいものだけど関係は良くなりそうで良かった。

    0
    2015年05月24日
  • 君に光射す

    購入済み

    君に光射す

    題名に引かれて読んだけど
    何か淡々とした流れで
    期待してた題名とは違うので少々ガッカリ
    引き込まれて読んでしまうという
    筋書きが無い。

    0
    2023年03月28日