小野寺史宜のレビュー一覧

  • ライフ

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    そう、まちとの共通点が嬉しかった。まさかそのコロッケは、あそこのやつでは?とか想像したり。パンとコーヒーの組み合わせた香りは幸せでしかない。主人公のパン好きは、何かわかるって思いました。特に食パンとかクロワッサンとかは店の特徴が出ると思ってます。食パン好き、わかる。

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    2023年04月20日
  • 今夜

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    それぞれの登場人物が、すこしの縁で繋がっている。
    全てが解決したわけではないが、これから少しずつなにかが変わっていきそうだな、という終わりだった

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    2023年04月13日
  • その愛の程度

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    主人公の男性は悪い人ではないんだけど女性からするともう少し決断力と言葉で伝える表現力がほしいところ。
    スカしてないのにスカして見られるタイプなんだろうけど、だからこそ密に自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちを聞いたりしてほしい。と自分も同じタイプだから自戒を込めて思ってしまう。
    みっともなくても理解が及ばなくてもいいから、とにかく言葉で伝え合ってさえいれば、彼は自然と違う道を歩んでいたのではと。

    対極にいるかのような後輩くんの思考・選択は全くもって理解できなかったがどこか憎めない。彼を好きになった主人公やくるみの気持ちがよく分かる。

    この作品は他の小野寺作品とは少し毛色が違って、動くより考え

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    2023年04月08日
  • 人生は並盛で

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    小野寺史宜さんの作品で、性格と生活態度が良くない主人公は初見! 違う話同志が絡み合って、不思議な結末に到着していた。

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    2023年04月16日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    ”たくさんの街の顔”

    街を描いたらピカイチな好きな作家の街にまつわる作品。
    「SUUMOタウン」に掲載されていた東京二十三区を全てを巡るエッセイ。
    著者も結びで書いているように、深い感動や刺激をもらう内容ではない。純粋に楽しみながら街を歩く様子が淡々と記されている。自分が住んでいる街や馴染みのある場所を訪れていたらより味わい深さが増すんじゃないかな。
    当たり前だけど、その場所によって変化する街に対する感覚や考え方、その描写の多彩さが印象的だった。

    ”(空がちゃんと見えるのだ)これはかなり重要。こんな町でも、屋外にいれば空は見える。でもそれらはたいてい、高い建物でジグザグに縁どられた狭い空だ

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    2023年04月03日
  • 近いはずの人

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    ネタバレ

    主人公のたんたんとしてる感じが、なんとなく村上春樹みがあった。人にはいろんな面があって、みせる面は人によって違って、そのなかで人間関係ができてて、それを分かっているはずだけど、落としきれないって感じかな。

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    2023年03月24日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    作家の人柄も滲み出て楽しく拝読。23区町歩き、色んな出会いと発見ありそう。やってみるか。大田区が23区で一番面積広いとは知らなかった…世田谷と思っていたが、羽田か。

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    2023年03月22日
  • 縁

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    全く関わりのない4人のストーリーがどこかで繋がり、新たなストーリーがうまれることに。

    人生、悪いことばかりじゃない、嫌な思いをしても、予期せぬ「縁」に救われることもある。些細な一言で、踏みとどまれることも。

    こんな縁は、見えないだけで、沢山あるんだろうなぁ。

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    2023年03月16日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    小野寺さんの著者はたくさん読んでいるけど、どんな方かイメージが全くわいていなくて…初エッセイということで、読んでみた。
    東京には土地感がないせいもあって、内容にはあまり深く入り込めなかったけど、庶民的で素朴な人柄は伝わってきた。

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    2023年03月15日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    ネタバレ

    【収録作品】昨日の友は友/雨と帽子/秋の逆指名/そして明日も地球はまわる

    シリーズ完結。
    終わっちゃったーというよりも、終わったか~という感じ。自分の仕事を責任をもって果たす、という当たり前で難しいことを、気持ちよく読ませてもらった。

    願わくば、二組の新たな夫婦が、親の轍を踏まんことを。

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    2023年03月12日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    シリーズ2作目。
    前作から間が空いてしまったが、のんびりと楽しめた。

    郵便屋さんのお仕事を、改めて考えたり感謝したりできる。
    心が疲れた時に読むのにぴったりで、この先もゆっくり読んでいきたいと思う。

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    2023年03月06日
  • 近いはずの人

    購入済み

    やっぱり他人

    結婚した相手の全てをわかっているつもりでも知らない一面がある。亡くなってから相手の行動を探して見るとどんどん見つかる想像しなかった現実。どこの家庭もそうなのかな?良い思い出だけを残せるようにしたいと考えさせられる一冊でした。

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    2023年02月24日
  • みつばの郵便屋さん

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    連作短編8編
    郵便配達って大変なお仕事だと思える本.配達するだけで関わってくるちょっとした謎?困り事を親切丁寧に解決する,ハートフルストーリー.

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    2023年02月22日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    銀座をこよなく愛する小野寺さん。

    人生初のエッセイ集となる本作は不動産・住宅に関する情報サイト「SUUMO」を提供する株式会社リクルートが運営するオウンドメディア「SUUMOタウン」に連載されていた原稿をまとめたもの。

    家賃5万円弱のワンルームを探し求め東京23区をひた歩く。

    「ひと」と「まち」をテーマにした作品が多いだけにどの街でもしっくり馴染んでる。

    ランチで入ったお店のメニューはどれも魅力的で時々登場する小野寺作品のエピソードには心和む。

    物件情報を期待して読むと肩透かしだけどぶらり街を探検してみたくなる。

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    2023年02月22日
  • みつばの郵便屋さん あなたを祝う人

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    安定のほっこり。間違いない。
    動きのない事が嬉しい様な物足りない様な、変わってほしい様な変わってほしくない様な。
    シリーズはまだ続く様なので、ついて行きます、最後まで。

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    2023年02月20日
  • 今夜

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    プロボクサー・直井蓮児、タクシードライバー・立野優菜、警察官・坪田澄哉、高校教師・荒木奈苗、4人の人物をリンクさせながら、其々の視点で順に描いた連作短編集。

    小野寺作品にいつも感じる優しい雰囲気は影を潜め、人が普段隠している負の感情が随所に散りばめられていて重苦しい。

    ついどの職種よりも正しさを求めてしまう警察官や教師という職業だが、坪田や奈苗の心の声に耳を傾ける内に気分は沈み、当り前だけれど、どんな人にも計算高さや損得勘定はあるのだなと実感する。

    其々の苛立ちの感情がリアル。

    人が心の奥底に隠す闇に迫った作品。

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    2023年02月16日
  • 縁

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    ネタバレ

    誰しも良い時、悪い時があって、ふわーっと悪い方に行っちゃいそうな時もあるけど、縁が繋がって留まってくれて良かった。

    おばあちゃんの家の追加の100万は、実はおばあちゃん又は息子の仕掛けだったりしたら恐いなーって思ったけど、そんなこともなく普通の裕福なご家庭で終わった。笑

    最後のページの歳のサバはサバ缶と繋がってんのかな。

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    2023年02月07日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    小野寺さん、初のエッセイ集だそうです。東京23区で、家賃5万円で物件を探して訪ねてみるという企画。普段の小野寺作品から感じられる小野寺さんのお人柄がよく出ていました。「xx区のこの街は、この作品のxxが住んでる」、という説明が小野寺ファンには楽しい。エッセイに出てきた未読の小野寺作品を読んでいきたいと思います。

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    2023年02月04日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻。
    “どの巻からも読める”とあるけど、人間関係が変わっていくので、やっぱり順番に読まないと〜!
    まったりとなかなか進まなかった秋宏&春行それぞれの生活も、やっと着地点に。
    まぁ…総集編という感じで無難に終了。

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    2023年01月27日
  • みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる

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    郵便屋さんを介した、街の人たちの人間模様あるある。新聞屋さんとは集金の際に会話するけど、郵便屋さんはないなぁ。浮世離れしたようなユルーイ会話にほんわか。携帯みたいに差出人拒否出来るってホントなの?

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    2023年01月26日