太郎とさくら

太郎とさくら

1,650円 (税込)

8pt

東京の食品会社に入社して4年目の丸山太郎は、異父きょうだいの姉・さくらの結婚式に出るため、久しぶりに帰郷することになった。平凡ながら温かい結婚式に波風が立ったのは、さくらの実父・庄造が酔った顔で現れたから――。仲は良くても遠慮と寂しさがあった異父きょうだいが、トンチンカンな「もうひとりの父」に振り回されながら絆を深めあっていく、温かな家族の物語。

...続きを読む

太郎とさくら のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年11月20日

    異父姉弟の太郎とさくら。
    さくらの結婚式に、母と離婚したさくらの実父野口さんが突然現れた。

    太郎と野口さん、とも言える様なお話。
    登場シーンでは、野口さんに対する印象はあまり良くなかったですが、太郎との関わりの後に、その印象は変わって行きました。
    太郎がいい仕事をしましたね。
    太郎の優しさが、全て...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月15日

    暖かいな。とても暖かい人々だな。

    人を許せるって事は、時間がかかるかもしれないけど、とても大切な事なんだな。

    太郎、がんばれ

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月31日

    異父姉弟を軸に、姉の実父との共同生活、ちょっと訳あり家族のほんわかハートフルな物語、さすが小野寺さん。と暖かな気持ちで寝入った翌日から考えこんでいる。

    「昭和の標準家庭」から外れた人達に、小野寺さんの視点はいつも優しい。と思う。離婚、再婚、母子家庭、未婚の母。令和の現代じゃ珍しくもないのに、どうか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    異父姉弟の物語。

    太郎とさくらは異なる父を持つ姉弟で、静岡県の由比出身。

    姉は堅実で地元に就職し、同級生と結婚。

    太郎は誠実だけど、少し不器用で損をしがちな東京での社会人。

    そんな姉の結婚式で姉の実父・野口さんと出会い、東京で同居を始めることに。

    東京で暮らす太郎は、地元の同級生...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月14日

    昭和49年のヒット曲「昭和枯れすすき」はさくらと一郎でしたw。今回読んだ本は、小野寺史宜さんの「太郎とさくら」、2017.1発行です。人生は出会いと別れ、人と人の出会いと別れ、そして再会を、異父姉弟のさくらと太郎の生き様を通して描いた作品です。お人好しの太郎が恋人紗由にふられるのは途中からそうなるか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月16日

    異父姉弟の太郎とさくら。
    太郎の日常にさくらの実父の野口さんが絡んでくる。絡んでくる?とゆうか、太郎から絡みにいく。
    仲良し姉弟はいいなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月29日

     小野寺作品にしては焦点がぼやけた感じがした。

     大学進学で静岡から上京し、卒業後も東京で就職した「太郎」の、とりとめもない日常が描かれている。

     一方で「さくら」にスポットが当たることが少なくタイトルに対する違和感が残った。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月11日

    複雑な家庭関係なことは分かった。
    それでも良い人達の集まりだということも分かった。

    しかし、話のテーマがよく分からなかった。
    家族・・・か・・・?

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月24日

    姉の父、でも自分の父ではない。全く関係ないわけでもないけど、自分だけからするとやっぱり関係ない。
    なのに、ここまで相手にできるって心が広いわ。困っている人を放っておけないタイプの人間なんだろうな。

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月17日

    6月-16。3.0点。
    静岡出身で東京で一人暮らしをする主人公。
    姉の結婚で帰郷する。母は離婚経験あり、姉とは異父姉弟。

    なーーんとなく進んでいくストーリー。流されやすい主人公と、その周り。
    姉の元父も何故か主人公の周りに。
    サラッと読める。

    0

太郎とさくら の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    271ページ
  • 電子版発売日
    2024年03月29日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

小野寺史宜 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す