タッグ

タッグ

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

コーナーの最上段から飛んで、リングに横たわる相手に体を浴びせる――得意技のバタフライ・プレスを武器に戦う、ベイビーフェイスのプロレスラー・戸部栄純。プロレス界のスターとしてリングに立ち続ける中、妻・美鶴が急逝した。残されたふたりの子どもを育てるため、プロレスを引退し居酒屋を始めた栄純。がむしゃらに生きているうちにあっという間に10年が過ぎ、子どもたちは親離れの時期を迎える――。大学入学、就活、そして親しい人との別れ。家族というチームから出て「これから」を探しはじめる戸部家の面々は、どんな人とタッグを組むのか。ひとり欠けた家族がそれぞれの道を歩き出す、まっすぐで優しい愛にあふれた物語。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    タッグ
  • タイトルID
    :
    20111241
  • 電子版発売日
    :
    2024年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

タッグ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ほっこり。小野寺節だな。言葉と小さなディティールを丁寧に積み重ねていく。最後が美鶴さんってのも良かった。

    戸部栄純は元プロレスラーだけど、今は娘の衣麻と司法試験に挑む院生の戸田くんと居酒屋をやっている。妻の美鶴は今はいない。心筋梗塞で倒れて亡くなった。子供は小学6年生と3年生。育てなきゃいけなくて、プロレスラーを辞めた。

    衣麻は大学一年生。どのサークルに入るか迷っている。父の手伝いはしようと思っている。とべを存続させたい。そんな中、隆昇にお笑いをやらないか誘われる。

    衣麻の兄の雄大は就職活動中。数学科だ。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    2024年出版、301ページ。面白いっ! 中心軸となる人物は元プロレスラー。妻が急逝した為に急遽引退し、得意な料理の腕とセンスを活かして、子育ての為に居酒屋を営む...。
    作品の世界観設定からか、短文をリズム良く切り出す。会話のテンポが良く、心地良い早さ。その背景にある心情描写もリズムを壊さない。かと言って決して単調でも無く。主要登場キャラの各視点で描かれるが、統一感がある中でキャラが活き活きしてる感じ。
    全ての設定に対して結論を出さない所も、本作に限っては不足な印象も無く。読後感も良くて貴重な作品だと思いました。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    大事件や超感動的な何かが起こるのではないけど、ちょっとした何かの積み重ねが起こるのです。
    こんな優しい世界があるのかもしれない、あるのかもなーと柔らかな気持ちになりました。

    優しすぎたり、綺麗すぎたりしない、小野寺さんの素敵なお話。
    情報過多に疲れた方にどうぞ、なかんじ。

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    心温まる優しい家族の物語でした☺️

    元プロレス界のスター 戸部栄純は10年前の奥さんの急逝を境に、プロレスラーを引退し二人の子供を育てるため居酒屋を始めます。

    奥さんをとても大切にしていた戸部栄純さん居酒屋も本当は奥さんと二人で営む約束でした。

    残された子供たちも少しずつ前を向いて歩き出し、いつしか親離れの時期を迎えます。

    父、娘、息子、母の生きる・生きてきた道をそれぞれの視点から物語は進みます( ᵕᴗᵕ )


    深い悲しみから支え合って生きてきた戸部家。でもみんな温かくて愛のある家族なんです☺️

    物語の展開が予想を超えて、一気に最後まで読んでしまいました!
    とても面白かったです!

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    居酒屋を営む元プロレスラーの家族の物語。
    父、娘、息子、妻と、それぞれの視点で描かれる。
    最終章は繰り返し読んで、切なくも温かい気持ちになった。

    デビュー前の作品に加筆修正した『レジデンス』の事件から数年後の話の今回の書下ろし。
    居酒屋での会話の中にレジデンスの事件関係者の名前が出てきて、彼らのその後が知れる。
    2冊読み終えたらすっきりする、面白い試み。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    読んだあと、とても清々しいというか。
    元レスラーの戸部と妻の美鶴の出会い〜結婚に至るまでを最後に持ってくるところが、なるほどだった。
    長男の就活、長女のお笑いコンビ結成への道…どれもありふれているようだけど、うなずけるところがある。

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    元プロレスラーの戸部栄純、10年前に愛妻を亡くし今は居酒屋「とべ」の店主だ。
    いつも思うのだが小野寺作品の主人公に魅力があり過ぎて、ちょっと嫌なヤツとして登場する人物が、とっても嫌なヤツに見える。今回も最終章で登場する亡くなった奥さんの元カレが凄くカッコ悪く見える。
    それにしても栄純さん、素敵な奥さんを亡くしましたね。しかし新しい恋の予感も・・・
    小野寺先生、ぜひ続編をお願い致します。

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    小野寺さんの作品は空気感、読後感がとてもいい。この作品もワクワクする思いで読んだ。まず表紙がいい。プロレス好きの夫にも見せたら髙田延彦だと興奮していた。

    差し障りのない就活で苦戦していた長男の雄大だが、亡き母親の働いていた会社で働きたいとの思いが強くなり、気持ちの伝わる面接の志望動機を述べる場面に感動した。

    4章の「早田美鶴」のふたりのなれそめの話がなんともよく繰り返して読んで味わった。まだ付き合ってもいないのに「俺と結婚してくれないかな」、「何かおれ、わかったんだよね。早田さんとならうまくいくって」という栄純のストレートさがたまらない。お互いに縁ある人に惹かれ合う姿が尊い。数年したら、また読んでみたい。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    引退したプロレススター選手が妻の死を転機に子どもたちのために居酒屋の親爺になる。元レスラーの栄純、娘衣麻、長男雄大、妻美鶴の語りから日常を語る。プロレスラーらしからぬように見えてしまう謙虚さや誠実さや実直さやきめ細やかな温かい人への視線は、まさに小野寺ワールドだ。小路幸也の『国道食堂』とは対極でありながら体のおっきな人の優しさが共に印象的な作品でした。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、小野寺史宜さんの作品、好きだなぁ。
    なんかもう、最初の3月のお話を読んだところで★5つつけたくなった。

    とても心地よい世界で、味わって読みたいのに、ついどんどん先へ進んでしまって、読み終わるのがとてももったいなかった。

    亡くなった父のことを思い出した。もらった言葉や思い出は消えない。

    しそ巻き、食べたいなぁ。夏目漱石の「三四郎」。読んでみようかな。プロレスも観てみたいなぁ。

    0
    2025年03月04日

タッグ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    タッグ
  • タイトルID
    :
    20111241
  • 電子版発売日
    :
    2024年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小野寺史宜 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す