小野寺史宜のレビュー一覧

  • ナオタの星

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    ネタバレ

     本と雑談ラジオの課題本で枡野さんにお借りして読んだのだけど、とても面白い。同級生のマドンナ的存在だった女性が収まるべきところに収まって安心した。野球選手の同級生も連れ子の素敵なお父さんになるに違いない。最後涙が出た。

     主人公は決定的に手を汚さずに安全な場所にいて、意地悪な人や悪人は出ない世界なところは少し不満であった。

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    2019年12月02日
  • その愛の程度

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    7歳の娘を持つ7歳年上の女性と結婚した35歳の男性

    一人称で語られるが故に
    その本音と建前がはっきりわかる

    バカなやつだと思っても
    無難な言葉で返したり
    こんなやつだと思われたくないので
    言葉にしなかったり

    でも、多かれ少なかれ
    人間みんなこうなんだと思う
    面倒なことになりたくないので
    本心は隠しておく

    愛っていうのも
    曖昧なものだね
    自分では愛していると思っても
    愛そうとしていただけかもとか
    顔は好きだけど愛しているのだろうかとか
    自分でもよくわからなかったりする

    作者はひとの心をよく見ていると思った

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    2019年10月21日
  • ナオタの星

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    シナリオ作家を目指す小倉直丈。
    コンクールに落ち続けても
    自分の進む道はそれしかない!
    というような、力みも感じられないし
    大きなうねりのようなものもない。
    淡々とストーリーは進んでいくのだが
    そこがいい。
    登場人物のセリフが
    ココロの隙間にちょうどよくはまり込む。

    小野寺さんの描くキャラクターは
    ひとり一人の輪郭がはっきりしていて読みやすい。

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    2019年10月04日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

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    宛名が不完全な葉書がやってきた。
    返送しようにも差出人の住所も書かれていない。
    こんな葉書にも真摯に対応する平本さん。
    どんだけ人が良いんだろうと思いながらも、鮮やかな解決過程に拍手!
    それ以外の話も心温まる話ばかりでした。
    読むと心が癒されます。

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    2019年09月27日
  • ひと

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    ネタバレ

    悲運な一人の大学生が懸命に生きる物語。

    でも悲運といってもフィクションを感じさせないくらい、いつ自分に起こってもおかしくないもので、そのつらさがグサグサと刺さった。主人公はいろんな人に助けられることもあれば裏切られることもある。様々な「ひと」の物語。

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    2026年03月16日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    疲れた時にはこんな本がありがたいです。
    心が癒されます。
    強力な新人登場の回です。
    これからますます面白くなりそうな予感です。
    次作が楽しみです。

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    2019年09月11日
  • リカバリー(新潮文庫)

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    幼い息子を交通事故で失ったサッカー選手の灰沢と、父親が幼い子供を死なせてしまった下山(離婚後は砂田)という少年。二人が被害者と加害者の家族として、事故のあとどう生きていくかを描いた物語。二人のかたわらには大切な人がいて、サッカーがあります。
    少年は事故前からユースチームでサッカーをやっていて、灰沢選手のことは知っているし、早く対戦したいと熱望します。
    でも灰沢は、リーグ戦最終節で砂田と対戦したときも、いい選手だとは思いましたが、息子を死なせた男の子供とは知りません。
    もし次のシーズンで灰沢が事実を知ったら…?
    でもこの二人ならきっと大丈夫。そう思って、新たな一歩を踏み出す二人を、温かい拍手で送

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    2019年09月08日
  • ひと

    購入済み

    面白いと感じるのは優しい人だけ

    面白かった。読みやすい内容であっという間に読み終えてしまったが、最後が終わり。じゃなくて次が始まる!みたいな締め方なので、余韻があって気持ち悪かった。
    父親の思い出を探し回るところは、聖輔の行動力が本気だったのでとても惹き込まれ、やっぱりひとが行動を起こすきっかけは、人なんだなぁ、と思った。
    私も聖輔を見習って優しさを持って生きて行こうと思う。。

    登場人物の中で、優しさにつけ込んで嘘ついて利用して、言わなきゃいいのに告白して、謝って勝手にスッキリしてる友人の奴は、憎めない親友みたいな表現がされてるけど、あーいう自己中変態野郎までは許せそうにないので、聖輔はホントにいい人だとわかる。

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    2019年05月08日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

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    みつばの郵便屋さんシリーズ 第5弾
    文庫書下ろし

    ・トレーラーのトレーダー
    ・巨大も小を兼ねる
    ・おしまいのハガキ
    ・奇蹟がめぐる町

    空き巣の現場を目撃したり、商店の移り変わりに遭遇したり、一通の喪中はがきが醸し出す人との関わり、そして初恋相手との遭遇。

    平本秋宏ならではの人望が、町の皆を明るくする。

    驕らない、偉そうにしない、淡々と粛々と。


    派手さがない分、続きが気になって仕方がありません。
    たまきといつ結婚するのかなぁ。

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    2018年12月16日
  • 太郎とさくら

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    異父姉弟の物語。

    太郎とさくらは異なる父を持つ姉弟で、静岡県の由比出身。

    姉は堅実で地元に就職し、同級生と結婚。

    太郎は誠実だけど、少し不器用で損をしがちな東京での社会人。

    そんな姉の結婚式で姉の実父・野口さんと出会い、東京で同居を始めることに。

    東京で暮らす太郎は、地元の同級生との交流によって故郷を感じ、彼女との破局を経て自分を戒め、姉と野口さんとの幸せの形を望む。

    人を思いやる心の大切さがにじむ一冊。


    ほんとに登場人物の微妙な距離感が心地よい。

    人間ちょっと欠陥があってもいいんだなと思わせてくれる。

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    2018年11月18日
  • リカバリー(新潮文庫)

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    息子に勧められて読んだ。サッカーを題材にした小説の中では一番面白かった。この作者のものをまた何か読んでみたいと思う

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    2018年08月12日
  • 太郎とさくら

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    昭和49年のヒット曲「昭和枯れすすき」はさくらと一郎でしたw。今回読んだ本は、小野寺史宜さんの「太郎とさくら」、2017.1発行です。人生は出会いと別れ、人と人の出会いと別れ、そして再会を、異父姉弟のさくらと太郎の生き様を通して描いた作品です。お人好しの太郎が恋人紗由にふられるのは途中からそうなるかなとは想像しましたが、少し可哀想な気がしました。全体的にはハッピーエンドで概ね満足です(^-^) カツカツの生活をしてるさくらの実父を太郎が大切にするくだり、「頑張れっ」と声援を送りました!

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    2017年11月14日
  • 今夜

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    夜にまつわる4人の男女の話。1人目はプロボクサー、2人目は女性のタクシードライバー、3人目は男性の警察官、4人目は警察官の奥さんである高校教師それぞれがそれぞれの日々を生活しながら夜になり少しずつこの4人が関わり合っている物語。1人目のプロボクサーは人気で実力があるボクサーに勝ったがいいものの、次の2つの試合で負けてしまう。その事を引きずり立ち直れないでいた時1人で深酒をしてしまう。その原因はバイトで一緒になった人から遊ぼうと誘われて着いて行くと盗撮してきた人を脅しお金を得るというのの用心棒として呼ばれたみたいだった。何もしなかったし手も出さなかったが終わった後打ち上げをしようと言ってきたが全

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    2026年08月03日
  • みつばの郵便屋さん あなたを祝う人

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    感想
    未久くん、優昇くん、小梅ちゃん、赤ちゃんはぷにぷにしてかわいいよな。

    やっと気づいたけど、片岡→今井の必勝リレー。


    あらすじ
    秋宏はみつば担当8年目を迎える。みつばの空白地帯に新たにカフェができる。配達を通じて色々な赤ちゃんと出会う。

    片岡泉は彼氏のテルちんがロンドンから帰ってきたので転居しているかと思いきやまだ住んでいた。関係は良好とのこと。配達していたおばあちゃんが亡くなる。

    谷と美郷が結婚することになる。

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    2026年08月01日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    まち歩きが好きなのと、タイトルに惹かれて手に取りました。
    月1回、東京23区の中から町を選んで散策する企画。全23区を巡るのは楽しそうです。

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    2026年08月01日
  • 言問ラプソディ

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    東京の浅草を舞台にしたお話です。
    28歳の主人公は現在「浅草花やしき」という遊園地でアルバイトをしており、キャッチコピーを作ることを目指していた彼がなぜここで働いているのか、また一緒に働く方々との交流などが書かれております。

    衝撃的なシーンなどはなく、人によっては退屈に感じてしまうかもしれませんが、主人公の日常や悩みが淡々と綴られていく中に、小野寺さんの作品でしか味わえない良さがあると思います。

    あと、作中で美味しそうな食べ物がちょいちょい登場していたのが気になりました。
    特にホームベーカリーで作ったバターロールは、美味しすぎて倒れそうなぐらい、とてつもなく美味しいらしいです(*´﹃`*)

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    2026年07月31日
  • ひと

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    う〜ん。まあまあ。
    高校生の時に父親を交通事故で亡くし、さらに数年後の大学生のときに母親も突然死してしまう。借金こそなかったものの大学に通い続けるお金もなく、中退した20歳の男の子が主人公。
    彼の語りで物語が進むせいか、大きな盛り上がりもなく淡々とした感じでした。
    でも、リアルに彼と同じ状況になったら詰むよな〜とは思った。大学生になって、みんなと同じ時期に就職活動するもんだと思ってたら、いきなり社会に放り出されちゃうんだもん。
    督次さんに出会えて良かった。

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    2026年07月31日
  • ひと

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    [ 再読 ]
    下町を舞台にした三部作のひとつ「いえ」を最近読んで、あらためてこちらの「ひと」を再読。

    小野寺史宜さんは人物描写がうまい。
    大きな事件や展開はないけれど、淡々と描かれる情景が眼に見えるように鮮やかで、グイグイとストーリーに没入できる。

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    2026年07月31日
  • 言問ラプソディ

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    普通の生活を描いていて何のドラマもないし心に刺さる内容ではなかったけど相手を気遣い仕事を通して自分を見つめ直して生きていく。結末もない終わり方だったけど今を生きていくという励ましをもらったような。。。
    自分に合った仕事を見つけられてよかったねと言いたくなるような話だった

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    2026年07月31日
  • みつばの郵便屋さん 階下の君は

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    感想
    片岡泉さん、今井貴哉くんとの絡みがいつも基準を作っているように感じる。


    あらすじ
    秋宏は異動なしでみつば局6年目となった。彼女のたまきの下に住んでいる横尾さんが作家でたまきがファンであった話。

    片岡さんの彼氏の海外赴任が1年延長になったが、プロポーズされたらしい。荻野くんは日本郵便を落ちたが、運送業に無事就職した。春行は映画の主演が決まる。お客さんが普通郵便で送られた鍵を無くしたが、無事に発見する。

    今井さんのお隣の渋井さん。20年空き家だったが、子供が帰ってきて住むことにするという。

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    2026年07月30日