小野寺史宜のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
幼い息子を交通事故で失ったサッカー選手の灰沢と、父親が幼い子供を死なせてしまった下山(離婚後は砂田)という少年。二人が被害者と加害者の家族として、事故のあとどう生きていくかを描いた物語。二人のかたわらには大切な人がいて、サッカーがあります。
少年は事故前からユースチームでサッカーをやっていて、灰沢選手のことは知っているし、早く対戦したいと熱望します。
でも灰沢は、リーグ戦最終節で砂田と対戦したときも、いい選手だとは思いましたが、息子を死なせた男の子供とは知りません。
もし次のシーズンで灰沢が事実を知ったら…?
でもこの二人ならきっと大丈夫。そう思って、新たな一歩を踏み出す二人を、温かい拍手で送 -
購入済み
面白いと感じるのは優しい人だけ
面白かった。読みやすい内容であっという間に読み終えてしまったが、最後が終わり。じゃなくて次が始まる!みたいな締め方なので、余韻があって気持ち悪かった。
父親の思い出を探し回るところは、聖輔の行動力が本気だったのでとても惹き込まれ、やっぱりひとが行動を起こすきっかけは、人なんだなぁ、と思った。
私も聖輔を見習って優しさを持って生きて行こうと思う。。
登場人物の中で、優しさにつけ込んで嘘ついて利用して、言わなきゃいいのに告白して、謝って勝手にスッキリしてる友人の奴は、憎めない親友みたいな表現がされてるけど、あーいう自己中変態野郎までは許せそうにないので、聖輔はホントにいい人だとわかる。
-
Posted by ブクログ
夜にまつわる4人の男女の話。1人目はプロボクサー、2人目は女性のタクシードライバー、3人目は男性の警察官、4人目は警察官の奥さんである高校教師それぞれがそれぞれの日々を生活しながら夜になり少しずつこの4人が関わり合っている物語。1人目のプロボクサーは人気で実力があるボクサーに勝ったがいいものの、次の2つの試合で負けてしまう。その事を引きずり立ち直れないでいた時1人で深酒をしてしまう。その原因はバイトで一緒になった人から遊ぼうと誘われて着いて行くと盗撮してきた人を脅しお金を得るというのの用心棒として呼ばれたみたいだった。何もしなかったし手も出さなかったが終わった後打ち上げをしようと言ってきたが全
-
Posted by ブクログ
東京の浅草を舞台にしたお話です。
28歳の主人公は現在「浅草花やしき」という遊園地でアルバイトをしており、キャッチコピーを作ることを目指していた彼がなぜここで働いているのか、また一緒に働く方々との交流などが書かれております。
衝撃的なシーンなどはなく、人によっては退屈に感じてしまうかもしれませんが、主人公の日常や悩みが淡々と綴られていく中に、小野寺さんの作品でしか味わえない良さがあると思います。
あと、作中で美味しそうな食べ物がちょいちょい登場していたのが気になりました。
特にホームベーカリーで作ったバターロールは、美味しすぎて倒れそうなぐらい、とてつもなく美味しいらしいです(*´﹃`*)