小野寺史宜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレたとえ今は住所を持たない番外地のような定まらない自分であったしても、「自分の居場所は必ずある」と優しく教えてくれた作品。本作もまた馴染みのある土地で、共感しながら読んでしまった。
篠崎駅近くのベルジュ江戸川に住む4人のお話。マッチングアプリで別れた後ふと妙見島に行く女性だったり、妻と娘と折り合いが悪いなかで異動や今後の生き方に立ち止まる男性だったり、昔の亡くした知り合いを懐古する女性だったり、会社を退職したものの次の一歩を踏み出せない男性だったり…人生の「番外地」にいる人物が様々登場する。
特に印象深い話は、3つ目の『東京高速道路 ベルジュ江戸川二〇二号室 青井千草』の話。元アルバイト先の -
Posted by ブクログ
色々な夫婦を描いた連作短編集。
4組の夫婦が登場するが、本当に夫婦はさまざま。
お互いの考え方や、お互いへの向き合い方、変化していくところ。譲るところ、譲れないところ。
でも、だからこそ面白い。
私は特に佐原夫妻が気になった。
結婚三十年。出版社で人事部長をしていても、家では普通の父であり夫。
娘の婚約者に対する意見が妻と食い違い、娘は家を出ていき、妻とは距離感が生まれる。
これはまさにチョベリバだ。
要所要所で、鋭角に切り込む小倉琴恵さんも、キレキレの作家さんキャラが立ってて面白かった。
それにしても不倫再会要請って。笑
返事が電話というその理由も潔い。
特に既婚の方には、自分と比べな