小野寺史宜のレビュー一覧

  • 天使と悪魔のシネマ

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    生と死にかかる短編小説集。
    言葉やセリフが読みやすくてサクサク読めた。
    また同じ作者の本を読んでみたいかも。

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    2024年11月19日
  • 町なか番外地

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    小野寺さんの新作。読めるだけで嬉しい。

    マッチングアプリで付き合い出した二人がさらっと、別れてしまう姿に驚いた。いまマッチングアプリで結婚する人が増えているから、この延長で離婚も多くて、貧困率がさらに増えるのではと心配になった。知人に話すとうちの子もマッチングアプリで結婚したと。息子からはきっかけに過ぎないから、直接出会ってもマッチングアプリでも離婚する人は離婚するでしょうと言われ、いろいろ考えさせられた。

    201の佐野さんと101の新川さんのこれからの展開が気になる。

    小野寺さんの作品には川や地名がよく出てくるが、いつもさらっと読んでいる。今度は地図を片手に読んで見ようと思う。狭いよう

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    2024年11月17日
  • 町なか番外地

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    東京にあるアパートの住人たちの話。
    そもそも東京の地理が分からないし、登場人物と年齢が重ならないため、あまり心に残らなかった。
    しかし日常のなかにある小さな非日常を軽やかに描いているのは素敵だと思った。

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    2024年11月17日
  • まち

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    よかった。
    群馬から東京に出てきた青年と隣人や祖父との交流を描いた物語。

    物語の空気感がとても良い。
    何気ない日常なのに柔らかくあたたかく、読んでいてどこか安心するし元気になる。
    捨てたもんじゃないなって思える。

    ☆4.2

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    2024年11月10日
  • みつばの泉ちゃん

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    泉ちゃん。みつばの郵便屋さんで一際輝くキャラが主人公。だからスピンオフのように楽しく読んだ。それにしても登場人物皆同じ語り口調ってやりすぎ。小野寺語りとして喜ぶのは愛読者だけにならないようにね。私は好きだけど。

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    2024年11月04日
  • ライフ

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    よかった。
    コンビニでアルバイトをして暮らす主人公とアパートの住人との交流を描いた一作。

    何気ない日常を描いているようで、でもなぜか惹き込まれる。
    主人公が抱える大きくはないけれど見逃せないもやもや、悩み、違和感は誰でも持っているんじゃないかと思う。

    主人公がいい意味で深刻ではなく自然で、そこが魅力的だった。
    作者の他の作品も読んでみたい。

    ☆4.0

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    2024年10月29日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    結婚を控えた地下鉄の運転士、酔って駅のホームに立つDV男、仕事を辞め恋人も失った無職の若者……狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入し、運命の調整をはかる天使と悪魔。関りがないように見えていた登場人物たちを背後で接近させ、より合わせ、人間たちが気づいていないもうひとつのドラマを浮かび上がらせていく――。怖いのにちょっと笑ってしまう運命の舞台裏、天使と悪魔がつむぐ「ふつうの人たち」の物語。天使と悪魔が織りなす10篇の短編集。ホロッときたりドキっとしたり忙しいけれど、どの話も面白くて一気読みでした。

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    2024年10月29日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    作品紹介にある通り、「容赦ない運命と温もりが同居する、ちょっと怖い物語」。
    怖いところはしっかり怖く、思わずページを戻って怖さを確認。ぞぞー。
    温もりの部分はしっかりぬくぬく。ほろり。

    主人公の運命の岐路にやってくるのは天使か悪魔。
    天使と悪魔は表裏一体。
    同じ存在に対して光をあて、明るいところが天使、影が悪魔なのかもしれない。

    想像以上に面白い作品だった。

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    2024年10月27日
  • ミニシアターの六人

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    小野寺さんの優しい作風にまたほっこりした
    追悼作品が上映されているミニシアターで映画を観ている6人。そして、次の回を観る7人目。の物語。
    映画に絡んで、それぞれの人生が描かれている。それぞれの人生はともすれば自暴自棄になりかねない人もいるなかで、皆堅実に嫋やかに日々を積み重ねている。映画の進行と同様に凡
    々と。いや日常はそう平凡ではないのかもしれないが。過ぎていけば平凡。人々には普通に
    夜がきて、朝がくる
    そんな優しい物語

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    2024年10月27日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    主人公の秋宏と同い年の女性配達員美郷が配属されて来て、一緒に配達することに。この女性がしっかりしていて気持ちが良い。お客からのクレームもしっかり対応する。大学生のアルバイトを秋宏が見つけて来て、しっかり指導したものの脱落。嫌なアルバイトかと思ったが美郷がフォローしてくれた。
    それと今回は恋愛が多め。兄、自分の恋愛の進行とともに美郷にも意外な相手が現れる。
    読んでいて心が温まるシリーズ。

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    2024年10月27日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    4つの連作短編。郵便屋さんの平本秋宏が配達先の住人達との心暖まる交流を描いたもの。悪い人が出てこないので安心して読める。
    どの登場人物も郵便屋さんと接することで、心の悩みを解決させて行く。最初の章では不登校となった女子中学生。連日、郵便屋を待って話して行くことで学校に復帰して行く。次の章では他の人が配達して大クレームとなり、クレーマーに転じた相手が最後は改心する。嫌われ者の先輩が出戻りで異動して来て、先輩とぶつかるものの結果として先輩の良い点を見つけて懐に飛び込んでゆく。小学校の先生との交流も、懐かしさを呼び起こす。
    もう一つの軸は、有名俳優である兄と同じく有名女優との交際と郵便屋さんの交流。

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    2024年10月25日
  • モノ

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     東京モノレール。浜松町から羽田空港を結ぶ軌道系交通機関だ。全長 18 km弱の路線距離ながら、人々にとっては重要な足になっている。
     そんな東京モノレールで働く人たちにスポットを当てた連作短編お仕事小説。
              ◇
     勤めている会社にドラマロケの話が来た。

     まずはメールで、会社の問い合わせフォームに来ていた。発信者はさるテレビ局のプロデューサーで、相談内容はモノレール絡みのドラマを制作する予定だが、作品には何らかの形でモノレールを絡めたいと考えているので、ぜひ協力してもらえないかというものだった。

     とりあえず直接会って話を聞いて欲しいというので、総務案件として猪股部長

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    2024年10月16日
  • とにもかくにもごはん

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    こども食堂から繰り広げられるお話。

    登場する人物がそれぞれ悩みを抱えてて、

    読んでで心温まるお話。

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    2024年10月15日
  • みつばの泉ちゃん

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    のほほんとしたストーリーで、途中までは主人公を周りからの視点で描かれる
    ぎくしゃくしない展開で会話が多く、ストレスなくさらっと読めましたね

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    2024年10月15日
  • とにもかくにもごはん

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    こども食堂、物語ではじめて知ったかもしれない。この作品で知ったわけではないけど、身近にはないと思っていたら隣の市には結構あるよう。あまりネットとかでは大々的にはやらないところもあるのかな。
    始めるきっかけが悲しい。いきなりの別れからふと残された言葉が行動へ。
    思ったら行動にというところ、さすが航大くんにも引き継がれている様など親子なんだなあ。

    こういう活動をよく偽善的とか言われるけど、別に構わんやんと思わされる。やってる人も食べにくる人らも幸せな気持ちになるんなら。まさにありがとうは言ったもん勝ち。
    子供の心情もよくあらわされている。まさに女の人がやっているのがいい、という鈴彦くんの言葉は自

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    2024年10月10日
  • ミニシアターの六人

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    映画見に行きたくなった。ミニシアター系の。
    今までミニシアター系ってスカしていて芸術家気取りのわけわからん主張の物って思い込みがあった。
    すいません、偏見でした。
    という風に考えを改めさせられる作品だ。
    テレビドラマと映画の違いってそんな表現の違いだったんだ。目からウロコ。

    はじめはとにかく読みにくい感じで、登場人物が現実の人と劇中映画の人物の感情が突然行ったり来たりするので混乱した。しかし慣れてくると何か癖になってくる。後半になるほどもっと乗ってくる。
    連作短編だけどほぼ絡み合うことはない。最後の最後にようやくまとまったときはスッキリした。

    監督の不器用さも伝わり気持ち良いまとまりで良か

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    2024年10月09日
  • みつばの郵便屋さん

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    久しぶりに小野寺さんらしい心温まる内容の本だった。
    兄が有名タレントで年子の主人公は25歳の郵便配達員。非常に真面目で、交通事故を起こさないよう慎重なバイクの運転で配達する毎日。双子と思われるほど兄に似ているが、職場では内緒にしているものの配達先で指摘されることも度々。
    配達区域の事は何でも知っていて家族構成などもしっかり覚えている。食事の提供やお菓子の差し入れも良くあるが、個人情報保護の観点から不安になるほど配達先とは親密。
    兄が有名女優と交際していて、二人が良く泊まって行く。女優単独でも泊まって行く。呆れるほど真面目な弟。
    各配達先との交流が話しの中心だが、主人公と同様に悪人が登場せず安心

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    2024年10月09日
  • 人生は並盛で

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    大通り沿いの牛丼屋で繰り広げられる様々な人間模様。
    日和と準一、育男とりょう子の二組のカップルのやりとりにクスッとしたり、恵の勝手な物の考え方に他人事ながら腹が立ったり。小野寺作品にちょこちょこ登場する人物、場所が散りばめられているのも楽しめた。

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    2024年10月08日
  • いえ

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    やっぱり小野寺先生は人と人との繋がり、会話がスラスラ読めて分かりやすいし、なるほどな、と思うとこも突っ込み具合も絶妙で一気読み。
    こういう職場のモヤモヤあるよなぁ〜、自分の兄弟と友達付き合ったことはないけど別れた時ってどうするかな、とつい考えた。

    それと作中に出てくる『三年兄弟』めちゃ読みたい❢
    確か前作の『まち』でも出てきたと思う。

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    2024年10月08日
  • 家族のシナリオ

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    感想
    家族の距離感がリアルに描かれているし、徐々に変化する想哉の心情もなんとなく伝わる感じで書かれていることを感じる。

    大きな変化はないけど、人はこうやって成長するんだなぁと感じる。


    あらすじ
    僕こと安井想哉はヒッチコックの映画好きの高一。元女優の母、叔父が父、中一の妹がいる。

    ある日、母親の帰りが連日遅く、理由を問うと元マネージャーの谷口が独り身で膵臓癌になり、その人を看取るために世話すると言い出す。

    離婚で母親との仲が悪くなっていた妹は、母との対立を深める。

    僕は、高校に入って始めたテニス部を3日で辞め、無理矢理誘われた演劇部にしぶしぶ入ることにした。

    日々雰囲気が悪くなる家

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    2024年10月07日