小野寺史宜のレビュー一覧

  • 日比野豆腐店

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    日比野豆腐店を舞台とした親子3代の物語が飾らずに静かに語られます。途中、悲しいことや嬉しいことも起こりますが、語り口は不思議なほど穏やか。たとえば家族の死なんかがポンっと置かれた感じで、それだけにじんわりと感情が伝わってきます。読み終わると日比野家の人々をグッと近しく感じ、木綿豆腐を買いに行きたくなります。

    舞台となる日比野豆腐店は葛飾区の堀切菖蒲園の近く。菖蒲園も何度も登場します。今年の菖蒲まつりは5月25日かららしい。ついでにご近所を散歩したら本当に日比野豆腐店が見つかるかも。そんな日常感あふれる、普通の人々の生活を切り取ったような作品でした。

    ちなみに、長いスパンのお話なので、登場人

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    2026年05月07日
  • とにもかくにもごはん

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    亡くなった夫との思い出がきっかけで松井波子が開いた「クロード子ども食堂」は、ごく普通の住宅地にあって、月二回のペースでメニューは一種類。

    この物語は主催者の波子さんをとりまく人たちのそれぞれのおもいが詰まった群像劇です。
    大学生ボランティアスタッフも、母子家庭の男の子も、両親が離婚してしまった女の子も、ホステスとして働くシングルマザーも、近所に住むお年寄りも、みんな何かしらの事情を抱えているけれど、ひとつひとつのお話がとても奥が深くて温かい気持ちになれます。

    波子さんの、お客さんやスタッフさんへの気配りや心遣いが行き届いていて素晴らしいです。
    子ども食堂の存在は知っていたけれど、それを実行

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    2026年05月06日
  • まち

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    『ひと』に続き『まち』を読んだ。
    東京を舞台に、ひととひととのつながりを優しく描いていて良かった。
    じいちゃんの教えを胸に、日々直向きに生きる主人公・瞬一を応援したくなる。
    東京という街にも人情が溢れているのだと、温かい気持ちになれた。

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    2026年05月06日
  • 言問ラプソディ

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    こういうホッと優しい気持ちにさせてもらえるお話が好き。
    最初は何か物足りなさも感じるけど、読み進めていくうちにどんどん味が出てくるというか。
    浅草の花やしきを舞台に、そこで働く人たちの今と、夢見る先の未来を優しい語り口で描かれています。

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    2026年05月05日
  • ひと

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    どんな境遇でも腐らない主人公に尊敬。
    いい人にはいい環境でいて欲しい。
    小さなきっかけで自分の人生が動かされる可能性があると思ったら、生きるのも悪くないなと思えるようなお話。

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    2026年05月03日
  • ぼくは刑事です

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    強烈な感動は無いんだけど、ぼんやりと自分の「記憶」として住み着くような作品だった。一人語りがくどくて、癖のある文章で、「不器用な奴だな」とイライラすらしたが、こんな真っ直ぐな人と出会えたら良いよなと思う。

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    2026年05月02日
  • タクジョ!

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    期待を裏切らない作品。

    奈津子の成長と、ほんのりした恋の流れが心地よくて、最後まで安心して楽しめた。タクシーの中で生まれる人とのつながりも温かい。続きが気になってしまう、Audibleでも聴きやすい一冊。

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    2026年04月27日
  • ぼくは刑事です

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    ほっこりして読み終わりました。日本だし警察の組織って厳しいんだな、当たり前なんだろうけど。小説というか日記という感覚でした。

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    2026年04月26日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    ネタバレ

     みつ葉の話だったのか。
     良いじゃないか、お蕎麦屋さんの話。小さな者たちのつながりが少しずつ生まれていく物語や。

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    2026年04月26日
  • タクジョ! みんなのみち

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    小野寺さんの作品は読みやすくて好きです。今回も運転手と乗客のやりとりが、丁寧に描かれている作品で安心感がありました。

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    2026年04月26日
  • 君に光射す

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    小野寺氏の描く少年は生い立ちに苦しみがあっても、素直な心は曲がらずに青年に成長する。自分の生い立ちを不幸と思ったり、まわりを恨んだりせず、自分の人生を淡々と生きていく。そうすることが幸せへの道なのかな?と考えさせられる。文句ばっかり言っている自分、もう少し一喜一憂せず、淡々と生きてみたいと思った。

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    2026年04月22日
  • ぼくは刑事です

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    小野寺さんが描くと刑事さんの主人公はこういう生き方になるのか。学生でもモノレール会社の社員でも、人を想うということの底流に流れる気持ちは同じだ、と言いたいのだろうと思う。みんながんばれっていうエールが聴こえる。

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    2026年04月21日
  • とにもかくにもごはん

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    夫の突然の事故死をきっかけに波子がはじめたこども食堂。そのこども食堂をとりまく人たちのお話し。



    こどもに関わる仕事をしたいなとずっとぼんやりと考えているけれど、実行にうつせていない。そんな自分にとって、主人公の波子の行動力は眩しかった。
    何もしないよりはいい。やることで悪くはならない。

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    2026年04月21日
  • みつばの郵便屋さん あなたを祝う人

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    シリーズ7作目。今回もかなりハートフルで安心して読めました。過去作の登場人物がよく出てくるので、たまに誰?となる。そして谷さんと美郷さんがついに!!おめでとう!

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    2026年04月19日
  • とにもかくにもごはん

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    読み始めは(あー小説の形でこども食堂の事を紹介して理解してもらおうという目的の啓蒙?的なお話かな)という印象でしたが、読み進むとそんな野暮な感じではなく、逆にこども食堂を通していろんな人の人生や社会の現状を教えてくれるようなお話でした。
    終わり方が、ベタかもだけどすごくスマートでほっこりあったかくなる終わり方でした。

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    2026年04月18日
  • タッグ

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    心温まるファミリーストーリー。
    みんないい人…
    現実ではこんないい人ばっかりじゃないよなあ…と思ってしまうのは私の心が荒んでいるからか…笑

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    2026年04月18日
  • 言問ラプソディ

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    広告代理店に勤めたが、希望が通らず辞めてしまい、今は花やしきでアトラクションスタッフをやってるおれ28歳の仕事、同僚、祖父など。

    相変わらずの小野寺クオリティ。基本的に人間に対してポジティブな見方をしていて、いつ読んでも癒される。どんな方角からでも癒してくれる稀有な存在

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    2026年04月17日
  • タクジョ! みんなのみち

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    女性ドライバーだけでなく、若手男性(イケメン)のショートストーリーなんかも絡めた複数視点の作品。軽快なテンポも相まって読みやすいです。
    実はわたしも小6の作文に「タクシードライバーになりたいです」なんてヘタクソな絵まで付けたので、様々なお客さんを乗せて街中を走り、距離とお金の計算をして早朝帰社したら洗車、なんていう日常的なお仕事サイクル自体を純粋に楽しめました。

    女性ドライバーがまだまだ少ないという現状。あるいは来年小6になる私の息子がタクシーやりたいと言ったら一体どんな顔になるだろうか。
    その戸惑いの背後にタクシー業は挫折した人間の受け皿、という固定観念があることも再認識させられました。

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    2026年04月17日
  • ライフ

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    小野寺さんが描く青年って、穏やかな人が多いのかな?とても普通な感じなんだけど、一緒にいたら心地よさそうな人。主人公の井川幹太、ものすごく劇的なことが起こるわけではないが、日常の中での、少しずつの変化が幹太を少しずつかえていく。とても面白かった。半日で読んでしまった。

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    2026年04月11日
  • タッグ

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    仕事が忙しくてなかなか読書する時間がなかったけど、心が荒んでる時に小野寺さんの作品を読むと救わられる。心が温かな気持ちになる。
    小野寺さんの作品に救われるから小野寺さんの作品を読み続けてしまう。

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    2026年04月06日