小野寺史宜のレビュー一覧
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ネタバレ主人公の40歳の息子さんと、78歳のお父さんのお話です。
お父さんと同じぐらいの年代の親御さんを持つ方にぜひ読んでいただきたいのですが、そうでない方にもおすすめしたい一冊です。
なぜかというと、この本は読んでいると周りの人を大切にしようと思えてきます。
息子さんにずっとお付き合いしている方がいると知っての、お父さんのセリフ。
「その人がほんとに大事な人なら、大事にしろよ」
「大事な人は、ほんとに大事だからな」
「おれみたいに、いい加減なことはするなよ。大事な人を適当に扱うようなことは、するなよ。」
お父さんがどんないい加減なことをしたのかはここでは省きますが、過去に後悔したことがあるお父さ -
Posted by ブクログ
定期的に小野寺ワールドに触れたくなる。
で、本書。表紙絵から、鳥羽シェフみたいな店主がいる料理屋の話っぽい。
読んでみると、居酒屋の店主はプロレスラー。戸部永純。鳥羽と戸部。やっぱり似てる。
妻を亡くし、レスラーを引退して居酒屋「とべ」を経営しながら、息子と娘を育て上げた父。現役時代の得意技は、「バタフライ・プレス」。腕を回しながら落下する技。かっこいい。居酒屋にはレスラー時代のものを感じさせるものはないけど、それでもファンだった常連もいる。レスラーの店として売り出さなくても、十分やっていける居心地のよさがある。
永純と二人の子供。それぞれの目線で描かれる、居酒屋「とべ」。そして亡くなった妻( -
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同じアパートに住む4世帯それぞれの日常。よく分かるあるあるな悩み、他人に振り回される理不尽さ共感できるところもあれば、よくわからないなあというのも含めホントに人それぞれってのが伝わる。
2作目と3作目の話が好きだった。
片山達児
家族の中でどうしても浮いてしまうお父さん。嫌われていると思ってしまいがち。空回り。
仕事だけと思っていたら会社でも嫌われていた。居場所がない。そう思うと最悪の結末を想像する。
だけど家族ってそんな表面的なものじゃない。もっと信じるものなんだって。すり合わせどころが難しいけど積み重ねてきたものは本物だって。
青井千草
昔のアルバイト仲間が亡くなった。遠い関係のはずだ -
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小野寺さん17冊目だが、あっさりした作風なのか、どれも面白いのだが印象が薄い感じ。
神保町にある一流出版社の景談社に勤める社員を中心とした4組の夫婦と独身の女流作家の物語。神保町に実在する講談社を知っているだけに、出版社の内側を描いているような気がしてくる。
どこの家庭、夫婦にでもあるような出来事を登場人物達で共有し、トラブルがあっても皆で昇華しあっている。人事部長の佐原氏は娘の結婚相手を拒否することで、妻と娘と断絶が生まれる。それを解消してくれたのが、部下や後輩、作家のいろいろな家庭状況を知ること。新婚早々で奥さんが転勤となった夫婦には驚く。ブラック企業にも思ったが、最善の解決が図れて安心し