小野寺史宜のレビュー一覧

  • ミニシアターの六人

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    末永静男監督の追悼上映に集まった6人の観客。
    観客のこれまでの人生や置かれた状況を振り返りながら話が進められていく作品。
    夜、街の隙間を観て、6人+息子が前向きな気持ちに変わっていく物語。久々に小野寺さんの作品を読んだけどやはり読後の幸福感が沁み渡る。

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    2025年11月01日
  • とにもかくにもごはん

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    子ども食堂で働く、訪れる人たちの一日のゆるいつながり。小野寺らしさ満載だが、青山美智子作品のような。 最後はグッときた。

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    2025年11月01日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    ネタバレ

    とっても良かった。
    短編集ならではのちょっとした繋がりがあったり、幸せな物語が続いたと思ったのに、次のページでは…のような緩急があり楽しめた。全体的にサラッとしてる。

    生と死を理想やフィクションに絡めて謳う本なので好き嫌いは別れると思う。

    最後の悪魔と天使が次々に立ち替わる展開は、理解した瞬間気持ちが昂った。人間を利用した、少し人間くさい意地の張り合い。私が1番好きなキャラクター像。

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    2025年10月29日
  • タクジョ! みんなのみち

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    疲れて体調が悪いときには、安心安定、内容も知ってる小野寺さんの本を。単行本でも読んで、文庫で再読。これはシリーズ化されるのか?夏子と姫野の関係が、このまま終わるには半端じゃないですかね?

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    2025年10月28日
  • 夫妻集

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    佐原夫妻、足立夫妻、船戸夫妻、江沢夫妻、四組の夫婦が直面する結婚生活の危機。四組とも夫又は妻が出版社「景談社」の社員という繋がりのある連作短編。

    年齢も抱える問題もそれぞれな四組の夫婦。しっかり互いの想いを曝け出し、相手を尊重した上での結論だからかそれが離婚だったり、別居だったりしても不思議と嫌な気がしない。
    どちらかが我慢をすることで成り立つ表面上の平和を選んでいない彼らの選択がとても清々しい。

    「夫婦三部作」の宣伝?がさりげなく、いやいやあからさまにぶっ込まれるのもご愛嬌。足立夫妻や江沢夫妻の選択を耳にして、佐原滝郎が考えを柔軟に変化させていくのもいい。

    そして作家として登場する小倉

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    2025年10月26日
  • ぼくは刑事です

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    ぼくは刑事です
    小野寺史宣

    ほのぼの系刑事短編だと思ってたら最後にまさかのどんでん返し。
    刑事として生きること、恋愛、人間関係、結婚、離婚、親子。
    いろんな人生が詰まってた。色んな人出てきた。やっぱりの小野寺さん好きー。
    読むのに1ヶ月ぐらいかかったけど読み切った!良かった

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    2025年10月26日
  • あなたが僕の父

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    まずこの表紙を見てください
    ちょっと切ない(ノ_<)

    父・敏男78歳 息子・富生40歳
    母が亡くなって舘山で一人で住む父がちょっとおかしい…ほんのちょっとの違和感。
    母がいなくなった実家には足が遠のく。

    この親子の距離感が何ともリアルです。
    特別好きでもない
    かといって嫌いと言うわけでもない
    でも心配ではあるのだ。

    富生が父の老いを感じ、一つ一つ確認するように
    一緒に暮らしていく物語は小野寺さんらしい文章でゆっくりゆっくり進みます
    会話文が多いのも小野寺さんらしい
    慣れない人にはちょっともどかしいかも…

    色々な方のレビューを見たときに、何故8年付き合った彼女と別れて父と暮らすのか?と感

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    2025年10月22日
  • 日比野豆腐店

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    葛飾で美味しい豆腐が食べたくなった。
    出てくる人たちが皆優しい人で癒されるけど、逆に心配になってしまう。
    またしばらくしてから読み直してみたい。
    コロナの時は身の回りで亡くなった人がいなかったので、とっくに忘れていたけど、こういう突然の不幸が実際に来た人にはどう感じるのだろう?

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    2025年10月21日
  • モノ

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    なんだか本当にドラマの脚本のような描写だった。けど出演者?それぞれの背景がリアルな東京と重なって新鮮だった。レールのある公共交通なのに鉄道とはまた違う視点が楽しめるストーリーだった。
    あと少しメリハリが着くような展開がみてみたい。

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    2025年10月21日
  • 縁

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    ネタバレ

    様々な悩みや事情を抱える人達が時には一線を越えそうになるが、他人との出会いによって救われる前を向いていくオムニバス

    登場人物達が良くも悪くも人間臭くリアリティーがあった。途中悪い方向に向かいそうになるけど、周りに助けられて踏みとどまれているのでスッキリした読後感だった。

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    2025年10月19日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    刑事って仕事はどんなものか…これまでドラマや漫画、ミステリー小説などで持つ一般的なイメージは、正義感が強く、平和を守るために命の危険も厭わない『聖職』として仕事をしている人が、逆に暴力団と結託して悪事をはたらくダーティーなヤツ…みたいな2択しかないような印象が普通ではないだろうか。

    この小説に登場する松川律(まつかわ・りつ)はちょっと違う。合コンし、子持ちの歳上の彼女と付き合い、長いLINEをし、どちらかというと私生活は普通の32才の若者だ。
    まあ、それは当たり前のことなのかもしれない。僕らは『刑事くん』(古い)から『太陽ほえろ』や様々な刑事ドラマで、刑事という職業は市民の安全のために尽くす

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    2025年10月14日
  • とにもかくにもごはん

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    とにもかくにもごはん、人はたべることで、前に進める。色んな悩みがあるけれど、ここでの交流でまた、違う原動力になる、心温まるストーリー。

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    2025年10月10日
  • 日比野豆腐店

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    個人のお豆腐屋さんの物語。

    やっぱり、みんなお豆腐が好きで、その味とお店を繋げていく。

    ずっと日比野豆腐店のお豆腐を応援してます。

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    2025年10月10日
  • 奇跡集

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    同じ電車に乗り合わせた人、それぞれの物語。
    電車で気分が悪くなり座り込んだ女性。その周りにいた人々。みなそれぞれの人生がある。

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    2025年10月10日
  • 奇跡集

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    文章がテンポが良い。畳み掛けるように文章が連なる。マシンガントーク。飽きさせない。満員電車の中ですれ違う人たちに起きた、小さな出来事を丹念につむぐ。奇跡と言えるほどでもない、小さな出来事。15分停まらない快速の中で、お腹が痛くなった男の子は毎回モゾモゾし、気分が悪くなった女の子は毎回しゃがみこんでしまう。声をかけたり、かけなかったり、後をつけたり、つけられたりする。

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    2025年10月06日
  • あなたが僕の父

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    現代と20年ほど前を行ったり来たりしながら物語は進んでていく。自分の親はいつまでも元気でいてくれるような錯覚に陥りがち。親に対する気持ちは、若い頃と変わらないのに、「あれ?」と老いに気付いた時の切なさ。同じ気持ちになったことあるわ…と、共感する場面がたくさんあった。
    故郷に残した親が心配だからといって、みんなが富生のように実家に戻って生活できる訳じゃないけど、少しでも一緒に過ごせる時間を大切にしようと改めて思った。

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    2025年10月06日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    秋宏って本当にできる人だな。しかも春行に似てイケメンなんでしょ?リアルで誰っぽいのかな。
    タワマンのおばあちゃんの話しが良かった。

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    2025年10月01日
  • ひと

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    再読

    2回目だけど、ぐっとくるものがあった。主人公は、大変な状況の中で、懸命に生きていく。そして、その生活の中には親切で温かい人からの助けや愛情が感じられる。主人公もお店の方もほんとに人として素晴らしくて、あたたかくて、優しくて…こういう人になりたいと思った

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    2025年09月29日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    安定の小野寺節。
    メンタルの安定した落ち着いたいい男目線の一人称語り。淡々としている。今回は物語終盤に向けて怒涛の展開だったのだが、それでもやはり「大きなことは起きない」と感じさせてしまう語り口。いい意味でとても現実的な物語。

    主人公は松川律。刑事。警察官のなかでも、事件を扱う刑事。高校時代の先輩でシングルマザーの澄音と付き合っている。澄音の子ども海音ちゃんとも会い、結婚も考える。でも澄音の父には傷害の前科があった。で、上司からも結婚を止められる。それでも結婚しようと考える。警察を辞めてでも結婚しようと考え、そう伝えるが澄音が反対。2人は別れる。そして2ヶ月ほどで澄音が交通事故で亡くなる。海

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    2025年09月28日
  • あなたが僕の父

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    本の雑誌社の炎の営業マン、杉江由次さんが
    Xでおすすめしていたので
    久しぶりの小野寺史宜さん、手に取り読んでみた。

    杉江さんの感想を読んでみると
    「ここのところ正直あまりハマる作品がなかった」とある。
    そうなんです。同じ思いです。
    今作は一気読みだった。

    母を介護(介助)する娘、もしくは確執のような
    ドロドロ系を読み慣れているので
    父と息子の関係はどこかドライなんだなと感じた。
    (ケースはいろいろだと思うが)

    母親は亡くなり一人暮らしの父親(78歳)に老いを感じ始めた。
    息子40歳。
    東京から実家の館山に戻りテレワークで仕事をこなす。

    サラッと日常が書かれているが、さすが小野寺史宜さん

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    2025年09月28日