小野寺史宜のレビュー一覧

  • あなたが僕の父

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    父と息子の物語
    書き下ろし。

    現在 一月 四十歳
    二十五年前 十五歳
    現在 二月 四十歳
    十八年前 二十二歳
    現在 三月 四十歳

    那須野富生40歳は、一人暮らしで高齢の父を心配し、地元館山で暮らすことに。
    恋人に相談しなかったことから関係が崩れ始めたが、父78歳との共同生活は、これまで関わりを避けていた自分に、父に似た部分を見つけ、充実していく。

    まさに、私が直面している介護問題にヒットした作品。

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    2025年09月27日
  • あなたが僕の父

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    小野寺さんの小説らしい温かくて素朴で優しいお話だった。
    びっくりするような展開はないけれど、誰もが経験してもおかしくないような日常、周囲との会話などが心に沁みる。
    読み進めるうちになぜか自分の経験したことのような気持ちになり、嬉しかったり悲しかったりするのも小野寺ワールドなのだろうか。
    安定、安心で読めました。

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    2025年09月26日
  • あなたが僕の父

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    小野寺さんの本は、うどんのようにスルスル読めて肩が凝らない(主人公は、お父さんの茹でるうどんが好き。表紙)。どこにでもあるような日常が描かれて、大事件も起こらない。残念だったのは、8年も付き合った彼女と結婚しなかったこと。良かったのは、お父さんの浮気の真相が明かされたこと。

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    2025年09月26日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    郵便屋さんは今、この話当時とは随分変わったなとシミジミ。土曜日の配達がなくなって投函から到着までプラス1日増えた。働き方改革なのか郵便事業を縮小したいからなのか。
    秋宏は結構休憩してるイメージだけど普段休んでいる郵便屋さんって見たことないな。

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    2025年09月24日
  • 奇跡集

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     たまたま同じ電車に乗り合わせた人のそれぞれの人生を描いた連作短編集。
     有川浩の「阪急電車」のような設定で、さくさく読めた。

     面白いのが、それぞれの人物が何らかの形で少しずつつながっていること。
     そして、たまたま起こした行動によって、他の人のことを救っていること。
     まさに「奇跡」だよなぁ。
     もしかしたら私も自分の起こした行動で、
    知らず知らずに誰かを救っているかもしれない。

     世の中って面白いと感じさせてくれる作品だった。

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    2025年09月24日
  • その愛の程度

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    ネタバレ

    7歳年上の子連れ女性と結婚した30代のサラリーマン男性が主人公。複数の家族で行った川遊びの最中、小学生の娘と友人の娘が溺れ、とっさに助けに飛び込んだが、それは娘ではなく友人の娘だった…

    最初から血のつながっていない娘は、ショックで口をきいてくれなくなり、やがて年上の妻ともうまくいかなくなる―――。

    以下、ネタバレ。
    悪循環が続き、主人公は2年ちょっとで35歳で離婚することになるが、どうもこの主人公がふらふらして煮え切らないのが何か腹立たしい。また歳上の妻も夢を追いかけるのはいいが、年下の旦那をものすごく軽んじているのが何だか腑に落ちない。
    しかし、めげない主人公は離婚後に川で助けた娘の母親

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    2025年09月24日
  • とにもかくにもごはん

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    暖かいごはんが食べられる。家族でも友人でもない人との繋がりってきっとあるだけで助かることがあると思う。立ち入りすぎず、でもちゃんと覚えてもらえる。最後に、話が全て繋がって本当によかった。いままでのことが報われた気がする。

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    2025年09月24日
  • それ自体が奇跡

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    途中、変な方向へ行かないかなとハラハラ胸がズキズキしましたが、前向きな締め方で良かったです。久しく悔しい思いをしてないからか「本気だから悔しい」が印象に残りました。

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    2025年09月24日
  • 日比野豆腐店

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    おのでラッシュが続いており、もうこれで何冊目の小野寺さんだろう(勝手にダサすぎるネーミング閃いてしまった…失礼しました)
    表紙のかわいいおばあちゃんからあたかささが溢れてて絶対この本わたし好きだな…と確信を持って借りたけど、やっぱり合ってた!
    福の章が挟まれてて、家族からめちゃくちゃ愛されてる猫さんなのに意外と渋めの語り手。いい^^
    コロナは私たちからたくさんの楽しい時間や未来を奪った…もう戻ってこないものもあるけど、前に進む主人公たちを見て未来は明るいでしかないんだなって思えた。清道さんも天国で見守ってるよー!

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    2025年09月21日
  • 奇跡集

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    毎日が奇跡だらけなのだと思う。それに気づけるか、気づけないか。気づける人でありたいけれど、なかなか難しい。

    解説に書かれていた「少しの選択、少しの行動が、その後を大きく変える」ということ。本当にそう。少しの勇気を持てるかどうか。少しでいいんだ。自分に言い聞かせる。

    第二章は自分と重ねてしまい、涙が出た。

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    2025年09月20日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    私自身も高校卒業を機に地元から離れ、東京に5~6年暮らし主人公と同じく一人っ子でなんとなく
    地元に戻ってきた。今は子供がいるからか慣れ親しんだ田舎のこの地元にも発見があったりする。

    この物語の主人公は人を救いすぎではないか?
    30歳でこんなしっかりしてることある?
    近所にこんな兄ちゃんいたら惚れちゃうよ!!!

    そば屋“ささはら”に来てくれるお客様もあたたかいし
    従業員2人も優しさが溢れていて愛しかないよ、この作品。

    小野寺さんの作品はお茶を飲んでホッとする感覚に似ている。
    大好きな作品の一つになった。

    地元にずっと帰ってない人とか遠のいてる人読んでほしいな。。

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    2025年09月20日
  • みつばの泉ちゃん

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    小学生の泉ちゃんから大人になるまでのそれぞれに出逢った人
    そして大人になった泉ちゃんがその人たちと再会していく連作短編。
    どーやらシリーズもののスピンオフっぽいが、単体でも楽しめた。
    本編も探してみよう。

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    2025年09月18日
  • タッグ

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    元プロレスラーが営む居酒屋。妻は死んで、息子と娘あり。娘の大学生活とか息子の就活とか常連客とか。

    すごく良かった。小野寺文法には嫌な人が出てこない。我ら生きてると嫌な人いるじゃない?それが出てこないのが良いのだって改めて感じた。ラストも最高

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    2025年09月17日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    地元の人を顧客にする蕎麦屋さん。かつてはニュータウンだった都市。街も人も歳を取る。
    しかし、街も人も入れ替わりながら永続していく。テセウスの船か。
    他の作品の登場人物のクロスオーバー出演も増えてきた。一大サーガになってきたな。

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    2025年09月16日
  • タクジョ!

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    すごい淡々としてて、でも温かい。余計な深読みなどをしなくて良いので癒される。出てくるひと皆そうでドライなんだけど人間味がある。タクシー×仕事モノで素敵にハマってます。

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    2025年09月15日
  • ひと

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    大袈裟ではない、日々の小さな出来事、人との会話なんかに、温かな気付きをくれる本でした。

    うんうん、こういう事あるよな、こういう人いるよな、こんな風に感じることあるよな、って私は主人公にたくさん共感しました。

    読み終えた後に、じわじわと、自分の中にある優しい気持ちが込み上げてきて、譲ること、許すことの大きさを感じさせてくれました。

    そしてだんだんと主人公が前を向いて成長していく姿に勇気をもらいました。
    文体などもとても読みやすい本だったので心が疲れた日にもスーッと入ってきて読めちゃうと思います。本屋大賞2位でしたっけ、ご一読をお勧めします。

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    2025年09月13日
  • ひと

    匿名

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    なんだか人の日記をこっそり読んでいる気分になりました。天涯孤独の青年の生き方。悪い奴もいて悲しい気持ちにもなり。優しすぎる彼にモヤモヤとしたりもしたけれど、こんな彼だからこそ、いづれは幸せを掴めると信じたいです。弱そうだけれどぶれない彼は本当の心の強さを持っている。

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    2025年09月11日
  • 町なか番外地

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    同じアパートに住む住人視点の短編集。2番目の主人公の家族と仕事のスタンスが自分にとって妙にリアルで痛かった。それ以外はいたって普通の日常な印象。

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    2025年09月09日
  • うたう

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    大学時代のバンドメンバー4人のその後の話。

    私は知哉が素敵だと思いました。

    それぞれみんな社会に出てから、次の一歩を踏み出して行く感じがリアリティがあって共感できました。

    私も歌いたくなりました!
    今度1人カラオケ行こうかな〜♫

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    2025年09月06日
  • まち

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    ほっこりとした気持ちになりました。

    こんな息子がほしい!いや、今時こんな子いないのでは⁈紀介さんみたいに育てられません!

    淡々と日常が描かれていて、でもその中にぷっと笑えるエピソードがあったりして、平和だなぁと感じる作品でした。
    今回も「ひと」に続き、人との繋がりを大切にすることの幸せを感じました。

    このシリーズまた読もうと思います(*゚▽゚)ノ

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    2025年09月04日