小野寺史宜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ7歳年上の子連れ女性と結婚した30代のサラリーマン男性が主人公。複数の家族で行った川遊びの最中、小学生の娘と友人の娘が溺れ、とっさに助けに飛び込んだが、それは娘ではなく友人の娘だった…
最初から血のつながっていない娘は、ショックで口をきいてくれなくなり、やがて年上の妻ともうまくいかなくなる―――。
以下、ネタバレ。
悪循環が続き、主人公は2年ちょっとで35歳で離婚することになるが、どうもこの主人公がふらふらして煮え切らないのが何か腹立たしい。また歳上の妻も夢を追いかけるのはいいが、年下の旦那をものすごく軽んじているのが何だか腑に落ちない。
しかし、めげない主人公は離婚後に川で助けた娘の母親 -
Posted by ブクログ
私自身も高校卒業を機に地元から離れ、東京に5~6年暮らし主人公と同じく一人っ子でなんとなく
地元に戻ってきた。今は子供がいるからか慣れ親しんだ田舎のこの地元にも発見があったりする。
この物語の主人公は人を救いすぎではないか?
30歳でこんなしっかりしてることある?
近所にこんな兄ちゃんいたら惚れちゃうよ!!!
そば屋“ささはら”に来てくれるお客様もあたたかいし
従業員2人も優しさが溢れていて愛しかないよ、この作品。
小野寺さんの作品はお茶を飲んでホッとする感覚に似ている。
大好きな作品の一つになった。
地元にずっと帰ってない人とか遠のいてる人読んでほしいな。。 -
Posted by ブクログ
大袈裟ではない、日々の小さな出来事、人との会話なんかに、温かな気付きをくれる本でした。
うんうん、こういう事あるよな、こういう人いるよな、こんな風に感じることあるよな、って私は主人公にたくさん共感しました。
読み終えた後に、じわじわと、自分の中にある優しい気持ちが込み上げてきて、譲ること、許すことの大きさを感じさせてくれました。
そしてだんだんと主人公が前を向いて成長していく姿に勇気をもらいました。
文体などもとても読みやすい本だったので心が疲れた日にもスーッと入ってきて読めちゃうと思います。本屋大賞2位でしたっけ、ご一読をお勧めします。