小野寺史宜のレビュー一覧

  • みつばの泉ちゃん

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    「とにもかくにもごはん」の作者 小野寺史宣さんによる心温まる物語♪
    泉ちゃん、すごくチャーミングな女性!
    小3の泉ちゃんは不仲になった両親と離れて、おばあちゃんと2年間暮らします。
    その時の泉ちゃんを語る近所のアカシヤという商店の娘 弓乃さん。
    中学生の泉ちゃんを語る綾瀬さん。
    高校生の泉ちゃんを語る従兄弟 修太くん。
    高校を出てアパレルのお店でバイトを始めた泉ちゃん。たまたま靴下を買いに来た歌男さんは、泉ちゃんを好きになり付き合うことに。
    歌男さんと別れたあとに付き合い始めた輝伸(テルちん)さん。
    泉ちゃんは裏表がなくて、人との付き合いの中で失敗してしまったり、傷つけてしまったり。
    私もそう

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    2026年02月02日
  • 日比野豆腐店

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    ネタバレ

    コロナを経た世界の話は初めてかも知れない。
    新鮮。

    初おばあちゃんと、息子嫁である咲子、孫の令哉が見つめる、「日比野豆腐屋」の今後。
    初の息子で店主だった清道が、コロナで唐突に亡くなった今、時間が進むなかでの、3人それぞれの胸の内が丁寧に柔らかく描写されている。
    3人が互いを思い合って生活する優しい雰囲気が伝わってきて、とても良かった。

    飼い猫、福の目線で、3人を見つめた様子も面白い。

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    2026年01月31日
  • みつばの泉ちゃん

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    泉ちゃんの成長記録でした。アカシヤのお姉さんとピノと雪見だいふくを半分こから始まり、いとことデートして、色なん人と恋愛をして、結婚し最後は出産。小野寺先生の他作品の人物が登場したりで、なかなかおもしろかったです。

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    2026年01月30日
  • 日比野豆腐店

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    良かった。気を衒ったところがなくて良い。

    OL時代、京成線を使って通勤していた時期があるので、駅名が懐かしかった。

    日比野豆腐店は初婆さんと、お嫁さんの咲子さん、高校生の令哉君が営んでいる。初さんは元気で明るくて良いし、お嫁さんの咲子さんは義母を労って穏やかな性格なのが良い。令哉くんは今時の高校生らしく、少しちゃらんぽらんなところが可愛い。

    贅沢をせず真面目に生きている感じが素敵だった。

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    2026年01月29日
  • ホケツ!

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    涙が出ました。
    登場人物が全員人がいい。
    小野寺さんの作品は人間力が高い人ばかり登場するのがいい。
    心が洗われ感動し、私も頑張ろうって思えた。

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    2026年01月29日
  • 奇跡集

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    たまたま満員電車に乗った、偶然の出来事が連鎖して小さな奇跡を呼ぶ。7人の男女が繋ぐ群像劇。

    些細なことや、小さなきっかけが他人にどれだけの影響を及ぼしているのか?

    自分ではそうと気づかなくても、少しのつながりが人生を変えていく。

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    2026年01月27日
  • モノ

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    東京モノレールに勤める社員の話。東京モノレールは一度乗った事はあるが、かなり速い。同じ跨座式の大阪モノレールよりも遥かに速い。
    ストーリーは小野寺先生らしく、色んな人物が登場し、それぞれの生い立ちや現在の話で進む。

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    2026年01月27日
  • 夜の側に立つ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    青春期、青年期、中年期のいったりきたりする物語

    目立たない主人公でも20年も生きていれば結構色々あるんだなあと思った。

    冒頭の事件の顛末がわかるシーンでそれまで受け身でいつも身を引いたり、なんでも割り切ってきた主人公が明確な意思を持って手を汚そうとシーンには鬼気迫るものを感じた。

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    2026年01月25日
  • ひと

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    私ならどうするかな、と自分視点で考えた時
    聖輔は私には無い位、寛容で冷静で温かい人柄で聡明。
    だから周りの人との出会いが繋がれていく。

    大切なのはものじゃない。形のない何かでもない。ひとだ。

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    2026年01月24日
  • ライフ

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    大学から8年同じアパートに住む青年の物語。
    ひょんなことからお隣さんや近所の人など新しい繋がりができていく。
    まわりの人がなんだか魅力的。肩の力が抜けているというか。

    何か大きな出来事が起きるわけではない。でもなんだか心地よい日々のストーリー。
    ただ、それもあっけなく終わって新たな生活が始まっていく。

    当たり前にある日々の移り変わりを感じる作品だった。

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    2026年01月22日
  • タクジョ! あしたのみち

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    タクシーに乗ることは少ないですが、感じのよい人だとホットしますね!
    黙ってブスッとしている人だと早く着かないかな〜と思ったり
    お互い探り合いのような時間ですよね

    今度こんなドライバーにあたるといいな〜
    チョット楽しみになりました。

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    2026年01月20日
  • ひと

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    大切なのはものじゃない。形がない何かでもない。人だ。

    遅刻常習犯で、人に仕事を押し付けたりする映樹だが、不思議と嫌われない。
    それと対照的に、青葉の元カレ高瀬涼。
    『はい、とそうですね、をいったい何度言わされるのか。こういう人は男女どちらにもいる。すでにそうとわかっている事実を挙げて、相手に肯定させる』

    「おれはたまたまちょっといい大学に行ってるけど、そんなことは何でもないと思ってるよ。」
    『高瀬涼は今の発言に引っかかりを覚える人がいることに気づかないのだ。』『生まれつき高いところにいて、そこから下りたことがないから』
    惣菜屋で、週五で働く聖輔に
    『「尊敬するよ」尊敬、重そうな言葉が軽めに

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    2026年01月19日
  • ぼくは刑事です

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    刑事だって人間だよねー。
    刑事が出てくる小説だけど、警察物って訳じゃない。
    ちゃんと血が通ってる人間の話だって思えるところは
    流石の小野寺さんだと思う。

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    2026年01月17日
  • あなたが僕の父

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    やっぱり小野寺先生の作品は、好きだな〜と。
    決して物語の起伏が激しいわけではないが、この空気感とういか日常感。老いとはなにか、そして家族とはなにか、考えさせられる。
    とりあえず、何年も連絡をとってない友達に連絡するか。

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    2026年01月16日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    新しいことへの挑戦を後押ししてくれる物語

    亡き両親が営んでいた蕎麦屋、
    主人公の鳴樹は継ぐつもりはなかったが、
    始めてみたら、父はやっていなかった出前を開始したり、新味の開発や蕎麦打ちまで習得しようと前向きだった。

    小枝は学校と1つ目の仕事は続かなかったが、
    鳴樹の誘いや提案には全て「やってみる」と挑戦しているのが印象的だった。持ち前の製菓技術で作ったプリンを私も食べてみたい。その前向きさに勇気をもらった。

    和太もやんちゃな人柄で、鳴樹とのリズミカルな会話が楽しい。なんだかんだで人の意見も素直に聞き、接客も頑張っている。早く母親と一緒におそばを食べてほしいと思う。

    この作者の小説は始め

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    2026年01月15日
  • ぼくは刑事です

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    淡々と仕事をこなしてる男性警官の話。

    派手な事件が起こるわけでは無いですが、淡々と仕事をこなしている主人公:松川くん。
    警官になるということの煩わしさを垣間見た気がします。
    松川くんとラーメン屋の甥っ子(お姉さんの子ども)との会話や恋人の娘との会話がとても癒される。
    ストーカー被害・不倫・事故などの話もあるので、小さい事件は起きている感じはします。

    読みやすい小説なので、普段刑事ものを読まない人にもオススメ出来ます!

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    2026年01月12日
  • うたう

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    団地
    コーラス
    大学時代のバンドカニザノビー
    オリジナル曲
    3文字しばり
    怒声が土星に届く
    女1男3
    就活からのコロナ
    散歩
    メンバーのその後、これから
    コーラス

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    2026年01月12日
  • あなたが僕の父

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    千葉の館山でひとり暮らしをする78歳の父が、最近少しおかしい。
     東京の大手求人広告会社で働く那須野富生は、久しぶりに会う父の様子に戸惑いを隠せなかった。

     それまで意識しなかった父の「老い」。生活の見直しを迫られる富生。勤務形態、恋人との関係。不惑を迎えた富生の困惑と決断を描くヒューマンドラマ。
              ◇
    「あれっ。車、へこんでるじゃん。どうしたの?」
     久しぶりに館山に帰省し、父の車で買い物に行こうとしてリアバンパーがかなりへこんでいるのに気がついた。驚いて理由を尋ねるが、父の返答はひどく頼りない。
    「ああ。ぶつけたんだな。確か」
    などと言い、ぶつけた時期もかなり前

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    2026年01月12日
  • うたう

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    この本を読んで思いました。私に合った本だなと。
    小野寺さんの書く小説、ぬるっとしていて、呆気なくって、でもそれが心地よくて、やっぱり好きですわー。
    取り立てて大きな事件が起こるわけでもなく、どんでん返しがあるわけでもない。ただ、淡々と過ぎていく(過ぎていった)日常の断片を丁寧につなぎ合わせ、ある日の青春の1ページを、ふと呼び起こしてくれる。そんな小説でした。
    合唱がメインの物語かと思いきや、途中からバンドの話へと舵を切る展開。元バンドマンの私としては、そこで一気に心を掴まれてしまい、気づけば最後まで一気読みでした。(私も主人公と同じく“V”のみでした)
    少し脱線しますが、My Little L

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    2026年01月07日
  • あなたが僕の父

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    那須野富生(40)はJR館山駅徒歩15分に実家あり、母は6年前に72歳で亡くなった。一流企業で東京勤務中。しかし、正月の帰省などで父の様子がちょっとおかしいことに気付き帰省を増やし、リモート勤務が許されているので、ついにUターンを決意する。昔のことで、わだかまりのある父との生活やUターン生活、リモート生活、東京に住む彼女とのことなどが、小野寺ワールドでたんたんと語られるお話です。
    表紙、地味!そして、お話もけっこう地味系です(まあ、いつもだけど)。でも、決して読み心地は悪くなく、語られる内容はどこかその辺でよく起こるようなこと。だから、なんとなくするするっと読めてしまいます。地名がやたら具体的

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    2026年01月06日