小野寺史宜のレビュー一覧

  • とにもかくにもごはん

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    人に作ってもらった温かいご飯の味は、きっとあなたの心に優しさを思い出させる。疲れた時に読むと効く。お粥の様な、香り高いお茶を飲む様な、そんな気分にさせてくれる作品でした。


    夫の事故死をきっかけに、近所にある閉店された喫茶店、「クロード」を改装し「クロード子ども食堂」を開いた松井波子、月2回、17時から20時までの3時間の営業。未成年は無料、大人は300円。メニューは毎度変わる定食とデザートのみ。
    様々な事情や過去をもった老若男女が今夜も食堂にやってくる。

    派手な事件や怒涛の展開はありませんが、誰しもが経験する別れ、後悔、寂しさ、不安。それに美味しいご飯を持って寄り添い、考えるきっかけをく

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    2026年05月15日
  • 日比野豆腐店

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    馴染みのある地がモデルであり、そこに小野寺先生の優しいタッチが重なり合って、とても心地よい優しい物語だった。

    日比野豆腐店を切り盛りする日比野初は、夫勇吉をがんで亡くし、その後息子の清道とともにがんばってきたものの彼もコロナで突然この世を去ってしまう。そんな豆腐店に遺された初と清道の妻咲子、そして息子令哉の物語が淡々と柔らかい日常が展開されていく本作。初が豆腐屋を切り盛りしながら咲子や令哉を見守ったり、咲子がお店だけでなく様々なところに豆腐を卸せるように努力したり、令哉が高校生ながらに自分の気持ちに迷いながらも豆腐屋の将来を考えたり…そんな一生懸命生きている人々を亡き清道と同じように上から覗

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    2026年05月13日
  • タクジョ! みんなのみち

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    悪いけど 娘がタクシードライバーになりたいと言ったら やっぱり首を横に振りそう この話を読んだからですが
    どんな職業でも多かれ少なかれ 大変ですよ 働くって事は生きて行くみんなのみちですから

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    2026年05月10日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    面白かった。ちょっとゾクっときたけど。今まで読んだ小野寺さんとは違う雰囲気のお話だった。
    それでも、一つ一つの話の中に、やっぱり優しい心の人がいるんだな。今回はすっごく悪い人もいたけど。人生、いつ、どうなるかわからない。今を精一杯生きることの大切さを感じた。

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    2026年05月09日
  • 君に光射す

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    いつもの小野寺作品とは少し違う雰囲気。登場人物皆んなが厄介ごとを抱えているが、光が射す場所を求めて歩んでいく。物語の根底にあるのは優しさで、そこはやっぱり小野寺作品。

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    2026年05月09日
  • ひと

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    最近ドロドロ系を読んでたから読みやすかった。文も内容も。無駄に話がそれずコンパクトにまとまってた。とにかく主人公の男の子がいいコ過ぎる。見習いたい。
    ニトリの多様と、名前を名乗るときにどの人もわざわざどの漢字をあてるのか説明するのが気になった。

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    2026年05月07日
  • 日比野豆腐店

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    日比野豆腐店を舞台とした親子3代の物語が飾らずに静かに語られます。途中、悲しいことや嬉しいことも起こりますが、語り口は不思議なほど穏やか。たとえば家族の死なんかがポンっと置かれた感じで、それだけにじんわりと感情が伝わってきます。読み終わると日比野家の人々をグッと近しく感じ、木綿豆腐を買いに行きたくなります。

    舞台となる日比野豆腐店は葛飾区の堀切菖蒲園の近く。菖蒲園も何度も登場します。今年の菖蒲まつりは5月25日かららしい。ついでにご近所を散歩したら本当に日比野豆腐店が見つかるかも。そんな日常感あふれる、普通の人々の生活を切り取ったような作品でした。

    ちなみに、長いスパンのお話なので、登場人

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    2026年05月07日
  • とにもかくにもごはん

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    亡くなった夫との思い出がきっかけで松井波子が開いた「クロード子ども食堂」は、ごく普通の住宅地にあって、月二回のペースでメニューは一種類。

    この物語は主催者の波子さんをとりまく人たちのそれぞれのおもいが詰まった群像劇です。
    大学生ボランティアスタッフも、母子家庭の男の子も、両親が離婚してしまった女の子も、ホステスとして働くシングルマザーも、近所に住むお年寄りも、みんな何かしらの事情を抱えているけれど、ひとつひとつのお話がとても奥が深くて温かい気持ちになれます。

    波子さんの、お客さんやスタッフさんへの気配りや心遣いが行き届いていて素晴らしいです。
    子ども食堂の存在は知っていたけれど、それを実行

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    2026年05月06日
  • まち

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    「ひと」に続き「まち」を読んだ。
    東京を舞台に、人と人とのつながりを優しく描いていて良かった。
    じいちゃんの教えを胸に、日々直向きに生きる主人公・瞬一を応援したくなる。
    東京という街にも人情が溢れているのだと、温かい気持ちになれた。

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    2026年05月06日
  • 言問ラプソディ

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    こういうホッと優しい気持ちにさせてもらえるお話が好き。
    最初は何か物足りなさも感じるけど、読み進めていくうちにどんどん味が出てくるというか。
    浅草の花やしきを舞台に、そこで働く人たちの今と、夢見る先の未来を優しい語り口で描かれています。

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    2026年05月05日
  • ひと

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    どんな境遇でも腐らない主人公に尊敬。
    いい人にはいい環境でいて欲しい。
    小さなきっかけで自分の人生が動かされる可能性があると思ったら、生きるのも悪くないなと思えるようなお話。

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    2026年05月03日
  • ぼくは刑事です

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    強烈な感動は無いんだけど、ぼんやりと自分の「記憶」として住み着くような作品だった。一人語りがくどくて、癖のある文章で、「不器用な奴だな」とイライラすらしたが、こんな真っ直ぐな人と出会えたら良いよなと思う。

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    2026年05月02日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    小野寺さんの本はどうあっても登場人物が優しくて、読んでいて救われる。私は2番目の話がとてもすきだった。少数派だとは思いますが。

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    2026年04月28日
  • タクジョ!

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    期待を裏切らない作品。

    奈津子の成長と、ほんのりした恋の流れが心地よくて、最後まで安心して楽しめた。タクシーの中で生まれる人とのつながりも温かい。続きが気になってしまう、Audibleでも聴きやすい一冊。

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    2026年04月27日
  • ぼくは刑事です

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    ほっこりして読み終わりました。日本だし警察の組織って厳しいんだな、当たり前なんだろうけど。小説というか日記という感覚でした。

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    2026年04月26日
  • ディア・オールド・ニュータウン

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    ネタバレ

     みつ葉の話だったのか。
     良いじゃないか、お蕎麦屋さんの話。小さな者たちのつながりが少しずつ生まれていく物語や。

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    2026年04月26日
  • タクジョ! みんなのみち

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    小野寺さんの作品は読みやすくて好きです。今回も運転手と乗客のやりとりが、丁寧に描かれている作品で安心感がありました。

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    2026年04月26日
  • 君に光射す

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    小野寺氏の描く少年は生い立ちに苦しみがあっても、素直な心は曲がらずに青年に成長する。自分の生い立ちを不幸と思ったり、まわりを恨んだりせず、自分の人生を淡々と生きていく。そうすることが幸せへの道なのかな?と考えさせられる。文句ばっかり言っている自分、もう少し一喜一憂せず、淡々と生きてみたいと思った。

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    2026年04月22日
  • ぼくは刑事です

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    小野寺さんが描くと刑事さんの主人公はこういう生き方になるのか。学生でもモノレール会社の社員でも、人を想うということの底流に流れる気持ちは同じだ、と言いたいのだろうと思う。みんながんばれっていうエールが聴こえる。

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    2026年04月21日
  • とにもかくにもごはん

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    夫の突然の事故死をきっかけに波子がはじめたこども食堂。そのこども食堂をとりまく人たちのお話し。



    こどもに関わる仕事をしたいなとずっとぼんやりと考えているけれど、実行にうつせていない。そんな自分にとって、主人公の波子の行動力は眩しかった。
    何もしないよりはいい。やることで悪くはならない。

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    2026年04月21日