リカバリー(新潮文庫)

リカバリー(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

4.0

路上を転がるボール、追う息子、叫ぶ父……。最愛の息子・考也を交通事故で亡くしたプロサッカーチームのベテランGK灰沢考人。事故後、自責の念から自暴自棄になった灰沢は家庭を壊し、チームのレギュラーの座も失う。一方、事故を苦にし自ら命を絶った亡き父の願いを胸に、若き砂田佳之也もプロ選手への道を歩み出す。サッカー小説を超える感動の物語。『転がる空に雨は降らない』改題。

...続きを読む

リカバリー(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月29日

    小野寺さんの作品3冊目。どれを読んでも面白いです。主人公はいつも苦しい状況に見舞われ、人生の中で道に迷ってしまうような霧の中を歩いているよう。でも、どの作品でも、一緒に横を歩いてくれる人がいて、出口に手を引いてくれる人がいて、そして霧が晴れそうな光が見つかったあたりで、物語が終わります。今回の作品の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月22日

    交通事故で息子を亡くしたプロサッカー選手と加害者となってしまった父親の息子の目線で物語が交互にすすんでいく。起こった事は被害者家族、加害者家族どちらも不幸としか言いようがない。事故を境にどちらの家族も崩壊してしまう。サッカーというスポーツを通してその後のそれぞれの人生がどうであったかということが分か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月08日

    幼い息子を交通事故で失ったサッカー選手の灰沢と、父親が幼い子供を死なせてしまった下山(離婚後は砂田)という少年。二人が被害者と加害者の家族として、事故のあとどう生きていくかを描いた物語。二人のかたわらには大切な人がいて、サッカーがあります。
    少年は事故前からユースチームでサッカーをやっていて、灰沢選...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月12日

    息子に勧められて読んだ。サッカーを題材にした小説の中では一番面白かった。この作者のものをまた何か読んでみたいと思う

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月25日

    最愛の息子を交通事故で亡くしたプロサッカー選手の灰沢。一方、加害者の父が自ら命を絶った佳之也もプロサッカー選手としてデビューする。絶望から再生へ、二人の生きざまを爽やかに描く人生再スタートの物語。
    ストーリー設定は人の死が絡むので重いが、サッカーというスポーツが舞台なので暗い気持ちにはならない。二人...続きを読む

    0

リカバリー(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小野寺史宜 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す