小野寺史宜のレビュー一覧

  • タクジョ! あしたのみち

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    タクジョシリーズ 第3弾

    ・七月七日の新宿御苑前 高間夏子 東央タクシー
    ・八月八日の新小岩 三国清香
    ・九月九日の新木場 安岡千冬 東央タクシー
    ・十月十日の新代田 刀根和正 東央タクシー
    ・十一月十一日の新板橋 木口真那斗
    ・十二月の新富町と新桜台 高間夏子 東央タクシー

    いろんな人がいろんな事情を抱えながら、タクシーに乗っている。

    それは些細なことで会ったり、大切な人の最期をみとるためだったり。それに絡めてドライバーの背景も混ざり合う。

    丁寧な描写が心地よい。

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    2026年03月22日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    今までの小野寺さんの作品とは雰囲気が違うな、と思っていたら、後半に差し掛かると、なるほど、そうなるよね、と。
    それぞれ別々の人生と見せかけて、こんなところで接点があったのか、と思ったり、天使と悪魔がいかにもな風情でどちらか見分けにくいのも面白かった。『LOOKER』が、1番のお気に入りかな。

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    2026年03月21日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

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    シリーズ5作目。なんと会話には度々出てきていた、秋宏の初恋相手、出口さんが初登場。離婚を経験し、みつばへ引っ越してきた。
    今回も心あたたまる話ばかりでした。。

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    2026年03月17日
  • とにもかくにもごはん

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    みんな何かしら抱えて生きていて、まさに人には人の地獄があるというもの。
    自分自身の置かれた環境や境遇を認めたくない自分も時には表れる。
    この本に出てくる登場人物たちも、大人子ども関係なく、誰かに打ち明けるのがちょっと勇気がいるような、悲しかったり、つらかったり、ネガティブになりそうな、いろんなバックグラウンドや境遇や感情を持っているけど、『子ども食堂』という場所、そこで過ごす時間、出会う人を通して、自分自身の過去を受け入れて、認め、『生きる意味』
    を見出しているような気がした。

    彼ら彼女らのほんの一部の人生に想像力を巡らせて、自分だけじゃないんだというちょっとした安堵感を得るとともに、だから

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    2026年03月14日
  • あなたが僕の父

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    読んで良かったと思える作品でした
    人生を大事にしている様に感じました
    私も40代後半でこれからの親の事などを
    考える事が多くそれが作品と合ったのかも
    知れません
    父親との関係はそうそうこんな感じになってしまうんだよな~と思いました
    思いやってるけど、どこかよそよそしい感じが
    すごくリアルでした

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    2026年03月14日
  • みつばの郵便屋さん

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    ほのぼのとした街の風景が見えるような素敵な1冊。
    いやでも、現実の郵便配達ってきっともっと過酷ですよね。郵便配達に限らず、新聞配達も、宅急便も、トラック運転手も、そう考えたらほんと、どんな職業も。
    働くみなさん、お疲れ様です。今日も頑張りましょう!

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    2026年03月12日
  • みつばの郵便屋さん

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    タクシー運転手、居酒屋オーナー、そして郵便屋さん、どんな職業でも人を書かせたらナンバーワンだね小野寺さんは。
    物語の舞台は千葉県にある「みつば」だ。ここは「食っちゃ寝て書いて」の横尾成吾が住む街、なんとなく色んな物語が繋がっているのが嬉しい。
    この街で郵便配達をする秋宏も、やっぱりナイスガイ。シリーズ8弾まであるから、当分楽しめる。

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    2026年03月08日
  • あなたが僕の父

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    ネタバレ

    なに、この幸せな感じは

    彼女と別れたし

    父の認知症もあり

    問題山積みなのに


    着地点が気になっていたんだけど
    なんか
    いい感じに終わった
    どうしても続きが読みたい

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    2026年03月05日
  • ぼくは刑事です

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    この何というか体温が35℃くらいなのではないこと思う小野寺史宜作品。刑事でもか!!
    いやいや淡々と進みます。刑事としての事件、起こりません。と思っていたら、最後にですか!
    守る人がいて強くなるのであれば律くん最強のはずです。

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    2026年03月01日
  • 奇跡集

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    電車の中で7人の登場人物がそれぞれ悩みや事情を抱えていて各々の行動が後に奇跡を生むお話です。
    実際に電車の中で起こった事実談の様な内容です。
    電車の中で体調を崩してしまった女性に席を譲ってあげようとしたり、体調を崩した女性が駅のホームで休んでいる時に気にかけて飲み物をあげたり、痴漢冤罪で犯人に仕立て上げられそうになっていて困っている男性にその人はやっていないという事を証言したりと実際にその場にいたら声を掛けるのに勇気が必要ですがもしその様な事があったら自分も実践して少しでも助けになれたらなと思いました。

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    2026年02月22日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    天使や悪魔が人の死の周辺にいて、ちょっとその運命を調整したり、霊となりふわふわ移動できる元人間が、自分の死後の様子をみに行く短編集。
    死という重いテーマをサラッと軽妙に描き、切なくなったり、ホッコリしたりする。
    自分の死をアッサリ受け入れたり、無駄死にしないように調整するなんて、受け入れがたいけど、読んでいくうちにその世界観もあるように思えてきた
    霊として、ほよん、と漂って残された人たちを見に行くなんて事もありそうな気がしてくるから不思議
    すべての話がバラバラのようで、実は繋がっている物語
    「ひと」とは全く違う作風で、どちらも好きな作家

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    2026年02月18日
  • タクジョ! みんなのみち

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    夏子の周りの人達、それぞれの人生の分岐点
    みんな、自分の判断、考えで進んでいく姿が清清しい✨航空会社から転職した姫野なんて、普通ないでしょと思うのに、迷いがなくて凄い‼️
    前作から繋がっているものの、前作を読んでいなくてもこれだけで楽しめます

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    2026年02月09日
  • タクジョ!

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    ずっと読みたかった作品。いざ読んでみたらとても好きな雰囲気だった。

    小野寺さんの作品は好きでよく読むけれど、女性が主人公というのは初めてだった。失礼ながら、おじさん作家が描く若い女子ってなんか変な人になっちゃうこと多いよなぁという偏見があったので、あまり期待はしていなかった。
    がしかし、とても良かった。主人公の夏子はとても普通の子で、ちょっと変わってる所も含めて、自分の友人にいそうなくらいリアルな女性に感じた。本作の言葉を借りるなら、意外も意外、超意外。

    彼氏ができたことを同期女子に報告するLINEの内容とか、強面の先輩にオドオドしながらも「こわいです、ちょっと」と正直に言っちゃうところと

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    2026年02月01日
  • 本日も教官なり

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    自動車学校の教官、益子豊士45歳。四葉市に住んでいる。彼女あり、遠距離。元妻あり、娘が一人。元妻のところにいる。子供を身籠った。

    益子豊士はごちゃごちゃ神経質に繰り返しなんかを小言みたいに考える人である。仕事は無難にこなすけど、そんななので娘のことに良い判断が効かない。最初はなんでしゃしゃり出てくるのかと怒られたし、一緒に散歩すれば怒らせるし、わりとうまくいかないのだけれど、娘と話ができるだけで嬉しいし、無視とかされなければそれだけで良いと思えるような父ではある。

    娘が子供を産むまでの彼の生活を淡々と綴った手記。うざったい父なのに読後感がいいのが不思議。

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    2026年01月25日
  • タクジョ! あしたのみち

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    29歳の高間さんの、周りのみんなのお話。
    今回は、ドライバーさんとお客さんの関わり。お互い名前を伝えたり、名刺を交換したり。
    小野寺さんは、人を描くのがとっても上手!
    楽しく、あっという間に読めました。

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    2026年01月16日
  • 食っちゃ寝て書いて

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    横尾成吾、50歳、職業作家。新人賞をもらったり、小説が映画化されたりはしたが、その後は鳴かず飛ばすの状態だ。ただ書くことにはストイック、早朝4時に起きて書くことを自らに課している。食生活だってストイック、おかずはいつも納豆、キムチに1パック30円の豆腐だ。最近豆腐のパックが開けにくいのでメーカーのコールセンターに電話するが強く言えず、安くて美味い豆腐を提供してもらえることにお礼を言っちゃったりするなんとも気の良いヤツだ。
    そんな頑張ってる男に陽が当たらないはずがなく、編集者の菜種くんと二人三脚で成長していく物語り。作家の苦労や編集者の仕事が良くわかる、全ての本好きに読んで欲しい本だ。

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    2026年01月16日
  • 日比野豆腐店

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    久々の小野寺先生。相変わらずのんびりで日常すぎて好きすぎる。途中で日比野福(猫)の話があるのがおもろすぎる。豆腐が食べたくなって、猫を撫でたくなる本でした。

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    2026年01月15日
  • 銀座に住むのはまだ早い

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    銀座に住むにはまだ早い…
    ならば…
    23区ではどうなのよ?!

    と本当に23区丸々
    物件探して、実際に行って、生活できるか
    をエッセイにした物語。

    ぜひ都民(23区)の方は自分の区がどこなのか探してほしい。

    ちなみに最後は軽い小説付き!

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    2026年01月06日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    相変わらずいいわ〜
    小野寺さんのこの感じ

    「刑事」を意識して、読み始めた人には
    物足りないんだろうけど
    私は小野寺さんの小説を
    読みまくってるから
    刑事なのに、刑事な話じゃない
    このノリが、すごく好きやった

    刑事の話なのに、メインが恋愛!
    なのに、ちゃんといたるところに
    「正義」が散りばめられてる

    律、絶対めっちゃ性格いい奴やん
    まんまとはまった

    普段あまり悲しいことが起きない
    小野寺さんの話に
    悲しいことが起きたのは
    びっくりした

    そして最後の展開
    普通なら、こういう展開には
    いやいや子供育てるって大変やで?
    無理やろと否定的に考えちゃうけど
    律くんなら、どうにかするんやろなぁ

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    2025年12月27日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    読み始めてすぐ、「星新一感がすごい」と感じてしまいました。
    10編の中で好きなのは『今宵守宮くんと』『カフェ霜鳥』『ほよん』です。
    ほんわかするものあり、ブラックなものあり、そして最後の総まとめありでとても楽しめました。
    昔大ハマりした大好きな星新一と最近ハマっている小野寺さんが重なって、わたし的には感無量でした。

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    2025年12月18日