小野寺史宜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
郵便屋さんの優しさ、優しくありたい、を上っ面ではなくて、自然と、嫌味なく実践できている姿にすごく浄化されました。
優しくない相手にも優しくしなきゃだけど、それができない、って言っている優しさにじーーーーーん。
「丁寧な暮らし」とは違ったゆったりとした、りでもしっかりとした日々の描写に力強さを感じる。
秋宏くんが、自分のしなやかな芯を持って生きているのを読んでとても元気をもらいました。
人間らしさがあって良い。
そしてそして影響された私は温かい微糖のコーヒー(缶の蓋ができるタイプ)を買ってみたのでした。お仕事前に。
いつもはブラックだけど、微糖もいいもんだと思いましたとさ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ素敵な大人たちが、たくさん出てきました。
中には中途半端な大人もいるけど、
自分を持つことの大切さを感じた。
葛藤しながらも自分の大事な者を守るために、
考えに考えて元夫に連絡した元妻。
堕したくないからではなく、産みたいから産む。
そんな自分の人生をしっかりと決断した女子高生。
いきなり、大人から難癖をつけられても、
真摯に頭を下げられて、許すどころか、
大切な友達のために、一緒にあるく男子高校生。
真っ当すぎる意見を言われて最初は戸惑うも、
最後にはそれを認めて新しい自分に出会っていく
教習生たち。
そして、
少し言いたくない気持ちがあっても
自分の意見を確実に伝えたり、
自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ素晴らしい青春小説に出会ってしまった!
どこにでもありそうな公立高校のサッカー部、そこの万年ホケツでベンチウォーマーである宮島大地君が主人公。団地におばと二人で暮らす大地君の描写は、最初欲が少ないけど情熱も少ない、色んな事に醒めてしまった少年なのかなと思わせる。
だが、読み進めるうちに、彼は決して醒めた少年ではないことが分かってくる。醒めて見える原因は、彼の境遇からくる気遣いであり、その境遇の中で培ったものが、彼を優しく強くしなやかにさせていく。
とにかくいい子なんだよ、大地君。お前は絶対幸せになれ、なってほしいと思わされてしまう。
自分がこんな善き人間でないことが分かっているだけに、善