あらすじ
結婚して三十年、初めて意識した妻との乖離。
仕事に子育て、中年の夢……。
四組の夫婦が相手に向き合い、乗り越える人生の分岐点。
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娘が婚約者を連れてきた。
他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。
娘が選んだ人ならば。自分は、心が広く先進的な父親。そう思っていたはずなのに。
神保町にある出版社、景談社で働く佐原滝郎は、娘の結婚に心が揺らぐ。
「娘が結婚すべきではない」と感じた婚約者は、意外にも滝郎の妻には好印象。
妻もあの婚約者のことは気に入らないと思っていたのに、一体なぜ?
積み重ねてきた夫婦生活の中で初めて見えた、自分と妻の間にあるひずみ。
もしかして、妻と自分はーー。
社内の三組の夫婦の姿を見ていくうちに、滝郎はある決意を固める。
転勤、再婚、中年の夢……。
四組の夫婦が直面する、結婚生活の危機。
連れ添ってきた相手と向き合い、それぞれが出した答えとは?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
同じ出版社に勤めている4組の夫婦の話、オムニバスですすんでいく。そこまで深い関わりではなかったが、ちょっと接点があるのが楽しかった。
娘が連れてきた男がチャラそうな感じで困るお父さんの話だったり、突拍子もなく会社を辞めたいと言い出して植木職人を目指すお父さんの話だっり、なんかテーマがキャッチーでしたね。
続きが気になると思いながら、楽しく読めました。
Posted by ブクログ
小野寺さんお気に入りです。タイトル”夫妻集”なんですね。確かにどの夫婦も1つも同じ境遇・考え方・役割と違うっていますものね。時間をかけて解決していく夫婦、お互いを見て見ぬふりして同じ時間を歩まないようにしている夫婦。それぞれ考え方も歩み方も違っていても夫婦。軽いタッチで取り上げてあり読みやすかった。
Posted by ブクログ
今、三冊同時進行の読書(笑)歩くときのAudible、実家に帰ると読む積ん読本。
ついこないだ買ってしまったこの本。
おまけに昨日からはWBC観ながら(笑)推しの投手は出てないもののやっぱり、ドキドキする(笑)
どっちかにせいや、と言われながら読んでる私
こんな感じだけど、小野寺さんはやっはひいい。
Posted by ブクログ
久々に小野寺本を。ほぼ全作読んでますが私にとっては癒しです(笑)。単行本でも読んだけど、いい具合に内容を忘れていて楽しく読みました。夫婦の機微が唯一無二の小野寺節で展開していき、何気ないけどクスッとさせられる会話の妙が本当にいいんですよね。偉大なるマンネリとも言えますがやはり定期的に小野寺本を摂取していきたい。